作品
intersect -夏
太陽はどこまでも沈みようがないので
椅子と同化して溶けていきそうな
右足のつま先の前にレールを跨いだカメラ
回る車輪と一緒に垣根を飛び越えていく犬を追う
信号のある十字路はいつでも遮られた視界の外で
彼ら二人が仲良くボールを持って駆け寄ってくる
窓の内側の視線は時々どこも見ていないようで
かごの中ではねるノートが光を跳ね返している
足元は少しだけゆらめいた空気の中で
アスファルトは四方八方に存在証明を振りまく
眠らない昼も朝も夜もその次の角を曲がっては
踏み出した次の秒でトラップばかりのステージが始まっている
てんでばらばらな動きをしている人形たち
彼らの声とよく似た色のついた行進をしている
向こうの塀から次々と現れては次の塀の前で消えて
種々のボールだけ残していくので
躊躇して足を置いていく慎重なスクーター
自転車の形をして割り込んだ電気信号も次の赤で止まる
気温の下がらない地面から上空までのスケールの中で
手旗信号を再開した地点からもう一度始める
全ての循環を気にしないで列は動きを制限していく
多かれ少なかれ友人たちはみな右から左へ
時間は気にしないで分針だけ気にして
上から下へあくびの中で数えられる
ここが少し下がった視線の高さで
椅子に同化した右手が不規則に動いて
眠らない昼も朝も夜もその次の角を曲がっては
踏み出した次の秒でカウントが増えるステージが始まっている
太陽はどこまでも沈みようがないので
椅子と同化して溶けていきそうな
消えていきそうな
705 名前:intersect -夏- 1/2[sage] 投稿日:04/08/25 19:37 ID:SOwFIKfA
706 名前:intersect -夏- 2/2[sage] 投稿日:04/08/25 19:37 ID:SOwFIKfA
【コメント】
714 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/26 22:43 ID:IhY11U/8
>>705-706
《お題》サビにちょっと使われてるだけ。交差はあんまり感じない。
《作品》夏の逃げ水みたいにぼんやりとしている。
733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22:15 ID:KJxgXSnP
>705-706 なんか理屈っぽ。
751 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [ ] 投稿日:04/08/29 23:37 ID:hxn8DkBT
1点
>>705-706『intersect -夏』 夏の陽射しでカゲロウだか蜃気楼だか、そんな
ぼんやりとした世界でのくさぐさの交流(というか交差)はよく書けていると
思う。ただ、表現をぼかしすぎて、言いたいことまでぼやけてしまってます。
あと、交差にややこだわりすぎかなあ。そのためにちょっと単調な印象でした。
758 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/31 14:54 ID:+uqkxwpK
>>705 intersect -夏-
省略、意味の侵犯を駆使し詩行の中を揺らめく不定形の風景たち。
デッサンを破った色彩の運動。氾濫する言葉の水彩画。
滲みあう色彩は遠目には整調されたもう一つの遠景を浮かび上がらせる。
僕にはこの詩はそんなあり方を目指しているように思えた。
係ってゆく対象を曖昧に置いた言葉の連なりは視線を横滑りさせ結像を容易に許さない。
さらに言葉は互いに意味を変形し合う。色彩の侵犯により解体された形態の海。
読者の錯乱した視野のなかで色彩は気ままな自己主張に耽る。
写実の意図からはぐれた言葉の主張とは、己の美しい響きやイメージに陶酔する事であり、
他の語と融け合い言葉としてしか有り得ないもう一つの世界を創造することだ。
破壊された風景のノイズの中で、
いかにして風景を構成していた言葉は自己を保存しうるのか。
叙景によって叙景を破壊するという言葉の自傷行為は言葉の自殺になりかねない。
自らもデッサンと共に流れてしまってはそこに残るのはただ色彩の混沌だけだ。
混沌に抗うのは言葉の自己主張=新たな像の結節というもう一つの秩序だが
この作品ではノイズの方に気が取られる。
しかしそれ以上に破壊と保存、再結節の深度、配し方に不要な曖昧さがないか。
深度の多様性、そして所々保存されている文脈、その配列に意図の存在を感じられない。
だから不要な茫昧が生じる。
もちろん水彩画的曖昧さが欲しいのは分るが、絵として曖昧になってしまっている。
退屈と紙一重の安定した連構成の額縁は、絵の具の氾濫を区切る道具なのだろうが、
額縁だけでは水彩は容易に定着しない。ただ、最初から意味に立ち入らず
遠目に単語の姿を眺める分には単語の美しい輝きを感じられて快い。
