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ラテン語の原則
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paxfox
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ラテン語の原則
ラテン語では以下の原則があります。学習の参考にしてください。
アクセント
- 1音節の単語にはその音節にアクセント
例)
mē
vox
ōs
lynx
mē
vox
ōs
lynx
- 2音節の単語には必ず後ろから2番目(つまり最初の音節)にアクセント。
例)
do/mus
fē/les
sae/pe
mit/tō
ther/mae
de/us
Chris/tus
a/mō
do/mus
fē/les
sae/pe
mit/tō
ther/mae
de/us
Chris/tus
a/mō
- 3音節以上の単語には2番目または3番目にアクセント。つまり、2パターンある。
- 後ろから2番目の音節が長音節であればそこにアクセント
例)
a/mī/cus
me/di/cī/na
per/ni/ci/ō/sus
a/mī/cus
me/di/cī/na
per/ni/ci/ō/sus
- 後ろから2番目の音節が短音節であれば後ろから3番目にアクセント
例)
lit/te/ra
spec/tā/cu/lum
mo/ne/ō
phi/lo/so/phi/a
pū/bli/cus
lit/te/ra
spec/tā/cu/lum
mo/ne/ō
phi/lo/so/phi/a
pū/bli/cus
- 後ろから4番目より前の音節にアクセントはつかない(接尾辞を除く)
例)
❌ad/mi/ni/strō
✔ad/mi/ni/strō
❌ad/mi/ni/strō
✔ad/mi/ni/strō
- 音節の数によらず、suffix(接尾辞)がある時はその直前にもアクセントがつく
例)
接尾辞-neの場合
a/vi/am/ne
接尾辞-neの場合
a/vi/am/ne
名詞
- 名詞には単数形のみまたは複数形のみのものがある。(例: thermaeは複数形のみ。Iupiterは単数形のみ。verbex.comなどの変化表を検索できるサイトで確かめられる)
- 第1変化名詞に中性名詞は存在しない
- 全ての中性名詞は必ず単数主格=単数対格
- 全ての中性名詞は必ず複数主格=複数対格
- 名詞の中で主格≠呼格となるのは第2変化名詞-us型だけ
- 全ての名詞は複数与格=複数奪格
- 全ての第2変化名詞は必ず単数主格=単数奪格
- 第2変化名詞のうち、男性名詞と女性名詞(つまり-us型のもの全て)は単数属格=単数主格
- 第2変化名詞の-um型は必ず全て中性名詞
- 全ての固有名詞は格変化する