今作において特に問題視されているP3P女性主人公についてのまとめです。
P3P女性主人公の参戦について
『P3P』におけるP3P女性主人公の設定
P3P女性主人公とは、『ペルソナ3ポータブル』にて追加された“究極のif”。
“if”である立場を免罪符に、「P3主人公にはできない事」を行う役割を与えられた後付けの女性主人公であり、『ペルソナ3』の正規の女性主人公でも、もう一人のP3主人公でもない。正史とは全く関わりがない、いわばエイプリルフールネタのような存在である。
そんな存在が正史である『ペルソナQ』シリーズに参戦する事自体が設定的に間違っているのだが、今作では彼女がパラレルワールドの人物であるという設定にされたため、そもそも制作陣がP3P女性主人公の設定を把握していなかっただけと思われる。
『ポータブル』の女性主人公ルートをプレイしていれば把握しているはずのネタとの食い違いも多い。→
設定面の食い違い参照
どうしても参戦させたいのなら、“究極のif”という立場と今作の映画館という舞台を生かし、映画の中にのみ存在する架空のキャラクター程度に留めておくべきだっただろう。
だが彼女の設定を把握していない制作陣により、P3P女性主人公は今作で「特別課外活動部のもう一人のリーダーであり、P3主人公とは“我は汝、汝は我”の対等の存在」という事にされた。
参戦のきっかけ
「東京ゲームショウ2018」のトークショーにて、金田Pが「ペルソナQ2の内容をどうするか考えていた時、『ペルソナ20thフェス』でファンが描いたP3P女性主人公のイラストが目に留まり、彼女を参戦させる事を思いついた」と発言している。
PQ2におけるP3P女性主人公の問題・批判点
女主接待ゲー
第一に、「あらゆるキャラが彼女の持ち上げ役に回る事」が挙げられる。
出会って早々に祐介からは
「俺たちに不足しがちな陽の属性を感じる」、人見知りの双葉からは
「コミュ力MAX」、竜司からは
「P5主人公と気が合いそう」とべた褒め。モルガナからも
「それでこそ怪盗団の一員だ」と太鼓判をもらい、不遜な台詞が多いP5主人公の選択肢も彼女に対してはageageのものばかり。
正史の特別課外活動部からももう一人のリーダーとしてすぐに受け入れられ、何かと持ち上げられる。
『ポータブル』でも彼女を取り巻く人々は正史ルートと比べて態度が軟化していたが、今作ではそれに輪をかけて
登場人物ほぼ全員がP3P女性主人公を気にかけ、ちやほやするシナリオだ。
また、シナリオ展開もP3P女性主人公を優遇するものとなっている。
- P4P3勢の加入が第2シアター以降となる今作で、P3P女性主人公は怪盗団と一番最初に邂逅を果たす。
- P3P4P5勢が迷宮内で敵に捕まったり仲間とはぐれたりする中で、一人で迷い込んでも無傷でシャドウを殲滅。
- 一人だけ警官のコスプレの3Dモデルを用意されている。
- 敵の警官に見様見真似の手刀を入れ、あっという間に手錠と猿ぐつわをはめて、怪盗団の手助け無しに窮地を乗り越える。
- P5主人公の決めシーンに被せる形で、カモシダーマンを上から踏みつけて颯爽と登場。
- 食料探しの際に一人だけ高級なマツタケを見つける。
- P3主人公加入前、第3シアターでの3つの能力テストを受ける際に、P5主人公・P4主人公と並んでチームのリーダーに推薦される。その理由は「特別課外活動部の事をよく知っているから」。
- ひかりと同じ苦しみを抱える立場として、周りからは「P3P女性主人公が一番ひかりに寄り添える」と言われ、ひかりからも「あなたのお陰で私は戦えた」と持ち上げられる。
- ユニゾンの数が一人だけ4つ。ちなみにP5主人公ですら3つ止まりで、1つのみのキャラも何人かいる。
- エンディングの一枚絵で登場している数が、ひかりに次いで全キャラ中2番目に多い。
単純にユニゾンや描き下ろしイラストの数がP5主人公よりも多いので、もはやどちらが今作の主人公か分からない。
人格面の破綻ぶり
P5勢よりもよほど目立ち、前向きだ、優しい、コミュ力高いと褒められるP3P女性主人公。
しかし肝心の彼女自身の言動は、他キャラの評価とは大きく異なる破綻ぶりと、自己中心的で無神経としか言いようがないものだった。
