倫理面・キャラクターの言動・シナリオ展開に突っ込み所があるシーンのまとめです。
P4主人公とP5主人公の戦い
発売前に公開され、目玉として推されたシーン。
第2迷宮に進んだ怪盗団一行は、こちらに凄い勢いで向かってくるP4主人公を感知する。P5主人公がモデルガンを持って迎え撃ち、激突した二人はそのまま激しい戦闘にもつれ込む…という熱いシーンだが、そうなるに至った理由は焦ったP4主人公が一方的に襲い掛かっただけ、というもの。
マヨナカテレビの中に入る際に第2迷宮に迷い込んだ自称特別捜査隊は陽介がはぐれ、ナビのりせが毒で動けない状況に陥っていたが、それならば普段以上に慎重になるだろうし、敵意を見せていたわけでもない怪盗団に日本刀を持って襲い掛かるのもやりすぎではないだろうか。「本当に斬るつもりはなかった」との事だが、モデルガンで迎え撃ったP5主人公に斬りつける姿は威嚇を越えている。
結果、慎重な性格のはずのP4主人公がただでさえ仲間を欠いた状況であるにも関わらずたった一人で実力未知数の存在に立ち向かい、どう見てもシャドウではない相手に問答無用で何度も斬りつけ、後になって「君達を襲う気も、本当に斬るつもりもなかった。威嚇のつもりだった」という犯行動機のような台詞を吐き、あまつさえ怪盗団に解毒剤を持っていないか尋ねるという礼節を欠きまくった言動を取る最低な人物になっている。
この台詞を言っている時のP4主人公の名前は「落ち着いた少年」表記になっているが、落ち着いた少年は出会い頭に斬りかかったりしない。いきなり斬りかかるという行動を踏まえた上での「落ち着いた少年」認識なら、それはもうただの二重人格だ。
P4主人公の行為が正当防衛なら良かったのだが、そもそもP5主人公が応戦したのはP4主人公がこちらに爆走してきたからで、怪盗団には何の非もない。警告も対話の試みもなく斬りかかっておいて威嚇のつもりだった、襲う気は無かったと言うのは無理がある(怪盗団側の台詞ではP5主人公の攻撃をP4主人公が全て受け切った事になっているが、最初に突撃してきたのはP4主人公)。
もし相手が怪盗団ではなくF.O.Eで、単独行動を取ったP4主人公がやられてしまったらどうするつもりだったのか。返り討ちにされるほど脅威レベルは高くない相手だ、とP4主人公が判断して斬りかかったのなら、尚更自分より格下の相手を襲撃し、解毒剤を要求する最低な人物という事に…。
彼は何をしたかったのだろう。何も悪くない相手にいきなり斬りかかってしまうという大きな借りを作った相手に、更に解毒剤や救援といった借りまで作りたかったのか?先の非礼を許された上に、迷宮からの脱出ルートまで教えてもらったら、特捜隊は怪盗団に一生頭が上がらなくなると思うのだが。
前作のペルソナQでは、「主人公側のピンチにもう片方の集団が駆け付け、自分の所の戦闘曲をバックに共闘する」という胸熱王道的展開でP3勢とP4勢が合流を果たしたが、今回は「P4勢がとんでもない非礼を主人公側であるP5勢にぶちかまし、助力を得る」という対等さも何もない関係でスタートしてしまった。
捜索者放置で雑談に興じるペルソナ使い一行
第1シアターでは真と春、第2シアターでは陽介、第3シアターではP3主人公とアイギス、第4シアターではひかりが仲間からはぐれ、危険な状況に陥るが、彼らの捜索中でもシアターの道中では雑談イベントが発生する。
結果、正義を掲げるペルソナ使い一行は、一刻を争う事態にあってもコードネームネタで盛り上がり、理想のデートプランについて語り合うような非情な集団に成り果てた。
草食竜の秩序を乱すペルソナ使い一行
第2シアター『ジュネシックランド』は、群れを作り、多数決で物事を決めていく事で過酷な弱肉強食の世界を生きる草食竜達の物語。
肉食竜に攫われた仲間を切り捨てる草食竜の群れを、ペルソナ使い一行は「非情だ」と批判する。弱肉強食の世界において、草食竜に捕食者へ抗えと言うのは酷だ、と指摘する人間は特にいない。
