サイドストーリー/SS_張貴の別れ - オリアカしよっ

廩丘-張貴の別れ（サイドストーリー）

出現条件：16章クリア
アイコン：張貴
説明文：張貴さんも自分の居場所を見つけた
報酬：天命石×２

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目の前に、数十人の難民が歩いていた。
主人公
あれは……張貴さん、前の難民たちの様子を見てもらえませんか？
助けがいるならすぐに呼んでください。
張貴
承知いたした。
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しかし、いくら時間が経っても張貴は帰ってこなかった。
主人公
何かあったのかな……？
ちょっと様子を見に行ってみよう。
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難民達のもとに行くと、そこでは張貴がひざまずいていた。
張貴
主様！
主人公
張貴さん、なにかあったんですか？
張貴
申し訳ない……
もうあなた様に仕えられないことを許してもらいたい……！
主人公
いったい、どういうこと……？
張貴
難民の中に私の母親が……このまま一人にはしておけない……。
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目の前に母がいると知った張貴は震えていた。
長年の飢饉と戦争を経験した母の姿に衝撃を受けたようだ。
主人公
……わかりました。お母さんの傍にいてあげてください。
少しだけど、食料と資金も。道中、必要になるでしょう。
主人公
あなたにはとてもお世話になりました。
またどこかで、会いましょう。
張貴
城主様……申し訳ない……
本当に、ありがとう……
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すると、張貴に気づいた母親が走ってこちらへやってきた。
張母
張貴は誠実な子に育ってくれました。
この子は幸せだったでしょう。今まで誠にありがとうございまし
た……
張母
お礼という程ではないですが、近くの遺跡が淡く金色に
輝いているらしく……この情報がなにかお役に立てば……。
主人公
貴重な情報をありがとうございます。
道中、お気をつけて。
張母
……本当にありがとうございました。
ご武運を祈っています。
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張貴を見送ったあなたは、
淡く金色に輝いているという遺跡を目指し出発した。

主人公
腕輪が……導いてくれている。
これは……また手記か。
天命書記
漢霊帝光和七年。この地で天命の召喚を感じた。
天命書記
この心法は不思議なものだ。どうも遺跡に関係していると感じた。
天命書記
しかし数日を修練しても成果が得られず、これ以上時間を浪費でき
ないと諦めるしかなかった。
天命書記
もし弟子がここに辿り着いた時のために、この手記を残す。悪いこ
とはいわない。山に戻るのだ。
天命書記
左慈 元放がここに記す。
主人公
師匠……全部終わったら、きっとあの山に戻ります。
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あなたはこの地で数日修練に励むのだった。