「~~詩で遊ぼう! 投稿梁山泊 8th edition ~~」の235-300
235 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:03/06/28(土) 01:02 ID:icbimw/q
>>234
ありがとう。でもごめんなさい。
きっと他にいい人がいると思うから。。。
というわけで、遅くなりました。
次のお題は 「旬」 でお願いします。
投稿〆切は微妙に伸ばして、
7月6日いっぱい(7月7日0時)にしたいと思います。
みなさま、振るって御参加下さい!!
ルールは>>2-3。
236 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/28(土) 01:13 ID:XSepAdQG
しゅんのものをしゅんとしながらたべたんだいえでそだてているしゅん
ぎくであそんでたらおかあさんにおこられたからなんだおかあさんも
そのあとしゅんとしちゃったんだだってしゅんぎくがぼくのせいで
しゅんとしなびちゃったからなんだしゅんにたべようとおもってたの
しみにしてたんだっておかあさんほんとうにごめんなさいでもいまは
こうしてしゅんのものをおいしくいっしょにたべているんだきょうの
しゅんのものはぼくなにかわからないからおかあさんにきいてみたら
せいしゅんのあじなんだっていったいなんていうたべものなんだろうね
237 名前:イチゴ 1/2 [] 投稿日:03/06/28(土) 13:42 ID:PMiCUegj
ヘタの先には なんにもなくて
よく見りゃ豆粒 肉の予感
ふくれるぞー! 気持ちは向かいの山さえなめて越して
未来のイチゴは 今が旬
ヘタの先には 歪なげんこつ
白いかたくな 色づきはじめ
食べないで! 気持かたくしてそれでも触られまくって
青いイチゴは 今が旬
ヘタの先には 真っ赤なふくらみ
艶の張った肌に 産毛はやして
こっちを見て! 摘み取って壊してくださいと主張している
食べ頃イチゴは 今が旬
238 名前:イチゴ 2/2 [] 投稿日:03/06/28(土) 13:43 ID:PMiCUegj
ヘタの先には 落ち着いた後のやさしさ
赤黒いただれの中には 複雑な味
おいで 蝿もみみずもバクテリアさえ抱き締める胸
開いたイチゴは 今が旬
ヘタの先には 遠くの観覧車
青い草も 夜の星もそこにはあって
何もいわずに 風と記憶とを散りばめている
次のイチゴは 今が旬
239 名前:nas[ ] [] 投稿日:03/06/28(土) 19:11 ID:gTgz4Yrg
茄子が食べたい。
どうしようもなく茄子が食べたい。
焼茄子が食べたい。
茄子の浅漬けが食べたい。
麻婆茄子が食べたい。
冷えたビールがあればなお良い。
平屋の縁側で食べられればなお良い。
綺麗な姉さんが盆に載せて持って来てくれれば更に良い。
ああ、茄子が食べたいものだ。
とはいえ梨も食べたい。
冷たく冷えた梨が食べたい。
とりあえず、旬だということは良いものなのだ。
夏である。
冷たい冬を越えて、
花粉に悩む春を越えて、
生温い梅雨を越えた夏に
茄子を食べることは、
旬であるということを
忘れてしまうほどに良い。
そしてその先には秋刀魚が待っている。
大根おろしと一緒に秋刀魚が待っている。
それだけで良い。
「旬であること」とは、概して未来形の希望なのかもしれない。
240 名前:わかんないでつ~ [] 投稿日:03/06/29(日) 03:10 ID:p/tDxZW2
わからないでつ~???旬と 盛り……??
それと、寒い季節に旬はあるのでつか? おせちに旬はないけど、カニは?
カニは旬とはいわないでつかぁ?
……みかんに湯豆腐。……旬はやっぱり
光の降る季節が惷なんでつか?
