クン・ト
元々は〈狗王朝〉時代に作られた街の廃墟で、数世紀が経っているにも関わらず基部は殆どそのまま残っていたものが半世紀程前に発見され、そこにカダハバのみならず各地で定住できなかった人々が入植、住み着いて出来た比較的新しい街。
所謂スラム街のような様相を呈しており(コシワク曰く「この臭いには堪えられない」、一方盗賊ベルリは「まさに天国」と宣う)、衛生環境や治安はあまり良くないが、カダハバ南部は特別な薬草や未開発の鉱床なども確認されており、各地との交易も盛ん(非公式だが、金さえ出せば聖刻石ですら入手も可能らしい)に行われている。
また、〈狗〉の遺跡にはよくあることらしいが、街中では練法がまともに作用しない。