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作品





砂上の楼閣



サラサラ
ササササ
ザラザラ
ササササ
ササササ
サラサラ
ザザザザ
サラサラ
サササササササ
ササササザラザサ
サ.サ.サ.サ
ザザザザ
サ サ サ サ
゙ザザザサ

サラサラ
ササササ
サラサラ
サザサザ
ザサササ
ササササ
サ.サ.サ.サ.
サササ サササ
ザザザザ
サ サ サ サ
ザザザザ
゙ザザザサ

サザザザザザザザザ
ササ.ササササササササササササササ
.ザササササササササササササササザザササ
サササササザササササザ.ザササ
サササ
ザザザ
サササ
ザザザサ
.サササ.サササ.サササ.
..ササ..ササ..ササ..
...ザ.ザ...゙サ...
ザ...ザザ....ザ.....
.ササ
..ササ.
.ササ...
サ.
.サ.


25 名前:砂上の楼閣[sage] 投稿日:2007/04/09(月) 22:12:33 ID:sR8Jzw4b


【コメント】

50 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 02:30:24 ID:ZmBzTBdH
>>25
これだけ並べられると「サ」というカタカナも、砂を意味する表意文字のように見えてくるから
不思議です。しかし楼閣が崩れ去る様子までは、さすがに表現しきれてはいないようです。

64 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:22:51 ID:9AWEr/b8
>>25 オノマトペ。まぁ視覚的に楽しんで終わりの小品です。

74 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22:31:56 ID:2anZ0Zg3
>>25「砂上の桜閣」/
文字や五感より記号。横からみたAAのようでした。

81 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 10:36:07 ID:X+nZTgnc
>25 アイデアは良かったです。半角と全角を混ぜたり、ひらがな入れたりすると変化が
出てよかったかも。





砂漠の砂、一粒



触れてざらざらと流れる 砂噛んだ気持ちに浸る
溺れる 最後だと言い聞かせて 
見分けすら付かない粒子 元々がどうだって変わらない
暮れる 夕闇に裂かれた浅はかさ

どうでもいいさと嘯いて そんな風に磨り減って
いつか見分けすら付かないまま 群れて 砂漠に埋もれる

その時は何時だって 無邪気な瞳に問われて 言葉探して
腐ってしまうのは簡単なんだ ねえ 知っていた そんな事

凡百さは恥じなくて良いのだよ 砂漠の砂の見分けが付くかい?
その様に恥じを覚えるのなら まだ 足りないんだ 望む姿に
その為に払う代償を その為に擦り減らす身の覚悟が 出来ているなら

臨みもせずに吐く 嘯いて 欺いて 嘲笑う 凡百さの果ての姿
砂漠の中の花 そんなもん 一時で枯れる
枯れたら土に帰る 花だった それだけさ 
二度と 見分けは付かない 他人の瞳には



26 名前:砂漠の砂、一粒[] 投稿日:2007/04/09(月) 22:36:45 ID:h3IvSJ+2


【コメント】

50 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 02:30:24 ID:ZmBzTBdH
>>26
独特のリズム感が作者にはあるようで、それがぶっきら棒な物言いで語られる思考の成果に
よく合っているように感じます。凡百を恥じずに砂粒のひとつでいいんだ、というメッセージが
ただのあきらめではないところもミソです。それは最後の「他人の瞳には」のひと言に簡潔に
示されていて、私にはコギト批判を超えた作者の実存宣言のように読めました。

64 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:22:51 ID:9AWEr/b8
>>26 こんな薄暗い諦観を詩にしてもつまらないでしょう。悪いけどメタファーを用いた愚痴、程度にしか見えない。

74 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22:31:56 ID:2anZ0Zg3
>>26「砂漠の砂、一粒」
行動そのものが砂の描写と結びついている。
抜き出るための努力の裏、具体的、独創的でないものの納得させる
だけのラストの落ちつき方はぴしゃりと強くはまっている。あと一息。一点の加点対象でした。

81 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 10:36:07 ID:X+nZTgnc
>26 フォーカスがずれまくりです。砂を噛んだ自分、砂になる自分、そして花。
芯がとおってないです。


