★今月は主にプリントの練習実験.
10月31日(Wed.)
今日はターゲットのエアロジェルを入手したので早速オルソ ポジトロニウムの寿命測定の実験に取り掛かりました.バックグランドは多そうだけど何とか
データは取れそう.とりあえずエアロジェルの吸湿性のチェックもあるので一晩放置でデータをとることにしました.
10月30日(Tue.)
μの寿命測定は,データが3,000events集まったので,一応終わったことにして,次のオルソポジトロニウムの寿命測定の実験に移ることになりました.今日はターゲットがもらえなかったので,とりあえず鉛のバックグラウンドのチェックを行うべく,久しぶりのNaIシンチPMT(ラガン)を鉛で囲ってデータを取って終了.
ファイルから文字列を読み込む時,ファイルの最後は
一文字の時はEOF,一行ごとに文字列を読み込む時はNULL.
10月29日(Mon.)
今日はμの寿命測定のデータを引き続き取っていたのでみんなCのお勉強でした.オセロ大会が来月開催予定.
本当は
実験テーマ決める予定だったんだけどな…
10月26日(Fri.)
Cs線源の内部転換電子を厚いプラスチックシンチレータ(ダヤッカ)で見ました.線源の表と裏からそれぞれシンチに放射線を当ててその差を見ると内部転換電子が見えましたが分布の形がgaussianともLandau関数とも取れない微妙な形.宇宙線(μ)のMIPを見ててキャリブレーションするとピークはまあいい位置にあるんだけど.
それからμの寿命測定のセッティングを組んで,土日放置でデータを取る.ちゃんと見えるかな.
今日はP1のメンバーが遂に実験室にやってきた.これから人数が多いと大変そうだ.溜まってたゴミとかも捨てました.ちゃんと片づけしましょう.
10月25日(Thu.)
きょうはたこやきをたべました。
10月24日(Wed.)
μの寿命測定は結構時間がかかることがわかったので,薄いシンチレータでCsの内部転換電子を測定する方に方向転換.(あともっと長い時間が測れるTDCは別にもらえるらしいので.)
10月23日(Tue.)
愈々TDCを使うときが来ました.が,Clockを使ったキャリブレーションは出来るものの,一度全てのチャンネルがタイムアウトするとそのご装置が動かなくなるという仕様に大分苦戦しました.更にこのTDC,500nsまでしか測れないのでこれで本当に寿命測定できるんだろうか・・・
10月22日(Mon.)
3台目のPMT(ダヤッカ)についてHVの決定実験を行いましたが,HVを上げすぎると逆にレートが下がりだしてびっくりしましたが,HVが高いとPMTの応答時間が早くなり,コインシデンスしにくくなるからだということがわかりました.オシロスコープでの確認は大事ですね.
最後にADCでエネルギースペクトルを見ましたが,ちゃんと見えてました.でもランダウ関数って何なのかがいまひとつよくわかりません.
10月19日(Fri.)
実験のテーマを決めるべく,基研の図書館に行きました.英語を読むのがしんどい.今回はあまり収穫無しですかね.
その後はPMTの光漏れチェックの続き.最後の一台の光漏れがどうしても直りませんでしたが,PMTの光電面側でなく後ろ側が原因だったよう.これですっきりしました.最後にHVの決定実験.5分ずつcounting rateを測って行くので,結構時間がかかります.PMT2台分やって今日は時間が無いので終了.
10月18日(Thu.)
くっつけたシンチレータ・PMTの光漏れチェック.一台接着が微妙なのがあったので,そいつだけ翌日に回しました.後はまあまあ.
10月17日
プラスチックシンチレータの準備をしました.アルミホイルを巻いて画用紙でくるんで,接着剤でPMTと接着,一日置いて接着剤が固まるのを待つ.
10月16日
プラスチックシンチレータの画用紙とアルミ箔を剥がしました.
PMT(「ひらがな館」って書いてたの)が本当に死にました.ガラスが割れてしまいました.
10月15日
無機シンチレータの実験の発表をしました.問題点としては
- ペデスタルがちゃんととれない.
- 鉛からNaやCsの放射が見える.
- Loading Effectについて.
- couting rateについて.(gateを通してdelayをかけるとどうしてrateが下がるのか.)
くらいですかね.明日からは有機シンチの実験に入りたいね.
10月13日
今日は解析を中心にやりましたが,昨日からとっていたバックグラウンドのデータを見てみると,511keVだけでなく662keV等にもピークがあることがわかりました.更にペデスタルをとろうとしましたが,0が表示されたりして2つピークが見えたりと使えなそうです.
最後にLoading Effectについて考えましたが,No12のNa線源は強度が強すぎると思っていたら今更これのため光電ピークが実際より高めに出ていたらしいことがわかりました.結局明日も実験する感じです.キャリブレーションもやり直し??
ROOTでのデータの改竄の仕方がわかりました.
前田
10月12日
今日はNaIシンチのラガンについて,データを取り直しはじめました.以前よりHVを上げ(-1,300V),ゲート幅も広げられるだけ広げて(1.6μs)データをNa,Co,Csについて100万イベントずつデータを取りました.次いでバックグラウンドをとっていますが,PMTを鉛で囲っているのでレートが低く,100万イベントとるのは時間がかかるので50万イベントを一晩掛けてとってます.明日ペデスタルを測って解析ですかな.
そういえばとりあえずとってみたバックグラウンド1万件のデータで,今度は511keV辺りにピークらしきものが現れていました.いかにも怪しい.
PCのバックアップはこまめにとりましょう.
前田
10月11日
すっかり記録付けるのサボっちゃってますね。
そろそろ有機シンチの実験に入るところですが,今日は昨日に続いてPMTの性能チェックをNaIを使って残る2本についてやりました.が,見えている信号はとても怪しいです.というより,オシロではちゃんと見えているので,NIMとかCAMACの回路がおかしいんじゃないかという疑いが…
ぼちぼちみんなROOTをマスターしつつあります.今日は実質各自ROOTの練習をしてた感じ…
来週無機の実験の発表なので,担当を阿弥陀くじで決めました.
明日(実はもう今日)は今までのデータを取り直すかどうかというところ.こんなもんかな.
今日はケニアに行きました.
前田
最終更新:2007年12月03日 23:23