作品
69
のの下を引っ張って向きを変えさせると6
のの右側をトンと下へ押してあげると9
のはとってもいやらしいひらがな
355 名前:69[sage] 投稿日:2006/03/09(木) 21:38:20 ID:4lBZs3tR
【コメント】
920 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [sage] 投稿日:2006/03/14(火) 17:23:49 ID:LHU8fFe4
>>355 69
>のはとってもいやらしいひらがな
いやらしいと書いてしまっているからいやらしさが半減してしまってるよ
確かにそうなんだけど(平仮名の中でもいやらし系なかな)
69は「の」の仲間だったのか
形が似ているだけじゃないよ ついて回る形ぢゃーないか
ってそもそも69は行為図が似ているからそう数字を当てはめて表現がメジャーになったんじゃないかな
それで「の」はどうなんだと
多分ね「の」に見える数字はあっても
数字に見える「の」は希有だと思う
これが何故かと考察するのも面白いかもね
928 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:08:42 ID:5YyDiLlb
>355 69
ははは。言われてみるとそうだね。平べったいのだけど。
ダス・コンリクランダマ・ヂングス・シンガッケン
ゆるしがたきしあわせ
あまりにもありがたく
通り過ぎるものののお
のののののののののめ
のののぬののめのののののののん
おのののののののん
おののののん
おののののののののぬののの
おおおののののののののののののののん
おめぬのののののん
おおののののめののののののののん
おのののののののののののめ
おおおののののののめののののののん
おののめのぬん
356 名前:ダス・コンリクランダマ・ヂングス・シンガッケン[] 投稿日:2006/03/10(金) 02:12:59 ID:oJ2j52S1
【コメント】
920 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [sage] 投稿日:2006/03/14(火) 17:23:49 ID:LHU8fFe4
>>356 ダス・コンリクランダマ・ヂングス・シンガッケン
騒がしく でも騒いでいるのは言葉としての意味じゃなくて
「の」暴走したかのような「の」
おのんononオノ~ン
おめぬのんomenunonがおめでとうに読めたりする
「の」の連打によって泣きべそかきながら
嘘なきぎみの語感とテンポを醸したかったのだろうか 作意は面白い
928 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:08:42 ID:5YyDiLlb
>356 ダス・コンリクランダマ・ヂングス・シンガッケン
このお題はドイツ語かな?よくわかんなかったんだけどもよければ説明プリーズ。。
でもって、内容は のおんおんおんおんおんおんおんって音がさ響いてるようだった。
21 名前:ユリーカ[] 投稿日:2006/03/16(木) 22:56:48 ID:st2FJAJx
>>340 現代ノ現代詩
>>354 東西!
>>356 ダス・コンリクランダマ・ヂングス・シンガッケン
以上、三作投稿しました、ユリーカです。
本スレ 375氏よりご指摘あったように、すべて私の投稿ですのでルール違反で御座いました。
他意はありませんでしたが、お騒がせしたことをお詫び致します。ゴメンナサイ。
御審査戴いた皆様方、ありがたうございます。
取り急ぎ用件まで。
ののちゃん のりとはさみで野原を作る
ののちゃん、お空 切り取って、のりのりぺたた
ののちゃん、地面も 切りとって、のりのりぺったん
ののちゃん、草の花の虫の鳥の川の沼の石の砂のキリ絵きりきり
ののちゃん、雨の晴れの影の風の雲の雪の霧の吹き絵ぷうぷう
ののちゃん、裏返して 夜の月の星の影絵はりはり
のねずみさんこんにちは、のぶたさんこんにちは
のらいぬさんもいらっしゃい のらねこさんおひさしぶりですね
「ののちゃん?」
「うーん、まだなんかさびしいの」
それでは、コホン。 「おおかみさんがきましたよお」 がぶがぶがぶのがぶのがぶ
357 名前:「ののちゃん のりとはさみで野原を作る」[] 投稿日:2006/03/10(金) 09:50:13 ID:UBPtn7A8
【コメント】
385 名前:あぶく ◆OPBYKkBBNQ [] 投稿日:2006/03/13(月) 21:27:26 ID:YRV2dpRh
