作品
ラーメン食べたい
アルコール漬けの 脳髄が
一人歩きする 土曜23時に
ラーメン食べたい
ラーメン食べたい
ラーメン食べたい
薄汚れたガード下で黴臭い屋台のラーメン食べたい
俺の中の古代が
現代にラーメン求めて吼える
海。
シナプスから大脳の末端まで過剰な電気信号がチカチカ溢れ
今俺は 地上で一番ラーメン食べたい
目の前にラーメンが出されたとして
あと5秒で世界が崩壊するとしても
俺はラーメン啜ることを止めない
思うに世界とは
この白髪葱や支那竹や焼豚の集合体のように
純粋に丼の中で完結していて
空になる時間にこそ差はあれ
いつかは空になること自体は同じだ
すなわち ようするに 言うならば
思想や哲学など めんどくさいのだ
ならば俺はこの 原初的衝動の尊厳を守ろうと
ラーメン食べたい
ラーメン食べたい
ラーメン食べたい
夜の街をあてあって 千鳥足
だが今俺は
地上で一番 真っ直ぐな魂でラーメン食べたい
101-102 名前:ラーメン食べたい 投稿日:2005/03/30(水) 22:48:27 ID:SY3elrx7
【コメント】
158 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw 投稿日:2005/04/02(土) 16:00:31 ID:VUWzcKGp
3点 >101-102 「ラーメン食べたい」
やられました。こんな作品はネットでなければ見ることができない。
構成も詩句も巧み。むしょうにラーメン食べたくなった。
168 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w 投稿日:2005/04/03(日) 18:23:34 ID:SgZa/P9g
2点
>>101 ラーメン食べたい
ラーメンが哲学に昇華されてて、良かった。平易でストレートな表現で物凄い説得力があります。。
740 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/04/03(日) 13:25:28 ID:SgZa/P9g
>101 ラーメン食べたい
読んでる間に、今回の題はもしやラーメンだったかなっと錯覚を覚えてました。
私は実はラーメン食べると吐いてしまう体質なんですが、ラーメン好きでして。
半年に一回ぐらいは欲求に負けて食べてしまいますね。。(虚しい)
ラーメンの好きな酔っ払いの姿がよーーーーーく判ります!!面白かったですーー。
766 名前:名前はいらない [] 投稿日:2005/04/08(金) 03:10:37 ID:cxv7UfWo
「ラーメン食べたい」を書いたものです。
ここの住人さんに受け入れられるような作品とは思わなかったので
5点も頂けたことが既に予想外で変な気持ちです。
おしっこ氏 葉土氏(しかも3点と2点という評価!)ありがとうございます!
ゼッケンさん ヒゲルドさんおめでとうございます。
【得点】 5点
- おしっこ ◆Ti0PcEbhdw:3点
- 葉土 ◆Rain/1Ex.w:2点
泥酔
キリキリと旋回しながら舞い上がる意識
大きく揺れる電球の軌跡が尾を引いて流れる
転がるビール缶の光沢が喧騒を醸し
関節に染み込む芳醇な香りがある
女たち 男たちの群れから遠く来て
柱の影には声もなく 花柄の壁にキスをした
雷鳴が近ずき 湿り気を帯びた空気に漂い
崩れ落ちる器がある 雨に歌う鳥がいる
思いは潰えて 金色の河に消えていった
俺は稲妻となった 雨となった 道ゆく傘となった
猫が横切ったので 俺は犬になった
煙草が欲しくて 俺は自動販売機になった
俺は自分を解体してやろうとしたのか
腕をもぎ取り 足を潰し 内臓を取り出し
切り刻み 放り投げ 焼いてやった
肉片は花火のように舞い散った
野心は潰えて 金色の河に消えていった
