対称固定

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対称固定 - (2014/02/23 (日) 06:16:59) の編集履歴(バックアップ)








指の配置


1P側
L3 (L2)R2 R3
L4 L1 R1 R4



 2P側の方は反転して考えてください。L3とかR2とはなんぞ?という方は→画像


 対称固定という名前は、4鍵を軸にして線対称な手になることから付けられたと思われます。



長所


  • 比較的、指の形が自然であるため、手に変な力が入らず、感覚的にも分かりやすい。力を抜いて手を鍵盤に置いてみると、5鍵の親指以外は勝手に乗ります。

  • 鍵盤に集中している運指であり、使える指の数が8本と多く、結果4鍵をどちらの手でも取れるなど、融通が利く。といっても大半の4鍵は右手人差し指でとります。

  • べちゃ押しに移行しやすい。3:5半固定に移行する際は、2・3鍵と皿が絡む譜面に対応しやすい。




短所


  • L4が1鍵に拘束されるので左手から皿までが遠い。だから皿が来たときのために3:5半固定は必須。

 やはりこれが最大の弱点です。皿まで遠いということは、3:5半固定に移行するのも、そこから対称固定に戻るのも大変で、精度の高い瞬間移動が求められます。さらに、使う頻度が高い押し皿から対称固定に戻るのが大変です。


  • 12鍵トリルが取りにくい。67トリルも取りにくいのはほとんどの運指で同じですが、12トリルは他の運指より苦手としています。

 指に余裕があれば3:5半固定で対処すると良いです。











もう少し詳細な非皿側の手の話


 対称固定の両手がかたどるこの手の形、1048式やドルチェ式でも右手は同じ形になりますが、この形には、二つのタイプがあるようです。上から見たとき、

タイプA
親指の第一関節が、人差し指の付け根のにある。
タイプB
親指の第一関節が、人差し指の付け根のにある。

 タイプAタイプBという呼び方は適当にに決めました。ここだけの呼び名です。

 タイプAは、1P対称固定の右手に適しています。理由は、4鍵を取っているときに5鍵がとりやすいからです。
 タイプBは、1P対称固定の左手に適しています。理由は、左手はあまり4鍵をとる必要が無いこと、そして、人差し指を左に寄せて2鍵の近くに浮かせておくことで、3:5半固定に移行しやすくなるためです。

 このような感じで私は、左手はタイプB右手はタイプAを推奨します。

+ ←クリック!画像がたたんで有ります


 こうしてしまうと、もはや対称ではありませんね。
 ところで、このままだと左手人差し指での4鍵補助は、左手が相当暇なときしかできません。私はそれで良いと思いますが、それがいやならば逆サイドでプレイするなりして左手でタイプBが出来るように練習しましょう。
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