作品
土偶
いろいろと ごめいわくを おかけして
まことに もうしわけなく
みなさまの おいかり ごもっとも
ふとりすぎた あし きりおとすように
はじを のこしてしぬ
おゆるしを
なさけなく みにくい
みれん かかえて では
(かあさん
かあさん
また わたしを みごもって)
488 名前:土偶 投稿日:2005/05/23(月) 22:07:24 ID:zgJ4ORyv
【コメント】
489 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/23(月) 23:29:27 ID:kaVSOJ9q
>>488
「土偶」タイトルがなきゃ、ただの遺書だねw
逆にいえばタイトルがうまい
再生ってテーマによく合ってる
498 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 00:24:03 ID:DseB22dd
>>488
モノローグ詩でこれほど肉を削ぎ落とされてはなんのことやらさっぱりわからない。
語り口やタイトルにそこそこおもしろいところはあるが、これもふわふわ感に頼った
安易な手法という気がする。
554 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 01:45:12 ID:5zCnpBYA
>>488 「再生をテーマにした詩」という観点では、座布団1枚なみの上手さだ
と思います。ただ、この作品は、一篇の詩として自立しているかというとやや
疑問で、テーマに寄りかかっているきらいがあるかな、と思います。
576 名前: ◆WvShSU0mOg 投稿日:2005/05/30(月) 13:56:51 ID:TrmKfJF3
【1点】
>>488 土偶
腹立たしい。絶対点なんて付けないぞ、と思うのですが付けずに居られないところが腹立
たしい。話の内容も、それが平仮名であるところも、正に土偶。私の中の土偶イデアを全く
逸脱しない。その上タイトルと最後の( )内でこの上なく"再生"の趣。巧いなぁ、悔しい。
次回作こそはこの釈然としなさを解消してくれる、文句無し形成でお願いしますの1点。
721 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15:11:46 ID:FltQU/qR
>488 :土偶
土偶って妊婦をかたどったものだという噂を聞いたことがあるようなないような。
「はじを のこして」のはじは土師とも漢字変換できますね。土偶を作る人。
土師が残れば、土偶はまた作られるので、という言葉遊びの解釈もできまして。
こういうこと想像するのは楽しいです。
次は足の細い八頭身の土偶に生まれ変わりたいのでしょうか、それとも、
ライオンの土偶とか、みずすましの土偶とか、貝の土偶とか。なんだろ?
797 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12:35:47 ID:ailxCn9Y
>488 土偶
いやまあ、これは読んでとても複雑な気分でしたねえ。
スレッドの状態が状態だったんで、いろんな深読みができてしまって、正直、詩単体としては
入ってこなかった。。すいません。
だけど、センスは抜群でっせ。。。題もいい。
822 名前:虫 [sage] 投稿日:2005/06/02(木) 06:36:34 ID:jdEATsDS
鍵盤さん、心霊写真さん、おめでとうございます。
「土偶」を書きました。
部署換えで多忙になったら情けなくも詩を書くことが
できなくなり、ずいぶん昔に投稿して以来、ずっと
詩作を怠けておりました。
推敲の仕方も忘れはて、書きっぱなしのまま投稿してしまいました。
いただいた評を読むたびに「ああホントにな!」と反省したものです。
評を下さったカノープスさん(流されやすいので「自立している」詩を
書けるようになりたいものです)、◆WvShSU0mOgさん(点をありがとう。
完成度が低かったと反省しきりです)、葉土さん(ムードで書いてしまった
ことを見抜かれてしまいました)、あと読んでくださった方々、
ありがとうございました。できたらまたお邪魔します。
詩を書くのも読むのも本当に楽しいことですから。
【得点】 1点
猫と僕の記憶
1
猫が風のない縁側で
一つあくびをした
庭先に咲き誇るあじさいは
じきに訪れる夏を告げる
今そこに、ちいさなトカゲが一匹
ちょろりと歩いて
猫はそれをつかまえた
しっぽが切れてトカゲは逃げた
一瞬の命の残像は、いつまでもそこに動いて、とどまることを知らない
2
夏。
僕はあの日のことを思い出そうとしてる。
大学生の時だ、
夜、アパートから製鉄工場の明かりが見えて、
なんとなく星空みたいできれいだったね
僕らの目の前に広がった星空は
永遠に続く僕らを誓うに足る
存在の証だったのかもしれない
だが、ぷかぷかと真っ暗な空に上ったたばこの煙は
これからの見えぬ二人のようにゆらゆらと
その行く末を暗示していた
