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作品





無題



245 名前:名前はいらない [] 投稿日:03/10/03(金) 19:37 ID:nBlTG7yt    New!!
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             ,  '´           `ヽ
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         /                    ヽ
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        ' 「      ´ {ハi′          }  l
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       | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
      /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !    や ら な い か ?
      ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
     | | /ヽ!        |            |ヽ i !
     ヽ {  |           !           |ノ  /
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進化論



246 名前:進化論1/3 [sage] 投稿日:03/10/03(金) 21:30 ID:lUap+Uys    New!!
柔らかい肢体が跳ね

少しずつ確かに荒くなる呼吸


ゆっくりとゆっくりと
    なんて思っていたのに


おちていきそう


汗ばんだ手が虚空へ助けを求めるように

    落ちてきたものは天使の羽なんかではなく
    震動に合わせて震える梁から落ちてきた埃

247 名前:進化論2/3 [sage] 投稿日:03/10/03(金) 21:30 ID:lUap+Uys    New!!
おちていきそう
真っ赤な舌がちろりと覗く

悩ましげに寄せられた眉に

呼吸はさらに浅く激しくと

進化 退化 進化そうして

生きていくのです 私たち

ああ 少しずつ 限界へと


ああ   ああ




248 名前:進化論2/3 [sage] 投稿日:03/10/03(金) 21:31 ID:lUap+Uys    New!!



夢よ覚めないで   
        おちていきそう   だなんて

笑った少女の面影を残した

肉塊を腐らせていく        時間よとまれ



退化       ああ、そうして




         空白    ?





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ある童貞の妄想と願い



252 名前:ある童貞の妄想と願い [] 投稿日:03/10/04(土) 21:04 ID:E7EDyhih    New!!
僕のベッドの中で
セックスが光の屈折の中を
ゆっくりと流れるとき
どこか遠くの国でクーデターが起こった
ニュースキャスターが丁寧に意味の上を
すべるように話す
すべりすぎて彼女は殺された

寝ぼけた白熊が間違って月をかじっている
そんな音を耳にしながら彼女は安心しきって
笑いながら寝ている
どうやら白熊が海に落ちたらしい

静かな寝息が
ゆっくりと
時間の流れを
消費して
電子の子らが僕達を
優しく優しく祝福してくれている











254 名前:ある童貞の妄想と願い2 [] 投稿日:03/10/04(土) 21:09 ID:E7EDyhih    New!!
交尾とセックスを使い分ける僕らを
見て水槽の金魚たちが嫉妬している

種の保存からかけ離れたコミニュケーション
延々と続く病的な原始の鼓動
加工される愛の形はいつのまにか
ファッションヘ
そうセックスが創作の女神であったころ
夢見がちなひげ面の大人は子供であった

でも僕は体験できないかもしれない
この何よりもすばらしいはずのセックスを
それでもいいよ
知らないほうが幸せってこともあるかもしれない
知ってしまったら案外くだらないかも

そんなこんなで
海から這い上がってきた白熊が月をかじりすぎて
月はいつのまにか三日月になっちまった
それを怒った神様が白熊だけ極寒の地へご招待
チケットは片道だけ








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たまご工場



262 名前:たまご工場 [] 投稿日:03/10/04(土) 22:37 ID:JEYBTqV5    New!!

耐えられれば 珊瑚色に完熟したやまなみは
遠くて 工場のそとはコスモスばたけの秋

とりあえず花粉浴びる
首に輪のある女はどうせ お嫁にはいけないのだけれど

工場のグランドでは 中学生が練習ばかりしている

まだらに枯れた芝の肌に
その白いボールが 染みて消える夜も知らずに

そうだった

ミシン工場が たまごをつくる

健康たまごは肌色いから あれは成りそこない
たまに動くから よっぽどつらい 赤黒い

工場のまんなかを 鉄錆の川は流れて西へ
両岸に延々とつづくご先祖さまの列が

地蔵菩薩のみもとに分別するのは だれかの赤黒いの

ちいさな願いがようやくかなう未来には
願ったことなんてすっかり忘れて 疲れている




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SEX



264 名前:SEX [sage] 投稿日:03/10/05(日) 00:15 ID:sMGPMwuk    New!!
星が降る今宵もまた
天は地とまぐわい
生と死をもたらす
幾億の奇跡を重ねて巡り合い
心からの交わりを望みながら
肉を突きつけることしかできないのは
悪魔の情けか神の咎か
貪るのは渇きのためではなく
与えるのは癒すためではなく
欲しいのはおまえの命
聖杯の誓いを飲み干して
おれの命を産んでくれ