241 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/29(日) 20:51 ID:1Mt9JlRV
夢を燻らせながら長い時間を過ごした
才能の二文字に思い悩んだ
今でもそうだ
それでも私はやってみようと思う
今からでは遅いかもしれない
でもそれは問題ではない
惨めな結果になろうとも
そのことで自分や誰かを傷つけることになろうとも
私はやる
何故か?それは自分の夢だから
私は信じる
自分の夢に旬は無いと
242 名前:奴隷の季節(一) [] 投稿日:03/06/29(日) 23:59 ID:6bJMDooX
俺は出航していくアフリカの民に手を振り
白いコンクリートの埠頭に 文庫本を叩きつける
ど貧民の奴隷の季節がやって来た
歌を俺は歌えない
財布には五百円札一枚 入っているから
歌う資格がない
酒場の女はかまきり
両腕に夫を挟み 児を護るふり
照明セットも モニターカメラも 丸見えだというのに
壁にむかってグラスを投げつけるように
俺が彼女の児を投げつけてやろうか
それで冬が越せなくなるのでなければ
十日で利息が倍になる金貸し
絆創膏で顔のわからないきりぎりす
殺される前に殺すための鉛色のスーツケース
本屋に俺の本が立ち並ぶ
他人のように立ち並ぶ
一ヶ月毎に新しい顔をして立ち並ぶ
一ヶ月は七で割り切れないというのに
七日で区切る世界があるという
大体一ヶ月とは 三十日だったか 三十一日だったか
十日でみっつ みっつで一月
ひとつ毎には 奴隷の季節
エブリバディ
243 名前:奴隷の季節(二) [] 投稿日:03/06/30(月) 00:00 ID:W09+l8ol
そうでない季節に俺が何をしているか
などと聞きそうな野暮眼鏡がいそうだ
教えてやろう お前と同じだと
昼の猛暑に溶けた蛙
彼女のパンストにひっついて
捨てられるまでは満足して笑っている
動けない中庭で
銃殺刑に処してくれる将軍がいるのなら
俺は三回まわってワンしたい
しかしもうすぐ夕方になる
夕方になれば季節が終わる
季節が終わればアフリカの民が戻ってくる
歌が聞こえてくる
太鼓の合図でシャーマンは呼び戻される
そうなれば新しい本屋が開店するだろう
旬刊誌は安全だ
割り切れるのがいい
ただしそれは一ヶ月が三十日の場合なら
旬刊誌に掲載された俺の文章を俺が読む
初めて読む読み飽きた活字について
何も考えなかったなら 何も読まなかったのと同じだ
十日でみっつ みっつで一月
ひとつ余って 空白の季節
マイセルフ
244 名前:奴隷の季節(三) [] 投稿日:03/06/30(月) 00:01 ID:W09+l8ol
残された一日には
俺はとびっきり自由になる
誰もやることを与えてくれないのなら 俺はまた五百円札分の酒で過ごす
誰もやることを与えてくれないのなら やることを禁じられた奴隷と同じだ
海から近づいてくる
アフリカの民たちの
乾いた小便の匂いが深い
245 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/30(月) 00:27 ID:EqiuoVCP
「さんま」
じゅうじゅう
におってきたのは
秋刀魚のにおい
246 名前:ストーカー [] 投稿日:03/06/30(月) 00:35 ID:1fcctTly
午後七時混みあうホームの真ん中で
男がひとりニヤけてメールをしている
どうやら好きな人に送っているご様子
真後ろに並んでいた僕は難なくその画面を盗み見る
「こちらこそありがとうございました。
今日はとっても楽しかったデス。
また楽しいデートをしようね(^0^)/」
もう嬉しくて仕方がないご様子
この顔文字の実写版が目の前にある
耐えられなくて僕は思わず吹き出す
おそらく返信を待ち侘びているご様子
何度も何度も携帯を胸ポケットから出しては確認している
ついに返事がきたらしい
内容を見てあわてて手帳を取り出している
どうやら次の「楽しいデート」の日程を提案されたご様子
暇らしく震える手でそれでもニヤけながら文章を作っている
どうせいつも暇なんだろう
オタク野郎よくもまあそんな格好で
でも僕はこんな野郎に
負けたのだ
僕の賞味期限が過ぎてしまったから?
同じ列車には乗らなかった
それきり僕は彼を追うのをやめた
握りこぶしをポケットにしまって
247 名前:無題 [] 投稿日:03/06/30(月) 01:18 ID:/23DKv4C
年上の人が好きだよと言ったくせに、
私が本気になったら、若い彼女に乗り換えるなんて。
怒る事も出来ないじゃない。だって、あなたの前では私は「年上の強い女」。
だから、頑張ってなんて言ったりして。
私は駄目ですか?あなたの理想になりませんか?
女盛りを過ぎたら、旬が過ぎたという事ですか?
電話をしていても、メールをしていても、一緒に話をしていても、
だんだん若返ったような私が其処に居る事に気付いていたのに。
若い彼女に乗り換えるなんて。
私は駄目ですか?あなたの理想になりませんか?
旬が過ぎてしまったら、もう女は終わりですか?
