作品
鳥に乗って
高いのん建てたものだと上から数えて
途中でまた上を見てる得な性格
下のテナントにもゴチャゴチャと人がいて
スケルトンの真ん中で大の字は役得
この辺りは微トンだもん
製鉄所の何年分だったっけ
揺れを押さえる為に鉄の塊を仕込んであるらしい
どうせだったら大きな鳥に支えて貰えばいいのに
そしたら乗り込んで航空障害灯の球替えをしよう
でもここから覗き込んでもすくんじゃうね
176 名前:鳥に乗って [sage] 投稿日:04/11/30(火) 12:44:23 ID:PCfq/qXg
【コメント】
219 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 21:56:45 ID:PArpcAmX
>>176 んー、つまり、ガラス張りの高層ビルの耐震構造のことをいってるのか
な?それ微トンつーの?軽妙さで隠れちゃうんだけど、実はすんげえ訳わから
んのよねえ。
222 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 22:44:13 ID:PArpcAmX
あ、>>176追加。軽妙でナンセンスな面白さは感じたんだよ。ヒドいこと言って
ゴメン。
314 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:55:29 ID:8MXbVxt9
>176 :鳥に乗って :04/11/30 12:44:23 ID:PCfq/qXg
微トンだん って……面白いけど。……難解だぁ。
319 名前:リーフレイン@感想です [sage ] 投稿日:04/12/05(日) 21:26:14 ID:On75cbm6
>>176 鳥に乗って
これはどうも、わかりにくい・・・。建築中のビルの途中にいるのかな?
とび職?
ぬるい
そうだね。やっと見つけたといえば、そうかもしれないね。
ふくろうがほうと鳴いてすずめがぴいちく鳴いてひばりが飛んでった。
かたちあるものはわたしのまえからさっさと消えてくよ。
太陽さえもが遠ざかってくよ。月も出ない。蛍光灯は切れかけ。
小さくなった背中。縮んだ。遠ざかった。
何を信じるかな。何を信じるのかな。ねえ、ねえ。
わたしは。
簡単なんだよ。
栓を抜いてしまえばよかったんだもの。
流れていくのだけ見てればよかったの。
ただ四角いけど丸みを帯びたラインを描く淵に腰掛けて
てらてら光る水がマニキュア塗った爪掠めていくのを。
生温さに吐き気がしてたの
「もういいよおわりにしようどうせむりなんだよむりむりぜったいむり
あんたなんてさいしょからすきじゃなかったきらいだったむしろきらいだった
すごいきらいでていってよかおもみたくないよはきけがするよ
でるまじでげろがでるやめてもうかえってママのところへかえりなさいよ
いえにまってるひとがいるんでしょううそつきうそつきうそつきぃぃぃ
」
そんな、言い訳を。でたらめを。嘘を、
あの寂しそうな顔が苦しそうな顔がそうつまりなんというか形容できないけど
(そうだ!狂人を見るような目!)そんな顔して見てた
忘れられないよ
知ってた、本当は。(but 目をそらしてた)
ふくろうもすずめもひばりもまだな(鳴?泣?)いていたってこと
太陽はまた出てくるし(地球の自転による見せ掛けの運動です)月も出てくるし蛍光灯は買えばいいの。
小さくなった手が昔よりも温かいってことも。
あなたのこと心底好きだったってことも。
い ま さ ら っ だ よ ね え え
こえあげてわらおうよこえあげて。くるくるまわっておうちへかえろうよ。
ここはつめたくてさむいけどわたしはしにそうだけどまだいきてるかもしれないけれど
もうだれもいないよなんだよしんやにじってしねってかわたしにしねっていうのかよむしろころすぞ
っつかまわろうみんなまわろうみんなわらってしんでまわってまわってまわってしんでしまえばいい
ほらほらくるくるくるくるくるくるたのしいなああはははははくるくるくるくるく
躓いて転ぶ。涙溢れる。アスファルト、街灯。ハイヒール。ブランド、あなたが。膝。痛い、痛い生きてる。
涙とまんないよぉ まじで
暗闇で逃げ込んだ振りしてた。バスタブの微温湯に肩まで浸かってたくせに。
177 名前:ぬるい [sage] 投稿日:04/11/30(火) 17:22:53 ID:exfH1cT7
178 名前:ぬるいセカンド [sage] 投稿日:04/11/30(火) 17:23:31 ID:exfH1cT7