自分達の秩序を乱した人間に対しても多数決で排除しようとし、人間側が聞く耳を持たないと知ると草食竜達は逃げ出すが、そんな草食竜を「話せば分かる」と追いかけるペルソナ使い達。
草食竜達が向かった先は“肉食竜が存在しない楽園”のはずだったが、そんな楽園はどこにもなく、群れを導いたヨウスケサウルスが他の草食竜に責め立てられてしまう。
「お前のせいで自分達は危険な目に遭った」「許してもらいたかったら人間達を倒せ」と仲間に詰め寄られ、追い詰められたヨウスケサウルスは暴走して怪盗団らに襲い掛かる。
被害者でしかないヨウスケサウルスと、彼を煽る取り巻きの草食竜に対し、「こうなったらもう話し合いは無理そうだ」と判断して容赦なく叩きのめすペルソナ使い達。倒された草食竜達は改心し、乱入してきた肉食竜を力を合わせて撃退、「これからは多数決はやめて話し合って決めていこう」と一致団結して物語はハッピーエンド。
ペルソナ能力という特別な力を持つ強者であるペルソナ使い達が、「仲間の顔色を窺い、本心を押し殺して生きていくのは駄目だ」という人間の価値観を草食竜に押し付ける展開。草食竜の生態や彼らの世界の掟に理解を示す様子はない。嫌がる草食竜を追いかけ回し、ヨウスケサウルスの暴走の間接的な原因を作ったにも関わらず、それを反省する事も謝る事もない。
第1シアターでP3P女性主人公がカモシダーマンに言い放った、「あなたは相手の話を聞かず、自分の価値観を押し付けるだけ」という台詞が特大ブーメランとして全編通して刺さり続けるシアターである。
ロボットの世界を破壊するペルソナ使い一行
第3シアター『A.I.G.I.S』は、人類が滅び、AIによって管理されたロボットだけが住む楽園が舞台。そこでペルソナ使い一行は、個性を得たためにエラーとして初期化されそうになっているロボット“リボン”と出会う。
花を美しいと感じる自分の心を失いたくないという気持ちと、世界の秩序を乱すエラーである自分は排除されるべきという気持ちに板挟みになり苦しむリボンに、一行は「個性が悪とされる世界なんて、自分達は気に入らない」「リボンの個性を否定する基準や規範は全部ぶっ壊す」と息巻き、世界の指導者に挑みかかる。指導者は「個性など不要だ、異分子は排除する」と主張するが、ペルソナ使いとリボンの反逆によって倒される。
ロボットを統率するマザーコンピュータが破壊され、指導者がいなくなった世界はリボンが引き受ける事に。「今後も自分のように個性を持つロボットが生まれてくるだろう。そんなロボットが生きていける世界にしていく」というリボンの台詞で、物語は締めくくられる。
自分の心と世界の秩序、どちらも切り捨てられず葛藤するリボンの心に寄り添う事もなく、「自分達が気に入らないから」という傲慢かつ自己中心的な発想を元に蹂躙の限りを尽くすペルソナ使いの構図。自分達の感情でリボンを連れ回し、「みんなでリボンを救おう」と一致団結し、第2シアターに引き続き力と数にものを言わせて侵略者の如くロボットの世界を破壊していく彼らの姿は、涙が出るほど個性に満ち溢れている。
なお、破壊した後のロボットの世界の面倒を見るつもりは特に無いらしい。
鬱に理解の無いペルソナ使い達
ラストダンジョンにて、前向きに生きる事ができず異世界の映画館に囚われた人々の存在を知ったペルソナ使い達は、「それでは駄目だ」「人は何度でも立ち上がれる」「前向きに生きよう」と呼びかける。
人々を映画館に招いたのはラスボスで、救いのない映画を見せ続ける事でひかりのような弱者側の人間達を“救済”するのが目的だったが、ペルソナ使い達はラスボスに抗う事を選び、ひかりと共に人々を説得し、改心させる。