- 自分の仲間を捜していると言いながら、「見つかるまで怪盗団に入れさせて」「これで私も怪盗団って事で!」と発言。
- 第1シアター攻略中、人見知りで口下手なひかりが映画館のロビーの隅でひとりぼっちでいても気にかけず、P5主人公の隣を確保し延々とお喋り。
- 真と春が処刑されると聞いてもノーリアクション。
- 祐介に普段どんな絵を描くのかと訊いておきながら、祐介が詳しく話し出そうとすると「長くなりそうだからまた後で」と自分から会話を終わらせる。
- P3主人公の仲間のプライベートな情報を平気で垂れ流す。荒垣を「オカン」呼びし、風花の料理について「殺人事件が起きるレベル」と評す。→問題発言・シーンまとめ参照
- 順平のお手上げ侍ネタを、本人よりも先にやってみせる。
- リボンがロボットに襲われかけている場面で、明智達が様子を見ようと言っているにもかかわらず、真田と荒垣を焚き付け敵の中へ突撃させる。→問題発言・シーンまとめ参照
- P3P女性主人公を気遣っておちゃらけた発言をする順平に 「どこの時空でも順平はしょーもない事しか言わないんだね」と言い放つ。それに順平が大げさに傷付いた素振りをしてみせると「気にしない、気にしない!」と言ってその場から立ち去る。
- 「私は仲間がいなくてひとりぼっちだ、イレギュラーだ」という悲しげな言動を頻繁に取る。第1シアターではぐれた自分の身を案じ、怪盗団に捜索を依頼してくれた案内人のテオドアには全く触れない。
- P3主人公の目の前で、「私がいた場所には、私じゃない『彼』がいて…」とP3主人公を全否定するような発言をする。→問題発言・シーンまとめ参照
- 順平が陽介と竜司との会話の中でP3主人公を認める発言をしていると、P3主人公と共に登場し「しっかり聞こえていましたよー? なんかありがとね、順平。私まで嬉しくなっちゃった」とまるで自分が褒められたように真っ先にお礼を言う。
- それまでひかりの事は特別気にかけてはいなかったのに、第4シアターでひかりにスポットが当たると彼女の事を心配し始め、「私もあなたと同じ」と理解者のようにふるまう。
- 正史の特別課外活動部に受け入れられてからは、自分の本来の仲間を懐かしむ事は一切なくなる。口を開けば「こっち(正史)のみんなも、向こうと全然変わらない」「自分はずっと独りだった」の連発。
- エンディングの一枚絵で、雑談する明智と直斗をすぐ後ろからメガホンで驚かせようとしている。
このように、陽キャラ・コミュ強の意味をはき違えているとしか思えない無礼な態度や無神経な発言が繰り返される。出会ってすぐに怪盗団に入らせてほしいと頼む、P3主人公の仲間と自分の仲間の区別をしようともしない、正史の特別課外活動部を侮辱する等、間接的に自分の仲間をも蔑ろにしている。
P3P女性主人公は頻繁に「自分は独りだ」とアピールするが、案内人であるテオドアがいるし、自分の仲間が消えたわけでも自分の存在を否定されたわけでもない。異世界に集められたという立場はペルソナ使い全員が平等だ。
P3P女性主人公にとって、仲間との絆とは一時的に離れ離れになると失われてしまうものなのだろうか。彼女の言動からは、仲間とはぐれて寂しくてもパラレルワールドの彼らに受け入れられればそれで良いと思っているように受け取れる。
このような彼女の言動を批判する人物は作中には存在せず、むしろ全員が口を揃えてP3P女性主人公を持ち上げるという狂気に満ちたシナリオが延々と続く。
『ポータブル』の彼女の性格はここまで酷くはなく、風花の料理の練習に付き合う優しさも見せる。なろう主人公や夢小説のヒロインのようだと揶揄されるPQ2のP3P女性主人公に、原作の彼女のファンでさえショックを受けているのが現状だ。
彼女の活躍の煽りを食らうキャラ達
PQ2における見せ場や活躍シーンはほぼ全てP3P女性主人公が中心であるため、今作のメインのはずのP5勢や、正史キャラであるP4P3勢は必然的にその煽りを食らう事になる。
先述した通りP3P女性主人公を持ち上げる舞台装置と化した怪盗団や、P3の特別課外活動部の反応にショックを受ける彼女を慰めるP4勢、本来のリーダーそっちのけでP3P女性主人公を褒め称えるP3勢、それまで特に絡みなど無かったのに第4シアターで突然彼女への感謝の気持ちを吐露し始めたひかりなど、被害は全方位に及ぶ。
