スパイは楽園に戯れる
(2016年6月 双葉社 / 2019年6月 双葉文庫)
主要人物
涌井直哉(ワクイナオヤ)
注目をあびている若手の政治家。42歳、スポーツマンで話術に長けている
27歳の時に政治家の娘と結婚。40歳で国政デビュー
少年の頃、海岸で見知らぬ男に言われた言葉に気持ちを動かされ、政治家を目指した
「咸」を探してほしいと仲上に依頼する
野口悠人(ノグチユウト)
野口麻子の一人息子。歴史ある有名な私大の大学生。中学高校とサッカーをしていて日焼けして筋肉質
アルバイト先で父を知る男に声をかけられ、『ターンV』に出入りするようになる
その他の登場人物
新しい講師
田所と同じ女子大、情報処理科の新しい講師
アメリカの大手コンピューター企業でシステム開発にかかわっていた
田所と馬が合い、データベース化を手伝ってくれている
カナちゃん
仲上が涌井のインタビューのときに依頼したカメラマン
咸(カン)
木戸(キド)
元外務官僚、公務員を監視する公務員だった
現在は退職しコンサルタント業
興亜通信の社長
香港系で、当時中国通と言われた人物
葉山が「村上(ラウル)」のことを聞くのに電話をした
佐田シン(サダシン)
韓国生まれ。20歳のときに日本へ来て水商売を転々としている
中井とベッドにいるシーンをテレビで放映され、姿を隠す
北朝鮮のスパイとして公安のブラックリストに載っている
ジュエリーボックスの常連。ジュエリーボックスのママが貸した部屋で殺害される
ジュエリーボックスのママ
昔はバレーボールの選手。190センチ近くある大男
苦労人で面倒見がよく、マリンが心から慕っている
鈴木(スズキ)
高浜の助手をしていた腕のいい板前(3年前に死亡)の息子
父親から「マカオの有名カジノで30セットだけ作られたバックギャモン」と「デバルガのタグがついたシルクのシャツとネクタイ」をお土産に貰った
関本(セキモト)
涌井の私設秘書
高浜(タカハマ)
偉大な指導者さまの日本人シェフ
ヨハンやミョンとカジノで一緒に写っている写真を見つけ、隆が入院先に会いに行く
ヨハンと5,6回会ったことがある
タカラ
洪の目の前でヤンを撃った車の運転手をしていたホスト崩れのチンピラ
田中(タナカ)
元警察官、公務員を監視する公務員だった
旧友と一緒に鶴見で中華料理のケータリング会社をはじめたがうまくいかず、昔のことを切り売りして小遣いを稼いでいる
チョウ
党の幹部、日本語が出来る。
高浜はチョウに頼まれてマカオのカジノ『シュロン』などでヨハンと会っていた。
調査軍の秘書
横須賀の調査軍本部の赤毛でショートカットの秘書
父親は元海兵隊
鐘文鎮(チョンムンジン)
自称、朝鮮半島専門家のフリージャーナリスト
日本で唯一の”ヨハンの専門家”を名乗る
佐田シンと知り合い
中井(ナカイ)
現国家公安委員会メンバーのベテラン議員
涌井により、ベッドの上で女性に情報を流しているところをテレビ放映される
七尾高(ナナオコウ)
30年以上前に日米の情報機関を手玉にとり大活躍して伝説の女スパイ
横須賀アマリリスというニックネームで一世を風靡した人気ストリッパー
=松坂高子
朴(パク)
20年くらい前に神奈川県内で勢力を伸ばしていた暴力団「銀波会」組長
在日二世、漁師の父親の代からKCIAと懇意にしていた
パトリシア・ダーン
燃えるような赤毛のグラマラスな女性。父親は元海兵隊
横田基地内の調査軍本部で秘書をしていた。男性関係の不祥事で突然の異動
林(はやし)
タカラを日当十万で運転手に雇った男
平沢昌子(ヒラサワマサコ)
10年以上前に火蛇と関係があった女。火蛇をシャノンと呼ぶ
60代、亡くなった夫は政治家の任期中にスキャンダルをおこした
范(ポム)
洪の同僚、数年先輩。表向きは韓国系財閥企業の東京支社の社員
松坂高子(マツザカタカコ)
佐田シンが出入りしていたネイルサロンの常連客
海上自衛隊の機密漏洩事件の際に極秘で出国、北朝鮮で名誉市民として暮らす
平壌で結婚し子供が2人いると語っているが、一人で日本に帰国。帰国してすぐ起訴され有罪判決をうけ服役
いまは出所し『クィーンズ劇場(ストリップ劇場)』のマネージャー
=七尾高
松原真由(マツバラマユ)
両親は在日中国人で、女優になって間もなく中国情報部からスカウトされた。ヨハンのガールフレンドの一人
ジェームズ・リーの愛人の一人として贅沢な暮らしをしていたが、男(周)に夢中になり切り捨てられた
4年前に両親とともに中国へ帰国したきり行方不明
苗(ミヨ)
北の工作員として公安のリストに載っていた男
鐘に佐田シンを殺せと命令した
ミョン・ソハ
ミンと呼ばれヨハンに同伴していた美女。韓国の月龍生まれ。頭がよく努力家
中国人資産家の養子になり大学卒業後、星土商に就職。レアメタル、チタン関係の事件に絡んでいた
現在は結婚して台湾で暮らしている。新幹線で隆の隣に座ってくる
柳井(ヤナイ)
“咸”の捜索のため仲上が会った人物、元中国通
以前は横浜中華街でレストランや喫茶店を経営、米軍の情報機関とも良好な関係を築いてきた
いまはすっかり痩せ、髪もほとんど抜け落ちた老人
※<PQ>では2か月前に亡くなっている
ヤン
野口悠人が出入りしているターンVのマスター
20年以上前は反日活動家を名乗り逮捕されている
国情院に脅迫ともお願いともとれる奇妙な申し出をし、洪とオープンカフェで会っていたところを撃たれて死ぬ
ユンギョン
韓国情報部の新人。父親は海軍の士官
洪がヤンと会ったカフェで、パクとカップルを装い監視していた
涌井裕美子(ワクイユミコ)
涌井直哉の妻
父親は県知事を三期務めた政治家
涌井直哉の姉
涌井直哉の5歳違いの姉
人の好さそうな笑顔の年配の女性。福岡で結婚。上の子が東京の大学に進学している
晴海にあるマンションで仲上に手料理をごちそうしてくれる
隆が写真を送った<会社>関係の知り合い
しゃがれた声、六十歳過ぎだが今もボトルを一本平気で開けるという噂
野口を「アサコ」と呼ぶ
最終更新:2023年10月19日 19:58