179 名前:ぬるいさいご [sage] 投稿日:04/11/30(火) 17:24:04 ID:exfH1cT7
【コメント】
219 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 21:56:45 ID:PArpcAmX
>>177-179 3連めくらいまで、すごい考えて書いた形跡が伺える。んで、上手
い。でもさ、何でそこから暴走するかなあ(泣)。特にセカンドの冒頭のカッ
コ部分、これ全部いらない。気持ちの振幅を伝えたいのは分るけど、あまりに
激しすぎると、こちらは引いてしまうよ。
227 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/06(月) 00:23:11 ID:tIGgGrm4
1点。
>>177-179 ぬるい
暴走また暴走だけど、それでも冒頭が魅力的。
231 名前:ame ◆yUHAxrOw2c [sage] 投稿日:04/12/07(火) 21:58:16 ID:TgEOSbfH
1点
>177-179 「ぬるい」
内容としてはどちらかというと自分の苦手な範疇なんですが、
これだけ突っ走ることができればまあアリかなぁと。
出だしの妙な冷静さは導入部でしょう。いきなり暴走するよりは、
そのほうが飲み込めますし。
鍋の断面図という感じの、暴走の末に呼び戻される意識。そこまで意識してるのかな、と。
235 名前:P ◆WN8IybcvEA [sage] 投稿日:04/12/08(水) 02:35:50 ID:w3S3DALA
1点
177~179 ぬるい
これは読んでてほんとにぬるま湯に浸かってる気分になりました。又、
「栓を抜いてしまえば~」←これの少し後以降にほんとに栓を抜いた
ようにダラダラ(?) になっていく感じが逆に素敵だと思った。
314 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:55:29 ID:8MXbVxt9
>177 :ぬるい :04/11/30 17:22:53 ID:exfH1cT7
でだし、歴史が語るような。しっかりした味わいがある。……。
生温さに吐き気がしてたの < この行からすこし曖昧になってるか?
319 名前:リーフレイン@感想です [sage ] 投稿日:04/12/05(日) 21:26:14 ID:On75cbm6
>>177 ぬるい
吐き捨てるような、失恋の痛み。。。これは痛い。
第一連がえらく美しい。
あとは、なんというか、、、、思うサマかきっぱなしたって雰囲気ですね・・
この感情そのものはとても大事で、その感情を表現するのにあたって、
第一連の美しさを引き出した静謐さをもう少し我慢して展開して欲しかった。
物凄く惜しく思いました。
【得点】 2点
- Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点
- ame ◆yUHAxrOw2c:1点
情婦お春の一生?
日に向かい セックスセックスセックス
月 湯のみ 茶碗
相手はドアーをぶち破る
錬金術の本が泥にまみれて 液体窒素をかけられ
伝えたいことが 色々あったのに理由によって換算されて
お春泣く
わめく言葉は演技にみえる貧しい女
あいつのでべそは感じ悪い
電気をつけてやっちまえ そらそらやっちまえ
あんたの言うことなすこと演技みてえだ
あんたええかげんにせえよ
何娯楽そーアンタのしんねしまえばよろしかとんんーーなえええーぐへぼろげ
お春喚かないで
お春死なないで
お春墓はたてれません
お春の夢は主婦
お春皆あなたをみていた
以上
「微」
に関す!!!
180 名前:情婦お春の一生? [] 投稿日:04/12/02(木) 03:34:51 ID:JkjvGKSL
【コメント】
219 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 21:56:45 ID:PArpcAmX
>>180 これ、マザーグースの替歌かい?なんかそんなリズム感があるよね。人
の死は些細なこと、ってテーマだと思う。最後は不親切だけど、講談調って考
えると、妙に腑におちるんだよね。ぼくは支持するよ、これ。
314 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:55:29 ID:8MXbVxt9
>180 :情婦お春の一生? :04/12/02 03:34:51 ID:JkjvGKSL
お春泣く < いいでスーーー!!!