3
嵐は急にやってきて
そこにある全てをなぎ払っていく
それまで大切に育ててきた生命の森は
一瞬のうちに砂漠と化した
大切なものを失った悲しみは
涙となって足下の砂をぬらす
嵐の後の太陽はじりじりと熱く
悲しみで乾燥しきった心を焼く
涙でほとびた足下の砂も
太陽の熱で乾いたが
目尻に涙がゆるゆるとわき出て
とまることがない
4
僕は今、誰もいない縁側にいて
アイスキャンデーをなめている
風もないのに風鈴がかすかになった。
あの日咲き誇っていたあじさいは
今は枯れて枝が残るだけ
花の色はどうだったろう、と思い返してみても
その記憶は呼び戻されることもない
今は離ればなれの二人
どこで何をしているのかも、知らない二人
まぶたに残る後ろ姿を、枯れたあじさいに吹き消しながら
溶けかけたアイスキャンデーを押し込んだ
5
猫はトカゲを探していた
朱の混じる背中に、僕の爪を立てたい
じっとりとした皮膚に、あのときの思いを遂げたい
猫はトカゲを探した
果たして、トカゲは見つかった
しかし切れたはずのしっぽは
今再びトカゲの末端につながった
薄曇りの鈍い太陽を受けて
しっとりと輝いている
猫はそれを見て
一つあくびをした
そしてまた、丸くなって眠った
492-494 名前:猫と僕の記憶 投稿日:2005/05/24(火) 23:23:48 ID:GIJh37Rh
【コメント】
498 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 00:24:03 ID:DseB22dd
>>492~
小説のような始まり方で、内容は小説の骸骨という感じ。
ストーリーを語りたいのか、詩情を発生させたいのか、どっちつかずかと。
554 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 01:45:12 ID:5zCnpBYA
>>492-494 こういう感じの詩はわりと好きなんだけど、今イチ面白みを感じ
なかったなあ…。ネコと紫陽花と別れがうまくからみ合ってないのと、3の破
局の暗喩が大仰にすぎるせい、なんだろうか。
797 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12:35:47 ID:ailxCn9Y
>492 猫と僕の記憶
丁寧に描写してありますね。
猫と蜥蜴のエピソードと、失恋のドラマが絡み合いながら最後に猫が蜥蜴の尻尾切るの
やめるとこがいいなあ(猫は本来きまぐれだから、そこに意図があるっていうのは作者の仕掛けだね)
中段が長いです。。恋愛のエピソードが読んでて飽きてしまった。
842 名前:α ◆CSZ6G0yP9Q [sage] 投稿日:2005/06/03(金) 18:27:25 ID:D+Jj5at+
そっかー、投稿したら後書くんですね。
というわけで、鍵盤さん心霊写真さんおめでとうございます!
13人目、「猫と僕の記憶」を書きました。
今読み返してみたら顔から火が出るような作品ですね。
なんかごちゃごちゃとして悪かった。修行し直してきます。
評価していただいたみなさま、ありがとうございました。
小判鮫
早いもんでこの海で一年 なしてここにわがおるんか
自ら進んで潜り込んだ塩辛い序章以降さっぱり記憶にございあせん
お前様なぁしてここさいる?アンコウに問われてもなぁも返せん始末
先日主さえいなぐなり頭をはりつけるべき広い腹が見当たらなね
主がいなぐなろうとわはいつまでたってもコバンザメ
匂いの残る場にしがみついて味をしがみ生き続けるしかね
ごぉりごぉりじゅるゅうるるっしーはーすぅうーはうっはっはー
はあはあぁはあアハァはあはっはぁしーはーすぅううっはっはー
似たような影さ入って暗がりに佇み
心地良い惰性と確かに守られている安堵と
べっこ寂しくこげに優しいもやもやした匂いに皆目困り果で
時
々 焦
燥
に震えでいる
だども
わの居場所はここに違いね
まんず嬉しい顔をするコバンザメだし一年目
495 名前:小判鮫 投稿日:2005/05/25(水) 00:08:34 ID:Xdl8FVbT
【コメント】
498 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 00:24:03 ID:DseB22dd
>>495
主にくっついてしか生きられない小判鮫の再生は、無理矢理な自己説得。
主の匂いの残る岩陰に隠れての自己満足的な再生。これを笑えというのだろうか。
554 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 01:45:12 ID:5zCnpBYA
>>495 『山椒魚』の変奏曲っぽいね。口調がユーモラスでいい味だしてるけ
ど、内容はいたってまとも。まともすぎる、と言ってもいいかもね。訛り丸出
しのインテリ、という印象でした。
594 名前:P ◆u4cfXPhJl2 投稿日:2005/05/31(火) 20:15:19 ID:JEOcqeOa
