第一回放送 ◆7WJp/yel/Y
~~~~~~~♪
おはよう、諸君!
東の空を見るである! 美しい朝焼けが見えてきたであろう!
殺し合いという愉快なショーの最初に迎える朝としては素晴らしい朝焼けだとは思わないかね?
おっと、紹介が遅れたであるな。
我輩の名前はチバヤシ、チバヤシ公爵であ~る!
勘のいいものは気づいたかも知れんが、そう、『公爵』である!
分かるであるか? 『公侯伯子男』、これの『公』に当たる公爵である!
そう! 我威亜党の幹部には爵位がつくのであるよ!
つまり、我輩は皇帝陛下の次に偉いということになるである。
ふふふ……悔しいであるか? 我輩が憎いであるか?
くぅー! これだから管理職はやめらない!
愚民共が地べたに這いずり回ってると思うとおかしくてたまらない!
東の空を見るである! 美しい朝焼けが見えてきたであろう!
殺し合いという愉快なショーの最初に迎える朝としては素晴らしい朝焼けだとは思わないかね?
おっと、紹介が遅れたであるな。
我輩の名前はチバヤシ、チバヤシ公爵であ~る!
勘のいいものは気づいたかも知れんが、そう、『公爵』である!
分かるであるか? 『公侯伯子男』、これの『公』に当たる公爵である!
そう! 我威亜党の幹部には爵位がつくのであるよ!
つまり、我輩は皇帝陛下の次に偉いということになるである。
ふふふ……悔しいであるか? 我輩が憎いであるか?
くぅー! これだから管理職はやめらない!
愚民共が地べたに這いずり回ってると思うとおかしくてたまらない!
……ん? なんであるか、チキン男爵?
ああ、わかってるである、発表であろう?
ああ、わかってるである、発表であろう?
えー、ごほん。
少し脇道に逸れてしまったであるな。
では、まずは禁止エリアの発表である。
覚えてるであるか? 禁止エリアというのはその名の通りそこに入ってはいけない場所のことであるよ。
A-1と言えば地図のアルファベットのAと数字の1が重なっているエリアが禁止エリアになる。
わかったであるな? では、心して聞くが良い。
禁止エリアに踏み込んで首輪が、ボン、と爆破してあのガキのような無様な死に方をしないようにな。
少し脇道に逸れてしまったであるな。
では、まずは禁止エリアの発表である。
覚えてるであるか? 禁止エリアというのはその名の通りそこに入ってはいけない場所のことであるよ。
A-1と言えば地図のアルファベットのAと数字の1が重なっているエリアが禁止エリアになる。
わかったであるな? では、心して聞くが良い。
禁止エリアに踏み込んで首輪が、ボン、と爆破してあのガキのような無様な死に方をしないようにな。
A-2
C-8
H-4
C-8
H-4
以上、今から一時間後、つまり『午前七時』に禁止エリアとなるである。
今すぐには禁止エリアにならないであるから、その場所に居る人間は早く逃げた方が良いであるな~♪
今すぐには禁止エリアにならないであるから、その場所に居る人間は早く逃げた方が良いであるな~♪
では次に……お待ちかねの死亡者の発表である!
メモは持ったであるか? 特別に一分だけ待ってあげようではないか。
メモは持ったであるか? 特別に一分だけ待ってあげようではないか。
……もういいであるか? では発表である!
青野 柴夫
アルベルト・安生・アズナブル
越後 竜太郎
エリ
太田 洋将
落田 太二
教頭
甲子 園児
埼川 珠子
島岡 武雄
たかゆき
塚本 甚八
二ノ宮 金太
鋼 毅
ピエロ
平山 紀之
ブラウン
森 友子
アルベルト・安生・アズナブル
越後 竜太郎
エリ
太田 洋将
落田 太二
教頭
甲子 園児
埼川 珠子
島岡 武雄
たかゆき
塚本 甚八
二ノ宮 金太
鋼 毅
ピエロ
平山 紀之
ブラウン
森 友子
以上!
……うむ! 最初の二人は陛下の手にかかったから引いたとしても十六人であるか!
四分の一以上もの人間がわずか六時間の内に誰かの手にかかってしまうとは……
人間とは恐ろしいものであるなぁ~♪
……うむ! 最初の二人は陛下の手にかかったから引いたとしても十六人であるか!
四分の一以上もの人間がわずか六時間の内に誰かの手にかかってしまうとは……
人間とは恐ろしいものであるなぁ~♪
あ、そうそう。
デイバックの中にこの殺し合いに参加した人間の名簿を入れておいたである。
まあ、早めに目を通したほうがいいであろうなぁ~
ではまた次の放送で会おう!
何人残っているか楽しみにしておこうではないか♪
デイバックの中にこの殺し合いに参加した人間の名簿を入れておいたである。
まあ、早めに目を通したほうがいいであろうなぁ~
ではまた次の放送で会おう!