P5主人公に至っては、カモシダーマンに予告状を送り付けるシーンでは上から降ってきたP3P女性主人公に見せ場を被せられ、第4シアターでは彼女と比較してP3主人公をsageるという最悪の役目を負わせられる。→
問題発言・シーンまとめ参照
第1シアターからずっとひかりを気にかけ寄り添っていたのに、いつの間にかその立場をP3P女性主人公に奪われた双葉も隠れた被害者だと言えよう。
結果、後付けif女主人公を持ち上げるために、正史キャラ全員が彼女の踏み台と化した。
後付けif存在に全てを奪われるP3主人公
P3P女性主人公がスポットライトを浴びれば他に誰が犠牲になるかというと、本来の特別課外活動部のリーダーであるP3主人公だ。
しかし彼に限って言えば出番が少なくなるどころの話ではなく、冷遇に次ぐ冷遇、侮辱に次ぐ侮辱、sageに次ぐsageを受け続ける事になった。
『ペルソナ3』の正当な主人公であるはずの彼は、パラレルワールドの存在の片割れにまで落とされ、「P3男性主人公」としてPQ2公式から扱われる。今までグッズなり壁紙なりでP3枠のトップに立ってきたのに、PQ2ではP3P女性主人公とスペースを分け合わされ、P3のイメージカラーの青にP3P女性主人公のピンクを混ぜられ、W主人公としてセットにされ続けた。
またP3P女性主人公の声優の「P3女性主人公」というサイン色紙に配慮したのか、P3主人公の担当声優もPQ2関連では「P3主人公(男)」とサインしている。
そしてゲーム本編では「P3P女性主人公と同じ存在」として「僕は君で、君は僕?」と言わされ、P5主人公から「P3P女性主人公はひかりに寄り添えるが、P3主人公には不可能だ」という旨の選択肢台詞を突きつけられる。それ以外にも風花のペルソナがP3P女性主人公をP3主人公と誤認したり、第3シアターの認証装置が両者の個体識別番号を一致させたり、アイギスやコロマルという人外組も両者は似た雰囲気を感じると言ったりと、同一存在であるアピールにはいとまが無い。
しかし両者の固有ペルソナのゲーム性能は全く異なり、P3主人公がサブアタッカー向きの魔法型であるのに対し、P3P女性主人公は今作でも優遇されている物理型で、強力な連鎖スキルに特化した強キャラだ。
要するに、P3主人公はP3P女性主人公の都合に合わせて彼女と同一視されたり下位互換扱いされるわけである。
元々P3P女性主人公はキャラデザも性格もP3主人公の正反対をコンセプトとしたキャラクターであり、「P3主人公ではできない事(=正史の『ペルソナ3』ではできない事)」を行う役目を負ったif主人公である。両者のルートは本筋は同じとはいえ雰囲気も展開も大きく異なっており、「同一の存在」とは言い難い。しかしPQ2ではくどいほど「P3主人公側とP3P女性主人公側とで特別課外活動部は全く変わらない」と語られる。
終始P3P女性主人公を輝かせる踏み台として振り回され、自分の仲間はもう一人のリーダーとやらに付きっきり、アイギスも「P3P女主さんも私の大切であります」「P3主人公さんと共に、P3P女主さんは、わたしが守ります」と発言。そして最低な人格の持ち主であるP3P女性主人公と同一存在認定されたP3主人公を慰めてくれる人物は、PQ2には存在しない。
加入時期の差のせいで召喚器や腕章といった絶好の持ちネタはP3P女性主人公に先取りされ、『ペルソナQ』でP4主人公と交わしたワイルド会話までも彼女に取られる始末。風花や順平にやっと褒められても、必ず「P3P女性主人公もすごい」という言葉がついてくる。
極めつけに、今作では転生ペルソナの“メサイア”までも彼女に奪われた。“メサイア”はP3本編と密接に関わるペルソナで、『ペルソナ3フェス エピソードアイギス』のエンドロールとP3メディアミックスでは大トリを飾り、オルフェウスと同じ髪型をした紛れもないP3主人公自身のペルソナなのだが、似ても似つかないP3P女性主人公のオルフェウスの転生ペルソナになる理由は不明である。そしてステータスの型も固有スキルも転生ペルソナも異なるのに、同一存在とは…?