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楽しい性行為



265 名前:楽しい性行為 [sage] 投稿日:03/10/05(日) 18:31 ID:aNnB4J7P    New!!
「やあ、元気?」
「うん、まあまあかな。」
 *******************************************
パコパコパコパコパコパコ
 *******************************************
「最近どうよ。」
「何か家族が上手くいかなくてねえ、悲しいよ。」
「娘さん年頃かあ。そりゃそうさ。」
「一回、ビシッと手を上げてみようかなあ。」
「やめとけやめとけ、責任全部お前だって。そんなことしたら。」
「父権の喪失ってやつかなあ。」
「まあ、時代は変わってゆくものだよ。」
「そうだねえ。」
 ***********************************************
パコパコパコパコ。ピュッ。
 ***********************************************
「猿の男女の友達は、挨拶代わりにやりますが、
  こんな風にセックスがあったのなら、
  世の中はもっと面白かったのかもしれません。
  それは多分、セックスの面白さではなく。」
 **********************************************
「何か面白いこと無いかなあ。」
「あったらこんなことしないって。」



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電柱とマンホール



266 名前:電柱とマンホール [] 投稿日:03/10/05(日) 19:52 ID:jAjkqa1E    New!!
『お前の家の前の通りは
  夜になると暗過ぎますよ
  そのせいで電柱が遊びまわるじゃないですか
  可哀想に』

いきなりやって来た背の高い男の言い分
いきなりやって来た背の高い男の口説き文句

見ると

その背の高い男の胸には名札があって
名札には大きく「フェミニスト」とだけ書いてあった

いきなりやって来たフェミニストの言い分
いきなりやって来たフェミニストの口説き文句

フェミニストは「電柱は危険だ」と訴えつづけた

しかし

何故危険なのか?どう危険なのか?と云うことには
一切触れようとしなかった


私は疑問に思い聞いてみた

「どうしてどういう風に危険なのです?」

フェミニストは言った

「遊びまわるから危険なんです」


267 名前:電柱とマンホール2 [] 投稿日:03/10/05(日) 19:53 ID:jAjkqa1E    New!!
続いてフェミニストはパンフレットを見せてくれた

そこには「電柱は危険だ!」と大きく書かれていて

更に

「電柱を防ぐには?」と大きく書かれていた


フェミニストはもう一枚のパンフレットを出した

フェミニストの説明と並行して読んだ

『電柱はとても危ないので
  マンホールに
  カバーを張る必要があります
  そうすれば電柱は行き所を失うのです』

パンフレットにも同じような内容が書いてあって

フェミニストはデュラルミンケースから

マンホールカバーを取り出して私に見せつけた

『今なら2000円ですよ』

私はとりあえず断った

「貴方の話には信憑性が欠ける」と言わんばかりに

冷たい視線と態度を送ってやった


268 名前:電柱とマンホール3 [] 投稿日:03/10/05(日) 19:54 ID:jAjkqa1E    New!!
仕方なく帰ろうとしたフェミニストは

帰る間際にトイレを借りてった

キユーキュギシシ

トイレの窓を開ける音がした


私は「変だな」と思った

フェミニストは平然と帰ろうとした

私は見逃さなかった

後ろを向いたフェミニストの頭上に

黒い導線が繋がっていたのを!

私はフェミニストに尋ねてみた

「その頭上の導線はなぁに?」

フェミニストは黙り込んだ

私は問い詰める前にもうフェミニストのスーツのボタンを飛ばし

フェミニストの服を剥いでいた



269 名前:電柱とマンホール4 [] 投稿日:03/10/05(日) 19:55 ID:jAjkqa1E    New!!
そう

はだけたネズミ色の肌

やっぱり やけに背が高いと思った

実はフェミニストは電柱だったのだ!

黒い導線はもちろん電線であった

電柱は泣きながら逃げ出し

「ご勘弁を」と言いながら

どこかへ走って行った


私はその日のうちに

家の前のマンホールに加え

家中の穴と云う穴に

真黒なカバーを張ってやった

もちろんトイレの窓にも

鍵穴にも張ってやった


270 名前:電柱とマンホール5 [] 投稿日:03/10/05(日) 19:56 ID:jAjkqa1E    New!!
緑の植物もたくさん買って来たので

少しも息苦しいと思わなかった


それ以来

私の家は近所で「黒い家」と呼ばれた

それでも私は気にしなかった

それ以来

私は道で電柱を見るたびに

キッ と睨みつけてやるのだ


あくまで キッ とね



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風船遊び



271 名前:風船遊び(1/3) [] 投稿日:03/10/05(日) 21:52 ID:zef5Rsg2    New!!
息を吹き込む
できるだけたくさん
あたたかい息を
体温をたっぷりと含ませて
先端から
割れないように
爪を立てて傷つけないように
けれど優しすぎても
あなたはあなたの姿にはなってくれない
それがいやなんだ
呼吸が早くなってきている
吸う空気が増えてあなたが匂う
吐く空気が増えて僕は上気する
唾液がこぼれて頬を滴って
あなたの匂いに交わる