【1点】
>>495 小判鮫
ウーン。。。なんともいえないけど素敵。
595 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w 投稿日:2005/05/31(火) 21:17:38 ID:ailxCn9Y
2点
>>495 小判鮫
とにかく音がいい。
716 名前: ◆WvShSU0mOg [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15:00:39 ID:TrmKfJF3
個人的には>495「小判鮫」さんと話がしたいス。
>・・・暗がりに佇み
>心地良い惰性と確かに守られている安堵と
ここも方言っぽくはできないもんでしょうかとか、
>ごぉりごぉりじゅるゅうるるっしーはーすぅうーはうっはっはー
>はあはあぁはあアハァはあはっはぁしーはーすぅううっはっはー
"作者としては"ココをどういうイメージで書いたのでしょうかとか
色々伺ってみたいもんです。
722 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15:12:31 ID:FltQU/qR
>495 :小判鮫
ああ、うまし。言葉の響きがやわらかくて。これはほんとの方言ですか? それとも発明も混ぜてますか?
無知ですいません。一歩間違うと、目的もなく、古きよき思い出にただ執着してしまうだけのところを、
最終連、「小判鮫」が「小判鮫」のまま謙虚ながら自立してしまうという鮮やかな着地。好きです、これ。
798 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12:36:47 ID:ailxCn9Y
>495 小判鮫
いいなあっこれ
とくにいいのはあの、なんかわけのわかんない音。
(何がわかんないって、鮫は口で呼吸しとらんぜよ。。)
詩板好きですか?梁山泊が好きなんですね。。いよ!同士!と声をかけたくなりました。
リズムってありますよね
現代詩って妙にリズムを廃したところがあるんだけど、このごろなんか別のリズムが
できあがってきたような気がします。定型の57じゃなくて、リズムを殺した散文でもなくて、翻訳調でもないやつ。
融合してきたっていうのかなあ。とても生きている詩だと思います。
818 名前:心霊写真 [sage] 投稿日:2005/06/02(木) 00:29:03 ID:sbTw85Ry
失礼します。「小判鮫」を描きました。ありがとうございます♪
うたた寝さん→ >・・・暗がりに佇み>心地良い惰性と確かに守られている安堵と
うむ、変えられます(汗)ひとまず守られての「て」を「で」に脳内変換願います。
あと、ルビ→佇み(ただずみ)心地(こごち)で読んで貰えれば。手抜かりありまくり。
>ごぉりごぉりじゅるゅうるるっしーはーすぅうーはうっはっはー
>はあはあぁはあアハァはあはっはぁしーはーすぅううっはっはー
これ↑は主の残した味をしがんでいる音で、鮫なので多分まず歯が当たり「ごぉり」。
で「じゅるじゅる」吸って、そのまま深呼吸して笑い、息を吐いて
ついでに残り香嗅いで悦に入って深呼吸して泣き笑い、そういう感じです。
カノープスさん→ な、訛ったインテリって、、、。
ゼッケンさん→ テレビで田舎のお婆ちゃんが自分の事を「わ」と言ってるのが良くて。
いいかげんな方言なので突っ込まれたら「小判鮫語ですよ」で済ませるつもりでした。
リーフさん→ 鮫なのに思いっきり人間チックに呼吸してました。うん、ここ好きです。
Pさん→ あの二行は意味不明っぽいけど物凄く説明的な文なのでした。
良かったみたいで良かったです。どうもです。
審査の方々お疲れ様でありがとうございます。チャンプさんおめでとう。完成してる感じです。
「白血」何か格好良いべな。「ちっぽけな幽霊」好きだな。。。
時間切れの長い詩とても良かったです。読ませてもらえてありがとうといいたくなりました。
【得点】 7点(準チャンプ作品)
- ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY:3点
- Canopus ◆DYj1h.j3e.:1点
- P ◆u4cfXPhJl2:1点
- 葉土 ◆Rain/1Ex.w:2点
白血
ぼくはいつか行方不明なのです
やおらレンチを持って
誰かを はた と殴るのです
それは今日ですか
もしや明日ですか
見るはずの血は
どろ
どろ
どろりと
「うっどべーす」をいじる手と同化してゆくのですか
木片に浮かぶ
「ちょうちょ」の死体のようでしょうか
これは自由ですか
まさに輪廻ですか
脳の全とっかえ を
ぼくは望んでいるのですか
一体どこにいるのです
じゅん白に光るかみさま
こわいです
黒いおべべのお母さま
嗚呼 よい人
きっと「めびうす」をください
どろ
どろ
どろりと
融けることのない「からだ」をください
やおらレンチを持ち
誰かを べこ と殴るとき
ぼくはいつも行方不明なのです か?