【得点】 1点
  • まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:1点





砂の国




底の知れない暗闇へ伸びた階段を
歪な歯並びのような足音を断続的に響かせて
息継ぎのリズムを刻みながら果てしなく駆け下りていく
その不確かな足元を 決意ある確かな足取りで
どこまでも どこまでも

突如鮮やかな白い光の刃物が前触れも無く
僕の全身をずたずたに切り裂いた
身を構える時間なんて一瞬たりとも与えられなかった
網膜に焼き付いた偽りの残像が映写機にこびり付いた黒ずみの様に消えない
蹲る僕を詰問するように強い閃光が永続的に降り注ぎ
無関心を装い逸らされた無数の視線が慢性の痛みのように閉じられた瞼の薄皮にひりついた

必死で耐え忍ぶ悲痛な時間にやがて
黴のように付着した抵抗力がなんとか僕を立ち上がらせる
一呼吸するたびに肺が薄い酸性の溶液に浸されるような疝痛を覚える
あまり時間が無いようだ

一体ここはどこなんですか?

凍った水溜りを踏み割るようなはっきりとした音が響くはずだったのに
言葉が口を出た瞬間に砂に変わっていく
さらさらと耳の奥で静かな音が聞こえ風化
無防備な僕が沈黙の余韻に置き去りにされた

一体ここはどこでお前は誰なんだ!!

我慢強さなどきっとここでは無意味なのだ
僕は声帯の筋肉を捻り上げ喉を焼き焦がし横隔膜を限界まで膨らませて叫ぶ
大地を割り天を裂くような破壊衝動の権化のような出鱈目な大声
今度こそ誰の耳にも届いた筈だ



どさどさと無形の塊が床に落ちる鈍重な音が聞こえた
ありったけの叫びが水を含んだ重たい砂になって無造作にその場に積み重ねられた 
それだけ

突然音も無く眼前に現れた巨大な流砂が
べろりと僕の叫びと僕そのものを飲み込んだ
抵抗なんて出来なかった する間もなくする余力も無かった
叫び声を上げる力すら残っていなかった
一片の光も許さない密度の暗闇の中で僕自身が砂に変わっていく
そして全ての準備が済んだのか
脱ぎ捨てられた服みたいに抜け殻の僕を
その見知らぬ世界は急に親しげに招き入れた

虚ろにぼやけた視界にあれほど攻撃的だった光が奇妙なほど優しく映った
頭の中が溶けたバターのようにどろんと濁っていた
厚かましい程の気だるさが鋭敏だった細胞を丁寧に殺していく
うっすらと滲んだ最後の涙が睫毛を濡らした
あれほどこうはならないと言い聞かせて来たのに
砂になんて死んでもなるもんかと楔を何度も打ち付けて来たのに

だけどその残滓すらも僕という砂の中で意味を失い静かに乾いて消滅していった



27 名前:「砂の国」(1/2)[sage] 投稿日:2007/04/09(月) 23:18:36 ID:O1uSv8tp
28 名前:「砂の国」(2/2)[sage] 投稿日:2007/04/09(月) 23:19:21 ID:O1uSv8tp


【コメント】

50 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 02:30:24 ID:ZmBzTBdH
>>27-28
「一体ここはどこなんですか?」「一体ここはどこでお前は誰なんだ!」という作中の台詞は
たぶん読者の方が感じる素直な感想でありましょう。せっかくの物語構造を構築した割には
伝わってくるものが薄い。「決意ある足取りで」地下に潜っていったのだから主人公にそれなりの
覚悟があってもよさそうなのですが、「白い光の刃物」や「巨大な流砂」にその都度「突然」に
襲われてパニックに陥っているような滑稽さが、どうにも違和感として残ります。暗闇と光の関係
も描写不足なのか説明不足なのか破綻しているのか、とにかく何かの象徴として読むことすら
できないほど支離滅裂な印象を受けます。結局、主人公が何ものかに飲み込まれて死んでいく、
というだけのお話としか読めず、その「何ものか」をお題の砂にしただけのような気がします。

