でーたちゃんをのっけましょう。
注射器を入手するも、エジェクトされる水滴が大きすぎて思ったようには使えませんでした(記載されたデータによると、針は25Gのもの。「G」は注射針の規格であり、25Gは外径0.50mm、内径0.32mm)。
次に、ドライアイスの周囲に生じるモヤ(細かい水の粒)を観察しようとしましたが、スプレーでの噴霧同様になぜか写りません。
- 狭い隙間にモヤを通す(約5mm幅)
- 小さな穴からモヤを落とす(注射器の針で空けた穴、及び1.5cmの正方形の穴の二種類でそれぞれ実験)
- 注射器の中にモヤを入れて針や内部を観察
- 真横から照射してみる
などを試してみましたが、それでも写りません。
昨日の気泡観察には緑茶を用いたので、条件(色や光量など)を近づけてみるため、照明からの光を緑茶に通しての観察にも挑戦。が、やはり写りません。
一方、インクジェットのカートリッジに電圧を0Vから10Vまでかけてみるものの、変化は認められず。対物レンズでカートリッジ表面を観察したところ、肉眼では見えないくらいに小さな文字で「LEXMARK」と書かれているのを発見……! 技術力の差を見せ付けられました(「インクカートリッジ表面3(社名発見).bmp」)。
2007年の実験(Millikan)は今日でお終いにする予定です。良いお年を。
追記1、対物レンズ返却日は1/8(火)。
追記2、注射器の使用は法的特例措置につき他言無用。
↓谷先生からの一言!
ノギスで測定したところ、前回用いた細いエナメル線の幅は150μmだったので、モニターは横400μm・縦320μmを写しているものと考えられます(1ピクセル辺り0.6μm)。スプレーでの撮影に再度挑戦するも水滴は写らず。写らない要因としては、
1) 照明が強すぎる(明るさを変えて観測してもダメだったけれど)
2) 焦点のあった位置に水滴がやってきてくれない(水滴を大量生産しているのだから、確率的に若干個は入ってくれそうなものなのに)
3) 水滴の移動速度が大きすぎる(肉眼で見る限り、十分に遅いものも浮遊しているように思われるのだが)
の三点が考えられます。
次に、スプレーでの噴霧以外のものの撮影に挑戦。「結露4.BMP」はスプレー内部に出来た結露を観察したもの。水滴は静止状態。
一方、「ペットボトル中で上昇中の気泡2.bmp」と「ペットボトル中で上昇中の気泡3.bmp」はペットボトルの中を上昇する気泡を観察したもの。運動している20~50μmのオブジェクトの撮影が可能であることが確認されました(速度は毎秒350~1000μm程度。参考までに携帯電話で動画「ペットボトル中で上昇中の気泡の動画.amc」を保存)。
一応、100μmオーダー以下のものをカメラで捉えることが出来たので、笹尾先生に報告。
頂いたアドバイスは主に以下三点。
1) 自動で連続撮影するシステムを早い時期に確立した方が良い(画像保存はトリガーか命令か?)
2) 焦点距離については定量的に
3) 次に取り組むべきはエジェクターの開発か?(注射器を利用してみては?)
↓谷先生からの一言。
拡大写真1
拡大写真2
Niconさんから20倍の対物レンズ(とその接続装置)を借りました。早速、水滴を撮ってみました。
「拡大写真1」は細いエナメル線を写したもの。エナメル線の幅は100μm~150μm程度と思われるので、画像の横幅が640ピクセルであることを踏まえると、1ピクセル辺り1μm程度で写っているものと考えられます。
「拡大写真2」は同じエナメル線の表面に付着した水滴を写したものです。この他にも静止している水滴の写真をいくつか保存することに成功。スプレーを使っての撮影はいまだ成功ならず。
μ寿命測定の解析結果をアップしました.(by 前田)
因みにrootでのfitの結果,寿命はおよそ(1.6±0.1)μs,最尤法を使って求めたところ1.2μsになりました.後者はプログラムがへぼいのであまり参考にならず.
データ数が3000件以下と少ないということもあるけど…
最終更新:2007年12月28日 22:57