272 名前:風船遊び(2/3) [] 投稿日:03/10/05(日) 21:53 ID:zef5Rsg2    New!!
先端から口を離す
名残惜しい
いや名残惜しくなんかない
指に力を入れて僕は
先端で結び目を作って
きゅっと短い微かな鳴き声を聞きながら
僕の体温をあなたのなかに閉じ込める
動かなくなったあなたの
やわらかい感触を確かめる
まだ残るぬくもりを
両手の隅々の細胞で感じる
滲み出る汗と滴る唾液で
手を這わせて弄ぶことを
飽きもせずに繰り返す

273 名前:風船遊び(3/3) [] 投稿日:03/10/05(日) 21:54 ID:zef5Rsg2    New!!
なぜか空へ空へと行こうとする
あなたの自由を奪う
思い通りにする
僕の思い通りが
あなたの思い通りと
疑うことなく

いつしか小さくなったあなたを
望み通りに空に放つ
かつてより空への希求は衰えただろうか
弱々しいあなたを見送る
寸分違わぬ決まり文句で
習慣になっている儀式を無難に済ませて
僕はまた新しい風船を探す
思い出という言葉は
決まり文句のなかにしかないことを
僕も知っている



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「漢~オトコ」「漢~宣誓と申告」「漢~最愛の君」



276 名前:「漢~オトコ」 [] 投稿日:03/10/06(月) 01:37 ID:7r5wNVZu    New!!
しずしずと 真っ白な雪が降る
白一色の世界はまるで死に装束で
乙女の薔薇には今宵も死の選択を
未だ“天秤”は恐怖に軍配を挙げている

天に召しますファッキンな神サマよ
アンタはこの世に恵まれた者とそうでない者を創った
この世には許しがたき理不尽がある
俺の傍らのコイツにもそれは等しく当てはまり
死の腐臭に満ちたサタンは
いつだって少女にナイフをプレゼントする
To be or Not to be. と
孤独と恐怖を天秤にのせ
いのちの選択を強いるのさ
いい趣味してるぜアンタ
だがな神サマよ
この俺がアンタのおもちゃに惚れちまったんだ

コイツが泣けば俺は悲しいし、笑えば嬉しい
コイツのいない世界は灰色だ
学無き俺は優しい言葉も救済の祝詞も知らない
“漢は年に三言”を実践する俺に下手なセリフは必要ない
俺はただアダムの食った林檎に賭けている
たとえ凍てつく氷土を歩むとも
俺は惚れたコイツを護り抜く

277 名前:「漢~宣誓と申告」 [sage] 投稿日:03/10/06(月) 01:38 ID:7r5wNVZu    New!!
厚顔の倫理曰く
性衝動は少なからず何かを奪うものらしい
まったくネガティブな発想であるが
俺は敢えて応えてやる
そうさな、ならば俺は
可愛いコイツから天秤と一人ぼっちの夜を奪おう
ついでに一年後の幸せな家庭をもれなく贈呈
市役所のオッちゃんよ、あんたにオーダーだ
コイツのお腹に元気な男の子を一名予約しておくぜ

さぁて俺との一本勝負といこうじゃないか天の君
今宵のカードはエースの連番
エイトではじまりクイーンが微笑む
その呼称
“ストレートフラッシュ”
ハイカードのごとき落胆を浮かべBETの一声を誘う
俺が唯一憐憫の情を持たない勝ち戦
お前が相手の時だ 死神よ

今宵の“つるぎ”はキンキンにキレるぜ
その切っ先
お前の中心線をなぞり芯を突く
その心に住み憑いた死神を
俺の性欲がぶった斬る

278 名前:「漢~最愛の君」 [sage] 投稿日:03/10/06(月) 01:39 ID:7r5wNVZu    New!!
初つ お前は未知なる苦痛に歪み
二つ 泳ぐ視線は俺を捕え
三つ 静止を懇願す
俺はやめない
代わりに強く抱きしめ
その口に指を突っ込み痛覚を共有す
四つ 頬に口付け
五つ 拙い愛を囁く 囁く 囁く
六つ 細腕がこの背中を這いはじめ
七つ はじめて鳴咽木霊する
八つ 再び愛を囁き
九つ 俺の胸には涙の祝福
あとはただアダムの系譜にまかすのみ

拙い体にサカリ宿した雌蛇を抱き
果てながらの俺は思う
愛しいお前は来年から立派な母だ
だから手首用ナイフの代わりに
母子手帳と
ガキに林檎剥いてやる“果物”ナイフが必要だ
そうだ
お前には優しい責任を
俺には真っ当な稼ぎと守るべき家を
SEXは未来を紡ぐ
違うかい?

いつしか
長いまつげの傘が上を向き
愛しき伴侶が微笑んでいた



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最終更新:2006年09月25日 23:41