俺は走り去る雲になった 濡れた電信柱になった
車のライトが眩しいので 俺は闇になった
反吐が出そうになったので 俺は反吐になった
すべての輝きに包まれて 俺は輝きそのものになった
詩は泉のように湧き 色彩はゴッホのように渦巻いた
最後に俺の見た夢は 街灯を哀しく映す泥水だった
あとはただ 一杯のモーニングコーヒーを飲めばいい
103-104 名前:泥酔 投稿日:2005/03/30(水) 23:08:00 ID:kCIx8W+p
【コメント】
147 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:皇紀2665/04/01(金) 16:39:54 ID:AXEUScqX
>>103-104 泥酔
これこそがダダあシュールレアリスムのアバンギャルドの末裔を名乗れるんじゃない
だろうか。稲妻や傘、犬や自動販売機……「俺」は実にいろいろなものになれるんだね。
吉増剛造の初期の詩篇「燃える」なんかも彷彿させる。第5連がもっともポエジーを
誘うところ。最終連のゴッホにいくのは、やや安直に走っているかな、と思うんだけど、
こんなところもすぐにモーツァルトに走る吉増に似ているかなあとも思う。これらの
変身話が「俺の見た夢」と説明されてしまっては完全に興醒めだなあ。詩は必ずしも
合理的な解決に向かわなくてもよい。むしろ、合理のロジックを持ち出されることで、詩の
言葉が熔けてしまうこともあるんだよ。ここの着地が決まっていれば、最高点をつけても
いいと思っていただけに、もったいない。
158 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw 投稿日:2005/04/02(土) 16:00:31 ID:VUWzcKGp
1点 >103-104 「泥酔」
吉増よりはランボーを嗅ぎ取りました。
743 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/04/03(日) 16:14:05 ID:SgZa/P9g
>103 泥酔
よった挙句の幻想が気持ちいいです。
(”雷鳴が近づき”の送り仮名を直しておきなはれね。。)
酔ってここまで幻覚が見えるのは羨ましい。。ただ、一つ一つの変身による
感情の変化が記述されてないんでちと寂しいです。(つまり変身対象への形容詞が
あえて抜いてあるようで、即物的な印象が残ります)多数への変遷そのものに力点を
置いたということだろうとも思いますが、もう少し色合いがあってもいいような気がしました。
【得点】 3点
- おしっこ ◆Ti0PcEbhdw:1点
- MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点
sou-sei
<―あなたと 海に 来ました―>
ぼんやりと広がる 海 は
「テンモンガクテキ」な面積で僕の眼を覆います
角膜に 青 だけが焼き付けられます
うみ の水分はすべて あなたの身体から流失しました
うみ のカルシウムはすべて 無数の貝殻となってあなたの足元に打ち上げられます
うみ の底がどうなっているのかは見えません が
アー (トテモ) きれいだな。
あなたが 咳込んだり
その小さな声帯を震わせて 嘆くような悲しい日には
この島の 緩すぎる地盤は
ぐわんぐわん とたわみます
あなたが口笛を吹いたり
鼻唄こぼれる 幸せなことがあった日は
上空の鳶も 下空の海鵜も
ぐるぐると 天さえも
あなたを頂点として 輪を描きます
目が回りそうに なりました
アー (チョット) 飲みすぎた みたい
もし あなたが死んでも
このうみは 痕跡となって 残ります
だから僕は
あなたより1秒だけ 早く死にたい
そんなことを 考えている間に
海はもう 満潮です
月が大きいよ!
アー (スゴク) 楽しかった!