弱者である人々に寄り添う事もせず、ペルソナ使いという強者の立場からポジティブな言葉を連呼し、洗脳じみた方法で改心させていく心の大怪盗団。ラスボスからは「ひかりと一緒に帰還すればいい」と言われたにも関わらず、ラスボスの邪魔をする彼らの傲慢すぎる言動は、プレイヤーからは「鬱に理解の無いペルソナ使いbot」と揶揄された。
特別課外活動部に対するP3P女性主人公のゼロ距離ムーヴ
テオドアと共に映画館に迷い込んだP3P女性主人公は第3シアターで自分の仲間である特別課外活動部の面々と再会するが、彼らは正史の存在であり、P3主人公の仲間であったため、P3P女性主人公の事は全く知らない立場だった。
パラレルワールドの特別課外活動部のリーダーに戸惑いつつも自己紹介していく課外活動部だが、荒垣の番になった途端、P3P女性主人公は自分が知りうる彼のプライベートな情報を容赦なく暴露していく。
本人が恥ずかしいと思っている事まで平気でバラし、後にコードネーム付けで盛り上がる場面でも畳みかけるようにゆかりや風花や天田の情報の暴露を重ね、中には侮辱めいた言葉まで吐いていくP3P女性主人公。そんな彼女をたしなめられるような勇気ある人物は、残念ながらペルソナ使い一行の中には存在しなかった。
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該当シーン台詞書き出し1 |
荒垣「俺は荒垣真次郎。一応、高3…ってことになるか。
よろしく頼む。
あー…以上だ。」
陽介「えっと…終わり?」
荒垣「これ以上は、特に言うこともねぇ。」
P3P女主「荒垣先輩、見た目は怖いけど、すっごく仲間思いで優しいんだよ。
料理もオカン級で、みんなにもご飯作ってくれたり!」
荒垣「バッ…てめ、何言ってやがる!?」
P3P女主「あ、その…ごめんなさい。
私の知ってる荒垣先輩はそうで…違いました?」
順平「いやいや、花マル大正解よ!
荒垣サンの所持スキル、『オカン』がぜってー入ってるっしょ!」
荒垣「順平、テメェ…」
順平「あ、ああーっと! 次は天田少年とコロマルの番な!」
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該当シーン台詞書き出し2 |
杏「真田さんは、見た目でいくと…『ボクサー』かな?」
ゆかり「まんますぎない? イメージ的には『プロテイン』とか…」
荒垣「それでいいだろ。白飯にプロテインぶっかけて食う奴だしな。」
真田「おいシンジ。随分と扱いがおざなりじゃないか?」
荒垣「丁寧に考えたところで、どうせアキはプロテインがどうの言い出すだろうが!」
真田「なっ…バカの一つ覚えみたいに言うな!
俺がプロテインにこだわる理由は、きちんと体の栄養を考えた上でな…」
P3P女主「ハイハイ、じゃあ真田先輩は『プロテイン』ということで!
次、ゆかりは『ピンク』とかどう?」
ゆかり「は? 私もコードネームつけんの!?」
陽介「お、いいじゃん!
岳羽さん、都会の女の子って感じだもんな!」
P3P女主「でしょ? ゆかり、私服や小物もピンクが多いしね。」
ゆかり「ちょっ、なんで知ってんの!?
…って、そっか。私のこと知ってるんだったっけ。」
天田「あ、あの。僕とコロマルのコードネームも…」
春「天田くんは槍使いだから、『ランサー』とか…? 普通かな?」
P3P女主「ゆかりは『ピンク』なら、天田くんは『ブラック』ってどう?」
天田「『ブラック』…悪くないですね。
フェザーマンでも、ブラックは孤高の存在として描かれてるし、大人っぽいですよね。」
P3P女主「それに、いつも頑張ってブラックコーヒー飲んでるもんね。」
天田「えっ? そんなことまで知ってるんですか!?」
コロマル「ワン、ワン!」
祐介「そうだな…コロマルは『漆黒の炎に包まれし冥府より召喚された野獣』ッ…!」
コロマル「クゥーン…」
双葉「おイナリのセンスは、犬界には早すぎるみたいだな。」
順平「じゃあ、次! オレっちの番!
