韋駄天
○韋駄天は
インドの
スカンダ?という神で、
四天王の一人
増長天の眷属とされ、仏法の守護神として祀られる。甲冑を着た武芸者の姿をして、封建を持っている姿で描かれるが、これは中国などで作られた図像であると言われ、インドから発掘された韋駄天像は甲冑を着た姿をしていない事がその理由として挙げられる。
○鎌倉時代に入って、
釈迦の入滅するとき、遺骨である
仏舎利を
鬼が盗みだしたが、韋駄天は全力で追いかけ、
仏舎利を無事取り返したことから、速く走る事を「韋駄天の如く」と言うようになる。
○また、兄である
ガネーシャ(
聖天)に、知恵比べで負けて兄に争っていた女性を奪われてしまうと言うエピソードもある。
○
禅宗ではことのほか人気がある。
参考
最終更新:2006年10月19日 11:45