496 名前:白血 投稿日:2005/05/25(水) 00:10:54 ID:5iu/DXl7
【コメント】
498 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 00:24:03 ID:DseB22dd
>>496
詩的なふわふわ感がまた来た。が、これは想像力を規制する>>487とも
想像力の追いつかない>>488とも違い、いい具合に想像力を働かせる適度な自由をくれる。
レンチ、うっどべーす、ちょうちょ、かみさま、黒いおべべのお母さま、めびうす、
これらの具体的かつ唐突な言葉を材料として、読者は自由な詩世界を作って遊べる。
私が作ったのは、とにかく不定形な世界。泣き言でできた世界。最後の「か?」がなんとも情けない。
554 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 01:45:12 ID:5zCnpBYA
>>496 ロールシャッハテストのような詩、ということばが思い浮かんだ。他
者を壊すと自らは融けてしまう、それを行方不明と呼ぶ、うーむ。こういう詩
は、なかなか書けないよなあ。
586 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/30(月) 23:42:51 ID:C1sogwL0
2点
>>496 『白血』 最後の3行にぼくは殺された。
596 名前:さい ◆YkbutFA6Pw 投稿日:2005/05/31(火) 21:59:07 ID:YafzKpiV
3点
>496白血 ホラーだねぇ レンチを振りかざす変態が見える このムードが好きだ
722 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15:12:31 ID:FltQU/qR
>496 :白血
レンチで殴られたくはないのですが。
かっこいいんですが。。。言ってることはおそろしく自分勝手ですなー。
文字通り読めば、これはコワイ。なにしろ自分が「行方不明」なんですから。最後にはそれすらおぼつかなくて
「ぼくはいつも行方不明なのです か?」って他人に訊いちゃってるんだから。刑事責任能力なしの自分に気づいたら、
そういう恐怖、ほんとにうますぎてまいった。
798 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12:36:47 ID:ailxCn9Y
>496 白血
これは はくち と読むのかな? 読み方を知りたいっと思いました。
ぼくはいつか行方不明なのです
という文法的には(時制)間違っている導入文でぐぐっと惹かれました。
奇妙な混乱の中に放り込まれます。同時にこれが一種の虚構世界であることも示されるので、
レンチで殴る、やたら暴力的な描写が内的世界の暗喩であることも素直にはいってきます。
とはいえ、なんつうか閉塞感に満ちてますねえ。追い詰められている精神のぎりぎりという
感じで、ちょっと読んでいてつらかったりします。
839 名前:情景描写撮影所 ◆Imq0studio [sage] 投稿日:2005/06/03(金) 01:12:55 ID:xUV6vULJ
いい評価のときばかり名乗っている感のある11人目です、こんにちは~
チャンプの鍵盤さん、準チャンプの心霊写真さん、おめでとうございます。
私は「白血」を書きました。
頭からまったくどろりと出てきた詩で、変なしこりもなくすんなり書けたと思っています。
(読み方は葉土さんのいう通り「はくち」です。
白血病だとか白痴だとか血の色がそのままだとかいろいろ…)
評価や寸評してくださった皆さま、ありがとうございます。
トランスしすぎて書いてしまったような気もあるので、
セーブの具合を見極めていたらと思ったりも…。
3点という点数をいただけたのも初めてでした。
ありがとうございました。おめでとうございます。お疲れ様です。
土偶がばつぐんに好きです。
(ちなみに前回の駅では「現」でした。)
【得点】 6点
- まーろっく ◆lsOpIv6P8M:1点
- Canopus ◆DYj1h.j3e.:2点
- さい ◆YkbutFA6Pw:3点
糞スレ
2ちゃんねるをみはじめて以来
最悪の糞スレを発見した
プリントアウトしてみたが
やっぱり糞スレ
理不尽なルール
使い道が無いので糞を拭いた
糞で擦れた糞スレ
糞まみれの糞スレ
それを貪り喰らう審査員
おいしいおいしい
うんこおいしいよ
