実際にロールをする上での注意点など。
スレの中核であるロールと言う部分だけに、文章量も多め。
投下文はテーマ性を明確に
投下文は、絡んでもらうのを待つ為の文章です。つまり「絡みやすい投下文」を目指す事になります。これはある種、スレのPLの永遠のテーマでもあります。
なので、どうやって投下文を作れば良いのかといわれれば、その方法論はPLによって十人十色になる……としか言い様がありません。
ただ、ある程度のパターンの様なものは考えられるでしょう。
まず、投下文は「ロールのシチュエーションを規定する最初の要素」となる点です。
つまり、ここから発生し得る展開のイニシアティブは、投下文を書くPLに委ねられている事になります。
ここから考えられるのは、様々な軸のどっち側を取るか、と言う事になるでしょう。
戦闘ロールを誘う投下にするのか、会話ロールを誘う投下にするのか。
自分のやりたい展開に繋げやすい投下にするのか、敢えてPCにとってきつい展開にする投下にするのか、など……。
そもそも自分で展開を決めるのではなく、絡んでくるPLにそこら辺を任せてしまうのも1つの手です。
その場合は、特定の雰囲気を出さない、ごく普通の行動をしているPC、と言う投下文になるでしょう。
PCの行動だけではなく、投下する場所に関しても、これらの要素は左右されます。
路地裏なら戦闘主体、森の中なら割と何でもあり、など、場所によってもそこからの展開の雰囲気や含みは変わって来るものです。
こうした基礎の上に、PL各人の工夫が乗っかる事で、投下文の書き方は決まってきます。
共通している事は、投下文が最初のとっかかりになるという点。そこは明確に表現した方が、絡みに行く方も分かりやすくなるでしょう。
絡みに行く時はある程度の道筋を見据える
上記とは逆に、絡んでいくPLの方にも、考える事は多いです。
これはそのまま、上記項目の裏返しになるのですが、投下文に対してどう絡んでいくのか、それを考える必要があります。
まず、投下文の中に明確な「テーマ」が表現されている投下の場合、必然的に絡みに行く側はそれに乗る形で絡んでいく事になります。
例えば路地裏でNPC相手に力を振るっている、と言う様な投下文の場合は、それを止める、もしくは調子を合わせて一緒に行動することを提案する、と言う様な絡み方が考えられるでしょう。
路地裏で流血沙汰が繰り広げられている場所に、ナンパや商売などの、状況にそぐわない様な絡み方をしては、相手を戸惑わせる事になってしまいます。
流れを変えるのであれば、変えた先の流れが、変える前の流れに負けないくらい、状況をリレーでき、かつ楽しめる物でないといけません。
逆に、投下文の中からどうとでも展開できそうな雰囲気が感じられる場合は、流れのイニシアティブを絡んでいく側が持っている事になります。
こういう場合、絡んでいく側は、ある程度先の流れを自分で作る事を求められます。
戦闘を仕掛けていくのか、あるいは会話をする為に声をかけさせるのか、はたまた更に相手にイニシアティブを返す為に、周辺でPCが転ぶ、等の直接接触しない絡み文を持って行くのか、色々と考えられます。
しかし、共通して言える事ですが、大事なのは相手に振っていく展開の見通し、要するにロールのネタをある程度用意しておく事です。
話題や、PC同士で交渉したいと持ちかける内容、戦闘するにしても相手に因縁をつける為の手段など、状況を繋いでいく見通しは、ある程度立てておいた方が無難です。
もし
A「Cと言う人物を知りませんか?」
B「いいえ、知らないです」
A「……(話すネタが無い……)」
となってしまえば、そこから先ロールは展開のしようが無くなってしまいます。ペアダンスの例に例えると、突然2人とも立ち止まってしまう様なものです。
無論、この場合は
A「Cと言う人物を知りませんか?」
B「いいえ、知らないです。その人物が何か?」
A「1月前から行方不明の、私の友人なのです」
B「なるほど……見かけたらあなたが探していたと伝えましょう。どんな人物なんですか?」
A「これこれこう言う見た目で、○○に特徴があります」
B「分かりました。私も探してみます」
みたいに返して行けば防げる停滞なので、ここまで極端な例はそうそうありません。
ですが、上記の例でもロールが3往復(合わせて6レス)した時点で「探し人について尋ねる」と言うネタはとりあえず決着してしまいます。
この場合、Bに当たる人物(投下した側)が何かきっかけを投げ返してくれれば良いですが、そうでない時の為に、もう1つはネタを用意しておきたいところです。
あるいは、5往復(10レス)ぐらいは保ちそうなネタなら、1つでも構わないでしょう。
話の流れから展開が伸びていく事もよくある事ですが、それをあてにして無策で絡んでいくのは絶対にやってはいけない事と言っていいと思います。
ある程度、絡んでいくからにはロールが展開していく為の用意をしておくべきでしょう。そうでなければ「投下潰し」と言われても反論はできません。
無論、既に面識のあるPC同士と言う事なら、まずこうしたネタが尽きる事は無いと思われます。
なので、今までの表記は、面識のないPC同士を絡ませる例と考えてください。
逆に、上手く絡んでいけそうにない時は、無理に絡んでいく必要は無いと、個人的には考えます。
上手く楽しめる展開を広げ様がないなら、互いに時間を使う理由は薄くなると考えるべきでしょう。
また、これは基本的な事ですが、投下されて時間の経った投下文は、既にPLが待っていない事があります。
その時には
/まだおりますか?