65 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:24:17 ID:9AWEr/b8
>>27-28 思わせ振りなだけで本気で何かを突き詰めようとしていない。こんなの誰でも書ける。

74 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22:31:56 ID:2anZ0Zg3
>>27-28「砂の国」
創作力、描写の割にこの話の中心、根底を映し出す鏡のようなものが不足していると思いました。
1、2連で疑問を抱き、それがラストで解消されることなく終ってしまい残念。

81 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 10:36:07 ID:X+nZTgnc
>27 形容する言葉→形容される言葉がきちんと一対になっています。読者が混乱しない書き方です。
一方息苦しいかも?でも、硬いわりに読みやすい文です。改行も含めて。「砂」の必然性は薄いかも。
「僕を押し流すもの」であればいいから、「濁流」とかでも?

341 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [age] 投稿日:2007/04/21(土) 02:08:14 ID:d0jtZ5sj
んで、こっちのスレもアゲついでに。

>>28-29 「砂の国」を書きました。
今回は確信犯的に滅茶苦茶に書きました。まんこ将軍さんの酷評と私が自分自身で書いた評がこの作品の正体の全てです。
一つには核の無い作品を過剰な表現郡でカモフラージュできるかという事を知りたかったので、表現の質だけはそれなりに頭を悩ませました。
もう一つはこういった書き方でシュールさというものを生み出せるかという実験をしてみたかった。
結論としては、両方とも全然駄目。やはりこんな書き方でまともな作品が生まれる訳が無いというのが良く分かりました。
良い作品を生み出すにはダイバーのように自身を深い場所まで潜らせる勇気と性根が必要で、浅い場所でちゃぷちゃぷやっていても水遊び程度のものしか書けない道理。
それにしても梁山泊で初めて坊主だったなぁ。まぁ審査員が何人集まろうと同じ結果だったでしょう。
次は言い訳の出来ないぐらい本気の作品を書こうと思う。どんな物事も真剣に向かい合わないと何も得られない。

345 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [] 投稿日:2007/04/21(土) 23:41:23 ID:OxXdMLCZ
 >ナナシーさん
話は違うものになりますが、
今回の最終選考作品みててもそうだけど、内容の濃いものは印象に残りますね。
過去いろんな所で詩をみてきましたが、いかに表現が優れていても、時間が経つと忘れてしまう。
僕は言葉にインパクトがついたものより、内容(物語)があるものの方が、後になって、
こういう詩だった、と思い出すことができると思う。 表現は感心する意味で感動を呼ぶけれど、芯に残る感動はその作品の内容に感動するのだと思います。
そういう意味で、最終に残った作品はどれも良い作品だったけど、
言葉のインパクトとして残ったのは(微)、後々印象に残って消えないと思うのは(寂砂ランチ)が1番優れていて、
感覚が残るのは(さらさらら)な気がした。
この面でみると、点数とは関係ないところで上下が変わってくる。
もちろんこの+αは評価にも含んでるんだけど、僕が評価するとき内容重視するのは
ここから来てるんだと思います。
人によって重要と思う所は違うでしょうが。

354 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/23(月) 09:14:55 ID:L6xmCWGk
>>345
表現というのはある程度技量が付けばいくらでも捻り出せるものだけど、
それだけじゃ本当にただ紙に綺麗な写真を貼りつけた様なもの。
紙自体を印画紙にしないと心を打つ作品は書けない。
ちょっと難解な返答だけど、僕の今回の作品と良く書けた(つもりの)作品との差を表すならそういう事だと思う。
「さらさらら」も「寂漠ランチ」も表現だけなら多分真似できる。
でもそれは優れた画家の絵を模写するようなもので、本当に大切なものまではそのコピーに移行する事ができない。
よく名画のコピーに秀でた画家がいるけど、その人は死ぬまでコピーしか生み出せないと思う。
自分の中に独立したエンジンを搭載していない限り。

僕はやさしいあくまさんほど他人の作品を読んでいないので心に残る作品がどういったものか上手く掴めていませんが、
ただあぶくさんの作品は確かにインパクトはそれほどでもないのに心に残るというか、消えない。
多分それは技術力以上にもっと別の何かがあぶくさんは傑出しているのだろうなと思う。
本人がそれを教えてくれる訳がないから自分で探求するしかないんだけど。

あ~さらっと返信するつもりだったのに結構書いてしまった。
よっ、この語らせ上手!