105-106 名前:sou-sei 投稿日:2005/03/31(木) 00:27:27 ID:Vg5xEnko
【コメント】
144 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:皇紀2665/04/01(金) 11:54:28 ID:IJ+KhiUF
>>105-106 sou-sei
この詩を読んで、なんだか大らかな気持ちにさせてもらった。これもひとえにレイアウト
の視覚的効果が大きいのかもしれない。ゆったりと行間をとって、空間を広く見せている。
まさに主題の海にピッタリの、さりげない技が光る作品。内容も美しいリリシズムを
たたえていて、けっこう好き。「もしあなたが死んでも」以下のところがちょっと、わからない。
ラストに月をもってくるところなんザ、洒落ていますな。いかにも文章を書き慣れたという
ひとの落ち着きのある作品でした。
155 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. 投稿日:皇紀2665/04/02(土) 01:21:49 ID:e7rjcHOz
1点 105 :sou-sei 1/2:2005/03/31(木) 00:27:27 ID:Vg5xEnko
アルコールの酔いだとすれば、さわやかな、開放行楽、海水回帰、先祖がえり??
168 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w 投稿日:2005/04/03(日) 18:23:34 ID:SgZa/P9g
2点
>>105 sou-sei
たゆたうような空間。
743 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/04/03(日) 16:14:05 ID:SgZa/P9g
>105 sou-sei
同じく酔った幻想、うってかわってたゆたうような酔いです。
行間の空間がそのまま詩世界になってて、うっとり読ませていただきました。
はじめは、”あなた”が酒壜かななんて思ったんですが、どうやら人間のようですね。
(つき)のカタカナの感情が実に効果的です。。
750 名前:ヒゲルド ◆tuIUmOeA.. [sage] 投稿日:2005/04/04(月) 20:57:51 ID:W0l98X0z
えー、
今回、
「sou-sei」という作品を投稿した者です。
「準チャンプ」ということで、大変光栄です。
アリガトーゴザイマス!!
この詩は手元にあった時よりも投稿した後のほうが何だか良く思えた
自分にとっては不思議な詩です。
まだまだ納得できる出来では無いのですけど、たくさんの方に高評価を
してもらい、素直に嬉しく思います。
(特にMUJINAさんには強烈なPushをいただきましてwありがとうございます)
これからも精進して良い詩を書いていきたいです。
いや、書いていきます。
ソレデハ。
ゼッケンさんチャンプおめでとうございます!!!
【得点】 7点(準チャンプ作品)
- ななほし ◆lYiSp4aok.:1点
- おしっこ ◆Ti0PcEbhdw:2点
- MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点
- 葉土 ◆Rain/1Ex.w:2点
乱れた女の生活
いつもの店で酒を買う
自分を乱れさせ歩く夜の街
知らない男と手を組む
そして過剰な愛をベットで育んでる
知ってる毒を全て吐く
そしてストレスは完全燃焼
持ってる記憶を無くす
そして一定時間の快感を楽しむ
会社では名のとおった働き者
街中では名のとおった女王
今宵も酒を片手に
どっかで愛を育んでる
109 名前:乱れた女の生活 投稿日:2005/03/31(木) 00:52:17 ID:6TeP9NR2
【コメント】
743 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/04/03(日) 16:14:05 ID:SgZa/P9g
>109 乱れた女の生活
乱れたっと題に書いているわりには、自嘲の響きもなくて、
それなりに自己完結してしまってます。謳歌してるんならいっそもっとはじけて
書いてしまったほうが読み手も気持ちがいいよな気がしました。
古梅酒
床下の古い梅酒の甕の中に
老女が一人 ちんまりと正座している。
皺だらけの顔でにこにこと笑いながら
一匹の小さな透明な竜と遊んでいる。
琥珀色に澄んだ酒の中で 軽く竜を弾く。
竜はきゅうきゅうと笑いながら
ゆらり たゆたい 音のない歌を謳う
透明な音の軌跡が束の間の模様を描き出す。
白い梅の花を髪に挿した老女は
手を叩いて ほろほろと 喜ぶのだ。
119 名前:名前はいらない 投稿日:2005/03/31(木) 08:55:36 ID:TdRzEn0s
【コメント】
154 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. 投稿日:皇紀2665/04/02(土) 01:12:49 ID:e7rjcHOz
1点 >119 :名前はいらない :2005/03/31(木) 08:55:36 ID:TdRzEn0s
> 「古梅酒」
この詩、飲み屋従業員というか、いつも、酔っ払いを見ている人が書いたような。
……??