などと、相手の所在を確認しておくのも忘れないようにしましょう。
個人的には30分を1つの目安としていますが、そこは各PLによって様々な部分です。
返レス時間は30分以内を目安にする
レスを書きあげるには、相応の時間が必要となります。
当然、レスが実際に書きこまれるまで、相手PLを待たせる事になります。なので、レスは速いに越した事はありません。
ですが、ある種自明の理ですが、ただ速いだけのレスでは、レスに乗せられる情報量も少なくなりますし、誤字や文章の矛盾などが混じり込んでしまう可能性があります。
なので、ただ速くするだけではダメなのだ、と言う事も覚えておいてください。
筆者個人の場合、レスにはおおよそ20分前後をボーダーと考え、長くかかっても追加で10分、計30分以内にしようと努力しています。
無論これは、その時の体調やらロールの展開での思考量などやらで変化していく数値なので、一概に言えるものでも無いものです。
ですが、重ねて言う様ですが、この時間はそのまま相手PLの待ち時間となるものなので、長くかかり過ぎるようなら短くする努力は必要となってきます。
大抵、こうした返レス待ちの間は、ついでに別な作業(ネット閲覧や軽くゲームなど)を挟む事が多くなります。
それを本を読むついでにロールする、と言われるレベルになってしまっては、相手も待ちくたびれ、集中力を切らしてしまいます。
一方で、10行前後の短レスに納めるのは、やりすぎというべきレベルになります。
仮に、これを見ている方1人1人が、こうしたレスが返って来ると考えたらどう思うでしょうか?
まず文章は必要最低限、ほぼ箇条書きの様な状態である為、読む楽しみが減ります。それはそのままやり取りの楽しみが減る事も意味します。
更に気にする人は、相手PLはやる気が無いのか、と言う事は自分と絡んでいても楽しくないのか、と考え始めるでしょう。
レスの内容と速度は、バランスが大事と言う事に結論付けられるかと思います。
返レス速度が気になるならば、まずは「30分以内に、必ず相手に返す」と言う所から始めて行くのが良いかと思います。
ロールの立ち上がりは必然短く、時間も早くて済みますが、内容が本題に入って来ると、自然と長くなっていきます。
そこでどれだけペースを維持して、楽しむテンションを維持できるかと言う事が問題なのだと言う認識で、ほぼ間違いないでしょう。
戦闘は勝つためにするものではない
戦闘については、究極的に言えば「ぎりぎりの引き分け」が最も望ましい決着となるでしょう。
PCをその戦闘で死なせる意図がある、イベントなどで強大な敵となる相手と戦闘する、などの一部の場合を除いて、一番面白く演出できるのは、やはりこの地点になります。
その為には、戦闘は「相手を倒すのではなく、互いに削り合うものだ」と考えると、分かりやすいかもしれません。
つまりは「いい意味でのプロレス」的な流れが、受けの良い主流の戦闘ロールと言う事になります。
ここで大事なのが、テンプレにも表記されているこの一文です。
「能力上回避手段が思いついても、たまには空気を読んで攻撃を受けたりするのも大事」
片方が敗走し、片方が無傷、と言う戦闘展開は、スレのルール上好ましくありません。
対戦格闘ゲームでも、スポーツでも、試合展開が一方的だと面白くないのと同じ事です。
そして、このスレでは明確な数値上の戦闘力などがある訳ではないので、自然とPLが調整して合わせていく必要が出てくると言う事になります。
これを念頭に置きながら戦闘ロールを行えば、感覚は掴みやすいかと思われます。
新キャラは投下するよりも絡みに行くのが吉?
