家族・友人

姉との関係


2016/5/11 日本経済新聞 「お母さんはみんなのアイドル 絵本作家、のぶみさん 」→リンク

――非行に走った時期もあったそうですね。
親の関心を引きたくて、姉とそろってぐれました。気づいたら100人の不良集団のリーダーに。警察につかまり、父親が迎えに来ました。1発ほほをたたかれて、あとは何も言わずラーメンを食べにいった。叱られるよりも重く響きました。そのうちに周囲が本当に悪いことをするようになってきて怖くなった。愛情が欲しかっただけで、悪いことをしたいと思ったことはなかったんです」

講談社『ぼくとちゅっのたね』(2000/4/12)より

ずーっとむかしのことだからたぶんきづいてないとおもうのはなしについて・・・

このずっとむかしのことだからたぶんきづいてないとおもうのはなしについてを今回はちょっとおやすみしてこのまえぼくのおねえちゃんのけっこんしきのひろうえんのときにしゃべったスピーチをのせようとおもうよ。なかなかよいぶんしょうだとおもうのでね。
お姉ちゃんにかんする思い出があんまりない。なんでないのかなあとおもっていたらおねえちゃんはおれのともだちにくらべてインパクトがないのだ。とりたててすごいかわいいわけでもなくすごいブスなわけでもなくというかんじだ。でも人間味はあるとおもう。さいきん人間味のいみがわかってきたんだけど人間らしいということだ。あたりまえなんだけどこれは長く長くつきあわないと味わえない味だ。これからけっこんしていっしょにくらすんだろうけどいろんな面がみえてくるとおもう。みえてこなかったらそいつは人間じゃないのだ。にげたほうがいいとおもう。たぶんやなところもおたがいみえてきてはらのたつこともあるとおもう。でもそれは人間味のあるひとだ。いちばん人間のあったかいところでもあるんだとおれはおもう。
そのあったかいところをおたがいすきになってホクホクといきていけたらいいんじゃないかなぁとおもう。
 まぁよくわかんないことをいっちゃったかもしんないけど
  おれがおねえちゃんにいいたかったことは
      そんなふんいきのことだ。
          とにかくがんばれ。
                   のぶみ

あとがき

いつもだったらここでさいごだから絵本についてかこうとおもうよっていうかんじではじまるんだけど今回はとくべつにちょっとぼくのおねえちゃんのけっこんしきのことをかこうとおもうよ。
ぼくはひろうえんにしゅっせきしてしばらくするとぼくからなにかひとことしゃべってくれといわれたのでしょうがねぇなぁとおもいつつもよういしていたさくらももこさんにわざわざかいてもらったメッセージやたけだみほさんにかいてもらったけっこんしきおめでとうのやんちゃるモンちゃの絵などをおねえちゃんによんであげたりわたしたりした。おねえちゃんはちょっとよろんでいたみたいでよかったなぁやっぱりたのんでよかったなぁとおもっていた。そしてついにぼくのスピーチをするときがきた。もうみんなよんだとおもうひだり(*ここでは上、以下同)にのっているスピーチだ。ひだりにかいてあるスピーチのとおりぼくはあんまりおねえちゃんにかんする思い出がなかった。ちいさいころからずっといっしょにくらしていたのにあんまりふかくはなしたことがなかったからだ。ふつうだったら思い出のことをはなすんだろうけどこんなぶんしょうになってしまったのはそのためだ。だからおねえちゃんがいえからでていくこともぜんぜんかなしくはなかった。
でもこのぶんしょうよんでいるときにぼくはないてしまった。
いまでもなんでないてしまったのかよくわからないんだけどとちゅうなきすぎてしゃべれなくなってしまったのでかわりにべつのひとによんでもらった。ぼくはもしかしてほんとうはすごくおねえちゃんしあわせになってよかったねとおもっていたのかもしれない。あんまりおねえちゃんとしゃべらなかったぼくだけどあのときはほんとうにうれしかったんだとおもう。
あのなみだは…
   ーほんとうにかんげきしたときだけにでる
          なみだだったのかもしれないね。
               2000. 自宅でなんかいいはなしみたいになっちゃったなとおもいつつ。のぶみ…


母親との関係

 2016/11/4 · Facebook→リンク

改行略
【お母さんと僕】

僕は、小さい頃いじめられていた
学校に行きたくなくてどうやったら休めるか、ばかり考えていた
死のう、と思ったことも二回ある
高校は、悪くなりかなり警察にも迷惑をかけた
ところが、この前テレビのロケでお母さんにインタビューすると
僕は、いじめられてもないし高校は、美術部で
絵本は、高校から描いていた、
と言い出した。

???