なあなあ、どんなコードネーム?」
選択肢「ヒゲ」「オッサン」「お手上げ侍」
P5主「ヒゲ」
順平「オレっちのアイデンティティ、ヒゲ!?」
雪子「ヒゲって、そのまんますぎ…ぷっ、くく…あはっ、あははっ!」
春「ふふっ、そんな…笑ったら失礼だよ、雪子ちゃん…ふふ。」
完二「センパイたち、笑いすぎっス…」
P3P女主「荒垣先輩は、えーと…『ガキゴロウさん』とかどうですか?」
荒垣「は…!?」
P3P女主「コロマルのこと凄く可愛がってるし、いいかなって思ったんですけど…」
荒垣「ばっ…お前、何言って…!」
コロマル「ワンッ!!」
荒垣「コロちゃ…コロマルまで、賛成するんじゃねぇ!」
竜司「見かけによらず、犬好きなんだな…この人。」
風花「(P3P女主)ちゃん、みんなのこと本当によく知ってるんですね。凄い…」
P3P女主「風花のことだって知ってるよ? えっと、風花のコードネームは…
『ハッカー』とか、『キラークッキング』とか…?」
双葉「『ハッカー』はわたしと被るな。」
陽介「それ言ったら、『キラークッキング』もこっちの女性陣と被りまくんぞ?」
千枝「何か言った!?」
風花「あ…その、そっちの世界の私も、料理の腕はイマイチなんですね…」
P3P女主「えーと、イマイチっていうか…殺人事件が起きそうなレベルくらい?」
ゆかり「ハッキリいいすぎでしょ。」
順平「つーか、やっぱこっちと変わんねーのな。」
美鶴「お前たち、その位にしろ。そろそろ出発しなければ…」
順平「あ、桐条先輩がまだだったわ。(P3P女主)、何かある?」
P3P女主「『ブリリアント』…は形容詞だから、『処刑女王』とかどう?」
美鶴「な、なんだと?」
ゆかり「あ、確かに…桐条先輩、よく言ってますよね。」
美鶴「やめてくれないか…」
真田「それにしても、ここまで俺たちのことを理解しているとは…
なんだか、こっちまでそれが当たり前な気持ちになってくるな。」
P3P女主「はい…私もビックリしてます。
ここにいるみんな、私の知ってる仲間たちと全く変わらなくて…」
(書き出し終わり)
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真田と荒垣を競わせるP3P女性主人公
第3シアターにて、大勢のロボットに囲まれ初期化されそうになっているリボンを発見した怪盗団達。
リボンを助けるか様子を見るかで意見が分かれていた所、奇襲をかけようとする真田とそれを引き留める荒垣とで軽い諍いが起きる。そんな2人にP3P女性主人公が言い放ったのは、「じゃあ、どちらが早くあのロボットを倒せるか競争しましょう」という台詞だった。
明智と荒垣と美鶴が引き留めようとしているのになぜ煽るような事を言うのか、そもそも一刻を争う事態であるのに競争感覚? と突っ込み所しかない発言である。しかしこの言葉を聞いた途端、真田はもちろん、彼を止めようとしていた荒垣までP3P女性主人公の提案に乗せられ、敵に突っ込んでしまう。
そして2人を扇動したP3P女性主人公は仲間にたしなめられるどころか、「彼らを扱い慣れている」「助かった」と褒められ、感謝される始末。
今作でのP3P女性主人公絡みの会話ではもはや珍しくはない、P3P女性主人公のお手柄のために他キャラがsageられ、周りが不自然な形で彼女を持ち上げるシーンの一つ。
ちなみに、『ペルソナ3』本編で真田と荒垣がこのような低レベルな争いを起こした事は一度もない。
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該当シーン台詞書き出し |
風花「あの、それよりもあの子…このままだとAIを初期化されるって…!」
選択肢「助けるぞ」「様子を見よう」
P5主「助けるぞ」
竜司「おう! ほっとけねえし!」
明智「待て。慎重に行こう。
向こうは僕たちに気付いていないようだ。ここは様子を見ながら…」
真田「いや、好機だ。今なら奇襲できるぞ。」
荒垣「ただブン殴りてぇだけだろ。闇雲に突っ込むな。」
真田「なにっ…!?」
美鶴「お前たち、こんな時にやめないか!」
P3P女主「じゃあ、競いましょう!