さて、以上……から、「微」への空行はどうなんでしょうか? お題が出てなかったらちょっとつながりがつらいかなぁ……
でも、この場、この詩に関してはいいです! ちょっと胸を打たれました。
322 名前:リーフレイン@感想です [sage] 投稿日:04/12/06(月) 10:11:12 ID:8Z8+E1Gn
>180 情婦お春の一生?
うまい。ユーモア交えての表現で、ペーソスみたいなんが漂ってる。
品があまりなくて、浅い人生を送ってたお春が、浅いまま
死んでしまったのを惜しむような、可哀相に感じてるようなところが優しい。
自嘲のような響きがどこかにあって、もしかしてお春を自分と重ねて
見てるかもしれないと思わせるところもある。
だけども最後の”以上”っと切り捨てるところが潔いです。
からっとした雰囲気が好きです。
みっどないと
ジャケットを破り捨てて 全てが変わると思ってた
セックスの後のタバコみたいに ふらついた4足歩行で
這いつくばる鳥の くちばしをくわえて
這いつくばる鳥から 酸素を吸い上げた
ねえ?
もうトベる
ベイビー、アイラビュー 言葉ばかりがすぐに生まれて
子宮に戻すには 時間がかかり過ぎる
最高にクールなものは 夜にのみ存在して
昼間を歩き回る俺の イーグルのマスクはなんとも滑稽だ
イーグルのマスクはなんとも滑稽だ
もうトベる
燃え上がる炎は 征服と良く似た色をしていた
なにもかも見せかけで それじゃあ地球はなんで回ってるんだよって
ベイビー、サルバドール、今夜こそは 君を連れ出さないと
四足歩行のパイロットが 迎えに来たから
逆らわないで 恐がらないで 俺は恐いよ せめてベイビー 君だけは
けむたくてしかたない 灰色の荒野で
4畳半の荒野で ネズミを蹴散らしながら
彼女のアタマを掴んで さっと抱き上げる
ホコリだらけの夢を 惑星の引力に逆らって
でもサルバドールの 瞳は死んでいて
からっぽの右腕は もう既に腐ってた
ニュートンの声がする
ニュートンの声がするんだ
リンゴと同じさ 見つけてくれよ
法則があるなら 引っ張られて 目が回る
止まらない観覧車 マッハで宇宙
言葉と同じさ 戻れそうにない
トベそうにもない
微弱な言葉の転げ落ちた夜 いつまでも燃え上がるのは 娯楽と退屈
死ねよみんな クソ寒ぃぜ
181 名前:みっどないと [] 投稿日:04/12/02(木) 15:21:58 ID:U/Pctfh9
182 名前:みっどないと2 [] 投稿日:04/12/02(木) 15:24:48 ID:U/Pctfh9
【コメント】
219 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 21:56:45 ID:PArpcAmX
>>181-182 チープなハードボイルド感が出ていて、いいね。たださ、サルバド
ールってダリを連想するから、男性の名前だよね。ニュートンはいらんと思う
し、なんか固有名詞の付け方でミソを付けた感じ。
220 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [[email protected]] 投稿日:04/12/05(日) 22:16:52 ID:F+cPIMh+
>>181-182 ミッドナイト
かっこいいロックンロールの詩だねぇ。とくに第2連がチョー気持ちいい(今年の流行語大賞。なんでコレが)。
飛ぶことへのこだわりは、やや古いテーマか。ただ、こんな表現は見たことない(て言うか、私、最近の
ロックわからないので、この詩が歌詞としてどうなのか、というあたりは正直自信ない)。
最後の「死ねよみんな クソ寒いぜ」は、ロック調を気取っただけで、なんか逃げた終わり方だなあ。
「死ね」の倫理性の可否よりも、表現としての不徹底、不十分、不満足感を感じる。
それから、飛ぶ―落ちる のテーマでニュートンとリンゴは、さもありなん、って感じで
ややイージーな感が拭い去れない。そこらへんを直すと、さらにカッコいいかな。
314 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:55:29 ID:8MXbVxt9
