アゾーム/笙按/ゾーム?╱ラバーサ・ロク・ノウ
実のところは〈
緋の三者〉と呼ばれる
練法師匠合に所属していたかなり高位の
風門練法師。真名は笙按(しょうあん)で通り名は「灰色の疾風(ア・ゾウム)」。
親友の
ホンロンと並んで天才と讃えられているが、過酷な訓練により永遠に表情を失ってしまう。そしてある時、匠合によって施されていた「刷り込み」から解放され脱走。
東方から
西方南部まで逃げたが、
撫嵐の一党に付け狙われていた。
かつて冒険の最中に〈
真竜〉と関わってしまった為、
黄金の軍団のナルエグと同じく竜の意志による破壊的衝動が巣食っており、〈
黒竜神〉が注目するほど強靭な精神と
討竜の仮面の力で抑えつけているが、制御できなくなれば肉体が
従兵機より巨大な怪物と化して暴走する。