立場も仲間も出番も転生ペルソナも何もかも奪われたP3主人公だが、P3P女性主人公本人との会話は初対面時と別れの時のみ。後者も「君に会えて良かった」と唐突に彼の方から言い出し握手を求めるという、徹底的にP3P女性主人公を持ち上げるお題目だった。
一番最初に加入し全編スポットライトを浴び続け、特別課外活動部全員とのユニゾンがあるP3P女性主人公と、中盤で加入し終始空気のP3主人公。広報はPQ2をペルソナ入門に最適と宣伝しているが、PQ2から入った新規プレイヤーは果たしてどちらを『ペルソナ3』の主人公として認識するだろうか?
プレイヤーの反応
このような破壊的キャラ付けをなされたP3P女性主人公と彼女ageageシナリオを出されてプレイヤーが受け入れるはずもなく、レビューサイトやSNSで挙げられるPQ2の批判意見では、P3P女性主人公関連への不満が多く目立つ事となった。
特別上映まとめ
P3P女性主人公関連の特別上映まとめです。
「世界を越えた絆」
P3P女性主人公、ゆかり、順平、風花の特別上映。
テオドアからの依頼で、シャドウを討伐してショップ用の素材を集めるという内容。なのだが、実際は最初から最後まで
登場人物がP3P女性主人公を気遣いまくる特別上映である。
ちなみにP3主人公は全く登場しない。
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台詞書き出し |
順平「テレッテッテッテー! まずは1つ目ゲット!」
P3P女主「思ったより順調だね。
やっぱ、この人数いるとラクかも。」
モルガナ「いつもの怪盗団の3倍か…ぶっちゃけ怪盗感はないな。」
選択肢「戦力は3倍だ」「見せ場は3分の1だ」
P5主「見せ場は3分の1だ」
P3P女主「そこ!?」
順平「いや、大問題だろ。
全世界の順平ファンの皆さまが悲しむって。」
ゆかり「何くだらないこと言ってんの。
(P3P女主)だって呆れんじゃん。」
P3P女主「……。」
順平「絶句レベル!?」
P3P女主「ごめん…なんか今すごい感動がこみ上げてて…」
ゆかり「え? 今のどこに感動要素が?」
P3P女主「いやー、どこの時空でも順平ってしょうもないことしか言わないんだなって。」
順平「ディスるんかい!」
P3P女主「あはは、気にしない気にしない。
ほら、そろそろ次の素材、見つけないと!」
順平「おい、コラ! ちょっと待てって!」
ゆかり「なーにやってんだか…」
風花「フフ…あれでも順平くんなりに気をつかったんだと思います。」
選択肢「そうだな」「どこが?」
P5主「そうだな」
ゆかり「少しでも(P3P女主)が気兼ねしないようにってトコなんだろうけど…」
風花「(P3P女主)ちゃん、笑ってましたね。」
ゆかり「ったく、順平のクセにヘンに気をつかっちゃって。」
風花「でも、おかげで少しずつ距離が縮まってる気がします。
さて、私たちもそろそろ行きましょう。次の目標は4-Bですね。」
ゆかり「了解。順平に後れを取るとか何かシャクだしね。」
(戦闘終了)
ゆかり「これで2つ目か…
なんかこの素材キラキラしてない?
シャドウだけど、言われなかったらアクセとかストラップに使えそう。」
P3P女主「そこに気付くとは、さすがゆかり。女子力の塊だね!」
ゆかり「塊って…」
風花「残りはあと1つ。いいペースですね!」
P3P女主「風花のサポート、あってこそだよ。やっぱ頼りになるなあ。
あ、モチロン、他のナビも凄いんだけど風花のは実家みたいな安心感あってさ。やっぱ聞き慣れてるからかな?」
風花「聞き慣れてる?」
P3P女主「あ、そっか…私が聞き慣れてるのは私の世界の風花なんだよね…」
選択肢「違いはある?」「聞き比べしたい」
P5主「違いはある?」
P3P女主「こっちの風花の方がちょっと早口とか?