茫洋とした遠景に鮮烈に浮かび上がる点景という意味ではこの作品は成功しているが、
点景がもう一つの不思議な遠景になるにはもう一段深い構造の意識が必要だと思う。
759 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/31 14:56 ID:+uqkxwpK
3点>>705 「intersect -夏-」 文字としてしか存在しない美しい風景。
僕の世界
パパはお酒を飲んで
ママはそんなパパをなじる
大きい声が響く中で
僕は部屋の角で体育座りをしている
毎晩の景色
平手と悲鳴と飛び散ったおつまみ
割れたグラスを
手を切らないようにかき集める
大好きなパパとママ
そこにいるのは違う人たち
僕は耳をふさぐ
僕は目を閉じる
僕は口を閉ざす
部屋の角で体育座りで
大好きなパパとママが
いつもにこにこしている世界
部屋の角の小さな僕の脳裏にしか
優しいパパとママがいない
708 名前:「僕の世界」[sage] 投稿日:04/08/25 20:03 ID:xPWtRD8E
【コメント】
714 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/26 22:43 ID:IhY11U/8
>>708
《お題》スミに性質が生まれている。
《作品》淡々とした描写がかえって悲しみを伝えている。
教科書通りによく書けました、それだけにつまらない。
「スミにいる僕」よりも「僕のいるスミ」をもっと強調したほうが
よかったかなという気がするようなしないような。
733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22:15 ID:KJxgXSnP
>708 わかりやすいけどそれだけ? というような気は
する。
749 名前:園川@代行お願いしてます[sage] 投稿日:04/08/29 22:37 ID:yKV+nk8I
>>708 「僕の世界」
例えばこの作中の子供が実体験を書いたとして
(そのような構造の作品だが)こんな作品になるか。
本当に苦しんでいる子供がこんな風に書くか。
これが作者の実体験だと仮定しても、
こういう工夫のない書き方ではなにも伝わってこない。
実体験を書くという行為自体に作家にとってのドラマはあるだろうが、
それが作品の表現として現れてこないと読者にはなんの感興も湧かない。
ただ実際は切実な経験の記述というのは工夫の意識なんてなくても
自ずと生々しさは伝わるという気はするが。
伝わらなければ本当は切実ではなかったということだ。
なんにせよ甘いのである。
764 名前:soft ◆ZYsoftMCT2 [sage] 投稿日:04/08/31 23:19 ID:TX1uUbue
>>708 僕の世界 1点
自分にも似たような経験がある。
夫婦喧嘩ってのは嫌なもんだ。軽いトラウマだ。
668 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sageておきましょう] 投稿日:04/09/03(金) 23:03 ID:5nSmtgHc
ねむいさんちゃんぷおめでとです
Canopusさん準チャンプおめでとです
今回はすごくにぎやかで、すごく面白かったですね
批評していただいた方が多くて参考になりました
私は「僕の世界」を書いたのですが
自分に足りない点など指摘していただけましたし
また違う人への批評を読むことで自分の目の不足した部分なんかが
ちょっとだけでもわかった気がします
自分で投稿すること、人の作品を批評すること、自分が批評されること
全部体験できるなんて、勉強になるなぁ梁山泊は。
点を下さったSoftさんむこうの317さんありがとうございました。
【得点】 3点
- むこうの317 ◆317..n/Ke6:2点
- soft ◆ZYsoftMCT2:1点
王の手
歩兵が撥ね飛ばされる音を合図に
敵陣が突っ込む
こちらの準備はもう少し
もう少しだ
一手ずつ 一手ずつ
彼らが動く度 音がする
ドクン ドクン
必死になって機能している
味方は消え
敵は数多
徹底的な状況に神を思うも
意味は無いと知りただ偶像に想像のストレートを叩きつける
もう少し
もう少しだ
この勝負逃げ切るか
この勝負追い詰めるか
知っているのは風船の中の水だけで
破裂した真実は結果に染まる
さぁ勝負の曲がり角
決戦はこの角で決める
さぁ命の曲がり角
俺を守る為に生まれた角
俺が手を伸ばせば
彼は全力で戦うだろう
710 名前:王の手[] 投稿日:04/08/25 22:13 ID:2GRkfXgo
【コメント】
714 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/26 22:43 ID:IhY11U/8
>>710
《お題》飛車でもいい。
《作品》将棋の角は来ると思った。
しかし期待を裏切らず、そのまんまじゃ、つまらん!