>>357ののちゃん のりとはさみで野原を作る
「の」づくしですね。
楽しいです。平易な言葉と擬音・擬態語が、リズムにのって、中盤少しもたつき感もあるけれど、とても楽しいです。
とーっても私的な感慨で恐縮なんですけど、坂口安吾の『文学のふるさと』が思い浮かびました。安吾は、童話の『赤ずきんちゃん』のモラルのなさ、救いのなさに惹かれて愛読したらしーんですけど、私にはサッパリわかりませんでした。
空虚が残るナンセンスな結末は、けっこー小気味のよいものであるな、と思いました。
って、ほんと私的感想ですみませんです。
作者の意図は、ほどほどのところで満足せず、世界破壊を招いちゃったののちゃんを楽しく描いただけかも、とは思うのですが。
920 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [sage] 投稿日:2006/03/14(火) 17:23:49 ID:LHU8fFe4
>>357 「ののちゃん のりとはさみで野原を作る」 個人的に好きな作品
ののちゃんはまだ
「後は野となれ山となれ」という言葉さえ知らない子供だと想像出来るんだ
自由に思うまま のりの匂いを漂わせながら楽しくちょきちょきぺたぺたやっている姿が微笑ましい
最終連から想像出来るのは
おおかみが来た→ののちゃん泣きだして野原(紙を散らかす)を作ったのかなと思えた
とても可愛らしい作品だっ
限定の無いおわり方で
読み手の中で広がる好きなオチでもある
929 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:10:41 ID:5YyDiLlb
>357 :「ののちゃん のりとはさみで野原を作る」
徹底的に韻を踏みましたなあ。
12 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/15(水) 09:48:37 ID:TCLlbVpL
「ののちゃん、のりとはさみで野原を作る」
を書きました。評くださった方、点くださったあぶくさんありがとうございます。
>竹輪さん
おめでとうございます。
準チャンプさん おめでとうございます。
穢土さん、竹輪さん、ななしさん、まとめありがとうございました。
>穢土さん
あの作品さ、正直で好きだったよ。こんちくしょおお って気分が伝わってきて。
【得点】 1点
もののなささぐし
雲は形によって名を変え
空は色によって名を変え
人は何も変わらないのに友人になったり先生になったり恋人になったりで
俺としての一人の俺はとにかくもいま路上に立つ、立って空を見上げるわけだ
一人になったとき俺には名前は要らなくて
きっと空にもとうに要らないんだと気付く
きっと世界にもとうに要らないんだろうが、だからって言葉がないと俺達はあんまり寂しい
動物が鳴くように俺達だって鳴くんだ
じゃあ形容詞と感嘆符だけでなぜいけなかったんだろうか
きっといけなかったんだろうが、だけどそれではやっぱり寂しい
世界中で全てのものは名前に縛られてきゅうきゅうと鳴いている
全てのひとは貼り付いた名前の向こうに自らの姿を隠されている
全てのものも全てのひとも名前によってばらばらに解かれたんだ
複雑な情報を伝えるために名前が必要だったなら
俺は今複雑な情報が寂しい
この空を見上げると寂しい
358 名前:もののなささぐし[] 投稿日:2006/03/11(土) 02:13:57 ID:iqt5bqCu
【コメント】
921 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [sage] 投稿日:2006/03/14(火) 17:25:43 ID:LHU8fFe4
>>358 もののなささぐし
変貌に着目している所 内容はとてもいい
形状 状態により物質の名称も
人間が持つ伝達手段の一つである「言語」
人間が勝手にそう呼び名を決めてよんでいるだけにすぎない事について
虚しさを覚えるのも当然で着眼点が良いのだけど
言いたいことは伝わるのだけど
メインになっているものは「名」についてだと思う
漠然と「空」とするより空のリアルな描写が一行でもあったなら
脳内思考から外へ向かった主張として 印象はぐっと違ったと思う
929 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:10:41 ID:5YyDiLlb
>358 :もののなささぐし
言葉って寂しい。 いいテーマですね。
>全てのものも全てのひとも名前によってばらばらに解かれたんだ
これが、の の形のイメージと重なったんかな?
