#contents ---- **全般 (Wikipediaを要約) 心の哲学の分野における機能主義(きのうしゅぎ、Functionalism)とは、心的な状態というのは、その状態の持つ機能的役割によって定義される、という立場。 すなわち、「痛み」を感じている人間の脳の機能を忠実に再現しさえすれば、それを構成する材料が神経細胞ではなく、シリコンチップや、バネと歯車で構成された機械などであっても、それを「痛み」というのだ、という考え方。行動主義や同一説の問題点を踏まえた上で、それらのあとに続く考え方として、1960年代に登場した。 ・機能主義に対する代表的な反論に[[中国語の部屋]]という思考実験がある。 ・ウィトゲンシュタインの「(語の)意味とはその用法である」というアイデアに由来する。 ----