君の夢はもう見ない
(2002年10月 集英社)
※残念ながら現在は絶版となっています
主要人物
仲上孔平(ナカガミコウヘイ)
ラウル・ホウ
ラリー・チャン
その他の登場人物
安倍(アベ)
中華文化思想研究所の翻訳のアルバイトをしている中年女性
安治(アンオサム)
安祥雲の孫、品があって優しい、躾の行き届いたしっかりした子。軽い喘息がある
中国人だからといじめられている
安祥雲(アンショウウン)
戦後すぐに日本に来た在日中国人。大きな中華料理店「蘇洲楼」の社長
孫 治の誘拐事件ことで仲上に相談に来る
仲上が<会社>の仕事をしていたころ多くの中国人を紹介してくれた
安忠治(アンタダハル)
安祥雲の息子、治の父
一宮圭子(イチノミヤケイコ)
「中国人留学生と一緒に暮らしている女子学生」の記事のためチャンが取材に行った。
30歳以上、背の低いずんぐりとした女。顔も子供っぽく喋り方も幼い。
ブティック「BIG・M(中国系の最も大きな高利貸し)」で働く。
リーに惚れていて3百万貸している
岩井(イワイ)
去年の暮れに学校を退学。恐喝や盗みなどやっている
治を誘拐した一人
上田(ウエダ)
中華文化思想研究所の一番若い女性
物怖じしない上田の出現で、離婚当時はタブーであった話題も笑い話に。
ウサギ耳の少女
伊勢佐木町のクラブで仲上が声をかけたガングロ少女
岩井と北村について教えてくれる
北村(キタムラ)
去年の暮れに学校を退学。恐喝や盗みなどやっている。治を誘拐した一人
クーリエ
3分の2は白髪、黒メガネ、中肉中背の善良そうな顔をした年配の男
本国と在日韓国大使館をつないできた伝書鳩(クーリエ)
呉道と船上で会話
貂蝉(ジャウチェン)
香港返還後も残り、比較的遅くまで活動を続けていた中国通
きちんと整理した情報を冷静な分析でまとめる理想的な中国通。ラウルと面識がある
数年ぶりに仲上に手紙が来た
許大人(シュウタイジン)
ラウルの知り合い。返還前まではマカオを支配していたと言われる
インタビューの条件に16年前に”ブルー・ムーン”というカジノで出会ったブルー・ローズ探しを仲上に依頼する
現在は車椅子で目が見えない。マカオを離れオーストラリアに移住する決心をした
白木ユリ(シラキユリ)
傲慢な態度でチャンに声をかける。
中国残留孤児で12年前に兄と日本へ。そのときに仲上が住む場所や仕事など世話をしていた。
徐洋一(ソヤンイル)
ャンが通っていた日本語学校の生徒
福原先生の紹介でチャンが孝行送金の取材をするが、冷たい言い方で断り、その後学校をやめる
蔡文恵(ツァイウェンフィ)
王の八つ下の幼馴染。評判の美人で気立てのよい優しい娘
父親が中国残留日本人孤児。18年前に妻と離婚して日本へ帰る父親と一緒に日本へ
現在は中華料理の食材輸入会社 三田村産業を経営
日本名 三田村文恵"
トニー・エン
ラリー・チャンの友達。近代5種選手、砲丸投げが得意。筋骨隆々で無邪気な笑顔
仲上の元妻(H)
仲上と結婚中にラウルに取り込まれ、今でもラウルを追いかける
ベランダからラウルの上に鉢植えを落とし大怪我をさせる
野々村清二(ノノムラセイジ)
長年中国通として<会社>とかかわっていた男。仲上と古い付き合い、ラウルのことも知っている
大手新聞社の記者として大半を香港支局で過ごす。昨年定年を迎え、今は小さな電子機器部品メーカーに再就職
倒れて入院したため仲上に王建平の相談を頼む
白芙(パイフー)
許大人に自分がブルー・ローズだと言ってきた一人
清楚で無邪気。黒髪をおかっぱのように切りそろえている
仲上に「ローズのことに首を突っ込まない方がいい」と言ってくる
早河尚輝(ハヤカワショウキ)
間宮ビルの郵便受けでチラシを集めていた中学生
母親が日本人と再婚したため、1歳半のときに台湾から日本へきた。母は五年前に死亡
義父は酔うと子供に暴力を振るう。右耳がよく聞こえない。
早河尚子(ハヤカワナオコ)
尚輝の姉。3年前に義父のもとから家出。援助交際で保護観察処分を受けている
現在は池袋の風俗店勤務
福原陽花(フクハラヨウカ)
チャンの日本語学校のベテラン中国教師。日本人と結婚し、日本に来て30年近い
チャンの日本での母親のような人
ブルー・ローズ
許大人が探している人物
=林玉彪
黄梅(ホワンメイ)
許大人に自分がブルー・ローズだと言ってきた一人
切れ長の涼し気な瞳。真っ直ぐな黒髪、正統派美人
紅桃(ホンタウ)
許大人に自分がブルー・ローズだと言ってきた一人
彫りの深い顔立ち、エスニックな美人。長い髪を一つに編んでいる
山崎京子(ヤマザキキョウコ)
惇也の姉、長女。美容師を目指している。
ほっそりとした清楚な雰囲気の可愛らしい女性
山崎惇也(ヤマザキジュンヤ)
安治の友人。野球部で真っ黒に日焼けしている。姉が三人いる
いじめられている治のために祖父祥雲の狂言誘拐を手伝う
リー・ショウエイ
一宮圭子と同棲中の中国人。中華料理店のウェイター
2年前に北陸のF学院に留学後失踪。ラウルが留学を世話していた
ドラッグのために「BIG・M」に出入りしていて圭子と出会う。
林玉彪(リンユーピョウ)
東鳥電影有限公司で許大人の秘書をしているすらりとした2枚目
5年前は香港の映画会社に勤務、その前は京劇の役者で息を呑むほど美しい女形だった
=ブルーローズ
ブルー・ローズ
許大人が探している人物。正真正銘の中国美人
王影影(ワンインイン)
貂蝉の娘と名乗る、気の強そうな娘
六本木のレストランのウェイトレス希望で、仲上に保証人になってくれと頼む
ラウル・ホウを探している
王建平(ワンジエンピン)
昭和30年代の日本のサラリーマンのような古くさいセンスのさえない男
表情は柔らかく、飾り気のない朴訥な男
野々村の記者時代からの知り合い。実母の死を知らせるため日本に蔡文恵を探しに来た
最終更新:2023年10月19日 19:54