ほどけた何か。
昼の夢における朝
無数にチカチカする星の世界
ベッドの上で枕に頭を押し当てて
両足を思い切りあげて
ひざを強く瞼に押し付ける
瞼の裏
夢でもないけど現実でもない
野野野野野野野野野野野野野野
野野野野野野野野野野野野野野
野野野野野野花野野野野野野野
野野野野野野野野野野野野野野
野野野野野野野野野野野野野野
夢の中のあの子は
平凡な日が好きだといった
子猫とキス
裸体にワカメ
そんなまどろっこしい感覚が
ねばねばまとわりついて取れない
どんどん膿んでいく
モンタージュのように記憶が摩り替わって
夜明け前にはリセットされる
ぐるぐると繰り返す感情
でもいつか終点はあるよ
繰り返す繰り返す幕開け
花よりも好きなものは無い
言ったあの子の唇はりんご飴のように甘かった
平凡な日
白いシーツ
のの字に丸くなった僕
でもいつか終点はあるよ
のの字に丸くなった僕
このままじゃ煙草に火も点けられない
ステンレス製のベッドの足が錆びている
359-360 名前:昼の夢における朝[] 投稿日:2006/03/11(土) 02:32:56 ID:OZR+pm76
【コメント】
921 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [sage] 投稿日:2006/03/14(火) 17:25:43 ID:LHU8fFe4
>>359-360 昼の夢における朝
発火寸前のネズミ花火みたいな白昼夢なら
最終連でベッドのサビた足など見つめたりしなかったと思われる
朝は自分が起きだした時刻に朝が始まるならいいのに
関係なく時は過ぎる 一存在の気分になどかまわずにね
>モンタージュのように記憶が摩り替わって
>夜明け前にはリセットされる
このフレーズが良かった
切羽詰まった焦りの描写は無いけれど
思いっきり社会から置き去りにされている怠惰の情感はある
後退するのが「の」なら行き止まりはある
野の中の花一つ
これを効果的に別フレーズで咲かせてみても良かったかななんて思うけど
この作品にはこのままで十分魅力はある
引き籠もった「の」の魅力ね
929 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:10:41 ID:5YyDiLlb
359 :昼の夢における朝
ののじになった男の子の姿ってちょっとおかしいぞ。
いや、かなりおかしいぞ、、、
青少年の軸、穴に向かう先、「の」
朝起きて
一昨日買ってきた「の」を眼球から飲んで下の方から搾り出してから
カレンダーの二月分を今更ながらめくったら
二枚同時に破けてしまった
つまり三月になるはずが
飛んで四月になってしまったのだ
俺はその瞬間三月を無くした
外は花粉舞う三月の真っ只中だけど
三月が終わるまでの残りの三週間近く
俺はこの世にはいなくなる
それじゃあ
机の上の昨日買ってきたばかりの「の」の賞味期限がいつかの二月二十九日、相当に時代遅れの「の」で
文句の電話をかけようと思っていた俺の熱意はどこにやったらいいのだろう
俺はこの三月には存在しないというのに
だけどもし俺がその賞味期限の切れた「の」を危うく吸い込んで消化しまっていたら
きっとここにはいないはずの俺はぶりっかえして
もう三日は使い物にならなくなる
そんな羽目になってただろう
あの「の」を昨日580円で買ったコンビ二に
いや、あの「の」を売り出している出版社に
電話をかけるべきか
かけぬべきか
うっかりカレンダーを二枚同時に破ってしまった
ただそれだけで
俺の古臭い弛んだ「の」への文句の情熱がどこか遠くですっと流されてしまった気がした
最近では手軽に手に入るようになった「の」
近所のコンビ二のドアを開けてすぐ右手に広がる本の嵐の一番奥
しかも袋とじにまでされた、いわば秘部な紙質にも
ウィルスに亀甲縛りされてピクピクと痙攣するインターネットの掲示板にも
レンタルビデオ店の暖簾のかかった奥地でだって
「の」はどこでだって簡単に手に入るようになった
でも本来は
滅多にお目にかかれない
高級な代物だったはずだ
そう、「の」はロマンだった
「の」は情熱で
青少年の愛ですらあったのだ
だからそこらのコンビ二で簡単に手に入るような「の」は「の」ではない
俺はそう思い返し
やはり俺には三月はないのだと
賞味期限がいつかの二月二十九日の腐った「の」と
買いおきしてあるたくさんの「の」たちを
躊躇なく一気にゴミ袋に突っ込んだ
「の」を神社で拾わなくなってから
日本の子供たちはおかしくなったのだと俺は思う
丸いフォルムのちゅうぶらりん
静止された情景に甘美な波を打つ蠢き
そして
穴に向かう先の頑ななまでに上に向かおうとする軸
神社で「の」を始めて見た時のあの衝撃は
今でも忘れられない
「の」って誰が描いても一見大差のない、一般認識のようだけど
実は、というか、だからこそ
そのなかに個性が出るんだと思うんだよね
そんで
人間の個性の基盤を作る物は神社で
人生で初めて出会った「の」がなんだったかによって
そいつの今後の「の」は左右される
これは言い過ぎではないだろう?
