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ウパス・トキシカリア

第三第四次魔族侵攻時に猛威を振るった“暴虐の魔狼”の参謀だった魔族の男。
長い白髪を撫で付け、タキシードに似た黒衣を纏った老紳士。

モノクルをかけた左目に暗く燃える魔眼を有しており、その眼を見た相手に強力な幻術をかける邪視の力を持つ。
対象を言葉巧みに暗示にかける事を得意とし、その言動から“讒言”の二つ名で呼ばれる事も多い。

かつては自身も魔王を目指す一人として知略を巡らせていたが、“暴虐の魔狼”との戦いで搦め手が通じない圧倒的暴力の前に敗北。
この一件で自らは持たないその武強に感銘を受け魔狼に忠誠を誓う事となった。
以降はその知啓を魔狼のものとして役立て、三代目四代目魔王の戦略にも大きく貢献したという。

しかし後年になると魔狼勢力は諸々の要因が重なり、最終的に魔狼の死をもって瓦解。
現在では何処かに身を隠し、地上に派遣した手下に指示を出して何らかの計画を企てているらしい。
老齢故に戦闘力はかなり衰えているが、幻術や暗示の技はむしろ歳月をかけ更に研ぎ澄まされているとの事。

+ 【実態】
【実態】
甘言を弄して“暴虐の魔狼”勢力を衰退させ、他の魔王候補を使い謀殺せしめた張本人。
計画では“暴虐の魔狼”亡き後、その子息を新たな魔王候補として担ぐ腹積もりであったようだ。
しかしその子息は戦乱に嫌気が差してロクシアースに逃亡してしまい、野望が潰えてしまった模様。
僅かに残った手下を纏めながら幾度となく追手を差し向けるも、結局は子息を発見する事は叶わなかったようだ。

ちなみに魔狼を謀殺したのは『彼の衰え』を恥だと思えばこそであり、魔狼の血筋に拘ったのはその力に憧憬と尊敬の念を抱いていたから。
勢力が瓦解した後も他の魔王候補に鞍替えする事は無く、ある意味において忠義と云えなくもない。


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最終更新:2026年05月30日 10:28