今村 紡(いまむら つむぎ、2001年6月28日- )は、
大阪ナイトブレイカーズに所属するプロ野球選手(投手)。
概要
所属 |
大阪ナイトブレイカーズ |
背番号 |
18 |
国籍 |
日本 |
出身 |
富山県高岡市 |
生年月日 |
2001年6月28日 |
身長 |
159cm |
体重 |
53kg |
投打 |
左投左打 |
血液型 |
O型 |
プロ入り |
2019年ドラフト2位 |
PL |
まさつぐ→既煮狗 |
球歴 |
射水第二高等学校→大阪ナイトブレイカーズ(2020-) |
経歴
プロ入り前
- ソフトボール部を退部して女子野球に移籍した経歴を持つため一時期はいじめの対象となっていた、その過去があるため自己肯定感が低い
- 高校二年の頃より射水第二高等学校のエースピッチャーとしてマウンドに立っていた、チームそのものは県大会ベスト4程度の実力であったため話題に採り上げることもなかった
- 2019年オフ期に同校OG大森紗良が取材陣を引き連れて合同練習を実施し、その練習中に今村の投球が記者陣の目に留まりプロへの道が開いた
- 完全無名ながら大阪からドラフト2位で指名を受け、その直後宮本春香兼任監督が直接今村を招聘するために富山入りし、契約内容の一案として背番号18を宣言され郷里では大騒ぎになった
2020年
- 1年目ながら先発ローテの一角として8試合に登板した 規定入りは叶わなかったが2勝をあげた
- オフ期に、郷里(富山県高岡市)で行われた合同練習で参加した3投手(大森紗良、射水赤江、アイシャ・アル=マンスール)らのアドバイスを基に投球モーションや球速に大幅な緩急を用いたジャイロボール(登録名:カレイドスコープ)を開発した。
2021年
2020年ドラフトで大阪が大幅な投手補強を実施した結果、中継ぎに役割変更となった。
大型新人投手の多数参入と開幕戦での炎上具合から”18番”が維持されるか話題となった(本年度は維持された)。
大型新人たちと大阪の夜明けに注目が行く狭間で、ふらっと出てきては打者を凡退させイニングを回していた。
公式の評価対象にはならないが、WHIPは大阪投手陣トップの成績を収めている。
プロ最初の対戦相手:名古屋の
宮島わか(わかちゃん)に苦手意識があるのか、対戦時はらしからぬ失投や許盗が目立っている。
2022年
開幕戦での初登板で暴投からの失点ではじまった本年は、昨年の仕事人ぶりから一転して精彩に欠く一年であった。
途中、1年余ぶりの先発起用されたこともあったが、結果は炎上を起こし途中降板とせっかくのチャンスを棒に振った。
オールスター以降は、主にビハインド時の繋ぎやモップアップガールとしての起用されて公式戦を終えた。
本年だけでいままでの球歴合計分以上の自責点を出し、球歴を大きく下げるという悲惨な年となった。
2023年
球速転落した昨年の成績と、高校時代の大先輩:
大森紗良の引退に合わせて自身の進退も考えていたが、基本から鍛え直す事を選んだ。
秋季キャンプで
川澄あかりから彼女の代名詞でもあったシンカー“ライトニング”を伝授・継承され、郷里での新春合同練習ではリターン・ドラフト候補生として参加した、かつての伝説的左腕サブマリナー
宇迦乃美都に投球の指導をうけた。
その成果と大阪ナインの好守に助けられ、今までに無い好成績を収め、三冠も狙えるのではという噂も飛び交ったが、最終登板である
2023年9月3日大阪-福岡7回戦において自責6失点という炎上同然の成績を上げ、掴みかけていた『最優秀防御率』のタイトル争いから転がり落ちた。試合後、この試合に関しては「未だ木鶏たりえず」と自身がコメントしており、後日、三冠を目指すと公言した。
プレースタイル
投球
- 地面数センチの低さから投げるサブマリン投法を用いる
- ボールのホップアップが特徴で普通に振るとバットの芯から外れる、芯に捉えようとするとバットの勢いを殺さざるを得ず長打を狙えなくなる
- 左打者の脇腹をえぐるように曲がるスライダーとシンカー、最大30cm浮き上がるライズボール、魔球ともよばれるジャイロボールを使用する。
- ズボンにはお守り代わりに先輩である大森紗良と同じ缶バッチをつけている