あんまり、長く生きていたら泣く事も出来ないじゃない。
248 名前:熟した日々は過去に(愛する) [] 投稿日:03/06/30(月) 03:25 ID:AdrjfWUo
昨日を作れる。
昨日あった出来事をすべて知れる。
昨日は僕の手にある。
昨日はどうにでもなる。
僕は全部わかるんだ!
昨日のことは全部知ってる!
あなたがハイヒールのヒールを折ったことも知ってる!
僕が昨日をつくる!
君がそんなに大事にしている靴下も
君がそんなに大事にしている赤い帽子も
君がそんなに大事にしている昨日の夜も!
ぜーんぶたいしたことない、とるにたらない!
この文章をよんでるひとだって僕にとってはどうにも必要で、
昨日よりも優れてるから、僕は昨日を強くする!
さようなら これから訪れる日々よ
こんにちは 過ぎ去った日々よ
ありがとう 見事に咲く花たちよ
さようなら これから訪れる日々よ
見事に咲くがいいさ見事に熟すがいいさ
僕はもっとすごい昨日を作る!
だから僕をおぼえていてください
だから君は泣かないでください
だから僕を信じていてください
だから君は輝け
と、語るひともまた、既に昨日。
249 名前:「せいしゅん」 [] 投稿日:03/06/30(月) 03:49 ID:qwiIqEao
こんにちわと出会い
さようならを言わずに消える
楽しくて楽しくて
過ごした時間は今思い出しても
楽しすぎて
つぼみが膨らみ
ふるふると期待に震えて
しゅんかん開いた花びらの
せんれつな芳香の記憶
芳しい眩さだけが残り
散ってゆく花の記憶はない
散る姿を見なかったから
遠い記憶の中で
今も咲いているのかもしれない
ともに過ごした季節が巡り
今はどうしているのかしらと
あの頃楽しかったなぁと
思い出す
いつの間にか遠くなった
別離の理由も言葉も存在しない
友人達
ねぇ
貴方にとっても
あの頃の毎日は旬でしたか?
まだ
咲いていますか?
250 名前:旬花愁凍 [] 投稿日:03/06/30(月) 16:25 ID:9fQ3bEpu
悠久に
なほ咲き誇る
造花かな
251 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/06/30(月) 16:33 ID:x6hJTh1v
>>250
ワラタ
252 名前:ペテロ [] 投稿日:03/06/30(月) 16:48 ID:83lyuPbU
おちんちん
しこしこしこしこ
どぴゅっどぴゅっ。
253 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/06/30(月) 22:12 ID:1NOvkFmd
寸評は後程って言っていた人たち
まだですかね?前回投稿しました
254 名前: ◆TemEEb7Qco [sage] 投稿日:03/07/01(火) 03:09 ID:yLbr3w3m
時間があるので寸評。
>>237-238
妙にリズムが悪いが、ともかく楽しそうだ。「白いかたくな」ってなんだ?
>>239
欲張りだな、という他特になし。
>>240
どうにもならなくなって投げた感あり。
>>241
そうであるといいのだが。まあ夢にもいろいろとあるからな。
>>242-244
アフリカが舞台なのに五百円札というのもなんだろうとは思うが、ある種の悩ましさは十分に伝わって来ているような気がした。
>>245
そうか。
>>246
いや、もともと縁がなかっただけなのだ。振られたら次の人。
>>247
長く生きる事自体が泣いている事なのかも知れない。
>>248
知れる、はどうにかならないものか。歴史とは作ろうとして作れるものではない事もあるやも知れず。
>>249
細かい出来事を忘れられるというのは、本当に便利なものだ。
>>250
ずいぶん長持ち。
>>252
年月を経るとしみじみとわかるかもしれない。
255 名前:「旬」 [] 投稿日:03/07/01(火) 19:56 ID:HTJlO2JD
旬は
いまだけ
ここだけ
あなただけ
という自然から人への贈りもの
旬は
いつでも
どこでも
だれでも
という便利で一様な社会の中の命綱
人の,生き物としての存在感覚を保ってくれる
人は
いつでも
どこでも
だれでも
いまだけ
ここだけ
あなただけ
になれる
256 名前:v [] 投稿日:03/07/01(火) 20:16 ID:JugXsZwC
257 名前:美味しい食べ方 [] 投稿日:03/07/01(火) 21:21 ID:RBLQoLTT
しんしんとふる雪
積った雪
どさっと落ちる
落ちた先には
雪に負けない
青い針葉樹
ぼくはそれを部屋から見て
こたつに入り
ミカンを食べる
ウマー
258 名前:星屑 [暇なのsage マタぁリ] 投稿日:03/07/01(火) 21:41 ID:hBN6bJoy
