午前0時 お湯を沸かす
寝静まる窓 視界を固定して
ようやく思い出した
僕は今ちょうど行為の途中
寝静まる窓 視界を固定して
ようやく思い出した
僕は今ちょうど行為の途中
毎夜 活字を追う
行間がいつも表情を紐解く
「東京は暖かいね」
匂いもそれに乗って届く
行間がいつも表情を紐解く
「東京は暖かいね」
匂いもそれに乗って届く
放置されたベビーカー
君は未だ奥行きに欠ける
伸びた手 横目で流す
君を憂いた人に怯えて
君は未だ奥行きに欠ける
伸びた手 横目で流す
君を憂いた人に怯えて
治ろうと踠く傷跡は酷く醜いかもね
愛したもの、ひとつ残らずこぼれ落ちるけれど
焼けた大地を見下ろしてみたいな
愛したもの、ひとつ残らずこぼれ落ちるけれど
焼けた大地を見下ろしてみたいな
今日も無駄のない日
円滑なようでそれはモラトリアム
東京で泣きじゃくって
思い過ごしたことに怯えて
円滑なようでそれはモラトリアム
東京で泣きじゃくって
思い過ごしたことに怯えて
繕う過去にいつの日も支えられてきたでしょう
奪ったものさらけ出す君、狡いよね
彼の心に触れさせてみたいな
奪ったものさらけ出す君、狡いよね
彼の心に触れさせてみたいな
治ろうと踠く傷跡は酷く醜いね
約束守れなくてごめんね
約束守れなくてごめんね
治ろうと踠く傷跡は酷く醜いかもね
愛したもの、ひとつ残らずこぼれ落ちた
愛したもの、ひとつ残らずこぼれ落ちた
治ろうと踠く傷跡は酷く醜いかもね
価値のある絵の具の束
ここには無いけれど
君の鞄に忍ばせておいたよ
価値のある絵の具の束
ここには無いけれど
君の鞄に忍ばせておいたよ
| 作詞 | 陶山良太 | 作曲 | 陶山良太 |