733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22:15 ID:KJxgXSnP
>710 巧いような気はする。
749 名前:園川@代行お願いしてます[sage] 投稿日:04/08/29 22:37 ID:yKV+nk8I
>>710 王の手
隠喩や音韻の使い方が中途半端。
スペクタクルとしても面白くない。
交差点
誰もがここを通ってきた
人生の交差点
この角をどっちへ曲がろうか
それは僕次第
どっちに曲がろうとも
必ず最後は終わりが来る
ここは絶対に間違いが許されない
間違えて曲がったらその先は崖です
車ごと奈落の底に落ちます
712 名前:交差点[] 投稿日:04/08/26 07:39 ID:5ZkzQstV
【コメント】
714 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/26 22:43 ID:IhY11U/8
>>712
《お題》カド。
《作品》1連目読んですっとばそうかと思ったけど、
2連目が結構おもしろい。どっちにしろ終わるんだけど、
間違ったら即落ちちゃうのね。シュールだぁ。
733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22:15 ID:KJxgXSnP
>712 車に乗れていいなあと思った。私はいまだに自転
車がせいぜいです。でも自転車にも乗れない人もいるし
なあ。
747 名前:わに ◆Wani6uvhK. [age] 投稿日:04/08/29 20:17 ID:vXLaPzmF
>712 :交差点
すごい深いものを感じる・・・
「必ず最後は終わりが来る」
「ここは絶対に間違いが許されない」
重要な人生の曲がり角。一番お題にぴったりハマる詩だと
私には感じられました。「1点」差し上げます
749 名前:園川@代行お願いしてます[sage] 投稿日:04/08/29 22:37 ID:yKV+nk8I
>>712
人生訓話をずらすこと。
それだけなのだがそれがそんなに面白いことだろうか。
ただ、ラスト2行で多少は読み手の心を開く。
753 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/30 00:47 ID:83CKc0r6
>>712「交差点」1点。ラストのちょっとした意外性に。
761 名前:ななほし#[] 投稿日:04/08/31 21:44 ID:FLQ1FYtx
1点 >712 :交差点 :04/08/26 07:39 ID:5ZkzQstV
アイデアだけ、……もっと搾り出せぇ~
664 名前:てるあき ◆DDfwggPC.. [] 投稿日:04/09/01(水) 11:03 ID:0WlgRUuc
結果集計しました
今回は交差点を書きました
3点もありがとうございます
【得点】 3点
- わに ◆Wani6uvhK.:1点
- イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2:1点
- ななほし:1点
赤い角
終わらない夜の中を一人の少年が歩いていく
顔につけた 角の生えた仮面
自分の顔を隠したつもり
自分を自分の身を守るつもり
声をかける人 優しく触れる人
みんな
その角の生えた仮面で
突き刺していった
返り血 仮面に何度も
世界は赤黒い
「目が見えない 何も見えない」って叫んでた
不安と疑心の独り歩き
終わらない夜などないんだと少年は気付けない
顔につけた 角の生えた仮面
君は何を守っていたの
君は何を得たというの
自分自身?それは勘違いだ
今日も少年は歩いていく
もしその角が折れたらどうするつもりなの
誰もいない所へ逃げていくの?