俺はゴミ袋いっぱいに入れた「の」の袋に黒マジックで大きく「の」と
少年達にもわかりやすいように目印を書き
電話の変わりに今からこの袋を
これから穴に向かう健全な青少年のために神社に捨てに行こうと
思い立った
俺に
今
三月はないんだから
361-363 名前:青少年の軸、穴に向かう先、「の」[sage] 投稿日:2006/03/11(土) 15:49:10 ID:nzOSlx79
【コメント】
929 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:10:41 ID:5YyDiLlb
361 :青少年の軸、穴に向かう先、「の」
こののは、「の」はポルノの「ノ」だな。
3月がなくなって4月に飛んでしまうところがいい。なんかここで詩が始まる気がする。
3月がなくなった主人公にはもう「青少年」がなくなってしまったんだと思う。
青少年がなくなった主人公には、もう「の」の追憶しかなく、感傷を込めて
次代の青少年へ「の」を送るのだ。
中盤がやや冗長気味だったと思う。
3 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/15(水) 00:08:44 ID:TFAh5czP
早速
361-363 青少年の軸、穴に向かう先、「の」
「の」ははじめビニ本かと思った けど賞味期限もありどこでも売っていて
掲示板でも「の」は入手可能だというなら 物質の様で 実態の無い
「攻撃本能を掻き立てる物」なのだろうか と思いつつ読み進めた
この作品の中においての「の」は不特定多数の要素を持っているから限定しないで
話の筋を「の」の性質に拘らず読んだほうが面白い
青少年はたやすく「の」を手に入れることで「の」の価値や扱い方 「の」に対する
アピールの仕方や抱き締め方さえ研究してしおうとハングリーにはなれなくなっていっているのか
「物が溢れイージーテイクなイマドキの青少年」
「の」に自分の青少年としての思い入れを重ねて楽しむ読み方をしてしまった私であるけれど
題材とモチーフを置いた背景と切り口が優れているなと思った
「の」は青少年の中に待機している
未成熟でも有り余る体力にほとばしる遺伝子の匂いもする うまさは非常に感じます
24 名前:名前はいらない[sage] 投稿日:2006/03/17(金) 10:01:44 ID:yPleBYOo
青少年の軸、穴に向かう先、「の」をかきました。
あの詩でいう「の」というのは大きな意味で性的なものを示したいと思って書きました。
自分は平仮名で書く「の」というものにどこかしらエロチズムを感じ、それは人間の性的な部分に似ているように思ったのです。
(けれど結局自分の力量の問題で、うまく表現できませんでしたが・・・。)
今回のテーマは難しかったですが、書いているときはとても楽しかったです。
審査員の皆様、本当にありがとうございました。
【得点】 1点
最終音
向かう先の同じ4人の仲間
はじまりは静かなガレージから
ライブハウス 音楽番組 全国ツアー
どこであろうと俺たちの歌声は
親と友と環境が教えてくれた
平仮名に忠実だった
雑音から選り好みをして ただ一文字一音を探求する
趣味を超えて生きがいのように かき鳴らす喉と弦
濁音を打楽器で
静音を弦楽器で
足りなければ声を荒げて
俺たちは平仮名を
イメージのままに捻り出してきた
四十九音を操れるようにはなったが
一音は扱いがたいどころか見つからなかった
さながら難攻不落の要塞のようで
大抵の楽器は絞りつくしたのに出てこない
喉も五度つぶした が 駄目だった
どれだけ崇高なのだろう
遠く果ての無い音に思えた
「す」はインクの漏れ
「ん」は押し殺した激情
「づ」は長恨の叫びの入り
「ぶ」は墓場の空
「ぱ」は諦めを希望に変える論拠
それらは貴くも求めた一音には遠く
万策尽きて 単振動する楽器から手を離した
すべて打ち止めて目を閉じて静寂も跳び超えた そのときに
「の」が
響いた
まるで不意打ちのようだった
とにかく急いで 求めていた音に 耳を澄ました
の
の の
の の の
の の
の の
の
の
の
の
…………。
…。
あきれるほど傲慢で無責任な低音に
俺たちは失望を隠せなかった
けど 憎いほど「の」は奔放だった
…それ以来 音も文字も記号さえも
誰にとっても一瞬の所有物なのだと、妙に得心がいった
いっときだけ所有された「の」の音が教えてくれた
俺たちは 言葉を支配したかっただけなのだと
364-366 名前:最終音[sage] 投稿日:2006/03/11(土) 16:35:24 ID:md6QLnpl
【コメント】