>181 :みっどないと :04/12/02 15:21:58 ID:U/Pctfh9
青っぽいかすり模様の都会の壁画。飾り?? ……感じた。スカイブルーアーバンウオール
322 名前:リーフレイン@感想です [sage] 投稿日:04/12/06(月) 10:11:12 ID:8Z8+E1Gn
>181 みっどないと
夢を追う、夢を追いたいと願う男が、
決心して女(夢)を抱き上げてみたら、もう死んで腐りかけている。
再び地に叩きつけられた。
残るのは意味のない抜け殻めいた娯楽ー退廃。
バラバラのようで、かなり正確にイメージを言語化(象徴化)してる
とても計算された理性をどこかに感じます。
もう一歩欲しい。最初の計算が崩れ落ちる瞬間が欲しいと感じました。
この作者さんなら、できるような気がする。(好き勝手書いてるわねえ、ごめん)
【得点】 1点
逆光
冷たく燃える太陽に
背中を向けて立てばほら
泣きそうな顔も隠れてしまって
ピースでもしておけば
ごまかしが効く
そうやって何年もやってきたのに
ロウソクなんて持って近づいてきたので
不意をつかれて僕の素顔がばれてしまった
背中を押されて無理からに進んできた
この道の正面から来るものなんて
初めてだったから戸惑って
必死で作った笑顔もひきつっちゃった
僕はこれから笑って歩こう
たとえ素顔が見えなくても
知らなかったんだ
微かな光の力を
すなわち
また会えるかな
今度は笑っているから
また会いたいな
ずっと笑っているから
砂漠の一本道を
笑いながら歩くあほがいた
オアシスまであと僅か
そこに笑いながら横たわり
骨になっても笑っていた
183 名前:逆光 [] 投稿日:04/12/02(木) 15:48:59 ID:meWp/CXw
【コメント】
219 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 21:56:45 ID:PArpcAmX
>>183 うん、書きたいことは分る。こっちからは微かな光、んで向うからは丸
見えなのね。んー、いいなあ。でも、ことばが一本調子だったのがイタいかな
あ。アクセントをつけることが出来たら、すごい見映えしそうです。
227 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/06(月) 00:23:11 ID:tIGgGrm4
1点。
>>183 逆光
地味な印象で、描写力不足ではあるが、隠されたテーマがすごい。
>>192 ひとしずく
やっぱり地味だけど、この上手さは無視できないね。
314 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:55:29 ID:8MXbVxt9
>183 :逆光 :04/12/02 15:48:59 ID:meWp/CXw
構成としては小さな光でも近づけば謎は解ける……だろうと思うのだが。
砂漠で骨になって笑ってるのは明るすぎて、微光で照らし出せなかった。
レベル高い詩になっているので、あと一節ほしいかなぁ……
322 名前:リーフレイン@感想です [sage] 投稿日:04/12/06(月) 10:11:12 ID:8Z8+E1Gn
>183 逆光
最終連が、なんとも悲観的だ。。。
どうして、悲観的な人生を予感しちまうのかいな。
この”蝋燭の火”という比喩はとてもいい。
【得点】 1点
一生の微と神
ベサミドグリヘミ 頭がボウとした
あんたらのいうことはわかる ぼくらの言うことがわからないというのはどういうことだ
ビデオゲームをした
相手は完全な変態だ
正当なのはおれらだ
あんたら ぼくら おれらだ
銀行だって真昼だって流れてんだ
そこらのコンクリート塀に
全て言葉で説明しろ なんだその上唇
おまえはそれで おまえは何様のつもりなんだ
その場時点で核にもなれる男だ 花焦がす淫水イエイ
自慢にもならんさ 国鉄気取りであんたらのいうこと淫乱だ
爆弾嫌いは結構だ ええかんじじゃんかしんじまえばよろしかとね
反発しても同化している 喧嘩してもあいつらいっつも満足して感じ
千葉県民 家々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家