健ちゃんと僕



さてポリバケツ一杯に砂を入れ
それに水を混ぜてこねまわし土状になったところでひっくり返し
ホールケーキ的なものを作ります
それを大中小3段重ね合わせて成形したらば
欧州のお城が出来上がりました
健ちゃんはその作業が実に手際よく上手かった
僕は手持ちのダンプカーでその作業を手伝うつもりだったのに
しばしばそのお城に突っ込んでしまい台無しにしてしまいましたが
それを健ちゃんは咎めるでもなく「ううん、いいよ」と微笑んでは
またさらりとお城を作り上げるのでした

健ちゃんこの間お寺さんのところで
久しぶりにあなたを見ました
大きなスコップで溝を掘ってはパイプを埋め込んでいく
真剣な眼差しがあの頃と一緒でしたので
僕は手持ちのチャリンコで突っ込んでやろうかと思いましたが
隣の親方の顔が怖くてやめておきました





29 名前:健ちゃんと僕[] 投稿日:2007/04/09(月) 23:55:40 ID:dq3Dmba/


【コメント】

52 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 03:45:01 ID:ZmBzTBdH
>>29
健ちゃんいいですね。水道工事とかやってるんでしょうか。左官屋さんも似合いそうです。
一発アイデアものではあるのですが、オモチャのダンプカーを突っ込ませた記憶が、青年と
なった「僕」に、乗っている自転車を突っ込ませる想像を呼び起こしたあたり、なかなかどうして、
味わい深い余韻が残ります。余分なことをダラダラと書かなかったシンプル故の効果のようです。

65 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:24:17 ID:9AWEr/b8
>>29 小噺みたいなもんだけど、ちょっと笑った。子供時代に砂細工に込めた夢や憧れは時間という風に吹かれ消え散っててしまったのかなぁ。少し悲しい気持ちにはなった。

74 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22:31:56 ID:2anZ0Zg3
>>29「健ちゃんと僕」
普通に読んで楽しかったです。おまけの加点対象でした。

82 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 11:11:37 ID:X+nZTgnc
>29 面白かったです。こういうのは、子供時代に帰りたい帰れない寂しさ云々といった感じ
になりやすいと思います。が、この作品はカラッと陽気に仕上げています。


【得点】 2点
  • まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:2点








零れ落つるとき、速度すなわち
積もり山とする、重量すなわち
頑な石飛び、絶つ忘却すなわち
指でなぞる風は、波紋すなわち
踏み均す楕円に、夢路すなわち





30 名前:微[sage] 投稿日:2007/04/10(火) 01:04:40 ID:20uWrG/u


【コメント】

52 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 03:45:01 ID:ZmBzTBdH
>>30
これは上手い。砂という言葉を使わず砂を見事に書き尽くしています。「すなわち」が「砂」との
掛け言葉になっているのも洒落ていますが、私としてはもう一行、最後に何か仕掛けを付け足し
たくなりますが、タイトルの「微」が絶妙なのでこれでいいような気もしてきます。

65 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:24:17 ID:9AWEr/b8
>>30 とんちは効いている。だけど内容が薄いかな。上質な言葉遊びへの加点 1点

73 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22:25:37 ID:2anZ0Zg3
>>30「微」/1点

うーん。かっこいい。
少ない語句で受け取れる。言葉選びが上手く幅が広いので読み手も噛み締める事ができる。
最終行「踏み均す楕円に/夢路すなわち」が良い。前の行とあわせて感傷的になれる。
「波紋」は状況から「どんな」状態であるのか、
主人公の抱く想いを伺いたい所。
この文体で深い心情を求めると、遊び心と硬質なかっこよさが飛んでしまうのかな。
それでも言葉使いは完璧。
明らかな砂の描写はなくとも全体に内蔵されていていい。ややおとなしめ。