いや、そんなことないか…
ほんと、全く同じだよ。ナビの仕方も。それに性格も。」
ゆかり「へえ…やっぱメカに強かったり?」
P3P女主「うん、はんだごてとか使えちゃうし!
なのに、何故か料理は壊滅的で、砂糖と小麦粉間違えるレベルなんだよね。」
風花「……。」
P3P女主「えっと、あくまで私の知ってる風花の話ね!
てか、自分の知らない自分の話と比べられても困るよね。」
風花「ううん。
聞けば聞くほど、(P3P女主)ちゃんの知ってる私は紛れもなく私なんだなって。」
順平「知らないヤツが自分のこと知ってるってはじめは違和感だったけどよ…
もう一人のオレッチが仲間って認めてたんなら、まあ問題ないっしょ!
なんせオレだし。オレはオレを信じる的な?」
P3P女主「順平…」
ゆかり「へえ、たまには良いこと言うじゃん。」
順平「お、もしやこれは予想外に好感触?
やっべ、みんな惚れんなよ。
なんせオレにはチドリンという心に決めた相手が…」
選択肢「聞いてない」「台無しだ」「行こう」
P5主「台無しだ」
P3P女主「まあ、安定の順平クオリティってことで。
じゃ、そろそろ行こうか。」
ゆかり「だね。風花、次は?」
風花「最後の一つはバスタードライブの遮光器土偶ですね。
バスタードライブはこのフロアなら、どこにでも出現します。」
P3P女主「よし、早く見つけてテオに届けなくっちゃね!」
(戦闘終了)
風花「目的の素材、全部集まりましたね!」
P3P女主「みんな、お疲れ! 映画館に戻って、エリザベスさんに報告しよう。」
ゆかり「(P3P女主)こそ、おつかれさま。
大丈夫? 疲れてない?」
P3P女主「アハハ、私はこの通りピンピンだよ。」
ゆかり「そうじゃなくてさ、この映画館に来てからずっと大変だったと思って…
誰より困ってるはずなのに、誰よりも明るくみんなを引っ張ってくれてるから。」
P3P女主「まあ、今はリーダーとしての役目もないし、それぐらいしか出来ることないしさ。
ハハ、明るいだけが取り柄みたいな?」
選択肢「すごく助かる」「大切なことだ」「真のムードメーカーだ」
P5主「真のムードメーカーだ」
ゆかり「そうそう、どっかの誰かさんみたいに滑り倒さないしね。」
風花「チームの士気を保つことって、すごく重要だと思います。」
P3P女主「なんかそこまで言われるとくすぐったいな…
でもチームの一員だし、仲間のために頑張るのは当然っていうか…」
真田「(P3P女主名字)、ちょっといいか? 美鶴が呼んでる。」
P3P女主「はーい。
じゃあ、素材は預けておくね。」
順平「まーだ、ちょっと距離あんだよな…」
風花「さっきも、謙遜してる感じでしたしね。」
順平「こう心の距離がぐっと近くなる方法とか、魔法の道具とか、なんかねーのかな?」
選択肢「道具?」「贈り物は?」
P5主「道具?」
順平「あ、いや。それはたとえであって…」
ゆかり「それ、いいかも!」
風花「ゆかりちゃん?」
ゆかり「頑張ってる仲間をねぎらうのも、チームの一員として当然、だよね?
みんな、ちょっといい? これを…こう…」
順平「ほほう、なるほどなるほど…ゆかりッチも策士よのう…」
風花「ふふ、反応が楽しみですね。」
ゆかり「じゃ、早いとこテオドアさんに素材渡さないとね。みんな、帰るよ。」
(帰還)
P3P女主「やったね! お店のラインナップが増えるよ」
選択肢「戦力アップだ」「でもお金は取るんでしょ?」
P5主「でもお金は取るんでしょ?」
テオドア「おっと、忘れる所でした…
装備は対価を頂きますが、こちらは私からの気持ちになります。
(P3P女主名字)様、どうぞお受け取り下さい。」
P3P女主「指輪? 私に?」
選択肢「プロポーズか」「おめでとう」「一人だけずるい」
P5主「一人だけずるい」
テオドア「申し訳ないのですが、素材に限りがありましたので…」
竜司「素材?」
テオドア「あの、何か皆様誤解されているようですが…
こちらは岳羽様、伊織様、山岸様からの贈り物でございます。」
P3P女主「え!? みんなの?」
テオドア「素材の欠片で何か作れないかと、前もって相談を頂いておりました。」
ゆかり「素材を入手した時に出たほんの欠片だからさ、大したものじゃないんだけど…」
風花「綺麗だし折角ならアクセサリーにしてもらおうって話し合ったんです。」
P3P女主「でも、なんで私に?