人物
家庭的な人物で家事は得意、お菓子作りが得意で学生時代は部活に手作りのお菓子を持ち込んでいた。
その特技を活かして、大阪ナイトブレイカーズの料理動画配信のレギュラーの一人になっている。和漢方に詳しくハーブやスパイスに増資が深く、アレルゲン除去/軽減食などをよくつくっている。
詳細情報
年度別投手成績
年度 |
所属 |
規定 |
試合 |
勝 |
敗 |
S |
H |
完投 |
完封 |
先発 |
QS |
完了 |
防御率 |
投球回 |
打者 |
被安 |
被本 |
奪三 |
与四 |
与死 |
敬遠 |
失点 |
自責 |
WHIP |
2020 |
大阪 |
× |
8 |
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6 |
3 |
0 |
4.67 |
34 2/3 |
153 |
45 |
3 |
29 |
11 |
1 |
0 |
18 |
18 |
1.62 |
2021 |
大阪 |
× |
12 |
2 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
2.92 |
12 1/3 |
49 |
11 |
1 |
9 |
1 |
0 |
0 |
4 |
4 |
0.97 |
2022 |
大阪 |
× |
12 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
7 |
7.90 |
13 2/3 |
68 |
22 |
3 |
8 |
6 |
0 |
0 |
12 |
12 |
2.05 |
2023 |
大阪 |
○ |
8 |
6 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
8 |
7 |
0 |
1.77 |
56 |
220 |
40 |
2 |
58 |
10 |
1 |
0 |
12 |
11 |
0.89 |
通算:4年 |
40 |
10 |
3 |
0 |
1 |
0 |
0 |
15 |
10 |
12 |
3.47 |
116 2/3 |
490 |
118 |
9 |
104 |
28 |
2 |
0 |
46 |
45 |
1.25 |
表彰
- 最高勝率(シ・2023)
- 最多勝利(シ・2023)
記録
初記録
- 初登板:2020年4月5日 大阪-名古屋1回戦(阪神甲子園球場) 先発登板、6回2失点
- 初奪三振:同上、1回表 1番打者宮島わか(わかちゃん)から
- 初2桁奪三振:2023年7月2日 公式戦第25節 広島レッドリーブス-大阪ナイトブレイカーズにて
- 初勝利:2020年6月3日 名古屋-大阪4回戦(ナゴヤドーム) 先発登板、6回3失点
節目の記録
その他の記録
背番号
登場曲
能力推移
年度 |
速球 |
球威 |
変化 |
制球 |
体力 |
守備 |
ピン/特1 |
対左/特2 |
打強/特3 |
クイ/特4 |
総合 |
2020 |
11/D |
17/A |
12/C |
18/A |
12/C |
5/F |
対左◎ |
対ピ○ |
真っ向 |
- |
109/C+ |
2021 |
11/D |
17/A |
12/C |
18/A |
12/C |
5/F |
対左◎ |
対ピ○ |
真っ向 |
- |
109/C+ |
2022 |
11/D |
17/A |
12/C |
18/A |
12/C |
5/F |
対左◎ |
対ピ○ |
真っ向 |
- |
109/C+ |
2023 |
15/B |
18/A |
16/B |
19/S |
15/B |
12/C |
対左◎ |
勝ち運◎ |
対ピ○ |
真っ向 |
165/S |
2024 |
15/B |
18/A |
16/B |
19/S |
15/B |
12/C |
対左◎ |
勝運◎ |
対ピ○ |
真っ向 |
165/S |
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最終更新:2024年01月28日 16:59