今だって逃げてるのに
715 名前:赤い角[sage] 投稿日:04/08/27 16:44 ID:ZeCHONhE
【コメント】
718 名前:イタチ小僧見参! ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/27 23:49 ID:ZaoQLtKC
>>715
《お題》角の生えた仮面かぁ。なんか凄絶なもんが見えたな。
《作品》ストーリーと寓意性についてのみ見るとおもしろいものがある。
語りかけの口調も相手を「少年」とすることによって、エラソーさが軽減されるね。
ことばについては意味の奴隷。まぁ、そういう詩なんだからいいけど。
733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22:15 ID:KJxgXSnP
>715 いいじゃないですか逃げられるうちは。
753 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/30 00:47 ID:83CKc0r6
>>715「赤い角」1点。傷つきやすいので傷つけられない少年を遠くから傷つける。
754 名前:園川 ◆nWfXpQxHHM [sage] 投稿日:04/08/30 01:15 ID:IvCT3DvX
>>715 赤い角
抱えられた問題の底浅さと表現のインフレーションの齟齬。
レトリックとしてしか存在しえないこの通り魔は、
現実に起きる惨劇に何を思う。
自己防衛としての暴力というのは分るのだ、
だがこれも>>708と同じで甘すぎるのである。
【得点】 1点
能書き
バカヤロウと怒鳴られて
使えねえなと罵られて
自分のことすら信じられなくなる
何をやってもうまくいかず
必要とされる場所がわからない
それでも生きることが好きで
なり振りかまわず組織にしがみつく
もう傷をつけるところすら見つからない
擦り切れ悲しい様を晒す
痛みにすら鈍感になっていた
机の角に頭ぶつけて死んじまえ
世知辛い世の中を生き抜くよりは簡単だろう
呟くあなたはアメリカ大統領と同じだ
僕は未来をを手に入れるため
極限まで感情を押し殺す
捻じ曲げられた固定概念
原理主義と何ら変わらない
信じた思想を守るため
若者が疑問を持たず銃を乱射する
権力は悪と決め付け楯突く
気付くとアルカイダと同じだった
それでも生きることが好きで
守るべきものがあるから
傷つけあう
巨人軍が好きで
野球選手が夢だった
あの頃の自分に戻りたい
717 名前:能書き[sage] 投稿日:04/08/27 18:11 ID:0Xjph1Dk
【コメント】
718 名前:イタチ小僧見参! ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/27 23:49 ID:ZaoQLtKC
>>717
《お題》カドが立つ、のカド。そのまんま。
《作品》特に3連目、硬い抽象的な言葉がそのまんまポンと使われてる。
これは言葉の意味に依存した自動的な表現ってやつですか?
テーマに関してはノスタルジー。もう戻れないんだから前を見ろと、なんか。
733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22:15 ID:KJxgXSnP
>717 居酒屋な気分。
750 名前:園川@代行お願いしてます[sage] 投稿日:04/08/29 22:40 ID:yKV+nk8I
>>717 能書き
>それでも生きることが好きで
>なり振りかまわず組織にしがみつく
どうもよく分からない感覚だ。
生存することが好きで=死にたくなて、ということなら分るが。
それはそれとして、4連目の受け取り方でこの詩が決まる。
アメリカ大統領やアルカイダから抽象される否定的な要素を
自分自身にも見ているのか。それは「守るべきものがあるから傷つけあう」
という言葉で肯定され得るものなのか。
それとも自己の正当化の為に戦争や紛争を持ち出したのか。
だとすれば幼稚な世界観だと言えないか。
能書きというタイトルがそれを自嘲しているのか。よく分からない。
761 名前:ななほし#[] 投稿日:04/08/31 21:44 ID:FLQ1FYtx
1点 >717 :能書き :04/08/27 18:11 ID:0Xjph1Dk
これも角かなぁ?
【得点】 1点
角部屋
ほら、そこに見える茶色いマンションの
エレベータを降りて左に曲がって
ベージュ色のドアを4つやりすごしたら
見えてくる301号室
そこが俺の住み家
誰もが羨む角部屋さ
一緒に暮らしている人はいないさ
夕飯はいつも外食かホカ弁さ
むさくるしい男がひとりで住まう
ゴミと洗濯物で埋め尽くされたこの部屋だけど
南と東に面した
誰もが羨む角部屋さ
ベランダは当然広いし、日当たりも良好
でも東側のベランダから見えるのはラブホテルで
南側のベランダから見えるのは共同墓地だ
生と死、いや、性と死か…
なかなか面白い対比じゃないか?
墓石の前で涙を流す若い男と女を見て
“きっとあいつらも隣のラブホ使ったことあるんだろうなぁ
だってこの辺にあるラブホってここだけだし…”
暇な日ベランダに出てぼんやりとこんなことを考えてる
俺って変な奴かな?
そうそう、変と言えばさ
一週間前に隣の302号室に住んでる奴がさ
屋上から墓地に向かってダイブしやがったんだ
何考えてるんだろうなぁ
本当に変な奴だったんだよ
引越しの挨拶以来一度も顔合わせてないけど
そいつは仕事もしてなかったみたいだし
いつもエアコンの室外機は回りっぱなし
ほら、隣のベランダだから聞こえるんだよ
誰かが訪ねてきたところも見たことないし
とにかくずっと部屋にいるみたいでさ
今流行のひきこもりってやつ?