々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家
々家々家々家々家々家々家々家々家々家々家家々家々家々家々家々
街で一番 街であの街でええええええええ
ポークソードアイテムは銀行にあるぜ
工場生活廃水飲んで生きれる
みろよおれらは生きてるぜ
みてみろイエーーーーーーーーーーーーーーーーーイ
絵馬の中のおまえら変態
学生のガラス
イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ
おれらはこのようにして生きているんだぜ
全国全当村アイテムは銀行に
因果な反発ドンとこんかいボロ家の息子
動いているぜ 暴動で 全快に生きているんだぜ
おれらおれらおれらおれら聴く
オオエイオオイエイオオイエイオオイエイ
婆一人 爺一人 ゴキブリ一つ
神さまだけ背負ってゴウゴウゴウゴウゴウゴウゴーーーーーーーーーー
184 名前:一生の微と神1 [sage] 投稿日:04/12/02(木) 17:23:07 ID:p7Z0hczj
185 名前:一生の微と神2 [sage] 投稿日:04/12/02(木) 17:23:30 ID:p7Z0hczj
【コメント】
222 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 22:44:13 ID:PArpcAmX
>>184-185 なにかスゴく下らないことで怒ってるような雰囲気なんだけど、マ
ジで訳わからん。よって、パス。リーディングとしても、セリフ回しがつたな
いと思うし。
315 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:58:06 ID:8MXbVxt9
>184 :一生の微と神1 :04/12/02 17:23:07 ID:p7Z0hczj
ちょい難解。無名の凡人の月並みな墓に通じる並木道は短いが猫の額より長い
のが読み取れなかった……
323 名前:リーフレイン@感想です [sage] 投稿日:04/12/06(月) 10:29:32 ID:8Z8+E1Gn
>184 一生の微と神
社会風刺だろうなと思うんだけども、微はこれは自分が微小な存在だって
意味合いなのかなあ?
お互い頑張って生きていくしきゃないよね。って思いました。
咆哮
ずうるりと身を守る衣も纏わずに冷たい外気へと押し出され
生温い体温を感じさせる柔らかなものにぽとりと落ちたわたくし
空というものは晴れ渡り小さな感嘆の声が聞こえ鳥の声が聞こえる
それをうすぼんやりとした意識の外でかすかに感じながらとろとろ眠る
ちいさいわたくし
つるりとした皮膚に毛が生えそろう頃
眼差しは小さく変わりわたくしの毛並みをじろじろと舐めた
からからと転がる空き缶の音
小さな舌打ち その意味すら知らなかった
ちいさいわたくし
まだ柔らかな母の胸で抱かれていた
その柔らかさすら頬に残っている頃に
いつのまにかあの時のようにぽつりと見知らぬ世界に置き去りにされ
ただただ母の温もりを探すことしか出来なかった
ちいさいわたくし
聞こえるでしょうか聞こえるでしょうか
暗闇の中青白い半月を見上げながら
灰の石ころにまだ柔らかい肌を削られながら
深い藍を湛える空に溺れながら
白き光に追いまわされながら
柔らかな母の桃色の乳房を思い出しながら あげる
毛むくじゃらの悲鳴
186 名前:咆哮 [sage] 投稿日:04/12/02(木) 18:25:31 ID:GMOM7Ma1
【コメント】
214 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [[email protected]] 投稿日:04/12/05(日) 16:31:49 ID:F+cPIMh+
>>186 咆哮
母親の子宮にいたころの、母子一体、彼我未分化の世界から、「生温い体温を感じさせる」
温度のある世界、「柔らかなもの」としての母を対象化する、分化した世界へ産み落とされた嬰児から
見た世界観。むしろ、私の流儀で言うなら「意味の発生」という重大テーマに取り組んだ詩。だと最初は思った。