79 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [age] 投稿日:2007/04/21(土) 01:53:42 ID:d0jtZ5sj
>>30 「微」 
やはり最初の評価通り上質な言葉遊び以上のものは見出せないかな。
この5行で砂というものを表現し尽くしたとは言えないし、かといってある断面を鮮やかに切り取ったとも思えない。
たった5行でこれだけイメージの広がりのある作品を書いて見せたのは大したもだけど。
あとよく考えたら3行目だけは意味が汲み取りづらいしゴロも悪い気がする。

80 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [age] 投稿日:2007/04/21(土) 01:56:13 ID:d0jtZ5sj
ごめん、>>30は1点です。

84 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 19:09:54 ID:LvGoHd34
>>30 ストレートに砂を表現。表現力は素晴らしい。でも、表現しただけです。
砂の向こう側がない。砂そのものです?そんなこともないか?砂に儚いものを
重ねあわせていますね。情緒もあります。 
  1点

86 名前:長介ジュニア ◆kuJg2yitX6 [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 20:46:59 ID:HZX9mecF
>>30
上手い!これが技巧というものでござるな。
ただ上手いだけでなく、碑文に刻み込まれそうな格調があり
じつに渋い詩でござるなあ。
ただ…やはり拙者は、もう1行!と思ってしまったでござる。
もう1行、欲しかった。
1点

360 名前:浮雲 ◆UotP.JZN52 [sage] 投稿日:2007/04/25(水) 10:34:38 ID:JtYPQ0t4
遅くなりました。前回本スレ30の「微」を書きました。思いのほか高評価だったようで嬉しかったです。
 >>まんこ将軍さん
将軍さんに上手いと誉めてもらえてしかも3点まで頂きびっくりしています。僕はなかなか落ちまで持って行く、
技量がないのであとひとつのつけたしが難しいのですが、砂を感じ取ってもらえて嬉しいです。
 >>ナナシーさん
確かにとんちみたいになりました。でも上質な言葉遊びのお言葉嬉しく点数も頂きありがとうございました。
 >>やさしいあくまさん
かっこいいと言ってもらえて感謝してます。波紋は砂に指で描いた模様が風によって消えるというより、
飛ばされて広がっていくようなイメージです。以前にセンゴスレでも何度か評価頂きましてあくまさんの評が
あって今回とても嬉しかったです。
 >>noteさん
砂そのものとそこから思い浮かべる心情を描くつもりでしたがやはり足りないようですね。今は情緒を表現
することので精一杯なところです。
 >>長介ジュニアさん
技巧や格調などもったいないくらいのお言葉に感謝しています。でもやはりもう1行ですか。今回多くの方に
物足りなさを指摘してもらえたのでとても参考になりました。僕はあまり参加できませんが審査員の皆様方には
いつも大きな感謝でいっぱいです。ほんとうにありがとうございました。


【得点】 4点
  • まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:3点
  • ナナシー ◆zMYfgmhp9w:1点

【得点(決選投票)】 4点
  • やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ:1点
  • ナナシー ◆zMYfgmhp9w:1点
  • ◆notePDkbPQ:1点
  • 長介ジュニア ◆kuJg2yitX6:1点





唇、



喪服が太陽光をガンガン吸うから
仕方なしにビールを呷る
仕方なしにだよ

美しき葬式に 乾杯
くぉんっ て
墓石と缶の間抜けな音

くぴり

ファンタジーの王道で行くと
普通逆だよね
あるいは涙を流すべきなのかも知れないけど
そんなに乙女してないし
それにそもそも

酔うとキス魔になるじゃん私
知らねえよって言われそうだけど

気まぐれにひざまずいて
触れるか触れないか
眠りを妨げないように
ざらり そっと

これくらいが丁度いいのさ

地面から顔をあげて親指で唇をグイ
拭った


31 名前:唇、[sage] 投稿日:2007/04/10(火) 01:31:34 ID:g0WDpTMc


【コメント】

52 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 03:45:01 ID:ZmBzTBdH
>>31
墓地で地面の砂にキスしてみせる、という発想は見事です。しかし「ファンタジーの王道でいくと」
の一文が邪魔というか、必要ないように思えます。そして「それにそもそも」と「キス魔になるじゃん」
の掛かり受けが文法的におかしいので、一瞬意味や情景を見失います。

