CHERRY BLOSSOM~桜色の空~ ◆jnvLTxNrNA
あの日以来、俺、十波典明はほぼ毎日同じ夢を見てきた。
気持ちの良い朝の目覚めなんて数えるほどしかない。
それは、さらと学校の屋上で楽しく過ごすという平凡ながらも幸せな夢。
だけどその夢の結末は決まってさらが俺の目の前で消えてしまうというもの。
『人なんて、いざとなったらみんな裏切るんです』
という言葉を残して。
気持ちの良い朝の目覚めなんて数えるほどしかない。
それは、さらと学校の屋上で楽しく過ごすという平凡ながらも幸せな夢。
だけどその夢の結末は決まってさらが俺の目の前で消えてしまうというもの。
『人なんて、いざとなったらみんな裏切るんです』
という言葉を残して。
何回も見た夢だ。夢を見ながらでも結末はわかっている。
夢の中だけでもと、何回も、何回もさらを引き止めようとした。
でも夢の終わりが近づくと俺の身体は金縛りにあったかのように動かなくなり、
さらが目の前で消えてゆくのをただ、ただ見ているしかない。
夢の中だけでもと、何回も、何回もさらを引き止めようとした。
でも夢の終わりが近づくと俺の身体は金縛りにあったかのように動かなくなり、
さらが目の前で消えてゆくのをただ、ただ見ているしかない。
そんな夢をほぼ毎日見てきた。
だが今度こそ止めてみせる。
俺はもう二度とさらを失わない。
◆ ◆ ◆ ◆
俺はようやく学校にたどり着いた。
かれこれ2時間もの間、ほとんど全力で走ってきて、息も限界だ。
一直線に走ってきたから、途中に山があったが乗り越えてきた。
改めて考えると山のすそをまわった方が早かったかもしれないが、今はどうでもいい。
かれこれ2時間もの間、ほとんど全力で走ってきて、息も限界だ。
一直線に走ってきたから、途中に山があったが乗り越えてきた。
改めて考えると山のすそをまわった方が早かったかもしれないが、今はどうでもいい。
今はさらだ。さらに会うことだけを考える。
ちょうどグラウンドに人がいる。2人だ。
2人に向かって大声で訪ねる。
2人に向かって大声で訪ねる。
「スミマセン! 芳槻さらって子を知りませんか!」
しかし、軍服を着た金髪の女の人が振り向きざまに銃を構えてきた。
すぐに俺は手を上げて戦う意志が無いことを示す。
その女の人が俺の名前を聞いてきた。
すぐに俺は手を上げて戦う意志が無いことを示す。
その女の人が俺の名前を聞いてきた。
「十波、十波典明っていいます。プロ野球選手です。って、うわっ!?」
俺はちらりとメイド服を着たお姉さんの方を見て驚いた。
彼女の側には胸と目から血を流して死んでいる男の死体があった。
彼女の側には胸と目から血を流して死んでいる男の死体があった。
(まさかこの人達、人殺し!?)
「お前の考えていることはわかる。が、断じてそれは違うぞ」
どうやら軍服の女の人に思考を読まれたらしく、それを否定される。
軍服の女の人はヘルガさん、メイド服のお姉さんは夏目准さんというらしい。
ヘルガさんによると、今の今まで殺し合いに乗った人間に襲われていて、
その戦いの中でこのユニフォームの男の人、二朱公人という人が殺されてしまったらしい。
軍服の女の人はヘルガさん、メイド服のお姉さんは夏目准さんというらしい。
ヘルガさんによると、今の今まで殺し合いに乗った人間に襲われていて、
その戦いの中でこのユニフォームの男の人、二朱公人という人が殺されてしまったらしい。
俺は、話の全部を信じたわけではないが、一応そういうことにしておくことにする。
「俺、芳槻さらって子を探してるんです。
俺の考えが正しければ、さらはここに来ていると思うんですが知りませんか?」
「奇遇だな。私達も芳槻さらを探しに来たんだ。
彼女は肉体的にも、精神的にもかなり疲れ果てているようだったんで保護してやりたくてな。」
「さらを一度見たんですか!?」
「まぁな、危うく爆弾を投げ込まれかけたが…
こっちの夏目も一度会って腹を刺されている。
はっきり言って芳槻さらは危険な状態だ。早く保護しないと取り返しがつかなくなる」
俺の考えが正しければ、さらはここに来ていると思うんですが知りませんか?」
「奇遇だな。私達も芳槻さらを探しに来たんだ。
彼女は肉体的にも、精神的にもかなり疲れ果てているようだったんで保護してやりたくてな。」
