二元論

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二元論 - (2009/09/14 (月) 23:36:38) のソース

二元論は何らかの意味で体と心を別のものとして考える立場のこと。二元論の考えは非常に古くから見られ、例えばプラトン、アリストテレス、そしてサーンキヤ学派やヨーガ学派などのヒンドゥー教の考えにも見られる。歴史的に二元論を最も明確に形式化した人物として17世紀のフランスの哲学者ルネ・デカルトが知られている。デカルトは実体二元論(Substance dualism)の立場から、心は物質とは独立して存在する実体だと主張した。こうした実体二元論と対比させられるのが性質二元論(Property dualism)である。性質二元論では、心的な性質は脳から創発する性質であると考える。つまり心的性質を脳の物理状態に還元することはできないものとみるが、かといって脳と独立して存在する別の実体であるとは考えない[Wikipedeliaより]。