冬の最中の街
街のとある家
家の中には私
オコタの上のみかん
程よい熱さの御猪口
御猪口の中の日本酒
オコタの中の猫
家の外の雪吹雪
冬の晩の愉しみ
259 名前:12517 [] 投稿日:03/07/01(火) 23:20 ID:pZ4oYyMT
260 名前:きよはる ◆riqWqftSgc [sage] 投稿日:03/07/02(水) 01:21 ID:wQ5STxec
>>255
「旬」という言葉を広げてみたのね
で、最後のほうで方向性を変えて、人も誰かにとっての「旬」になれる、と
どうも説明的だよね、5連目特に硬い
>>257
「しんしんと」とか「どさっ」みたいな使い古された擬音が一連目にいきなりあって、
しかも最後が「ウマー」なんて2ちゃんで使い古された言葉だと、がっくりくるね
内容はわかるし表現でもあると思うけど、あまりにもインスタントな表現だよなぁ
>>258
視点がどんどん日本酒に向かってズームしていくのは気持ちいいんだけど、
最後の連でまとめすぎちゃったように思うなぁ、、、、
言葉が簡潔な上でこんな風にまとめきってしまわれちゃ、どうにもおもしろみがない
261 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/02(水) 01:23 ID:wQ5STxec
締め切りは7月6日いっぱい
お題は「旬」で、どんどん投稿してね
262 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/02(水) 01:37 ID:vuFAvkeB
>>255 いいかんじですね
>>257 みかんの旬ですね
>>258 関東地方の冬の旬でしょうか? 晴れ渡った冬の夜??
263 名前:春の一日 [] 投稿日:03/07/02(水) 01:52 ID:+Ul4jYRa
桜吹雪は TVで見れる
いつもの時間のいつもの番組
桜吹雪は 今しか見れない
この季節のこのタイミングだけ
地面には桜で出来た薄桃色の絨毯
南からの暖かい風が髪をなでる
時には優しく時には激しく
風が僕の視界を薄桃色に染めていく
TVの桜吹雪は威勢のよさが売り
でも、この桜吹雪は、桜の命を削りながら得られる一瞬
美しくて切なくて物悲しくて
そしてこの一瞬に立ち会える喜びが僕の頬を伝う涙のわけ
264 名前:旬(JUN)の踊り [] 投稿日:03/07/02(水) 21:53 ID:kQz9bmOz
まわるまわるまわる
とんがり帽子の上で 駅前の花時計の中で
走るダチョウに曲乗りして
短いズボンから ちょびっとはみだして
くるりくるり 上旬はくるりくら
ゆれるゆれるゆれる
燃える馬車を追い越して ハンモックで飛び跳ねて
カニがビキニをちょん切って
たて笛の練習しながら 家に帰った
ゆらりゆらり 中旬はマリリンコ
下旬?知んないよ だって楽しいから
止まんないとか後戻りできないとか
悩んでるふりをするヒマがあったら
黒板に大きく「自習」と書いて
ちょいと火星にでも出かけてみよっか
うたううたううたう ぼくは歌うたい
おどるおどるおどる ぼくは踊りおどり
竹トンボで巣をつくって
10年ひとまわりなんてケチくさいこと言わずに
死んじゃう直前まで
晴れたり雲が切れたり雨があがったり
265 名前:二十一歳 [] 投稿日:03/07/02(水) 22:47 ID:M1J+fz+E
夕方 掃除機をかける
誰もいない部屋に ひとり
ゴミをまとめてから
財布だけを持って外へ
オレンジ色の光に吸い込まれ
ひとり 並盛りを二杯
もくもくとかきこむ
慌ただしい店内にはたくさんのひとりづつが
会話をしあっていたり あるいは
僕のようにほんとうにひとりだったり
けれどみなきまってせかせかとしているようだ
小太りの店員はテキパキと動き回り
あぁ 僕にはこういう仕事は向かないな
と、そう思わせ また
U字テーブルの向かい側のカップルは
あぁ 僕にもこんな可愛らしい彼女ができたらな
と、二杯目の並盛りに憂いの後味をつけた
僕はほとんど噛むことを忘れ
もくもくとそれをかきこんでは
いっきに飲み込んだ
266 名前:二十一歳② [] 投稿日:03/07/02(水) 23:02 ID:M1J+fz+E
バイト先の服屋が来月一杯で撤退する
それを聞かされた僕はたちまち
接客など面倒くさいだけになった
「いらっしゃいませー」が、取り留めなく素通りしていく
「また考えてみます」と、そう言った客に舌打ちをしたら
チッ というその音がやけに大きかった
どうせあっという間だ
たった二ヶ月くらい
並々と飲み下すように
あっという間に過ぎていくんだろうさ
けれどその後はいったい
何をしているんだろうか
ほんとうなら今頃、もっと笑っているはずだった
ひとりでいることが多いのは
自らそうなるような選択肢を選んできたから?