私プレゼントもらうようなことなんて何も…」
選択肢「日頃のお礼だ」「ねぎらいの気持ちだ」「仲間だからだ」
P5主「日頃のお礼だ」
ゆかり「そういうこと。(P3P女主)が言ったんじゃん。仲間のために頑張るのは当然って。
なら、仲間のために頑張ってくれてる仲間をねぎらうのも当然でしょ。」
P3P女主「仲間…」
風花「たしかに私たちはここに来る前の(P3P女主)ちゃんのことは知りません。
でも、私は一緒にいる(P3P女主)ちゃんのことが好きで、もっと仲良くしたいなって。」
順平「ま、この指輪で少しでもその気持ちが伝わればなーなんて思ったわけですよ。
材料、シャドウだけど。」
ゆかり「それは言わなくていいの! いちおう、綺麗なんだから!」
P3P女主「……。」
風花「(P3P女主)ちゃん…?」
P3P女主「…ありがとう、すごく嬉しいよ。
ふふ、すごく綺麗だね。材料、シャドウだけど。」
ゆかり「もう、それは言わない約束!」
真「(P3P女主名字)さん、すごく良い顔してるわね。」
美鶴「ああ。不可抗力とは言え彼女には寂しい思いをさせてたからな。
だが、あの顔を見れば、もう心配する事もなさそうだ…」
エリザベス「今回はいい仕事をしましたね、テオ。
貴方のお客人からまた、新たな絆の力を感じます。」
テオドア「いえ、私がしたのはほんのお手伝い…あれは彼ら自身の力に他なりません。」
エリザベス「フフ…そうですね。」
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「世界を越えた信頼」
P3P女性主人公、美鶴、真田、荒垣の特別上映。
またもや喧嘩を始める真田と荒垣をP3P女性主人公が諫めるという内容。分かりやすく真田と荒垣がsageられ、P3P女性主人公がageられる構図となっている。
ちなみにP3主人公は一切登場しない。
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台詞書き出し |
美鶴「(P3P女主名字)。岳羽たちとはうまくやれているようだな。」
P3P女主「えへへ。こっちの世界でみんなと接してる時と同じですよ。
だから、私がうまくやってるんじゃなくて、みんなが自然に接してくれてるおかげです!」
真田「ほう。では、お前の世界の俺たちはこちら側と大差ないんだな。」
P3P女主「はい! 美鶴先輩はいつもしっかりしてて、頼りがいがありますし…
荒垣先輩も優しくて、いつもコロマルをこっそり撫でたり、ご飯作ってあげてます。」
荒垣「なッ…!」
P3P女主「真田先輩は、一緒に出かけるといつの間にかトレーニングになってて。
気づくと、いつも汗だくになりながら寮まで走って帰ってるかな。」
荒垣「はぁ…アキのヤツ、そっちでも迷惑かけてんのかよ。」
真田「別に、迷惑じゃないだろう。
トレーニングは日々の積み重ねが大事だ。
きっと向こうの俺も、(P3P女主名字)を大事に思っての行動だと思うぞ。」
P3P女主「え? あはは…」
真田「俺のメニューについて来られるなら、基礎は十分に出来上がっているはずだ。
よし、後でトレーニングでも行かないか?
少しでもサボると、体が鈍るぞ。」
荒垣「だから、それが迷惑だって言ってんだよ。
無理してアキに付き合う必要ねーぞ?」
P3P女主「大丈夫です、無理してませんよ!
それに、ちょうど体を動かしたいなって思ってたところですし!」
真田「ほら、聞いたか?」
荒垣「チッ…アキに任せっぱなしにしてたら、どこまで巻き込むか分かんねぇ。
…おい。トレーニングをやる時は俺にも教えろ。」
真田「シンジもやっとトレーニングに興味が出たのか!