「さらを一度見たんですか!?」
「まぁな、危うく爆弾を投げ込まれかけたが…
こっちの夏目も一度会って腹を刺されている。
はっきり言って芳槻さらは危険な状態だ。早く保護しないと取り返しがつかなくなる」
やっぱりと俺は思った。この島に来ている芳槻さらは同姓同名の別人なんかじゃない。
俺の知っている、冷たく他人を寄せ付けないさらだ。
俺の知っている、冷たく他人を寄せ付けないさらだ。
「さぁ、行こう。夏目もそろそろ立ち上がれ。」
「待って……せめて、お墓だけでも……」
「墓は芳槻さらを保護してからでもできる。今は芳槻さらを保護することが先だ」
「でも……二朱さんは…怪我した私を治療してくれた恩のある人なんです。
だから、二朱さんをこのまま野ざらしにするなんてできません」
「くどいぞ!」
「あの……」
「待って……せめて、お墓だけでも……」
「墓は芳槻さらを保護してからでもできる。今は芳槻さらを保護することが先だ」
「でも……二朱さんは…怪我した私を治療してくれた恩のある人なんです。
だから、二朱さんをこのまま野ざらしにするなんてできません」
「くどいぞ!」
「あの……」
俺はおずおずと手を上げて会話に割り込んだ。同時にこちらを向いた2人の視線が痛い。
「さらのことは俺1人に任せてくれませんか?」
准さんが目を丸くし、
ヘルガさんが、1人でできるのか?と言いたげな怪訝そうな顔をする。
ヘルガさんが、1人でできるのか?と言いたげな怪訝そうな顔をする。
「お願いです。さらは俺にとってとても大事な人なんです。
さらのことはよく知ってるつもりです。だから、俺1人に任せてくれませんか?」
「……わかった。そこまで言うならお前一人に任せよう。私達はその間二朱の墓を掘っている。
ただし、30分経っても戻って来なかったら、私達も行くからな!」
「わかりました!ありがとうございます!」
さらのことはよく知ってるつもりです。だから、俺1人に任せてくれませんか?」
「……わかった。そこまで言うならお前一人に任せよう。私達はその間二朱の墓を掘っている。
ただし、30分経っても戻って来なかったら、私達も行くからな!」
「わかりました!ありがとうございます!」
俺は軽くお礼を済ますと校舎に直行した。さらがいるとすれば校舎の屋上。
俺は階段を見つけると、一段とばしで上り始めた。
今度こそ、さらを変えるために…
俺は階段を見つけると、一段とばしで上り始めた。
今度こそ、さらを変えるために…
◆ ◆ ◆ ◆
後に残されたヘルガと准は十波の後ろ姿を見つめていた。
准は不安そうに大丈夫かな、とつぶやく。
「大丈夫だろう」
「大丈夫だろう」
准のつぶやきにヘルガが答える。
十波のまっすぐな瞳、ヘルガはそれをしあわせ島で出会ったある青年、
そしてこの島で出会った越後竜太郎に重ねていた……
そしてこの島で出会った越後竜太郎に重ねていた……
【夏目准@パワプロクンポケット9】
[状態]:腹部に刺傷(立ち上がれる程度には回復)、深い悲しみ
[装備]:スコップ
[道具]:支給品一式×2、スパナ、拡声器、不明支給品0~4個
[思考]
1:二朱さん……
2:九条さんに会いたい。
3:さらを助けてあげたい。
4:十波がさらを救えるか少し不安。
[状態]:腹部に刺傷(立ち上がれる程度には回復)、深い悲しみ
[装備]:スコップ
[道具]:支給品一式×2、スパナ、拡声器、不明支給品0~4個
[思考]
1:二朱さん……
2:九条さんに会いたい。
3:さらを助けてあげたい。
4:十波がさらを救えるか少し不安。
【ヘルガ@パワプロクンポケット6裏】
[状態]:右肩に怪我
[装備]:モデルガン、ナイフ、軍服
[道具]:ラッキョウ一瓶、支給品一式
[思考・状況]
基本:亀田という悪を育てるために亀田に立ち向かう。
1:あまりにも亀田に対抗する戦力が大きくなってきた場合はそれを削る。
2:十波を少し信頼。
[状態]:右肩に怪我
[装備]:モデルガン、ナイフ、軍服
[道具]:ラッキョウ一瓶、支給品一式
[思考・状況]
基本:亀田という悪を育てるために亀田に立ち向かう。
1:あまりにも亀田に対抗する戦力が大きくなってきた場合はそれを削る。
2:十波を少し信頼。
◆ ◆ ◆ ◆
