パーフェクト・クォーツ 完璧なる水晶
（2020年8月 小学館文庫）
パーフェクト・クオーツ 北の水晶（2018年9月 Amazon Kindle電子書籍 / 2018年10月 Amazon POD出版） 【改題】
登場人物
李志煕（イジヒ）
韓国新大統領 京星グループから莫大な資金援助を受けている
王恵順の孫に不正な便宜を図った件で立場がまずくなる
カズオ・グレン・ハリス
DIA内屈指の東アジア通。一時期は海軍学校で情報家庭の教鞭をとっていた。政治学者
エディをウォーレンと呼ぶ。ベルガー博士とも知り合い
リオンとちょっとだけ同じセクションにいた
カタツムリ
チョンのテープに登場
人を使う手腕と金儲けに長けている。工作員の資金供給源。売春婦の元締め
「ちょんの間のカタツムリ事件」で死んだとされている謎だらけの男
熱海のカタツムリはソウルのカタツムリ（成平）の兄
兄弟ともにナッツ・アレルギー
加藤照雄（カトウテルオ）
15年前に公園で亡くなっている。野口の持っていたハガキの差出人
福岡県生まれの在日2世（朝鮮名 朴照正）
カタツムリと仲が良かった。気の小さい男
妻 淑子（死亡）、息子 永基（行方不明→木原）
咸（カン）先生
キノバア
葉山が倉本から紹介された堀之内にいる妖怪みたいな婆さん。若い男に目がない
葉山から手袋をもらって涙を浮かべるほど感激する
木原努（キハラツトム）
高平から信頼されている素直で正直な青年。ヨハンの代理人との連絡役になる
高校は韓国、大学は日本、「KEI・STAR」に就職。高平の社長就任とともに社長付きの運転手になった
実は加藤照雄の息子 永基。小学校前に博多に住む張本大吉と養子縁組
倉本洋治（クラモトヨウジ）
堀之内の特殊浴場協会で暇を持て余していた男。広報担当
目つきは鋭いが人懐こい感じで掴みどころがない雰囲気
「極東ジャーナル」の名刺を持つ”ミスター・オリエンタル”と会っている。漂う匂いが同じな葉山のことを気に掛ける
小林早穂（コバヤシサホ）
野口が隆に紹介してくれたユニセフの東アジア調査機関で働く女性
国際養子縁組におけるトラブル相談やカウンセリングが専門
重貞高平（シゲサダタカヒラ）
京星グループ社長。現会長の父から社長を引き継いだばかり（韓国名 朴高平）
少年期を日本、青年期をアメリカで過ごす。実業家しては評価できる材料は１つもない
ヨハンの件で米国に商談を持ち掛ける
重貞成平（シゲサダナリヒサ）
京星グループ会長。先代三女の娘婿。重貞高平の父
”ソウルのカタツムリ”で”あり、三号庁舎の誇る完璧なるスパイ“石英”
張正日（チャンジョンイル）
北朝鮮でも有数の資産家
前指導者の時代には国防副委員長に任命されるほど新任が厚かったが、金正日が指導者となってすぐに更迭、党の幹部エリートだった息子 勇沢もともに粛清された
蔡（ツァイ）
華僑の実業家、70歳を過ぎている
ヨハンと若いときからの知り合いで、マカオなどのカジノでしょっちゅう顔を突き合わせていた
トニー・カン
米国系通信社ソウル支社で働く小太りの男
韓国系アメリカ人で通信社記者という本業の傍ら、国防情報局へ情報提供を行う協力者
正規の情報部員ではないがエディを「ボス」と呼ぶ
昔は危険地帯や内戦地域なども取材した猛者
中村（ナカムラ）
キノバアが教えてくれたヤブ医者。遊ぶ金に困ってカタツムリや照ちゃん、女の子たちを診ていた
現在は熱海の個人病院の娘婿になり成田という苗字になっている
カタツムリが種実アレルギーなことを教えてくれる
猫目石（ネコメイシ）
エピローグ ヒョン「あとは”猫目石”に任せておけばいい」
張本大吉（リモトダイキチ）
加藤永基の最初の養父（鮮名 張燕石）
生前10人以上の養子縁組をしていた
ヒース少将
在韓米軍陸上部隊 第2歩兵師団司令部勤務。昨年までは指揮官
高平から商談を持ち掛けられる
玄教安（ヒョン・ギョアン）
上等な夏物のスーツを着た立派な老人
粛清された張正日の叔父、ヨハンとの仲介役
ミタトモコ
"ちょんの間のカタツムリ事件"で死んだ女
『若葉』の従業員。スパイ容疑がかけられていた
ミン
在日米軍情報部で働く小柄でスタイルが良いベトナム系の女性部員
１８歳で入隊、すぐに情報部に配置されずっとこの仕事についている。エディからの信頼も厚い
「日焼けアレルギー」
ユエ・フォンヒ
70過ぎ、現役の料理人で中華レストランの経営者。かつて三木の義父の情報源だった
三木とは「ユウ君」「ユエじいちゃん」と呼び合う仲
リード
エディの部下。昨年まで韓国に駐在
韓国の重貞高平に会いに行くときに同行
最終更新：2023年10月19日 19:58