全人類の幸せを数値化して、ランキングを作ったとしたなら
意外に日本人は下位に位置するんじゃないかな
すくなくとも僕には、ただただ日々が慌ただしくて
いや 嘘だな
ただただ日々が単調であって欲しいと望みすぎて
そう 何もかも気にとめようとしなさすぎたんだ
267 名前:二十一歳② [] 投稿日:03/07/02(水) 23:24 ID:jHQQMJku
帰りに寄ったコンビニは
光がぼやけて浮かび上がり
まるでそこだけが違う空間みたい
けれど手にとった求人情報誌の
滋賀県のページの少なさが侘びしい
誰もがきっと物語みたいな始まりかたの
【いつかなにかが】を期待してるのかもしれないけど
あるいは 岩を穿つ水滴が、滝を生み出すことだってあるのだと
頑なに信じたいと思うのかもしれないけど
意外と、日本人に限らず人間て、報われない生き物なんじゃないかな
なにはともあれ
どこのだれだか知らないが
どこかの見知らぬ神様よ
今のところ僕の人生は
悲しいほどに単調で
ひとりぶんだけ順調です
268 名前:267は [] 投稿日:03/07/02(水) 23:24 ID:jHQQMJku
③で。
269 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/07/03(木) 00:20 ID:mqEitRse
今回も感想つけさせてくらさいm(__)m
>236
もう一息しゅんを見つけられそうな予感
>237-238
「今が旬」ってリズムいいですねぇ 生のすべての瞬間が旬?
>239
最終行に納得しまくりです。なるほど。87へぇ~くらい。
>240
「でつ」を見るたびにワールドフェイマスな犬が見え。
どうなんでしょう…わかんないでつ
>241
むしろ継続し突き進みその過程自体がきっと旬なのだろうと。
そういう意味でちょっと最終行に納得がいかない気分がします。
>242-244
特に(二)の表現がカッチョ良いなぁ。でもあんまり旬じゃないかもなぁ。
でもカッコいいなぁ。ブルースでジャズでロックだなぁ。立松和平かアタシャ
>245
ゴハンと味噌汁とオロシもつけてくだちいグゥ ちょっと欲求不満
270 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/07/03(木) 00:33 ID:mqEitRse
>246
最終連の描写がそれまでのと大きなコントラスト形成してますね。
誰がストーカーか色々妄想が膨らむ効果。
>247
年増の切なさ(ノД`゚)。 最終行カッコイイ。マダムっぽい。
でもそれまでの愚痴がチョト
>248
最後の行に、瞬間性についての雄弁な分析があるような気がしてならない
昨日って虚構に属するのかなぁ
>249
連ごとのリンクはあんまりなくって、むしろ「せいしゅん」からのリンクを
ちりばめた感じ。第四連だけがなんだかポップアウトする
>250
それでもホコリは積もるのですよ
>252
お疲れ様
271 名前:kamiru ◆aeug.wO/8g [sage] 投稿日:03/07/03(木) 00:47 ID:mqEitRse
>255
なんか癒されちゃった 命綱かぁ…
>257
思わず宮沢賢治思い出しちゃって、「あめゆじゅ~」って思ってたら
ミ カ ン か よ ! ウマーはチョト ドウカト ドウセナラカモモジツケチャエ
>258
冬の旬は常に暖かさと離れられないとするならば
アイスの旬もまた冬にある…のかしら
>263
キレイです。でもチョト結論が自動化されてやしませんかダンナ
>264
3,4連の進み具合大好きです。マリリンコってなんだろ…?