先輩たち、あのロボどのくらいで倒せます?」
真田「3分もかからんな。」
荒垣「俺は1分だ。」
真田「なら俺は30秒でやってやる!」
荒垣「ハッ、大口叩いて後悔すんなよ!?」
真田「待てっ、シンジ! 抜け駆けは許さん!」
順平「すげぇ…扱い馴れてんなー。」
P3P女主「えへへ、まあね! よくあるし、対処方法はバッチリ!」
美鶴「まったく…そちらの世界でも、あいつらは同じことをしているのか。
まぁいい。とにかく、君のおかげで助かった。」
真「私たちも遅れを取れないわ。加勢しましょう!」
(書き出し終わり)
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P5主人公の「P3主人公にもできない」発言
第4シアターにて、ひかりがP3P女性主人公に感謝する場面で突如出現した選択肢。
シリーズ最新作の主人公が先輩主人公をイフ女主人公と比較してsageるという前代未聞の選択肢。選択肢次第ではアイギスやP4主人公まで同調してP3主人公や他キャラを蔑ろにし、順平やゆかりも咎めないという最悪の会話と化す。そしてそれを聞かされるP3主人公の心境や如何に。
なお、その選択肢の直前の会話でも、P3P女性主人公がP3主人公を異物として扱うような発言をしたり、ゲストヒロインのひかりがP3P女性主人公を全力で持ち上げたりと突っ込み所満載である。
特別課外活動部の絆はもうボロボロ。
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該当シーン台詞書き出し |
ひかり「ねえ、(P3P女主)ちゃん…訊いても…いい?」
P3P女主「え、なになに?」
ひかり「さっき言ってたよね。ここに来てから、ずっと怖かったって。
自分だけが違う。イレギュラーみたいだって。」
P3P女主「あはは…そのことか。
えっと、つい勢いで言っちゃったけど、そんな大げさな話じゃないよ?」
美鶴「…よかったら、聞かせてくれないか。君がどういう気持ちだったのかを。」
P3P女主「ええと…なんて言えばいいのかな。
ここに来たみんなには、みんなにしか出来ない役目があるじゃないですか。
でも、私だけが違った。
私がいた場所には、私じゃない『彼』がいて…
だから、たまに考えちゃったんです。
私の役割って何なのかな? 私が来たのは何かの手違いなのかな、って。」
ひかり「て、手違いなんかじゃないよ!」
P3P女主「えっ?」
ひかり「だって特別課外活動部のみんなは、(P3P女主)ちゃんの存在を受け入れたでしょう?
…思い出したの。
私もきっと、ずっと(P3P女主)ちゃんと同じだった。
自分が自分である意味とか、存在理由とか…どんどん自信が持てなくなっていった。
だけどね、あなたに出会って分かったの。存在する意味がない人なんて、いないって。
(P3P女主)ちゃんが居てくれたから、私も立ち向かう勇気が出たんだよ。」
P3P女主「私が居たから?」
選択肢「その通りだ」「それが役目では?」「(P3主名字)でもできない」
P5主「その通りだ」
(差分無し)
P5主「それが役目では?」
P4主「ああ、ひかりの一番近くに寄り添えるのは他の誰でもない。(P3P女主名字)さんだ。」
P5主「(P3主名字)でもできない」
アイギス「お二人のスペックは、極めて似ています。
ですが、その特異な立ち位置は(P3P女主)さん固有のものであります。」
P3P女主「な、なんか照れちゃうな。
そこまで深刻なつもりじゃなかったんだけど…でも、すごくラクになったかな。
ありがとうね、ひかりちゃん!」
ひかり「え? あ、うん…私こそ、ありがとう。」
順平「うーん、いいですなぁ。
友情って、本当にいいものですね~。」
クマ「クマもナミダがチョチョギレてるクマ! 友情って、本当にいいものクマ~!
ずびびびびーっ!」
陽介「バッ、おまっ! 勢い余ってハナ飛ばすな!」
ゆかり「ま、あんま後ろ向きなのはらしくないしね。
みんなで前向けるなら、それが一番じゃん?」
P3主「ふふ、そうだね。僕もそう思うよ。」
美鶴「(P3P女主名字)、ありがとう。
改めて、君の気持ちが聞けて良かった。」
P3P女主「えへへ…言うつもりじゃなかったのにな。
でも、話して良かったです。」
美鶴「さて、あまり長居もしていられまい。そろそろ行くぞ。」
(書き出し終わり)
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最終更新:2018年12月19日 03:38