65 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:24:17 ID:9AWEr/b8
>>31 惜しいなと思う作品。良い部分も多いけど、所々表現の贅肉がたぷついている。もっとストレートに書いた方が良かったと思う。

75 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22:36:10 ID:2anZ0Zg3
>>31「唇
少し言葉に整理が必要なところも。
人間味があって生の声っぽかった。想像ですが対話の中に二人の親密さが伺える。
さっぱりしていてシンプルです。

82 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 11:11:37 ID:X+nZTgnc
>31 気取った感じが良いですね。ビールなんか飲まなくても、キスしたかも知れないです。
でも、ビールは主人公の照れ?とか気取りなのでしょう。文体も内容にあっています。

346 名前:鞭 ◆ILLsmD2C1w [sage] 投稿日:2007/04/22(日) 01:42:29 ID:vt4J/Oxy
はい、どうも『唇、』書きました雑魚テです。

えー解説させていただきます。
タイトルの読点。これは砂のつもりでした。
あと最後、は、映画『勝手にしやがれ』のラストに(畏れ多くも)いんすぱいあされたつもりでした。
結果、だぶついた仕上がりとなっちまったようで残念無念。

審査員の皆様方、まとめてくださった方には感謝です。毎度ありがとうございます。
チャンピオンサンおめでとうございます。

354 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/23(月) 09:14:55 ID:L6xmCWGk
>>346
なるほど、「、」が砂ね。洒落が効いた工夫だね。
『勝手にしやがれ!』を見た事があったら3点入れていたかも。





眠り男



水道の蛇口をすこしだけひねると
すこしだけ水が流れ始める
細い流れがステンレスのシンクを濡らし続けている
食卓の上を片付けたおれはその上に横たわる
とぎれることのない水音を聞いていた
キッチンの蛍光灯はつかない
壁のスイッチに手は届かない
おれはまるで食物のようだ
おれの本性は神聖さに近いようだ
買うのはいつも死んだ動物の肉だ


32 名前:眠り男[] 投稿日:2007/04/10(火) 05:51:51 ID:sfxq7WCE


【コメント】

52 名前:まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk [] 投稿日:2007/04/14(土) 03:45:01 ID:ZmBzTBdH
>>32
タイトルから考えてミスターサンドマン、ということなのでしょうが、最後の二行が夢に落ちる瞬間の
支離滅裂さなのか、何か深い意味が込められているのか判断がつきませんでした。神聖さに近い
というのはなんとなくわかります。最後の晩餐的なイメージ。しかしそれに続く「死んだ動物の肉」が
生きたまま食べるような肉食動物とは違う、という意味で殺してあげてから食べる人間の神聖さを
夢見と共に思い出したのでしょうか。すると少々無理があるような気もいたしまして、殺す現場を
あえて見ようとしない一般の人間の言い訳のようにも感じられてしまうのです。もちろん、意味など
支離滅裂なレム睡眠への寝入りばなを書いただけなのならば問題なしですが、それだと今度は
内容が浅くなるようなジレンマが残るわけです。

66 名前:ナナシー ◆zMYfgmhp9w [sage] 投稿日:2007/04/19(木) 01:25:56 ID:9AWEr/b8
>>32 この作品から「砂」というお題に結び付けるのは無理がある。少なくとも砂を本気で突き詰めて書いたとは思えない。

75 名前:やさしいあくま ◆XhCOJeVipQ [sage] 投稿日:2007/04/20(金) 22:36:10 ID:2anZ0Zg3
>>32眠り男」
何をイメージして書いたか不明でした。
読み手としても受け取るものがありませんでした。無念。

82 名前: ◆notePDkbPQ [sage] 投稿日:2007/04/21(土) 11:11:37 ID:X+nZTgnc
>32 砂とこの詩の関係と、詩の意味が読み取れませんでした。すみません。


【得点】 1点
  • まんこ└将軍 ◆UQRl.WeFEk:1点



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最終更新:2007年04月27日 02:44