929 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:10:41 ID:5YyDiLlb
366 最終音
のは低音で、傲慢で、無責任で、奔放で
どうしたって、支配ができない音なのだ。すべての言葉と同様に。。。
のを完全に音で捉えたこの詩は新鮮でした。
3 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/15(水) 00:08:44 ID:TFAh5czP
364-366 最終音
音としての「の」の表現で興味深く 「の」を音とし文章にする挑戦はすばらしい発想ともいえる
感想としてはイメージしづらかったけれど
つかまえることも意のままに扱えるものでもない「の」の低音感は
非常に新発見であり刺激的であったし アイディアが良かった
26 名前:b4 ◆2WgbgFgdIs [sage] 投稿日:2006/03/17(金) 13:30:32 ID:lV5q3Sqp
「最終音」書きました。
新鮮とか刺激的とか、嬉しい評が書かれていると一瞬早合点しましたが
それは裏を返せば完成度が低いということですね。
まだまだ精進が必要なようです。
審査員の皆さん、お疲れ様でした。
楽したいの
楽したいの
何でもするから
楽したいの
死んでもいいの
楽したいの
仕事以外なら
楽したいの
結婚以外なら
それは飛行機が墜落するように似て
それでも楽したいの
現実逃避しすぎた代償かしら
もうもどれない
だらだらと堕落してきたの
ただ、楽したいの
でも誰にも甘えられなかった
の
367 名前:楽したいの[sage] 投稿日:2006/03/11(土) 19:21:51 ID:zVE4OAEg
【コメント】
930 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:23:12 ID:5YyDiLlb
367 楽したいの
これも韻なわけだが、接尾語オンリーというところが弱い。
内容は、まあ、なんつか、がんがれ!!
3 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/15(水) 00:08:44 ID:TFAh5czP
367 楽したいの
「の」の質感がか弱い 「の」が無ければ呟き 最後の「の」のみは下睫毛に引っ掛かってる涙みたいな「の」だ
堕落したいなら徹底的すればいいのだけど 「の」の形状や性質からいって
「の堕落の地獄」は迫力に欠けるかもわからない
楽したいの という言い回しを一ヶ所アクセントとして別の言葉に置き換えてしまったり
苦しみやらを一行 表皮に持ってくるといいかもと思った
言葉に頼りすぎてしまっているから 「の」が付属品になって弱くなっていると思うな
でも本音の香りがする
素直に書くのもいいことだよ 飾りっけなしに そう見て取ればだよ「の」もいとおしいだろう
25 名前:タブノキ ◆ObFLc2r/72 [sage] 投稿日:2006/03/17(金) 13:08:43 ID:vQ55qNPy
「楽したいの」を書きました。
お題が難しく、最終日の最後の30分でむりやり作りました。
むずかしかったよーーーん。皆さん、すごいです。
審査員の皆様、お疲れ様でした。
優勝したメタリック竹輪〔Remodeling〕さん、おめでとうございます。
君がため
春の野にいでて
若菜摘みもうしておりますと
差し伸ばした腕に雪きよらに仄降りまして
無論わたくしの腕のみに降るはずもなく
菜の緑にふいと訪れた白は
それはそれは美しいものではございましたが
わたくしは
己の肌に落ちるや否やじんわりと溶けはじめる
名残の雪の冷ややかさに心をつかまれ
差し伸ばした腕をゆるやかに胸元引き寄せ
その溶けゆくさまを眺めておりますうちに涙があふれ
最早溶けているのは雪ばかりではございませず
頭をあげれば
遥か山の稜線は幾重にも揺れ
嗚呼もう二度とあの人の温もりに触れることは無いのだと
哀しみが今更のごとくに押し寄せまして
然りとて只じっと堪えるより他になく
わたくしが泣けど笑えど
此奴らは季節めぐれば人の哀しみなど知らぬ存ぜぬ
まこと呑気に蕾をつけおって
舞血侮知誣蚩奉躓
種より芽吹き
今まさに種を為さんとしつらえた穂の先を
舞血侮知誣蚩奉躓
丸まり土に還るがよい
あの人おらぬ春なぞいらぬ
縹の空に屠るべし
368-369 名前:君がため[] 投稿日:2006/03/11(土) 21:40:01 ID:89eLePif
【コメント】