>265-267
こういう停滞してく感じが何ともノスタルジックで切実で好きです。
進め方もキレイですし、なんちゅうか色々切なくなります(つД`)
「たった二ヶ月くらい/並々と飲み下すように」の表現なんか惚れ。
272 名前:真っ赤なトマトと太陽と [sage] 投稿日:03/07/03(木) 20:29 ID:w0wr9miV
室内にはエアコンが行き渡り
デパートには四季の食材が溢れ返り
旬に買いたい物もなく
食を楽しむこともなく
昨日と同じものをまた
惰性で詰め込む日々の中
田舎の母ちゃんから小包が届いた
懐かしい地名が並ぶ新聞紙に包まれて
几帳面に詰め込まれていたのは
どこにでもある夏野菜
けれど寝覚めきらぬ朝
冷蔵庫で冷えた真っ赤なトマトに
遠い日の青空がよみがえる
あの日ただ一度きりの季節に
涙を堪えてかじりついた果肉の
青臭い甘さは今も鮮やかに
オレたちの太陽を思い出させる
気が付けば季節を忘れた日々の中
オレたちの旬はとうに過ぎ去り
今は実をつけ成り下がる時期に
オマエはなにをしているのかと
飲み込む果肉に問い詰められて
オレは遠く空を仰ぐ
273 名前:実験 [] 投稿日:03/07/03(木) 22:12 ID:ZJNK2/gA
庭からもいだ水蜜桃 桐箱に座らせ
ひとつだけ
湿気った風には 桐の澄んだ薫りのみ
独りうづくまってる そのやわ肌の
うぶ毛にそっと中指這わせ 体温はかる
日に日に色濃く あでやかに
漂い始むは薄紅色の
それでも桐箱入れたまま
紗衣にくるんで風のみ喰らえ
あまくとろけた肉噛みしめて
仄かに感じる腐臭を糧にし
残った果汁を真綿にたらして
次なる果実をもぎに、と 庭へ下り立つ
きいろい青空 ほこりっぽい雲
ふりあおぐ黒い果樹から
なぜか桐の薫
274 名前:未だ来ない、こちらから走る [] 投稿日:03/07/04(金) 00:58 ID:K4b2iuNV
日が明けていく
後ろを振り返ると
夜が寝ようとしている
だんだん人が現れはじめる
ドコへ行くのか
ビルとビルの隙間から吹く隙間風が
僕らに教えてくれる
明日を走る意味を
空から太陽の日が差してきた
僕らの背中押すため
まだここで終わりでないと
僕らに教えるため
今日は終わっても
明日があり
あさってがあり
未来がある
未来ある限り走っていかねばならない
僕たちは
その姿を
父の 母の
背中を見て学んできたんだ
僕らは今日も
前を向いて 上を向いて
未来に向かって
走っていくんだ。
275 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 01:19 ID:bOE9f3+5
父と母
演じるられれば
立派な恋
大人になったね
君は愛をもう知っている
276 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 01:20 ID:bOE9f3+5
世界のヒトカケラになること
二人で
生きることを
277 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 01:20 ID:bOE9f3+5
275 名前:名前はいらない :03/07/04 01:19 ID:bOE9f3+5
父と母
演じるられれば
立派な恋
大人になったね
君は愛をもう知っている
276 名前:名前はいらない :03/07/04 01:20 ID:bOE9f3+5
世界のヒトカケラになること
二人で
生きることを
278 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 02:57 ID:ZHLqUVjY
全て妄想でいい
確かに俺はあなたが好きでした
スイッチ切ります
さよおなら
279 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/07/04(金) 03:03 ID:2A184Ew7
>>278
激しくスレ違い。もっときちんと推敲してから投稿しなさい。やる気ないでしょ?