「つるりとした皮膚に毛が生えそろう」の「毛」は言葉、ないしは世界の意味、と解釈すると
この詩は大きな広がりを持ってくる。でも、第3連で「その意味すら知らなかった」とあるから、
この解釈は、私の先走りだろう。むしろ、言葉を覚える前の嬰児からみた「言葉のない世界」がテーマなのだろう。それだったら、
それだったら、いっそのこと、温度と触感だけに絞って書いてみたならば、さらに画期的なもの
になっていたはず。聴覚を入れると散漫になるし、視覚が入っちゃうと、普通の詩なんだよなあ。
最後はタイトルからして、「毛むくじゃらの悲鳴」ではなく、やはり「毛むくじゃらの咆哮」のほうが
ぴったりくる。この詩も、やろうとしていること、方向性はグーだし、もっと洗練させれば
大化けする素質、のようなものが感じられた。
222 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 22:44:13 ID:PArpcAmX
>>186 パンダか有袋類あたりの未熟児を思わせるね。それを精神の未熟と掛け
てもいいか。丁寧に書かれているのは好感が持てますが、まとまってるせいか
な、最後の悲鳴に持ってくる、かなしみの実感に欠けてしまった。
223 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [[email protected]] 投稿日:04/12/05(日) 23:19:09 ID:F+cPIMh+
【2点】
>186 咆哮
以前、採点基準で、②全体的な構成がうまくまとまっている、のを2点評価の条件としたが、
実はこのスレのほとんどの詩はこの条件を満たしていない、と思う。もし、詩にプロ、アマの
違いがあるとするならば、まさにこの部分。よって、この条件はほとんどんの詩で甘めにしています。
でもって、この詩も②の条件をメ一杯おまけして、テーマ性の加点ポイントを上げて2点。
315 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:58:06 ID:8MXbVxt9
>186 :咆哮 :04/12/02 18:25:31 ID:GMOM7Ma1
柔らかい、感性が、成長していく。……成長なんかしたくない。そんな方向?
でも、エネルギーは留められない。……かなぁ?? つらさに咆哮??
323 名前:リーフレイン@感想です [sage] 投稿日:04/12/06(月) 10:29:32 ID:8Z8+E1Gn
>186 咆哮
捨て猫さんでしょうか?捨て犬さんかもしれません。。
咆哮である以上、捨て犬さんでしょうか。。
毛並みで判断されちゃったんですかね。
まだ、乳離れしてないから、ミュウミュウと鳴くのかな。
拾ってあげたいと思います。
【得点】 2点
風化[春夏秋冬]
砂の零れ落ちる音を聞いたことはある?
さらさらと聞こえる?
人は愚かな砂のよう
人は0.999999・・・のよう
だからこんな聞き間違いをしてしまうのかも
人は煌く砂のよう
人ははじまりの0のよう
だから面白いのかも
サらさラさらサら・・・・・
黄砂に一人彷徨って
太陽を見上げぬようにしておりました
熱い砂が私の足の裏を焦がしてゆきます
白い影が光を閉ざします
けれど私は進まなくちゃ
熱い砂が私の足を飲み込んでおります
白い影が闇へと誘います
けれど私は戻れないの
saラさraさlaサラ・・・・
雨が大地を黒くしていった
恵みの雨とはもはや呼ばれまい
茶色の川が山を削った
壊れた石が家を流した
やはり人間は勝手だ
川が乾いて爪痕が残った
石が消えて瓦礫が残った
やはり人間はくだらない
サラsaraさらsala・・・・
永遠だったものが途絶えた
残ったのは思い出だけ
涙は心を砂にした
涙は心を砂にした
そして平らになってゆく
涙が乾いて傷跡が残った
風が吹いて傷跡が消えた
そして平らになってゆく
sarasalasarasala・・・
--------------
----------
------
----
--
最後に
手のひらに
一粒だけ残った小石を
何処かの少年が見つめた
