アシェル・ネイヴス・アストレーテ

種族:精霊(始祖吸血鬼)
性別:女
年齢:不明(外見年齢:少女形態14/最適形態・闘姫:17)
身長:少女形態148cm/最適形態167cm
体重:少女形態39kg/最適形態49kg
クラス:始祖吸血鬼、『星』の真精
属性:星  属性均衡:『刹』タイプ
戦闘スタイル:剣術、魔術、格闘術、吸血鬼としての特殊能力、『宝物庫』を運用した大量殲滅型戦闘
イメージCV:西村ちなみ(少女形態)/壱智村小真(最適・闘姫形態)

装備:剣【天体魔剣『マーズ』】、服【真血のドレス】、装飾品【ドラゴンティアーズ】、装飾品【封陣器】

「…きっと妾はもう、大切なものを手に入れていたのじゃな」

設定

紅の吸血姫。吸血鬼の祖たる始祖(ルートヴァンパイア)の一人。
腰まで伸びている、ウェーブのかかった真紅の髪に赤い瞳の、少女らしくなき魔性の美貌を秘めた少女。
主に真紅のドレスを着用している。ぶっちゃけた話、コレでもかという位に赤を好む吸血鬼。
言葉遣いは姫様らしく古風。だが動揺していたり、その他何かの状況では地が出る事もある。
シャザクイリスガダンブロムレイス・マリオンドールとは、ある一件から家族となっており、彼らとの関係は良好。
使い魔として『レフェル・ストーレン』、ある一件にて知り合った友人『綾瀬来羽』、かつての敵対者で、現在アシェルに仕えている始祖(ルートヴァンパイア)『エスト・グランフィール』と、結構周りに吸血鬼が多い。
何故か女に好かれる傾向あり。裏でファンが多く、下手に街を出歩くと女に追いかけられまくる事が多い。
よく外見的年齢を変動させるが、力を抑えたセーブ状態(少女形態)と、最大限に力を発揮出来る状態(最適形態)を使い分けているだけ。
始原魔の何人かとは顔見知りであり、特にヴェゼル・グランツとは関わりは深い。
エルエデン散華には幾度と無く貞操を狙われていた為、天敵意識を持つ。
アトリア・ラースティンとは、自分と根源的に似たもの同士である事を感じている為か、互いに近親憎悪を抱いている。

性格は基本的に我侭かつ苦労性。冷静ではあるが冷徹にはなり切れないお人よし。冷たく振舞おうとしても、大抵の場合失敗する。好意を抱く者ほど素直になれない傾向あり。どうしようもない出来事を『諦める』という形で乗り越えようとしてしまう悪癖あり。たぬきそばが大好きで、材料から選別して作るほどの徹底振り。
ちなみにその性格は演技であって演技ではない、一つの処世術というべきもの。
家族の前でしか見せない本当の性格は、甘えん坊であり、泣き虫。んでもって、とことん素直。『家族』というものに依存し易く、手に入れたモノを大切にする傾向が強い。古風な言い回しではなく、相応の少女としての言葉遣いになる。

元来、彼女はありとあらゆる並行次元、時空のあちこちにある宇宙の守護の為、宇宙そのものが創り上げた決戦兵器。
それは感情や心を持たぬ機械。だが、レヴィルト・アストラージュとの度重なる戦闘による損傷、及び、クライン・アストレーテとの出会い故に彼女は変わった。否、壊れたと言うべきか。
心を持った機械は、正常動作する事はない。アシェルの複製体であるエスト・グランフィールの襲撃にてクラインを失った彼女は、抑止力としての使命を放棄し、自分の生きる道を模索するようにレヴィルトに付いて行く形で様々な時空、次元、世界を旅する事となった。
それから幾星霜が過ぎた事か。クラインの姓を受け継ぎ、『アシェル・ネイヴス・アストレーテ』を名乗るようになった彼女は、とある一件でレイス・マリオンドール、第三始徒(今の七瀬柚佳)の二人と知り合い、それから事件が起こる度に何かと引っ張りまわされる事となる。
当初はそれを煩わしく思っていた彼女だが、結局は今現在に至るまで彼らに付き合わされる事となる。

当初アシェルを振り回していたラケシス(フォルトゥナ)とは(女同士だが)夫婦の関係。
かつてはレ○な彼女に追いかけられては逃げるといった関係だったが、紆余曲折の後、フォルトゥナを伴侶とし、二人の娘(ソフィア、エリス)を出産。二児の母となる。
夫であるフォルトゥナだけではなく、娘二人に(性的に)襲われる事に頭を悩ませてはいるものの、あまり深くは悩んでいる様子は無い。……単に考えないようにしているだけなのかもしれないが。

尚、アシェルは種族としては精霊ではあるが、その本質は概念体に近い。
その為、何らかの手段で天体、宇宙そのものからの供給を無効化するか、或いは現存する宇宙全てを消し去らない限りは、ほぼ不滅といって間違いは無い。

特殊能力、技、スキル

始原魔術
現状存在する魔術、魔法、神術等、あらゆる術のルーツというべきもの。始祖術式、根源術とも呼ばれる。
『』へと自らを接続する事で、為し得ぬ奇跡を容易に為す術の最奥。
始原魔術には幾つかの階位が存在し、コレを全て極めた者に、為し得ぬ事は無いという。
尚、アシェルは第二階位レベルまでしか使用出来ない。
(第一階位まで踏み込めぬ訳ではないが、第一階位の使用は自滅と同義な為)

【宝物庫】
永き歴史の中、ありとあらゆる神器、宝具、神剣聖剣魔剣といった物を大量に収めた宝物庫。
亜空間に封じられており、アシェルの意思一つで宝物庫から物をを取り出せる。
また、射出機能も備えており、宝物庫の中の剣を弾丸として射出する事も可能。
中にはEXランクに該当する危険な代物も、幾つか収められているらしいが……。

【星域の神歌】
星々の歌。宇宙からのバックアップ。
これが正常に作動している間、絶えず宇宙から存在情報の更新、敵対象データの取得、エネルギーの供給を得る為、アシェルはほぼ無限と言っていい力を得、事実上不死身と化す。
天体のあるエリアのみでしかその力を発動出来ない為、冥界や魔界、亜空間等の場所ではバックアップを得る事が出来ない。
その代わり、宇宙空間に於いては、通常状態など比較にならぬ程の戦闘力を発揮する。

【虚空説】
レヴィルト・アストラージュが編み出した対神戦闘術。格闘戦やありとあらゆる武装による戦闘を可能とする流派。
これにより、アシェルは様々な状況下でも戦える汎用性を得ている。
虚空説の最秘奥である『終極』は、かつてのアシェルでは使いこなせなかったものの、メルキア・レーテ・グランツの下で修行した事により、現在は完成形まで辿り着いている。

【闘姫化】
アシェルの切り札。星域からのバックアップ率を最大にし、異形と化した状態。
この状況下のアシェルは、指先一つで天体を砕き、突き飛ばし、消し飛ばせるほどの破壊力を持つ。
外見上は、真紅の鱗を連想させる装甲らしきものが腕部と脚部、胸部と腰部を覆い、頭部には三本の金の角が生え、胸元と額に青い宝玉が埋め込まれた姿となる。
なお、この形態になるには、幾つかの段階に分けて変化させる事が重要。一気に完全変化をしてしまうと、星域からのバックアップによる存在情報の圧迫により、自我と記憶を押し潰してしまう危険性がある。

【真なる紅】※パンドラの箱
――詳細不明。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2009年01月12日 05:54