280 名前:粘着 [] 投稿日:03/07/04(金) 03:39 ID:lAPs8pCp
>>279だねだね>>278はスレ違いだね
281 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/07/04(金) 03:43 ID:0u+TeHjA
何度言っても理解できない人
理解できていない事にも気付いてない
スイッチ入れます
愛している
282 名前:旬 しゅん シュン [sage] 投稿日:03/07/04(金) 04:19 ID:3U5XokuY
テーブルの二人分
鼻で息して座ってます
283 名前:つばさ [] 投稿日:03/07/04(金) 20:42 ID:nmxrJtJE
黒い翼の堕天使。
その翼は羽ばたかずに、
堕天使は落ちる
その翼は、もう動かない。
284 名前:果物のある風景(1/3) [sage] 投稿日:03/07/05(土) 03:24 ID:KCAdEwHS
―林檎
太陽が頭を擡げ
たわわな赤い実 枝しならせる
濡れた光が 野原に染みて
膨張しつつ また雨降らす
木々は沸き立つ衝動を
しなる枝に溜め込んで
葉々がこすれる それだけで
焦燥に満ちた声を漏らす
枝はしなって ぐいぐいと
たわわな赤い実 むずむずと
枝から弾けた赤い実が 野原に落ちて
粉砕し
白い果汁が じっとりと
乾いた土に染み込んだ
285 名前:果物のある風景(2/3) [sage] 投稿日:03/07/05(土) 03:25 ID:KCAdEwHS
―西瓜
砂浜の 潮の香りのただなかを
めくらとなって 彷徨えば
「みぎー、ひだりー」と女たち
ざっざ ざっざと
右 左
燃える砂を素足で踏みしめ
「そこー、そこー」と黄色い声の女たち
ここだと決めて 息止め
棒を振り下ろすと 命中し
水の波動が手まで伝わる
「あぁー!!」と黄色い声の女たち
顔に巻いた タオルを取ると
太陽眩しく 白む空
焼きつく西瓜の割れ目の赤に
棒を突き刺し
みんなで西瓜を食べるのだ
潮の香りと西瓜の甘味が
なんとも絶妙で
貪り食うのは 少年の夢か
286 名前:果物のある風景(3/3) [] 投稿日:03/07/05(土) 03:26 ID:KCAdEwHS
―みかん
まるい背中で 冬ゴタツ
みかん もぎもぎ 食べましょう
足の先まで
ぢんぢんぢんと温めましょう
みかんを もぎもぎ 食べましょう
だけども あんまり コタツに入っていると
火照った足を 持て余す
そうして 足を 絡ませて
事も無げに 遊んでいると
だんだんだんとエスカレートするのでしょう
みかんを もぎもぎ 食べましょう
女の足が自分より 冷たい感じがするのです
手で確かめようと コタツに手を忍ばせる
そうして 触ってみたならば
女の足は温いだろう
ゆっくり ゆっくり さすりましょう
みかんを もぎもぎ 食べたなら
コタツにもぐって キスをする
何も隠れてすることじゃないけれど
冷たい唇を温めましょう
やがて みかんの皮どもは 奇妙なリズムで 踊るのです
みかんよ みかん おまえのせいだ
287 名前:ひとつぶ [] 投稿日:03/07/05(土) 20:23 ID:zOR+Yycn
サンダルにならべた爪
もぎとってうめこむ しとしと土
空気が熱をかためた
飲み込む水のうえに
すっぱいレモンを積みあげる
なんてことないセンプウキ
風のうえをすべりこむ
ねころんだ肩をつねるのは
いつかみた うそみたいな絵本
頭の中で花火になる
すてきれなかったよ
目にはりついてとれないから
忘れることもできなかった
手のひらにやさしく
「これから」をならべたら
数えきれなくて
そのひとつぶ
空へなげて 夏になる
まちがえないように笑顔
服にならべて模様になるよ
そのひとつだけ照らして
そのひとつだけが手のひら かこむ
288 名前: 紙のような青春 1 [] 投稿日:03/07/05(土) 23:24 ID:kDLlW3mQ
守るものがありますか?
……って聞かれても
フッと何もかも忘れているんです
世界一とぶ紙飛行機作ってるんです
でも、勝てないんです
紙に秘密があると思うんです
負け惜しみですかねぇ
総合力で負けている
ああ、もうあきらめようかなぁ
試せる紙は全部試しましたよ
カレンダーのアート紙からそれこそ
トイレットペーパーまで
世界一とぶかなんてどうでもいいんだが
ああ、なんかワカンナクなっちゃうんだなぁ
設計なんかはじめるともう夜が明けちゃう
それから紙を折って微妙なバランス
紙のそりぐあいが大切で
もちろん紙の裏表
表面仕上げ
ちょっと毛羽たたせるとか
銀のスプーンでこするとか
いろいろノウハウが
貯まってるんです
289 名前: 紙のような青春 2 [] 投稿日:03/07/05(土) 23:25 ID:kDLlW3mQ
守るもありますかなんて
はぁ、聞かれても
あったらいいなぁ
守るもの
世界一とぶ紙飛行機なんか
つまんないですよね
しかも負けっ続け
ご意見無用なんて
温泉土産の
通行手形もらっちゃって
フッと大切なもの忘れていた
そんな気になるんだけどやっぱり
何もかも
忘れちゃうんですよ
ほら、この飛行機つくるのに
徹夜になっちゃって
でもね、今日こそ世界一になるつもりで
世界一とぶ紙飛行機作ってきたんです
あとはもう
飛ばすだけなんです
290 名前:祭り [] 投稿日:03/07/06(日) 00:10 ID:ZEt+nEF4
赤や黄色や緑
いろんな表情が混ざり合っている
そして、いろんな思考がぐちゃぐちゃに混ざり合っている
しかし、俺だけは青で混ざり合えない
どうしてだろうか?