フッ、いいだろう…俺が特別メニューを組んでやる!」
荒垣「ちげぇよ、バカ。」
美鶴「まったく…お前たちに(P3P女主名字)を付き合わせるのも、それはそれで心配だな。
お前たち、くれぐれも勝手な行動だけは慎め。分かったな?」
(チケット発券)
真田「フッ、いいだろう。腕が鳴るな。」
P3P女主「はい、先手必勝です!」
真田「いい返事だ、(P3P女主名字)! 完膚なきまでに叩きのめしてやれ!」
荒垣「お前らな…見境なく突っ込もうとするなよ?」
(出発)
P3P女主「えっと、エリザベスさんに教えてもらった位置を目指せばいいんだよね?」
真田「指示された場所へ向かい、戦うだけだろう? 至極単純だ。」
美鶴「いいか、決して弱いシャドウではない。
危険だと感じたと場合は退くことも大切だ。
特に明彦、熱くなりすぎるな。上級生としての手本を示せ。」
真田「分かってる、見くびるな。」
荒垣「ハッ、どうだかな。」
真田「…なんだシンジ、その目は。
まさか俺のことを信用してないのか?」
荒垣「昔から一人で突っ走って、それに振り回される方の身にもなってみろ。」
真田「なッ…それを言ったら、シンジこそ昔から偉そうに小言ばかり…!」
美鶴「ハァ…またこれか。長くなるぞ。」
選択肢「桐条さんどうにかして下さい」「(P3P女主名字)さんに任せた」「放っておこう」
P5主「(P3P女主名字)さんに任せた」
美鶴「(P3P女主名字)が言ったところで収まるとは思えないがな。
こいつらのことだ。どうせすぐ同じことを始める。」
P3P女主「大丈夫。こういう時はいい案があります。私に任せて下さい!」
美鶴「何をする気だ。(P3P女主名字)?」
P3P女主「荒垣先輩、真田先輩! 提案があります!
今回の討伐、どっちがよりスムーズに戦えたか勝負してみませんか?」
真田「勝負だと?」
P3P女主「はい。でも、ただ倒すだけじゃダメです。
団体行動ですから、独りよがりはダメ。
状況判断、および仲間のサポートもきちんとこなすことがルールです。
それらの総合力で勝敗をつけるってのはどうでしょう?」
真田「フッ…面白い。その勝負、受けてたつ。
俺が勝ったら、シンジには俺が組んだ特別メニューに付き合ってもらう。」
荒垣「はぁ!? なんでだよ。」
真田「なんだ、負けるのがそんなに嫌なのか?」
荒垣「ンだと…? アキに負けるワケねぇだろうが。」
真田「じゃあ決まりだな。勝負だ、シンジ!」
荒垣「ハッ、後で泣きっ面かくんじゃねぇぞ。
おい、敵はどこだ? とっとと行くぞ。」
真田「独りで先に行くな、ルール違反だぞ。早速マイナス1ポイントだな。」
荒垣「なっ…! 今のはノーカンだ。スタートの合図はまだだからな。」
P3P女主「協調性も大事なポイントですからね?
二人とも頑張ってください!」
美鶴「まさか、あの二人を手なずけるとは…やるじゃないか、(P3P女主名字)。」
P3P女主「あはは。私のいる世界の先輩たちもいつもあんな感じなので、慣れっこです!」
美鶴「ふぅ…そっちでもあんな調子なのか。
それはそれで頭が痛くなるな。
まぁいい、(P3P女主名字)のおかげでひとまずは前に進めそうだ。行こう。」
(戦闘終了)
P3P女主「よーし、まずは1体撃破ですね!」
真田「今の戦い、どっちが上だった? ジャッジしてくれ、(P3P女主名字)。」
P3P女主「うーん、今の時点ではまだ何とも…4体討伐の総合得点ですし。」
荒垣「次だ、次。さっさとケリつけるぞ。」
真田「おいシンジ、分かってるだろうな?
俺が勝ったら特別トレーニングだからな!」
荒垣「ハッ! 俺が勝ったら、トレーニングに付き合えなんて二度と言わせねぇからな!」
美鶴「まったく…次元が低すぎる。
だが、この調子なら討伐はスムーズに出来そうだな。このまま続けるぞ。」
P3P女主「はいっ!」
(戦闘終了)
真田「よし、これで2体目も撃破だ。なかなか良い手応えだったな。」
荒垣「言っとくが、まだ勝負はついてねぇかんな。」
真田「悪いが、このまま白星をあげさせてもらう。うらむなよ。」
荒垣「ほざいてろ、バカ。」
美鶴「やめないか、お前たち!