187 名前:風化[春 1/4] [sage] 投稿日:04/12/02(木) 21:18:40 ID:oDRH+qVF
188 名前:風化[夏 2/4] [sage] 投稿日:04/12/02(木) 21:21:12 ID:oDRH+qVF
189 名前:風化[秋 3/4] [sage] 投稿日:04/12/02(木) 21:23:42 ID:oDRH+qVF
190 名前:風化[冬 4/4] [sage] 投稿日:04/12/02(木) 21:25:30 ID:oDRH+qVF
【コメント】
222 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 22:44:13 ID:PArpcAmX
>>187-190 春はいいと思う。この詩は神さまの視点だよね。大きなテーマを扱
おうとした気概は買うけど、イメージ的な語句が多すぎて、却って世界を小さ
く感じてしまう。
315 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:58:06 ID:8MXbVxt9
>187 :風化[春 1/4] :04/12/02 21:18:40 ID:oDRH+qVF
広大なサハラ砂漠。熱砂に空気がたまらず蜃気楼。どこまでも光が溢れ生き物の影はない。……その映像の見ている位置から後ろには撮影隊がぁ、いる。
そんなイメージが広がった。
323 名前:リーフレイン@感想です [sage] 投稿日:04/12/06(月) 10:29:32 ID:8Z8+E1Gn
>187 風化 春夏秋冬
砂に託した心象風景なんだと思う。
扱っている題材に対して、少々上滑りな違和感。
実感が感じられないというのかな?(ゴメン)
綺麗ではあるんだけども。。
夢の微分
となりのあの娘は暗いな
寝てら、さては朝帰り
夢にでてくるウクライナ
平和、唱えた僕は寝返り
近所のスーパーが最近つぶれたらしい
そいえばバイト先あそこだし
最近行ってなかった
もうクビになってただろうな
冠婚葬祭のネクタイ揃ってますか?
買わずに35年間 何してきたんだろうな
笑っちゃう子供に ドロップキック
するんじゃなくされるほうだよ
崩壊の一歩手前の二歩先
バラバラなココロとか
いらない溶かして固める キャラメル
げんに今は生きて楽しい?そうでしょう
つまらないと思うからつまらなくなるだけ
そこにいたいだけ
手を見てると 短い生命線
それはそれは短すぎて
導火線みたく 火をつけたい
どんどん短くなり 最後は爆発する
夢の微分とは現実の世界の
深い深い部分
1000まで数えるから
それまでに起きていて 何かが起きていて(ハプンド)
191 名前:夢の微分 [] 投稿日:04/12/03(金) 02:32:03 ID:geXPkbI+
【コメント】
222 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 22:44:13 ID:PArpcAmX
>>191 1連1連ごとが独立した短詩になってるんだね。夢を微分すると現実にな
るのかなあ。夢を失いかけたような日常だよね。ひとつのテーマに集束するつ
ながりに欠けてるのは残念。「夢の微分」というテーマ自体が、もうすでに難
しいものになっている。
315 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:58:06 ID:8MXbVxt9
>191 :夢の微分 :04/12/03 02:32:03 ID:geXPkbI+
でだし、おぅッ。と、引き込まれた。ウクライナの駄洒落もまったく意味の無さで
軽妙。
するんじゃなくされるほうだよ < この辺からちょっと緩むかなぁ……
ハプンドどは最後を詩めくくってる。音がいいのかなぁ……
324 名前:リーフレイン@感想です [sage] 投稿日:04/12/06(月) 21:20:51 ID:gtpqKBZo
>191 夢の微分
散漫な思考を追う。
どことなく情けないような生活だけども、オプティミスティックな心持ち、
その裏にはどこか諦めがある。
何かが起きるのを待つのかな?(Something has been happened ?)