お母さんが突然、謎な話をしだしたからちょっと怖くなった。
認知症なんだろうか
テレビ撮影中なんだけどちょっとごめん、何言ってるの?と僕が言おうとすると
あなたは、忘れてるの、の一点ばりだ。
怖い、と思った。
美術部なわけない。学校もまるで行ってないのだ。
ホントに認知症なのかな?と思って聞いてみたら

高校入る時に美術か、運動か選ぶ科目があり
僕は、美術を選んだためにお母さんは、美術部だと言ってるらしい
部屋には、模写した絵を飾る

いじめられてないと、いい出したから
僕がくちびる噛み切ろうとしてお母さんがやめなさい、と言ったのは、覚えてる?
あれは、学校でタラコくちびるだってバカにされたから噛み切ろうとしたんだよ
〇〇ってこ、いつもうちにきて、いじめてたんだよ
〇〇は、彫刻刀で差してきた
好きな子のまえでズボン脱がされた
スウェットのズボンお母さんがかってきたから。

お母さんが思いあたる証拠をだした。
お母さんは、ひどく嫌そうな顔をした

うちは、お姉ちゃんが良くはなすから僕は、自分のこと話したことがない。
そして、お母さんに心配させたくないから言わなかったのだ

お母さんは、警察に捕まっても迎えにこなかった。
礼拝が忙しいといい、迎えにこないお父さんは、一回だけ向かいにきた。

絵本を高校から描いてる、と言い出した。
絵本は、専門学校で今のうちの奥さんとあってから描いたのだ。

その時、実家の教会で子どもたちを集めて、自作の絵本を見てもらおうと、
かいたポスターがお母さんの家に貼ってあったから
ホラ、これ、覚えてる?と聞いたら
そうだ、この少し前に絵本描いたんだ、と言った。

その撮影後、何個かお母さんからメールが届いてようやく、謎が解けた。

お母さんは、僕がいじめられてない悪くなかった、ということにしたかったらしい。
テレビにうつるしダメな部分は、なかったことにしたかったと。

そして、久しぶりに息子が自分のうちにくるから嬉しくて過去の自分の子どもが苦しんだ話を
したくなかったみたいだ。
そして、苦しんだこと、ホント悪かったことを知らない
ただ、家にいろんなとこから盗んだものがあり、ナックルや安全靴を履き、
金髪で警棒うしろポッケに入れてるのを
知ってるはずだ。夜、出かけて朝かえる。

うちのお母さんは、牧師で小学一年の時に甲状腺がんにかかる。
僕は、お母さんに死ぬかも、と思い心配かけたらいけないといじめられても、なにも話さなくなった。
お母さんは、いつも教会で忙しいから悪いなと思ってたんだ
学校でハダカにさせられてもリンチされても言わなかった彫刻刀で刺されても言わなかった服>のしたは、アザだらけだ

でも、お母さんが僕の情けない部分や悪い部分を認めないので
僕は、どんどん悪くなっていくのだ。
その裏には、お母さんに見てほしかった、という深層心理があるのか、と今ごろになって気がついた。
お母さんは、叱らなかった。

お母さんの財布からお金をとろうとした時に見つかりその時すら怒らない。
警察にこないのもなかったことにしたかったのだ
おそらく僕の自伝読んでも嘘だと思っていただろう
でも、お母さん側から見たらこの子は、いいこだからと思いたかったんだろう。

僕は、お母さんにいいこじゃない僕もいるんだよ、と
(中略)
お母さんは、過去のテレビのロケでも美術部だとかいじめられてない悪くないといいはり
テレビの人は、混乱していた。僕もわけがわからなかった。
お母さんは、お母さんなりに息子のいいところを世間に紹介したかったのだ
テレビが聞きたいのは、お母さんからみた僕の話。
牧師の息子だから素晴らしい息子、つまり自分の子育てが失敗だと思いたくなかった
(中略)
僕は、今回のでお母さんが知れて良かった。
過去になぜものすごい悪い時期も金髪にした時もお父さん殴った時も
あなたは、いいこなんだから、と言ったのかわかった。
だけど、お母さんは、僕をお母さんなりに見てたんだ。
そのお母さんじゃなかったら今の僕は、ない。
僕は、このお母さんで良かった。

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