うんこほらほらおいしいようんこ
口のまわりは
糞だらけうんこだらけ
笑うと口角についた糞がポロポロ落ちてくる
トイレに流そうとしてもなかなか流れない
糞スレ
大量に上から小便と下痢をかけたら
やっと流れた
再生を叫ぶその口には
うんこがベットリついていた
なんと実は自分のうんこだそうだ
497 名前:糞スレ 投稿日:2005/05/26(木) 00:12:50 ID:9pjvEsnN
【コメント】
499 名前:名前はいらない 投稿日:2005/05/26(木) 01:13:07 ID:X8KKWurD
>>497
今の状況をうまく皮肉った詩。いいですね。
期待していいのでは。
ズバリチャンプ候補。
596 名前:さい ◆YkbutFA6Pw 投稿日:2005/05/31(火) 21:59:07 ID:YafzKpiV
1点
>497糞スレ 後半の汚ねぇ流れがいいな
722 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15:12:31 ID:FltQU/qR
>497 :糞スレ
最初、他人事みたいに言ってるよ、と思ったんですが、整理してみると違ってきました。
「糞を拭いた」のは作者さん(主語なし)で、その糞を「貪り喰ら」ったのは「審査員」で、
そこでは審査員の口のまわりについているのは作者さんのうんこの筈だったんですが、
それが「なんと実は自分のうんこだそうだ」と驚く。審査員のうんこ=作者さんのうんこ。
ルールに疑問を持つ読者としての作者さんとルールに則って審査する作者さん、
乖離していた二者が最終行で重なり合うという仕掛けですよね。
日本語って面白いですね。
構造はおもしろいんですけど、内容に関しては、お題を出した身としては、
再生は時期尚早、まず浄化があってしかるべきだったかなあと、まず感情を吐き出したいですよね、
この詩のように。
798 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12:36:47 ID:ailxCn9Y
>497 糞スレ
あ、これは結構考えこみましたよ。。
実のところ、詩を垂れ流すってなあ、げろ吐いてるもんだなっという自覚はあったんですが
糞まではいってなかった。とはいえ、糞のほうが切実ですわな。なんせ出さないと死んでしまう。。
(しかし比喩が汚いっつかなんつか。。スカトロ趣味はさすがにないのだ。。)
自演って意味での、審査員の自分の作品への加点って実は思い当たらないですよ。(私はこの一年しか見てないですが)
梁山泊ってここしか見てない参加者も多いと思うんだけど、時折入ってくるこてさんって、詩板の
あちこちに潜ってる方が多くて、名乗られてみれば、「ああ、あの人のか」っと思います。
散発的に入ってくる審査員さんも、「ああ。あの人か」と思う方が多いんで、まっさらの不明の方って
案外いないんです。
作者さんも、詩っていう糞を垂れ流している一員だっていう自覚が詩の中に入ってるともっと良かったと思います。
【得点】 1点
粘土
こねてこねて こねてこねて
死んだおじいちゃんつくるんだ
それでまた田んぼをじてんしゃでいっしょに
こねてこねて こねてこねて
病気がちなおとうとをつくるんだ
やさしいこえがきこえてくるよ
ほらまだどこかでいきてるんだ
揺らぐ思考にしっかり立つ家族と言う名の旗がある
こねてこねて こねてこねて
ぼくのそんざいをつくるんだ
いまこねているもののじっかんはたしかにある
思考をちゃんと保てなくても
自分と言う名の木がここに頑丈な根を張っている
悲しくないてみても
家族と言う名の思いでは根となって僕を支えている
こねてこねて こねてこねて
500 名前:粘土 投稿日:2005/05/26(木) 01:17:57 ID:UyQ6jm/P
【コメント】
570 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 22:14:09 ID:5zCnpBYA
>>500 旗や、頑丈な根は、分ったような気にはなるんですが、まだ弱いのか
なあ…。深い感銘を受けるまでには到らないんですよ。あと、それらと粘土の
結びつきも今ひとつ弱いように感じた。
724 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15:13:40 ID:FltQU/qR
>500 :粘土
粘土をこねつづける作者さんの後姿。すっかり涙もろくていけませんや、あっし。