743 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/04/03(日) 16:14:05 ID:SgZa/P9g
>179 古梅酒
古風な酔い。
751 名前:リーフレイン [sage] 投稿日:2005/04/04(月) 22:09:06 ID:g7JjyEyg
チャンプ、準チャンプおめでとうございます。
審査の方お疲れ様です。。
「古梅酒」でした。。。ななほしさん、おしっこさんありがとうーー。
飲み屋の従業員じゃあないんですがーー。常日頃、気持ちよく酔っ払っている
旦那さんを観察していたりします。。w
>MUJINAさん、男性なんですね。。。奇遇です、あたしは女性なんですよ。
詩板にみえる男性は言葉使いの綺麗な方が多いので、性別がいまひとつ不明だったりします。。
いやだから、どうだってことあないんですがね。
752 名前:名前はいらない [sage] 投稿日:2005/04/04(月) 23:15:19 ID:z3KHBp3F
リーフレインさん、あんた女だったのか。ぜったい男だと思ってた・・・
いやだから、どうだってことあないんですがね。
【得点】 3点
- ななほし ◆lYiSp4aok.:1点
- おしっこ ◆Ti0PcEbhdw:2点
駱駝と夜
足を壊した駱駝は一頭
夜の砂漠で星を見上げて
行ってしまったキャラバンを
風の匂いに嗅ぎました
瞬く星はきらきらと
確かな方位を教えるけれど
つむった睫毛に霜は降り
たたんだ足はすこし埋まった
星はかわらず瞬いて
闇はますます濃くなるでしょう
砂丘はかわらずかたちをかえて
夜は美しく明けるでしょう
そして空には雲ひとつなく
太陽は砂を焼くでしょう
足を壊した駱駝は一頭
霜をやぶいて眼をあけて
ぶるりと鼻を震わすと
砂を少し食べました
121 名前:駱駝と夜 投稿日:2005/03/31(木) 20:12:05 ID:14QCy4LJ
【コメント】
148 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:皇紀2665/04/01(金) 17:05:32 ID:AXEUScqX
>>121 駱駝と夜
一読後の印象は、金子みすヾだな、これは。テーマといい、音読したときの調子といい。
足を壊して置き去りにされた駱駝、というのが、いかにもみすヾが選びそうな題材だし、
哀愁を帯びていてなんとも切ない。第2連「たたんだ足は少し埋まった」はリズムがおかしい。
明らかに作者のミス。そこ以外はほぼケチをつけるところなし。第4連の最終行の
「砂を少し食べました」の部分は「すなをすこおし、たべました」と読むべきなのだろう。
肝心の評価だが、金子みすヾのエピゴーネンとして、オリジナリティーに欠ける、という
見方もできなくはないので、少し時間をかけて審査をしたいところ。
155 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. 投稿日:皇紀2665/04/02(土) 01:21:49 ID:e7rjcHOz
1点 >121 :駱駝と夜 :2005/03/31(木) 20:12:05 ID:14QCy4LJ
なんか判らないけど、砂をかむ、のも、わかるような……。寒さのつらさ、炎天のつらさ……死ぬのはどっちが楽だ? なんちってぇ……。
743 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/04/03(日) 16:14:05 ID:SgZa/P9g
>121 駱駝と夜
作者は酒を飲んで、この夢に浸っていたんでしょうか?