381 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/12(日) 14:10:30 ID:oInQFYOY
>>368-369:君がため
>舞血侮知誣蚩奉躓
繁体だからきっと文章の中でアクセントになったみたいだ
愚かさを知り躓く事を知っていると
この血潮(鮮血の語意にも取れるが)
平仮名の「の」感は削げてるけど痛い程気持ちが伝わってくる
文体から「の」に託した本音がこだましてくる心情の形
春の訪れと止まない絶望と「の 野 退」の加速がよいビリビリ痛く伝わる
930 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:23:12 ID:5YyDiLlb
368 君がため
これは百人一首からですね。
なんとなく劇を見るような感じ、作者の心情とは少し離れたとこにあるんじゃないかと思いました。
技巧的で、うまい。
4 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/15(水) 00:12:12 ID:TFAh5czP
368-369 君がため
語り口調の丁寧さと移ろう調子が春独特のもの寂しげで
悲しいほど静かな躁のぬくみを持っている
本スレに書いた部分が決め手 解釈は特に必要ないと思う
技術に優れて 巧み 尚更痛く伝わった
○採点しました
14 名前:あぶく ◆OPBYKkBBNQ [] 投稿日:2006/03/15(水) 18:10:49 ID:iq2mgI05
審査してくださった皆さま、ありがとう&お疲れさまでした。
『君がため』書きました。
「の」に通じるものを探しあぐね、漢字からよくぞ柔らかい平仮名をつくってくれたものだ、ありがたや、と先人に思いをはせ、リーフレインさんご指摘の百人一首にまで行きついてしまいました。好きなんですよね~、あの歌。
「の」って発芽した種に見えなくもない(←なんてアヤフヤ)ので、最後にそれも織りこみました。
竹輪さんの評はありがたく、そして少し自分が恥ずかしかったです。
リーフレインさんの評の《劇を見るような感じ》、感情を作り事に見せちゃあいかんな、と思いました。
お二方から技術の点での言葉をいただき、嬉しいのと同時に、実は私は技術を知らないからこそ、巧くみせよーとしていたんだなぁ、と思いあたった次第です。
これからは素でいくべ(笑)
【得点】 1点
- メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo:1点
の で始まる終末
飲み屋でコップ一杯の日本酒に肯き、隣のヴィレッジヴァンガードの流れ者を酔態させ、噂と愚痴に酔い痴れ、日付変更線を越える
脳味噌はアルコールで蕩け、思考を失った口は幸せの皺とだらしなさを刻み、カウンターの包丁は葱を刻み、葱汁を待つその心持ちは八丁先の味噌
のりにのりを塗り付け、それを両眉に貼り付け村山総理こんにちは。明日は明日の風が吹くというけど、明日は又寒いってさ
のに今日はポカポカ陽気。季節は何を告げ何を言いたいの
のしのし歩くそのホッカイロを掴んでいる手は全身に新宿鮫を掴み卸す
脳内妄想まっしぐらなノルウェー人は今日も日本に遊びに来た。ノウメンツクーラー、ツタンカーメンにキッス
野に酔い、石に土塊を塗り付けその先に佇む野良犬にぽっぽっぽっ~ 恐い
ノルアドレナリンで一杯なお頭は足に背走の命令をダシンし忠実な両脚は今日も昨日へ逃げ込みました。幸福とはお酒ではごまかせない
ノートに刻むその愛 もうアイリッシュはごめん 来世はネアンデルタール人と グッドバイ
374 名前:の で始まる終末[] 投稿日:2006/03/11(土) 23:38:05 ID:+o5Zxc/8
【コメント】
930 名前:リーフレイン[sage] 投稿日:2006/03/14(火) 20:23:12 ID:5YyDiLlb
374 :の で始まる終末
これも の で韻を踏んでみた詩です。
飲み屋、脳味噌、のり、のに、のしのし、脳内 野、ノルアドレナリン、ノート
4 名前:メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆o0rnnbHBHo [] 投稿日:2006/03/15(水) 00:12:12 ID:TFAh5czP
374 の で始まる終末 映画を見ているような気分だった
建物のの壁4面に複数のプラズマテレビがあってさ
それぞれさまざまな画像を垂れ流している中に放り込まれたみたいな
もしくは書物を切り貼りして脈略なく読んでいるような
構成と流れが(韻の踏み具合がすばらしいな)面白くて何回も読んだ
最終更新:2006年09月03日 21:16