Plot Scraps

シゾフレニー

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だれでも歓迎! 編集



こうして また膝を抱えてる
一切の事柄 後ろめたいからさ
君の眠りを 誰も妨げないなら
僕に縋っていいんだよ

ビニールの中で 命が終ることを
君は知っていたんでしょう?

あの真っ白い幾つかの壁に
僕はどうして手を触れてしまった
「落書きしようよ」そそのかされた
貴方に似た顔した路地裏の司祭

どうやら また君は泣いてる
ぶら下がった両手も 煩わしくなった
君の眠りを妨げたいけど
いつも一人笑っている

__石鹸の匂いで「猫が壊れたおもちゃの様な動きをしている」
__我に返る「赤い脱脂綿が床に散らばっている」
__海ぐらいのものに「僕は飲まれる」
__僕は無ではない「僕は無、以下」

あの真っ白い幾つかの壁に
僕はどうして手を触れてしまった
「落書きしようよ」そそのかされた
貴方と同じ顔だ「久しぶりだね」

いつかの集合住宅の庭 手を繋いだ影が揺れている
貴方は一生愛されて苦しむのだろう
気づかないうちに

作詞 陶山良太 作曲 陶山良太


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