微妙なんですが、少々題からはずれたよな気がします。
とても美しい夢です。。。
754 名前:ウノ ◆mdm4jQk4Iw [sage] 投稿日:2005/04/05(火) 02:00:17 ID:2kZ5pwdS
ども
駱駝と夜を書きました。
ななほしさん、ムジナさん点数ありがとうございました。
ムジナさんの評がとにかく嬉しかったです。
実は金子みすずの作品は読んだことないんですがネ…。
葉土さん、脳内変換の末に酒はいつの間にか砂になりました。
お題から離れた印象を与えてしまったのも無理ないす。
ゼッケンさんにヒゲルドさんオメでした。
審査に携わった皆さん、お疲れ様でした。ありがとう。
【得点】 3点
- ななほし ◆lYiSp4aok.:1点
- MUJINA ◆iXws.WGCLY:2点
DRIVE OVER
崩れかけた夜を裂いて
ルビーの光が放たれる
飲み込み 全てを消した
赤
ここは?
――…
ざあざあと 合羽を叩く 連弾
涎を垂らす ガソリンタンク
びしょ濡れバイクが酔っ払って
道幅いっぱいを
ひらひらと 綱渡りのスリル
鋭いターンで駆ける
大丈夫
俺も夜更けも 冴えている
歩道のカワウソ 二本足で
眼を閉じて 闇を浴びて
艶かしく 光る髪で
タイヤ
金魚
眼玉
ぐしゃっ!
閃光が過ぎる
大丈夫 俺は冴えている
橋の上 街灯達が
速射砲の弾道で
闇のノイズを八つ裂きにする
そうか!
俺を閉じ込めてたのは
街でも 夜でも
あいつでもなくて
俺の心 そのものだったんだ!
弾ける振動
雨は愛しさを匂わせて
ドライブ
生き返るようだ…
都市ガスの貯蔵球が
炎上して
中から巨大なテントウ虫が
現れた
撃て 撃て
ヘッドライトから
追尾ミサイル発射!
テントウ虫は 七つの傷から
どろり どろり 歯車をこぼす
黒い煙吐く ポイズンバグ
濡れて 灰色に冷めた羽が
丸い地球の遺影に変わる
またもや閃光
危ない!
バイクが酔っ払っている
後部座席には 黒猫のぬいぐるみ
紐で縛ってあるんだから
ばしゃばしゃ暴れたって 逃げられないぜ
濡れた路面に 散り散りになった光が
線香花火のように
流れる
流れる
流れる
吸い込まれそう…
ディープ ブルー レイン
しとしと
信号に 無数のソラスズメダイ
泳いでる
綺麗だ
ゆっくり見ていたいんだけど
あいつが待ってるからさ
待っている?
そう
あいつが待っている
今日で あれからちょうど一月
俺が迎えにいけば
あいつは頬濡らして
また
この黒猫のように
公園の入り口
ワンカップを載せたシーソー
酔いに任せて 無人の遊戯
傾く
またもや閃光
危ない
く
あぁ!
☆
痛…
右眼が粘る
痛みをこらえて開けると
全部赤い
信号が全部赤い
血が出てるのか?
道の向こうの空
黒雲を裂き ルビーの光が伸びる
見たことも無いくらい朝焼けが怖い色だ
アスファルトを噛む左頬から
匂う吐き気と芳香
道一面の水溜り
舌を這わすと
錆びた葡萄酒の味がした
胸がぐずぐず
喉がカラカラ
息ができない
右胸が痛い
これは肋骨?
畜生 バイクはどこだ?あいつは?
お前 真っ赤じゃないか!