響き渡る2発の銃声に、さらは目覚めを余儀なくされた。
眠っていた時間は十数分程度。体力なんて全く回復していない。
眠っていた時間は十数分程度。体力なんて全く回復していない。
すぐに機関銃を構えて、屋上の唯一の出入口である扉に意識を集中する。
しばらく待ったが扉が開く様子は無い。
ため息をついてさらは機関銃を下ろして俯く。
「……もう…嫌だ……帰りたいよ……お父さん……十波君……」
しかし、すぐに3発目の銃声。更にその後には男の断末魔の叫び声が響く。
さらは今度は両手で耳を塞ぐ。
その声が彼女が今最も会いたい人のものに似ているから。
その声が彼女が今最も会いたい人のものに似ているから。
手放した機関銃がガタガタと耳障りな音をたてて、足元に転がる。
ベンチに座り、膝を抱えて小さくなる。
「会いたい……会いたいよ……十波君に……十波君に会いたいよ……」
さらの目に涙が浮かぶ。
この島に来てからさらの身に起きたことは凄惨すぎた。
身体を痛めつけられたことも、
生きるため、死にたくなかったために他人を傷つけ、殺してしまったことも、
ただでさえ、既に重たい枷を背負ったさらには、重すぎるものだった。
身体を痛めつけられたことも、
生きるため、死にたくなかったために他人を傷つけ、殺してしまったことも、
ただでさえ、既に重たい枷を背負ったさらには、重すぎるものだった。
「……もう…いっそ…死のうかな……死んだら…きっと楽になる…」
◆ ◆ ◆ ◆
俺は階段を登りきって、屋上への扉の前にいる。
2時間走り続けた足に更に鞭を打って、4階建て校舎の階段を一気に登りきった。
息は上がり、膝がガクガクと笑っている。
2時間走り続けた足に更に鞭を打って、4階建て校舎の階段を一気に登りきった。
息は上がり、膝がガクガクと笑っている。
この扉の向こうにさらはいるだろうか?
ドアノブを持つ手が震える。
意を決して扉を開く。
ドアノブを持つ手が震える。
意を決して扉を開く。
突き抜けるような澄み渡った青空。
太陽の光が眩しい。
遮断物のない屋上を吹き抜ける風が気持ちいい。
いい天気だ。
こんないい天気の下で、笑顔にならないで暗い顔してる奴なんてバカでとことん暗い奴だ。
間違いない。
間違いなく越後よりバカで、田島より暗そうな顔をしているに違いない。
そんな、バカで、暗い顔をした奴が
「………いた……」
◆ ◆ ◆ ◆
扉が開く音にさらは顔を上げ、屋上に上ってきた人物を見て驚く。
しかし、すぐに我にかえって足元に転がっていた機関銃を構える。
しかし、すぐに我にかえって足元に転がっていた機関銃を構える。
「来ないで下さい!」
先ほどまで会いたがっていた十波の登場にもかかわらず、さらがとったのは拒絶の態度と言葉。
さらの中で誰かが『十波君も裏切る』という警鐘を響かせる。
さらの中で誰かが『十波君も裏切る』という警鐘を響かせる。
それでも十波はさらに向かって歩み続ける。
機関銃が怖くないわけではない。
でも、十波は『さらは引き金を引かない』と信じていた。
機関銃が怖くないわけではない。
でも、十波は『さらは引き金を引かない』と信じていた。
特に根拠は無い。しかし十波はさらを信じていた。
根拠も無く人を信じるなんて高校3年の甲子園以来だな、と十波は思う。
実に、実に久しぶりの、心地よい感覚に包まれる。
実に、実に久しぶりの、心地よい感覚に包まれる。
人を信じるのに理由なんていらない時もある。
理由なんか無くても信じたいと思えば、信じられる。
理由なんか無くても信じたいと思えば、信じられる。
十波はそんな簡単な感覚をなんとなく思い出した。
十波とさらの距離が縮む。
残り5m。
十波はさらが顔中痣だらけであることに気づく。
何でもっと早く駆けつけてやれなかったのか、と奥歯を噛みしめる。
何でもっと早く駆けつけてやれなかったのか、と奥歯を噛みしめる。
残り3m。
「来ないでって言ってるでしょ!?」
さらが二度目の拒絶の言葉を吐く。
十波の足はまだ止まらない。
残り1m。
十波が足を止め、左手でさらの機関銃の銃身を握る。
「今すぐこれを離せ、さら」
さらが、首を横に振る。
機関銃を持つ手がカタカタ震えている。
機関銃を持つ手がカタカタ震えている。
「十波君……いったい何をしに来たんですか?
