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操作認識 - (2014/05/12 (月) 01:06:34) の編集履歴(バックアップ)
※認識のことを気にしたら堂々巡りになったり認識迷子になったりする可能性があります。譜面が押せなくて困っていて、認識が悪いのではないかと思ってから見ると良いと思います。
※この認識法の話は、16分でノーツがたくさん降ってくるLEVEL10以上の譜面に関係が有ることです。LEVEL9以下ではおそらく考えなくて大丈夫です。
操作認識は普段あまりやらない認識の仕方です。
まだ運指を覚えたての頃は、鍵盤のノーツを見て、どの指で押すか考えながら鍵盤を打っていたと思います。上手くなってくると、鍵盤を認識した後にどの指で押すかは一瞬も考えずに、無意識に指を動かしていると思います。
このうち前者のほう、どの指で押すか考えている時の認識を、操作認識と呼ぶことにします。
ほかの言葉で言うと、操作認識は運指を覚えている時期にやっていること、1048式の人ならば1鍵を見て左手親指だ、6鍵を見て右手中指だ、と考えることです。
この、どの指で押すか考えることは、認識でも打鍵でもない別のプロセスだと思います。このプロセスを無くすことが、初心者がまずしなくてはならない上達なのだと思います。
しかしこのプロセスは認識に多少の影響を与えていると考えます。
例えば、操作認識では左手担当のレーンと右手担当のレーンの間に、頭の中で境界線を引きます。1P側だと3鍵と4鍵の間です。
また、これは私の経験上なのですが、なぜか横認識と操作認識は同時にできないです。敢えて理由を探すならば、どの指で押すか考えるプロセスが入ったことによって認識の時間を短くせざるを得なくなり、集中力を使う横認識ができないのかもしれません。
そういうわけで操作認識はそれ自体は認識法というわけではないのですが、別のプロセスが結果的に認識に影響を与えたものなので、別のプロセスを含んでまとめてそれを操作認識と呼ぶこともあることにします。
また、操作認識中は縦認識をしていると考え、操作認識を縦認識の一種と見ることにします。
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→→時間の流れ→→ |
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普段の やりかた |
認識 |
打鍵 |
縦認識または横認識 |
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操作認識 |
認識 |
運指(操作)を考える |
打鍵 |
縦認識 |
↑このプロセスがあると←認識に影響を与える |
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↑まとめて操作認識と呼ぶ↑ |
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ところで、このような初心者がやる認識になぜわざわざ名前を付けたかというと、中級者でもこの認識を使って欲しい場面があるからです。それが、連皿、縦連、CNの3つです。
連皿で操作認識を使うというのは、皿の押し引きを考えている時です。連皿中に押し引きを考えているのは操作認識です、といえばそれだけなのですが、もうひとつ言いたいことがあります。
操作認識は上に書いたとおり、縦認識と相性が良いので、連皿中は縦認識をしていると考えます。そうすると困った譜面が出てきます。それがSAMPLING PARADISE(A)のような譜面です。この譜面は連皿と中速重発狂が入れ代わり立ち代わり降ってくる構成になっていて、横認識と縦認識をめまぐるしく変えなくてはなりません。そのコツは思いつきませんでした。
縦連では、最初のうちは縦連を横認識など普通に認識するのではなく、〇鍵を〇回、と見てしまったほうがかなり楽に打てます。判定はあまり良くなりませんが、普通に取る分には十分だと思います。100% minimoo-Gの難所以外で削られてしまう方は、このやり方でやってみてください。
CNの、Almagest(H,A)のような譜面、つまり長いCN中に鍵盤を打たせるような譜面では、譜面を普通に認識するのではなく、CNを〇指で抑えておく(CNが〇鍵でそれを抑えておく、というのはミスが出やすいです)という考え方が上手くいきます。
以上は私が気づいたものですが、他にも操作認識を使うと取れるようになる譜面があるかもしれません。操作認識を、試行錯誤の候補の一つにしてみて欲しいと思います。