何人残っているか楽しみにしておこうではないか♪
◆ ◆ ◆ ◆
薄暗い部屋の中、二人の男が立っていた。
一人は服装は平凡なものだがトサカのような個性的な髪型をしている我威亜党幹部の一人、チキン男爵。
もう一人は奇妙な形の被り物と、マントが特徴的な我威亜党幹部、チバヤシ公爵だ。
この二人は主に現場進行を担当している。
一人は服装は平凡なものだがトサカのような個性的な髪型をしている我威亜党幹部の一人、チキン男爵。
もう一人は奇妙な形の被り物と、マントが特徴的な我威亜党幹部、チバヤシ公爵だ。
この二人は主に現場進行を担当している。
「おいおい、公爵閣下よぉ。あんまり遊んでると陛下のお叱りがくるかもしれねえぜ」
「ふん、このような面白いものを目の当たりにして黙っていられるわけがないであろうが」
「ふん、このような面白いものを目の当たりにして黙っていられるわけがないであろうが」
どうやら、チキン男爵がチバヤシ公爵に先ほどの放送について咎めているらしい。
確かに禁止エリアと死者の発表だけでいいところを無駄口を叩いて長引かせたのだからチキン男爵の発言はもっともだろう。
しかし、チバヤシ公爵は聞く耳を持たずにソファにもたれかかる。
確かに禁止エリアと死者の発表だけでいいところを無駄口を叩いて長引かせたのだからチキン男爵の発言はもっともだろう。
しかし、チバヤシ公爵は聞く耳を持たずにソファにもたれかかる。
「前にも言ったと思うが、我輩は管理職として色々と溜まっているのだろう。
このような場で晴らさずに何時それを晴らせばいいのであるか?」
「まあ、言いたいことはわかるけどよ」
このような場で晴らさずに何時それを晴らせばいいのであるか?」
「まあ、言いたいことはわかるけどよ」
チキン男爵もため息をつきながら椅子に座る。
どちらかと言えば変人揃いの我威亜党の中で割と常識を持ってる彼が一番ストレスが溜まっているのだ。
どちらかと言えば変人揃いの我威亜党の中で割と常識を持ってる彼が一番ストレスが溜まっているのだ。
「そう言えば秋穂公爵はどこであるか?」
「さあ、何か陛下に仕事でも言われてるんじゃないのか?」
「全く……寺岡子爵は寺岡子爵で篭りっぱなしであるし」
「皇帝陛下の持ってきた大量の機械に付きっ切りだったな。
……しかしよ、大丈夫なのか?」
「さあ、何か陛下に仕事でも言われてるんじゃないのか?」
「全く……寺岡子爵は寺岡子爵で篭りっぱなしであるし」
「皇帝陛下の持ってきた大量の機械に付きっ切りだったな。
……しかしよ、大丈夫なのか?」
眉をひそめてチキン男爵はチバヤシ公爵へと尋ねる。
チバヤシ公爵は何を尋ねているのか分からずに首を捻り、疑問を返す。
チバヤシ公爵は何を尋ねているのか分からずに首を捻り、疑問を返す。
「何がであるか?」
「寺岡子爵だよ、あの作戦で完全に我威亜党とは切れたと思ってたんだが。
裏切るかもしれねえ、いや、ひょっとすると既に裏切ってるかもしれないぜ」
「寺岡子爵だよ、あの作戦で完全に我威亜党とは切れたと思ってたんだが。
裏切るかもしれねえ、いや、ひょっとすると既に裏切ってるかもしれないぜ」
チキン男爵が少し不安そうに語る。
一方のチバヤシ公爵は、なんだそんなことか、と一笑し、水を飲んでから再び口を開いた。
一方のチバヤシ公爵は、なんだそんなことか、と一笑し、水を飲んでから再び口を開いた。
「大丈夫である、確かにあの女は組織に良くない感情は抱いているが……それだけであるよ。
第一、この御時世にどこがまだ若い女に研究資金を出せる?
そんな酔狂な組織、我威亜党を除けばまずない。
しかも、ここには陛下が持ってこられた進みすぎた、そう、文字通り未来の技術がある。
そんな場を放棄するような科学者はいないであるよ」
第一、この御時世にどこがまだ若い女に研究資金を出せる?
そんな酔狂な組織、我威亜党を除けばまずない。
しかも、ここには陛下が持ってこられた進みすぎた、そう、文字通り未来の技術がある。
そんな場を放棄するような科学者はいないであるよ」
現代の技術、いや、人類が宇宙で問題なく生活出来るような技術が目の当たりにある。
それを目の当たりにして何もしない科学者はいないだろう。
それを目の当たりにして何もしない科学者はいないだろう。
「で、そんなことよりも鉄人の様子は?」
「鉄人自体には問題ねえが……如何せん数が少なくてよ。
あの作戦が失敗しちまったせいで、俺達は色んなものを失っちまったからな」
「鉄人自体には問題ねえが……如何せん数が少なくてよ。
あの作戦が失敗しちまったせいで、俺達は色んなものを失っちまったからな」
『あの作戦』――それは帝都を恐怖と混乱で沈めた大震災のことだ。
あれが成功すれば我威亜党は邪神の力を手に入れ、間違いなく世界を手にするはずだった。
あれが成功すれば我威亜党は邪神の力を手に入れ、間違いなく世界を手にするはずだった。
「さて、そろそろお前は仕事に戻るである。
人員が少ない以上、暇を持て余すなどあってはならないからな」
「へえへえ、公爵閣下もお仕事頑張ってくださいな」
人員が少ない以上、暇を持て余すなどあってはならないからな」
「へえへえ、公爵閣下もお仕事頑張ってくださいな」
こうして舞台裏も動いていく。
参加者以外の様々な人間の思惑も絡み合い、殺し合いと言う最悪の舞台は回っていく。
参加者以外の様々な人間の思惑も絡み合い、殺し合いと言う最悪の舞台は回っていく。
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| 大正編終了後 | チキン男爵 | 092:第二回放送 |
| 大正編終了後 | チバヤシ公爵 | 092:第二回放送 |