122-126 名前:DRIVE OVER 投稿日:2005/03/31(木) 21:39:40 ID:Lfa6mlDY
【コメント】
147 名前:MUJINA ◆iXws.WGCLY 投稿日:皇紀2665/04/01(金) 16:39:54 ID:AXEUScqX
>>122-126 DRIVE OVER
どうなんだろう。あえて車で轢いてしまうっていうオチをつけるのは。もちろん、タイトル
からしてそうなるのが必然なんだろうけれど、せっかくの好印象の詩がちょっと小説めいて過剰
になるように思うのは私だけだろうか。4/5までは夜の街道の不思議なドライブが
幻想的に描かれていて、読んでいて楽しい。カワウソやテントウムシ、ソラスズメダイなど
のもっていきかたがツボに嵌っていて、ちょっとしたSFファンタジーを読んでいる気に
させられる。
全体的にもっと圧縮したほうがいいね。それから、「俺を閉じ込めていたのは――俺の
心そのものだったんだ」と気がついて、待っている彼女を迎えにいこうかどうしようかと
話題が展開しているんだから、ラストもやはり事故じゃなくて、恋の行方に筆が向かうのが
自然のように思う。それでも事故にこだわったのは、作者さんなりに理由があるのだろうが、
あとで雑談スレででも本人に聞いてみたい。
158 名前:おしっこ ◆Ti0PcEbhdw 投稿日:2005/04/02(土) 16:00:31 ID:VUWzcKGp
1点 >120-126「DRIVE OVER」
題材から来る疾走感がいい。
163 名前:P ◆WN8IybcvEA 投稿日:2005/04/03(日) 02:40:08 ID:FZspXvIx
[1点]
122 :DRIVE OVER 1/5
744 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/04/03(日) 16:14:37 ID:SgZa/P9g
>122 DRIVE OVER
改行が魅力的です。。特に最後の曲線を描くとこが最高にいい。
しかし長い。あと詩文そのものにスピード感がも少し欲しい。
【得点】 3点
- おしっこ ◆Ti0PcEbhdw:1点
- MUJINA ◆iXws.WGCLY:1点
- P ◆WN8IybcvEA:1点
騙し酒
何も持たずに訪れた墓石前
芽吹く芽無し
咲く花無し
ナニモヰラネエ
あなたがそう言ったから
貴方の周りには
何も無い
死人に口無し
飲み食う口も無し
酒好きのあなた
酔いから別れて幾十年
飲みたかろう
さぞ飲みたかろう
けれど
あなたがああ言ったから
あなたにあげる物は
何も無い
黒い雲 春の目の玉 包み込み 雨垂れ流す 涙のごとき
梅と桜の違いもわからぬあなた
春雨で丁度良い
さらさらさらさら
酔えるなら酔え
飲みたいだけ飲め
墓濡らす 雨も酒だと 思えれば 私も酔おう 梅も桜ぞ
129-130 名前:騙し酒 投稿日:2005/03/31(木) 23:19:04 ID:6sRO+0Dl
【コメント】
155 名前:ななほし ◆lYiSp4aok. 投稿日:皇紀2665/04/02(土) 01:21:49 ID:e7rjcHOz
1点 127 :騙し酒 1/2:2005/03/31(木) 23:15:40 ID:6sRO+0Dl
> 死人に口無し
> 飲み食う口も無し
リズムというか、イントネーションというのか、おもしろかった。
744 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/04/03(日) 16:14:37 ID:SgZa/P9g
>127 騙し酒
幾十年前になくなった人の墓の前で、思い出にふけるわけだけど、
どうも情が生しい。いっそ一年とかのほがしっくりくるよな気がします。
春雨の読みは「はるさめ」でいいのかな? ども、すわりが・・・。
【得点】 1点
ワインレッドの心
シャワーを浴びたら徐にグラスで遊ぶ
街のイルミネーションがくたびれてくる頃に
サインは瞳の潤み具合 今夜も麗しく喉がカラカラ
蝶のレッスンを一緒に シーツの海でドルフィンキック
チェックアウトの時に感じる葡萄の皮みたいな苦さ
白いドレスの裏側に、そっと隠していて欲しい
昨夜のワインは酸っぱくて、だから涙が少し出た
君の心に注ぎ込もう ワインレッドのかなしみを
131 名前:ワインレッドの心 投稿日:2005/03/31(木) 23:29:01 ID:rvwgzEAW
【コメント】
744 名前:葉土 ◆Rain/1Ex.w [sage] 投稿日:2005/04/03(日) 16:14:37 ID:SgZa/P9g
>131 ワインレッドの心
カタカナが氾濫。。。。
最終更新:2006年11月14日 23:14