俺、自分が幸せだなんて全然思わないけど
奴に比べればいくらかマシなのかもなーなんて
不毛な考えなんだけど
そんなことを思うんだよね
やっぱり俺も変な奴かな?
将来の夢や希望はないけれど
仕事はとりあえずはあるし
親友かはわからないけど
ダチっぽいのは何人もいるし
もう何年も彼女はいないけど
昔は隣に見えるホテルだって何回も使ってたんだ
いや、それより何より今だって
誰もが羨む角部屋暮らしだぜ?
あれ?
俺、何かあまり奴と変わらない気がしてきちゃったな…
違うと思うんだけどな…
そう、違うよな
何と言っても
角部屋暮らしだし、さ
「そんな奴は世界中にごまんといるんだよ!」
何て野暮なツッコミはやめてくれよ?
わかってるから。
721 名前:角部屋(1/2)[sage] 投稿日:04/08/28 01:29 ID:ufxxPjwT
722 名前:角部屋(2/2)[sage] 投稿日:04/08/28 01:30 ID:ufxxPjwT
【コメント】
733 名前:日雇いくん ◆HIyaTOiQcI [sage] 投稿日:04/08/28 22:15 ID:KJxgXSnP
>721-722 あるがままを認めつつ。
740 名前:イタチ小僧 ◆8rr1u/54T2 [] 投稿日:04/08/29 00:13 ID:3nWpKxBu
>>721-722
《お題》角部屋。
《作品》小説になさい。
747 名前:わに ◆Wani6uvhK. [age] 投稿日:04/08/29 20:17 ID:vXLaPzmF
>721-722 :角部屋
3連目が面白い。角部屋の二つのベランダからそれぞれみえる生と死
こんな発想は凡人には思いつきません。
そして私のかなり好みです。「2点」受け取ってください
750 名前:園川@代行お願いしてます[sage] 投稿日:04/08/29 22:40 ID:yKV+nk8I
>>721-722 角部屋
連の構成が展開に貢献している。
ただ隣の住人の描写に移行してからそれまで展開されてた
生(性)と死の風景がほったかされ、
最終連では自分と自殺した隣人との対比のみに収束するので
前半が詩全体に貢献しない。
現代的な、なんとなくの生の不安をなんとなく語り、
その奥に潜むものとの対決もなんとなくのままやりすごす。
>>694の作品と同じスタンスをきちんと描いてる。
身の回りの風物の描写に使用される言葉と語り口のバランスが良く
口語調に必然性がある。
ただ締めの2連の無理で安易なまとのせいで全体が壊れるのが残念。
761 名前:ななほし#[] 投稿日:04/08/31 21:44 ID:FLQ1FYtx
1点 >721 :角部屋(1/2) :04/08/28 01:29 ID:ufxxPjwT
今回、角というお題だから、うらやまシィ~~と突っ込んでみる
764 名前:soft ◆ZYsoftMCT2 [sage] 投稿日:04/08/31 23:19 ID:TX1uUbue
>>721-722 角部屋 3点
なんだか気に入った。
口調が日常的でありながらとても詩的だと感じた。
770 名前:ねむい ◆yYGM98H44I [] 投稿日:04/09/01 18:35 ID:T7X7LoAR
「角部屋」を書きましたねむいと申します。まさか優勝できるとは…。
本当に嬉しいです。
審査員の皆様ありがとうございましたm(_ _"m)&皆様お疲れ様でした。
次のお題は「夜」でお願いします。
665 名前:ねむい ◆yYGM98H44I [sage] 投稿日:04/09/01(水) 19:06 ID:T7X7LoAR
皆様お疲れ様でした。今回「角部屋」を書きましたねむいです。
皆様お疲れ様でした。
第六十八回大会以来ほぼ毎回投稿して、初のチャンプですわ(苦笑)
審査員の方々の様々なコメント、大変参考になりました。ありがとうございます。
風呂に入っていたら突然三連目が思い浮かびまして、一気に書き上げましたw
その勢いが止まってしまった最後の二連は、私自身ちょっと後悔していたり…。
まだまだ穴だらけの作品しか書くことのできない未熟者ですが、
チャンプを取れたことは非常に嬉しいです。
しかも、詩(のようなもの)を書き始めてちょうど1年が経った今日という日に(ノ∀`)
これからも頑張りますー。
【得点】 6点
- わに ◆Wani6uvhK.:2点
- ななほし:1点
- soft ◆ZYsoftMCT2:3点
最終更新:2007年01月26日 21:57