「家族と言う名の旗」の下に立ち位置はしっかり定まっていて、
おじいちゃんやおとうとの姿は作者さんのなかではっきりあるわけだけど、
作者さん自身の姿はまだない。だからこねつづけている。そこを踏まえても
「思考をちゃんと保てなくても」という言い方は急ぎすぎかなあ。
799 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12:37:21 ID:ailxCn9Y
500 粘土
家族が好きなんだっていうのが痛いほどわかる。
同時になんていうのかな、喪失感があって、失くしてしまったものをなんとか創りあげようと
している苦闘のような雰囲気が悲壮。
魔女の大なべ
運命の女神シリスのもつ大なべ
純金純銀でできているとも
光り輝く青金石でできているとも
昔から伝えられてきたけれど
今まで誰も見たことはない
シリスは賢明なる女性
なぜなら大切な大なべを
彼女はおなかに隠してある
使わないときは拳ぐらいの大きさにして
ある日シリスは蜂蜜酒を醸造した
琥珀色で甘いトクベツな彼女の酒
隠された大なべから滴り落ちる
彼女の白い足を伝って
その芳香で風は唄い
男は誘われるように大なべに近づき
小鳥となって蜂蜜酒の雫を啄ばんだ
蜂蜜酒の中には歓喜が立ち上がり
蜂蜜酒の中には楽しさが座していた
酔いすぎて男はうっかりと
ばらばらになった自分のカラダの一部を
黄金の酒の中に落っことしてしまった
なべの中でその身は蜂蜜酒に漬かる
大なべは男に長い安らぎを与え
男は280日も眠りについた
シリスの大なべは男を中に入れ
彼女のおなかにそれを隠したのだけれど
ばらばらになっていた男のカラダは
280日で完全なカラダになり
シリスは目覚めた彼を外に出すのに
激しい痛みに苦しみ
3日3晩かかってしまったと云う
502 名前:魔女の大なべ1/2 投稿日:2005/05/26(木) 12:05:06 ID:oA2qm8To
503 名前:魔女の大なべ2/2 投稿日:2005/05/26(木) 12:06:38 ID:oA2qm8To
【コメント】
570 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. 投稿日:2005/05/29(日) 22:14:09 ID:5zCnpBYA
>>502-503 バビロニアの神話つーのは、ほとんど誰も知らんので、こういう
伝承が実際にあるのか、何かの寓意性を持つものなのか、判断に苦しむところ
です。内容自体は大らかで、好きだったけど。
724 名前:ゼッケン ◆ZKKEnLZjOY [sage] 投稿日:2005/05/30(月) 15:13:40 ID:FltQU/qR
>502-503 :魔女の大なべ
作者さんは元の神話にまだひっぱられてる気がします。
もっと解体して組み立てて離陸してほしい。
受精、妊娠、出産と行くにしたがってテンションが維持できてないし。
子宮だから、という理由だけでは書く動機としては弱かったのかなあ。
この魔女さん、子宮を出したり入れたりできるようなので、
ここをすすめていけばエロ楽しいものを書けるのではないかな、と希望。
799 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/05/31(火) 12:37:21 ID:ailxCn9Y
>502 魔女の大なべ
物語詩なんだと思います。なんとなく散漫で物語の中に入れない。(説明が多いからかな?)
823 名前:わに ◆Wani6uvhK. [sage] 投稿日:2005/06/02(木) 10:55:56 ID:xb40x+in
鍵盤さんおめでとうございます。
審査、批評をした皆様すべてに感謝です。
いろいろな意見もあるかとは思いますが
私はここで誰がどの作品書いたとか話し合う
楽屋裏みたいな雰囲気が、たとえ自分が参加してない回でも
楽しみなので、馴れ合いといわれても続けて欲しいな。
馴れ合いからプラスになることも多くあると思ってるほうなんで。
さて、私が書いたのは魔女の大なべでした。
上のほうでコテが分かる作品があると書かれて自分のことかとドキッとしましたが
実際どうだったんでしょうか?実に良くも悪くも自分らしい作品だと思ったわけですが。
批評いただいたリーフさん、ゼッケンさん、カノプスさん大変参考になりました。
次回からの参考にしたいと、いつも思いつつうまく取り入れられないんだよなあ
最終更新:2006年10月25日 18:50