夢の微分はなんとなくまだ夢に見える。。
ひとしずく
朝、
ご飯が光って、ほかほかと湯気を立てていた
窓の外、銀杏の葉が黄色い
茶の縞猫家族、
東の家のガラス戸棚の中でたごまって寝ている
道を歩く小学生、
帽子を飛ばす 塀の中
物干しの白いシーツ
雪の気配のする風が吹く
そこはかとない気配
足を片方上げて座っておられる弥勒様の微笑み
藁束の下に、蛙が冬眠
トラクターの刃が入るはずの田んぼ、
そっとすくいあげて、畦の穴へと移した
192 名前:ひとしずく [sage] 投稿日:04/12/03(金) 08:05:32 ID:j6uKweAE
【コメント】
215 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [[email protected]] 投稿日:04/12/05(日) 17:05:41 ID:F+cPIMh+
>>192 ひとしずく
俳句の心得がある、と見た。各連の描写が俳句の風合い。とくに第4,5連。
俳句は動植物や風物に季節の微かな気配を感じ取り、これを象徴言語である季語に結晶化
させる手法をとる。「光るご飯」「銀杏の葉」「白いスーツ」「冬眠する蛙」がいわば季語
(ちなみに、ご飯やシーツは俳句の季語にはない)。ポイントはやはり第6連目だろうね。
半跏思惟の弥勒の湛えるアルカイックスマイルの象徴性だろう。作者は季節の移ろい、
微かな気配に菩薩の大慈悲を感じ取っている、というのだ。こうした仏教の宗教性の潤色を
深みとみるか、気取りとみるかで、この詩の評価が180度違ってくる。あえて気取ってやがるぜ、
ウザイよ、とあえて悪意に取ってみると、第7連の冬眠の蛙を畦の穴に移してやる、という
心遣いまでもが、救世主になったつもりでいやがる、嫌味だぜ、とこうなるから詩はコワイ
(ちなみに、弥勒菩薩は56億7千万年後の未来に人類を救うために下降する救世神。56億7千万年!!
地球は太陽に飲み込まれてるって)。
私はそこまで意地悪にはとらないし、弥勒はほどよく調和してると思う。詩の評価は難しい。
欠点が長所になるし、美点が短所にもなることを示すのに、今回の弥勒はよい例。
ある程度の完成度があれば、優劣はつけられようもなく、最後は評者の主観、つまり
評価人の美意識や価値観に委ねられるってこと。だから、みなさん、けちょんけちょんに
ケナサレテモ、腐らずに、逆にそのマイナスがプラスに転じることもあるって思いなおす
ことも必要かもしれない。
222 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/12/05(日) 22:44:13 ID:PArpcAmX
>>192 なんか懐かしい情景だね。そんな情景に心が洗われて、蛙を構ってやる
という動作に、自然に移行していく。弥勒さまはお堂の中にいるのかな。余計
なもののない描写は、はっきり言って上手いよね。
223 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY [[email protected]] 投稿日:04/12/05(日) 23:19:09 ID:F+cPIMh+
【2点】
>192 ひとしずく
こういう短い詩は完成度が命。第1えん・2・3・4連は1行目の最後に読点を
振ってあるが、第5.6連目にはない前者の読点は意味上で(たとえば主語―述語関係のように)
繋がってゆくことを示すためのものか? ならば本来の読点の用法(意味やリズム上でを切る)に
反すると思うが。重箱の隅をつつくようで申し訳ないが、俳句のような完璧で洗練された完成度を
この作者には期待したいので、本来3点評価のところを、この部分で減点1としました。
315 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. [] 投稿日:04/12/05(日) 00:58:06 ID:8MXbVxt9
>192 :ひとしずく :04/12/03 08:05:32 ID:j6uKweAE
読みやすく、キャッチーだが、難解かなぁ……「そこはかとない」はちょっと浮いてる凡庸……かなぁ
342 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:04/12/09(木) 13:29:09 ID:n+tVUo3e
>MUJINAさん
ひとしずく 書きました。。。評ありがとうございます。
あれは、最初に浮かんだのが、ご推測の通り広隆寺の弥勒さまで、あの微笑
は一体何をご覧になっていらせるのかというのを、書いてみたかったんです。
もちろん一面でしかないわけですが・・・。多分あの微笑には、”我”というものが
一切ないんじゃないかと思います。だから詩にも”我”を抜いて書こうと思ったんですが、
弥勒さまの連を書いてから、これだけでは足らないと感じて、”行”を書いてみました。
地味な地味な詩ですが、微 という題にはふさわしい気がしたので。。
>ななほしさん、カノープスさん
どうもありがとうございました。
もし評が審査期間中に間に合えば、点数のほうもいれてみたいな
と思います。投稿期間に入ったら、宣言しますね。(間に合わないような気もする)
【得点】 3点
- MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点
- Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点
最終更新:2006年12月19日 01:27