環境経営学会

環境経営学会(SMF)とは、工学・経営学そのほかの関連諸科学と諸経験を総合し、マネジメント・フォー・サステナビリティの確立のため、研究者、経営者、市民の理論的・実証的研究の場を設けるための組織である。次のことを含む幅広い研究活動を行い、これらの研究成果を実社会に根付かせる普及啓発活動も行っている。

  • (1)利潤の追求、環境保全、倫理の確立の三者が共に成り立つような社会システムの形成の研究と提案
  • (2)産業活動・経営のグリーン化へのインセンティブの研究と提案
  • (3)サステナブル社会のための大学、企業、市民、行政間シェアリングの研究と提案
  • (4)経営の環境リスクとその回避策の研究
  • (5)地球環境リスクの測定、評価理論の研究


サステナブル経営

サステナブル経営の定義は環境経営学会のサイトでは以下のようになっている。
「企業は社会の公器であるとの認識の下に、持続可能な社会の構築に企業として貢献することを経営理念の一つの柱と定めて経営を進め、社会からの信頼の獲得と経済的な成果を継続的に挙げることによって真の企業価値を高め、企業の持続的発展を図る経営」

これを薩佐なりに要約すると・・・
「企業はその公共性から、持続可能な社会への貢献を目指し、こうすることで企業価値を高め、企業の持続的発展を図る経営」
ってことになります。


サステナブル経営格付け

サステナブル経営格付けとは、環境経営学会によって作られた350におよぶ評価項目を用いた環境経営における格付けのシステムであり、企業のサステナブル経営度を明示する方法である。 その狙いは、
  • (1) 地球環境の維持・保全・回復と、持続可能な文明社会の構築に貢献する方向に、大きな力を持つ組織、当面、企業の活動を向ける
  • (2) 組織、取分け企業経営の持続的発展を可能とする基盤の整備に貢献する
  • (3) 組織・企業のマルチステークホルダ・コミュニケーションに貢献する(つまり、企業といろんなステークホルダーのコミュニケーションの一つの手段になる、ってことか?)


最終更新:2009年05月31日 01:46
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