最初の方で書いた、「新規PLがスレの勝手がわからない様に、既に参加しているPLも新規PLについて良く知らない」と言う文章。
これは、実はPCに変えても結構そのまま当てはまります。
実験室スレで相談を経て作られたPCは別ですが、基本的に新しいPCは、他のほとんどのPLが知りません。
無論、そうしたPCにわくわくしながら絡んでいく事も良くある事ですが、個人的にはお披露目を兼ねて、新PCは投下するよりも絡んでいく方が良いかと考えます。
やはり、スレの中で良く知られているPCと言うのは「どう絡んで行こうか」と言う興味の対象になりやすくなります。
しかし、出来あがったばかりのPCでは、そうした知名度は当然ながらゼロと言う事になります。
そこで、自ら投下に絡んでいき、ロールとは別に、メタ視点(つまりPL視点)でPCの存在をアピールする事が、結構馬鹿になりません。
設定をある程度ロールに活かせば、wikiにもPCを登録する事が出来るようになります。
PCの魅力が伝われば、そこに絡んでいきたいと思われる事も多くなっていきます。
新PCは、投下に絡んでいく事で、その魅力を積極的にアピールしていきましょう。
「ロールに使える時間」は十分に勘案する事
このスレはロールを中心とした遊びの場ですが、そのロールと言う行為、実は相当に時間のかかる代物です。
1回のレスを書きあげるのに、まず15~40分程は時間が掛かってしまいます。それを複数回の応酬と言う形で行うと、3時間以上かかるのはほぼ間違いありません。
「返レス時間は30分以内を目安にする」の項でも触れましたが、だからこそレス速度は重要になってきます。
仮に21時からロールが始まり、3時間経てばその時点で日付を跨いでしまいます。
この場合、PLは「いつまでロールできるか」を考えながら、ロールをしなければならなくなってきます。
当然の事ですが、平日に午前2時までロール、などと言う事をやっていれば、明日の体力に差し支える事になります。
その場合は、返レスを早くする以外にも、後日に再開する事を打ち合わせて中断する、などの方策を取る事になるでしょう。
逆に、時間的な余裕が無いにも拘らず、無理してロールに打って出て中断する、等の場合は、それを相手がちゃんと了解してくれるか、しっかりと確認してからロールを始めましょう
具体的には、投下文に絡んで行く前に
/持ち越し濃厚ですが、構わないですか?
等の一文で聞いておく、などです
イベント等の場合は、関わる人数が増える可能性が高く、また特別なロールになるので、尚更その点は気をつけるべきです。
翌日の都合が押している、等の場合は、残念ですがイベント参加は避けた方が無難でしょう。
複数・乱入ロールは特に要注意
1つの投下に2人以上の絡み文がブッキングする事があります。この場合は基本的に
/まだおりますか?
と言う確認を除いて、一番最初にレスを向けたPLの「早い者勝ち」となります。
しかし、そのPL2人が
/複数で行きますか?
と声を掛けてもらえる事があり、こうなれば3人での複数ロールと言う可能性が出てきます。
また、最近は少なくなりましたが、例えばキャラAとキャラBが戦闘している場面で、キャラAと友好関係にあるキャラCが、その場に乱入していく場合があります。
これを「乱入ロール」と呼び、普段のロールとは違った形で展開が二転三転していくものになります。
しかしこれらは、通常のロールとは趣を異にしている為、より注意深く行わなければならないものとなります。
まず、複数ロールの場合ですが、かかる時間が一気に多くなると言う点で気をつけなければなりません。
仮に、2人で行うロールが返レス平均20分のPL同士なら、20+20=40分でレスが往復しますが、3人では20+20+20=60分……とはなりません。
相手が多くなると文章量も多くなり、あるいは文章を削減しながら要点を書き表すと言う細かい作業が必要になる為、必然的に1レスにかかる時間は多くなってしまうのです。
その為実際には30分ほどの時間が必要になる事が多く、30+30+30=90分程の時間を要する事になります。
また、投下に対して絡みがブッキングした場合、必然的に話題の中心は投下のPCと言う事になりますが、ここで上手く調整しなければ、「V字型のロール」とでも言うべき状況になります。
こうなると、ブッキングした同士が居心地が悪くなる可能性が出てきます。なので、投下したPCのPLが、そこを上手く咀嚼してやる必要も出てくる事になる可能性があります。
また、乱入ロールには上記の複数ロールの問題に加えて、乱入の是非をキャラAキャラB両方のPLに確かめなければならないという問題があります。
キャラAとキャラBとで成立していた流れに乗り込む事で、それまでの流れを一気に変える事になるので、乱入と言う行為は非常にハイリスクハイリターンな行為になります。
「ハイリターン」と言った通り、上手く合わせる事が出来れば非常にドラマチックなロールを演出する事が出来ます。
しかしその一方で、乱入する事で興醒めになると言う可能性も決して低くはありません。
また、乱入に際しては必ず両者のPLに許可を取る事を忘れないでください。これは絶対的な大前提です。
許可を得ずに乱入しようとした場合、まず間違いなく両者のPLに無視されるだけでなく、自分勝手に振る舞っていると判断されて、スレの多くのPLに醜態を晒す事になります。
そうなった場合、最初に述べた『信用』が大きく傷つく事は、もはや避けられないでしょう。