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アゾーム - (2021/10/02 (土) 17:28:09) の編集履歴(バックアップ)


アゾーム/笙按/ゾーム?╱ラバーサ・ロク・ノウ

錬金術師を自称する山師で、デイル・フスリマクスティス一行の仲間内では参謀役。

実のところは〈緋の三者〉と呼ばれる練法師匠合に所属していたかなり高位の風門練法師。真名は笙按(しょうあん)で通り名は「灰色の疾風(ア・ゾウム)」。

親友のホンロンと並んで天才と讃えられているが、過酷な訓練により永遠に表情を失ってしまう。そしてある時、匠合によって施されていた「刷り込み」から解放され脱走。東方から西方南部まで逃げたが、撫嵐の一党に付け狙われていた。

かつて冒険の最中に〈真竜〉と関わってしまった為、黄金の軍団のナルエグと同じく竜の意志による破壊的衝動が巣食っており、〈黒竜神〉が注目するほど強靭な精神と討竜の仮面の力で抑えつけているが、制御できなくなれば肉体が従兵機より巨大な怪物と化して暴走する。

武繰の方も達人級の腕前で、撫嵐を欺くためラバーサ・ロク・ノウと入れ替わりゾームの正体と誤解させ、〈聖者の仮面〉を封じるべくデイルと別れてから出会った新たな仲間たちとスカード島の大乱を乗り越える。
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