第二回放送 ◆7WJp/yel/Y
~~~~~~~♪
諸君、天を見上げたまえ!
お天道様が諸君らの生を称えるかのように燦然と輝いているであろう!
生を実感出来る喜びを存分に噛みしめつつ、二回目の放送である!
まずは定例通り禁止エリアの発表。
あ~れほど言ったのに引っかかた間抜けが居たであるの巻。
吾輩、自分の言葉を無視されるのはあまり好きではない性質ではないである。
もちろん、だからどうしろと言うわけではないであるよ?
諸君らも好き好んで禁止エリアに突っ込むわけがないであるし。
我輩たち我威亜党は、禁止エリアを減らす、なんてことをする気はさらさらないである。
故に吾輩に出来ることなんてこうして注意をうながすことだけであるからな。
お天道様が諸君らの生を称えるかのように燦然と輝いているであろう!
生を実感出来る喜びを存分に噛みしめつつ、二回目の放送である!
まずは定例通り禁止エリアの発表。
あ~れほど言ったのに引っかかた間抜けが居たであるの巻。
吾輩、自分の言葉を無視されるのはあまり好きではない性質ではないである。
もちろん、だからどうしろと言うわけではないであるよ?
諸君らも好き好んで禁止エリアに突っ込むわけがないであるし。
我輩たち我威亜党は、禁止エリアを減らす、なんてことをする気はさらさらないである。
故に吾輩に出来ることなんてこうして注意をうながすことだけであるからな。
……それではこれより一時間後、『午後一時』より禁止エリアとなるエリアの発表である。
メモの準備は出来てるであるな? それでは、発表する!
メモの準備は出来てるであるな? それでは、発表する!
B-4
F-4
G-1
F-4
G-1
以上の三つである!
良いであるか、例によって一時間後であるぞ?
くどいように思えるかもしれんが命に関わることであるからな!
良いであるか、例によって一時間後であるぞ?
くどいように思えるかもしれんが命に関わることであるからな!
おおっと、今回は無駄口を叩きはせんさ。
さて、それでは皆がお待ちかねとなっている死者の発表であるな。
知り合いは死んでおらんと良いなあ、まあ結局殺さなければならないであるがな!
では、いくであるぞ。
さて、それでは皆がお待ちかねとなっている死者の発表であるな。
知り合いは死んでおらんと良いなあ、まあ結局殺さなければならないであるがな!
では、いくであるぞ。
この七人、たったの七人である。
この結果は誠に遺憾であるなぁ、最初の滑り出しと比べて半数にも減っているである。
とは言え、着実に人数が減っているという点は評価できるである。
逆に言えばそこだけしか評価出来ないとも言えるであるがな。
この結果は誠に遺憾であるなぁ、最初の滑り出しと比べて半数にも減っているである。
とは言え、着実に人数が減っているという点は評価できるである。
逆に言えばそこだけしか評価出来ないとも言えるであるがな。
まあ、吾輩から言えるのはたったひとつだけ。
精々最後の一人まで頑張ることである!
それでは第二回放送、終了であーる!
精々最後の一人まで頑張ることである!
それでは第二回放送、終了であーる!
◆ ◆ ◆
「ふぅ……」
チバヤシ公爵は六時間に一度の放送を終えて軽く息をつく。
今の仕事に不満があるわけではない。
本人としては結構ノリノリでこの放送の時間をまだかまだかと待ち遠しく思っているほどだ。
逆に言ってしまえば、今は手持ち無沙汰と言うことになる。
六時間に一度の放送、それだけが我威亜党幹部であるチバヤシ公爵の現在に与えられた仕事らしい仕事である。
今の仕事に不満があるわけではない。
本人としては結構ノリノリでこの放送の時間をまだかまだかと待ち遠しく思っているほどだ。
逆に言ってしまえば、今は手持ち無沙汰と言うことになる。
六時間に一度の放送、それだけが我威亜党幹部であるチバヤシ公爵の現在に与えられた仕事らしい仕事である。
「チキン男爵、お茶」
「へいへい……何が悲しくて幹部になってまで茶汲みなんてやらなくちゃいけないんだろうなぁ」
「へいへい……何が悲しくて幹部になってまで茶汲みなんてやらなくちゃいけないんだろうなぁ」
チキン男爵は軽くため息を出しながら、荒っぽくチバヤシ公爵の前へとお茶を差し出す。
チバヤシ公爵は、うむ、と頷きながらお茶を口に含む。
だが、よっぽど渋かったのか大きく表情を歪めてチキン男爵を睨みつける。
そんな視線も何処吹く風、チキン男爵は思い出したように口を開く。
チバヤシ公爵は、うむ、と頷きながらお茶を口に含む。
だが、よっぽど渋かったのか大きく表情を歪めてチキン男爵を睨みつける。
そんな視線も何処吹く風、チキン男爵は思い出したように口を開く。
「んで、業務連絡。秋穂侯爵の仕事は完全に終わったってよ」
「ほう! ……で、具体的にあやつは何をやっていたのだ?」
「さあな……新種の生物兵器か? それとも怪しげな黒魔術か?」
「ふむ……」
「ほう! ……で、具体的にあやつは何をやっていたのだ?」
「さあな……新種の生物兵器か? それとも怪しげな黒魔術か?」
「ふむ……」
チバヤシ公爵は亀田皇帝と秋穂侯爵だけが知る秘密の任務。
思えば――――いや、最初から感じていのだが――――亀田皇帝だけが知る秘密というものは多すぎる。
チバヤシ公爵も、秋穂侯爵も、あやか伯爵も、チキン男爵も、全員が体良く利用されているのが現状だ。
思えば――――いや、最初から感じていのだが――――亀田皇帝だけが知る秘密というものは多すぎる。
チバヤシ公爵も、秋穂侯爵も、あやか伯爵も、チキン男爵も、全員が体良く利用されているのが現状だ。
「……まぁ、利用価値があるうちは尻馬に乗っかかるに限るであるな」
「あん? なにか言ったか?」
「茶汲みをしているのは情けなくもあの間抜けな探偵に世界各地で負けたのが原因なのだ、と言ったのである」
「ぐっ……!」
「あん? なにか言ったか?」
「茶汲みをしているのは情けなくもあの間抜けな探偵に世界各地で負けたのが原因なのだ、と言ったのである」
「ぐっ……!」
聞くんじゃなかった、と顔をしかめながらチキン男爵が下がっていく。
その後ろ姿をニヤニヤと眺めながら、彼が入れた不味い茶を口に含む。
その後ろ姿をニヤニヤと眺めながら、彼が入れた不味い茶を口に含む。
「さてはて……あと何時間で終わるであるかね……」
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| 055:第一回放送 | チキン男爵 | ― |
| 055:第一回放送 | チバヤシ公爵 | ― |