パール・グレル - 聖刻@Wiki

聖拝騎士団パール・グレル

　パール・グレルは聖拝ペガーナの騎士団である。彼らは神聖ペガーナの騎士団ガナン・カラルのようには積極的な進出を行わず、ミ・デス・アバル長姉国から聖拝派本山を守るためだけに存在している。

　彼らは、実力的にはガナン・カラルに匹敵すると言われる。むこうが司祭以上の聖職者だけで構成されているのに対し、こちらは最下級の僧子職だけで構成されている。
　聖拝派で、聖職者の〈奇跡〉の技を使うことができるのはずっと高い階級である法蔵以上の位だが、騎士たちはその2階級も下の位なのである。

　しかし団員は、全員が聖拝ペガーナの特殊な戦闘法『気闘法』の達人であるため、白兵戦闘能力はむしろガナン・カラルの上をゆくともいわれている。
　だが実際に両者が対決した記録は残されていないため、真実は明らかではない。

　パール・グレルは、基本的に法王の命令によって行動するが、現在は法王の特許により、大僧正マル・キア・ソナールが総帥になっている。
　実務を行う団長は〈気〉の練達士ジン・シグサーナベル。
　なお、異端審問の組織は存在しないわけではないが、パール・グレルを動かす力はない。

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