私を心配して来てくれたんですか?」
私を心配して来てくれたんですか?」
そうだ、と十波が頷く。
「この島の人達もみんなそうでした……
うわべだけで心配そうな顔をして、凶器を片手に持ってたり、騙して利用して囮として捨てるための駒にしようとしたりしました……
十波君もそうなんじゃないですか?」
「違う!そんなことない!
俺はさらを本当に心配して、助けたいって思ってる!」
「口では何とでも言えるんですよ!
口ではそんな事言っても、人なんて、いざとなったらみんな裏切るんです!」
うわべだけで心配そうな顔をして、凶器を片手に持ってたり、騙して利用して囮として捨てるための駒にしようとしたりしました……
十波君もそうなんじゃないですか?」
「違う!そんなことない!
俺はさらを本当に心配して、助けたいって思ってる!」
「口では何とでも言えるんですよ!
口ではそんな事言っても、人なんて、いざとなったらみんな裏切るんです!」
夢の時と同じ言葉に十波の口が止まる。
「……もう私は、誰も信じる事ができないんです……
いつか、世界さえも、私を裏切る日が来るんです。
だったらこんな世界、生きてても意味ないですよね?
誰も信じる事ができない世界に疲れちゃいました……だから私は……」
いつか、世界さえも、私を裏切る日が来るんです。
だったらこんな世界、生きてても意味ないですよね?
誰も信じる事ができない世界に疲れちゃいました……だから私は……」
さらが機関銃を思いきり振って銃身を握った十波の左手を振り払う。
そして、銃口を自分の腹に押し当て、
そして、銃口を自分の腹に押し当て、
ガッ!
さらがその引き金を引こうとした瞬間、十波が機関銃を蹴り上げた。
さらの手からはじき出された機関銃は、放物線を描いて十波の後方に落下した。
突然の出来事にさらが目を丸くする。
さらの手からはじき出された機関銃は、放物線を描いて十波の後方に落下した。
突然の出来事にさらが目を丸くする。
「俺はまだ…まださらには死んで欲しくない!
俺はさらが好きだから!」
「っ!」
「たとえ、この世界の誰も信じる事ができなくても、俺だけは信じろ。
絶対に俺はさらを裏切らないから!
何があってもさらを絶対に守るから!」
「………………」
「さら。俺と付き合ってくれないか?
この馬鹿げた島から抜け出したら、二人でいろんな所に行って、いろんなものを見て、一緒に笑おう!
俺はさらが好きだ。
もし、この言葉を信じてくれるなら…
俺の言葉を信じてくれるなら…
笑って返事をして欲しい」
俺はさらが好きだから!」
「っ!」
「たとえ、この世界の誰も信じる事ができなくても、俺だけは信じろ。
絶対に俺はさらを裏切らないから!
何があってもさらを絶対に守るから!」
「………………」
「さら。俺と付き合ってくれないか?
この馬鹿げた島から抜け出したら、二人でいろんな所に行って、いろんなものを見て、一緒に笑おう!
俺はさらが好きだ。
もし、この言葉を信じてくれるなら…
俺の言葉を信じてくれるなら…
笑って返事をして欲しい」
「………………」
さらの中で再び誰かが最大音量で警鐘を鳴らす。
『十波君も裏切る』と。
『十波君も裏切る』と。
「………………」
(確かに、裏切られるかもしれない。
でも、私は十波君を……!)
でも、私は十波君を……!)
「わ、笑わないとダメですか?」
「へっ?」
「へっ?」
さらの頬がピンクに染まる。
十波は思わず、すっとんきょんな声を上げた。
十波は思わず、すっとんきょんな声を上げた。
「そ、その……は、恥ずかしくて、顔を見られたくないのですが……」
「ダメだ。
この青空の下では、笑顔じゃないとダメなんだぞ。
こんないい天気の日に、こんな青空の下で暗い顔をしている奴はバカなんだよ。
だから、笑顔で返事してくれないとダメだ」
「ダメだ。
この青空の下では、笑顔じゃないとダメなんだぞ。
こんないい天気の日に、こんな青空の下で暗い顔をしている奴はバカなんだよ。
だから、笑顔で返事してくれないとダメだ」
さらが顔上げる。そこに先ほどまでの絶望の色は無い。
「私は十波君を……信じます。
私も十波君が好――――」
私も十波君が好――――」
バスン
一筋の閃光が駆け抜けた。
光は、さらの背中側から腹部を貫通し、
そのまま十波の右上腕を掠めた。
そのまま十波の右上腕を掠めた。
さらはたたらを踏んでふらふらしたが、やがて力を失って仰向けに倒れた。
さらが倒れたことで十波の視界が広がる。
広がった視界に写ったのは、涙を流し、こちらに向かってライフルを構えた、親切高校自治会長、神条紫杏の姿だった。
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