俺がカート・コバーンのTシャツを着ているせいか。
惨めに投げ捨てられたペットボトル
骨が折れるような音を立てて
バイクにひかれた
浴衣を着た少女が俺を見て笑っている気がする
やっぱり、青でカートのTシャツを着ているせいか。
黄色の表情をした男と女が俺を笑った気がする。
やっぱり、俺が青でカートのTシャツを着ているせいか。
俺は笑われる度に黒になっていった。
おかげで、カートの顔が輝いて見える。
初めてカートのTシャツが俺のいろんな部分になじんだ。
292 名前:祭り [] 投稿日:03/07/06(日) 00:14 ID:ZEt+nEF4
カートはひざをつきギターを縦に立ててうつむきながら弾いている
カートが笑ってる。俺にはわかる。
カートが俺以外のやつらを笑っている。
俺のかわりに
花火が打ちあがる
星が輝いていない空に、春先の若々しい草木の芽が一瞬にして
花開いたようだ
293 名前:祭り [] 投稿日:03/07/06(日) 00:14 ID:ZEt+nEF4
カートはその花火を見て 笑っている
無邪気な子供のように
カートは笑っている
カートは笑っている
カートは笑っている
俺は笑えない
カートは笑っている
カートは笑っている
俺は笑っている
カートは笑っている
俺も笑った
カートはずっと昔に死んだ
そう すっと昔に死んでいたんだ
俺も殺されたんだ
294 名前:祭り [] 投稿日:03/07/06(日) 00:16 ID:ZEt+nEF4
>>291
ミスった、、、。
俺は笑っている→俺は笑っていない
295 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:03/07/06(日) 09:27 ID:VNdZRjsP
☆★☆★☆☆★☆お知らせ☆★☆★☆★☆
今回のお題は「旬」。
今日が投稿日の最終日。
今日の23時59分で投稿期間は終了します。
じゃんじゃんバリバリ投稿してください!
☆★☆★☆☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
296 名前:age忘れ [] 投稿日:03/07/06(日) 09:31 ID:VNdZRjsP
298 名前:ひととき [sage] 投稿日:03/07/06(日) 17:47 ID:nbFWE0qH
長く長く ただ長く
過ぎてゆくおぼつかない日々の中で
刹那に甘く摘み取られた
その仕草や言葉を
時の旬、と
そう称するのでしょうか
299 名前:March/Fashion ~リタルダント偽大通り~ 1/2 [] 投稿日:03/07/06(日) 22:30 ID:kdqB35E6
テレビとラジオとが一緒に喋り始めて4方向からの
ステレオ放送じみた空間の窓側に 「今日も雨だ」
いらない音を雑音として好き勝手に排除してみても
その後には何も残らない 天気予報の確率論
座席に座る人々の色と言葉がみんな同じ風景で
あのマスターは今日も気が触れないのかな と心配する
窓に映る今日の朝御飯はもう旬を過ぎた野菜だけで
何も考えず買い物かごに詰め込んだ言葉とよく似てる
挨拶も手振り身振りも共通の流れでやってきて
わざと違う世界からやってきたことを売りにする人がいた
あの雨の中一度でも外に出てしまえば同じ流れの中
化粧施した人間の行進が水溜りをよけて進む
行き先はいつも2方向だけしかないこの動き方なのに
この時間はみな同じところへ向かって歩くように 見えるから
300 名前:March/Fashion ~リタルダント偽大通り~ 2/2 [] 投稿日:03/07/06(日) 22:31 ID:kdqB35E6
次の旬が来るまでこの野菜をどこかに諦めてため息をつこう
外に見える雨の流れに反して行進していくのもやめよう
見えるものだけ忘れてしまえば次の罠に見事に引っかかる
あるはずのない金額抱えて人々は物々交換を図る
春の雨が降った後目立ち始める竹林の凸凹みたいに
次から次へと染まってしまう 窓の外のアーケード街
雨は地面に降り注いで鏡になり行進の様子を映し出す
うつろな目をして歩いていく 手と足も一緒に出ている
手に取った傘の色だけが気違いじみた色の使い方をしている
きっと想定してなかったから規則もきっとなかったのだろう
その色とりどりの傘も雨が止んでから1時間後には
黒い帽子たちに取って代わられるみたいに 消えていくように
最終更新:2006年08月18日 20:51