豚吐露@wiki

問06回答

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ohden

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【同期】
synchronization
コンピュータ内部やマイクロプロセッサ内部では、データの処理や回路間での送受信にずれが生じないよう、一定の周波数の信号に合わせて手順を進めるよう構成されている。
また、コンピュータと外部の機器、あるいは通信回線を通じてのコンピュータ間の通信でも、送信側と受信側でタイミングがずれないよう一定のテンポに従って信号を送り出すようになっている。
プログラミングの分野では、複数のプログラムが並列に実行されているとき、同じ記憶領域に同時にアクセスしてしまって内容の整合性が失われるのを防ぐ制御などのことを同期という。
また、同じデータを複数の場所に保存している時に、一ヶ所でデータが更新されると他で保存されているデータにも変更が自動的に反映され、常に同一性が保持されるソフトウェアの機能なども同期と呼ばれる。
これは、デスクトップパソコンに保存されているデータをノートパソコンや携帯情報端末にコピーして持ち歩く際などに利用される。

【並列処理】
parallel processing
複数のマイクロプロセッサなどに処理を分散して割り当て、同時に計算・処理を行なうことで、システム全体の処理性能を向上させる技術。
また、そのような環境を効率的に活用するためのソフトウェアやプログラミングの手法の総称。
並列処理は、一台のコンピュータにマイクロプロセッサを複数用意する『マルチプロセッサ』や、プロセッサ内部に複数の処理装置を実装する『マルチコア』など、主にコンピュータ内部で並列的に処理を行なう手法について用いられる語である。
現在では、コンピュータシステム自体を並列に接続して処理を分散する技術なども含め、『並列コンピューティング』(パラレルコンピューティング)という語が用いられることが多い。



B→A→B→A
Bの後Aを実行するためにはX,Yとの同期が取れていなければならないため、有り得ない処理順となる。

B→X→A→Y
XとAの実行タイミングは同期が取れており、この処理順は在り得る。

X→B→A→Y
X→Bは在り得るが、その後にA→Yとなることは有り得ない。
この場合、同期が取られなければならないため、B→Aの前にYの実行が必要となる。

Y→X→B→A
Y→Xの後、Bが実行される場合、同期が取れていない。
同期を取るにはXの前にBの実行が必要となるため、有り得ない処理順となる。



更新日: 2010年08月10日 (火) 01時37分58秒
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