毎度毎度、下級生の前で恥ずかしくないのか?」
真田「そう言うな、美鶴。勝負がつけばシンジも大人しくなる。」
荒垣「なんで俺が負ける前提なんだよ? 黙るのはテメェの方だ。」
P3P女主「ふふっ。じゃあ、この調子で3体目の討伐に行きましょう!」
美鶴「やれやれ…先が思いやられるな。」
(戦闘終了)
P3P女主「これで3体討伐! 残りあと1体ですよ!」
真田「ああ、体も十分に温まった。このままフィニッシュを決めるぞ!」
美鶴「まったく…これじゃあ明彦のトレーニングに付き合っている気分になってくるな。」
P3P女主「ふふっ、ホントですね。
でも、真田先輩と荒垣先輩のおかげもあっていいペースで討伐できてますよ!」
美鶴「君の妙案が、功を奏しているようだな。感謝しているよ。
フッ、そちらの世界では(P3P女主名字)が隊のリーダーを務めている…か。
その理由が、改めてよく分かったような気がするよ。」
P3P女主「そんな、美鶴先輩…」
真田「おい、4体目の討伐に向かうぞ! 早く準備しろ。」
P3P女主「あっ、はい! いま行きます!」
美鶴「ふう…では、出発するとするか。」
(戦闘終了)
P3P女主「やったー! これで4体、全ての目標達成ですね!」
荒垣「ああ、そうだな。」
真田「…それで、肝心の勝負の結果はどうなんだ?
俺の方が命中率が高かったと思うんだが。」
荒垣「ハッ、なに言ってやがる。そう変わんねえだろうが。」
真田「それだけじゃない、俺が攻撃を受けた時にサポートがなかった。マイナスポイントだ!」
荒垣「あんなの、軽いかすり傷だろうが! ツバでもつけとけ!」
真田「なんだと? だいたい、シンジは昔から俺に対して雑な扱いをしすぎだ!
飯だって、俺にはなかなか作ってくれない。思いやりが足りないと思うが?」
荒垣「それを言うなら、アキこそ…」
美鶴「二人とも、いい加減にしろっ!! 下級生の手本となるべきお前たちがそんなことでどうする!?
我々は遊びで戦っているんじゃない。命を賭けて戦いを共にしているんだぞ!
それなのに、お前たちは勝ち負けばかり…大事なことを見失って、情けない。」
真田「しかしだな…」
美鶴「(P3P女主名字)が言っていただろう? 団体行動だから、独りよがりは駄目だと。
お前たちの周りが見えなくなる点を含めて、(P3P女主名字)はルールを決めたんだろう。
勝負以前に、それが守れなかった時点で二人とも失格だと思うがな?」
荒垣「……。」
真田「……。」
P3P女主「うーんと…それじゃあ、今回の優勝は…」
選択肢「真田さんだ」「荒垣さんだ」「桐条さんだ」「自分だ」
P5主「自分だ」
P3P女主「うん、ジョーカーも活躍してるし凄いなって思うけど…
今回の優勝者は、美鶴先輩ということで!!」
美鶴「どういうことだ?」
P3P女主「正直、戦力や状況判断はみんな互角でした。
けど、仲間のサポートも競うポイントだってルールで言いましたよね?
なら、こうして仲間のために叱ってくれる美鶴先輩が、総合力で優勝です!」
荒垣「…そう言われちまったら、反論の余地がねえな。
情けねえが、桐条や(P3P女主名字)の言うとおりだ。悪かったよ。」
真田「俺もすまない。後輩の前で、少し大人げなかった。」
美鶴「フッ…分かればいい。
それと、優勝は私よりも(P3P女主名字)がふさわしいな。」
P3P女主「えっ?」
美鶴「この問題児を扱う術には、正直、私も舌を巻いた。
君には、(P3主名字)とはまた違ったリーダーの器がある。そう確信したよ。」
P3P女主「美鶴先輩…ありがとうございます!」
真田「俺も美鶴に同意見だ。(P3主名字)も(P3P女主名字)も、まったく大したヤツらだな。」
荒垣「ったく、このままじゃ面目が立たねえな。
おいアキ、仕切りなおしだ。」
真田「ああ、任せろ。次からはシンジにも万全なサポートをしてやろう。
とっておきのプロテインを使ってな!」
荒垣「…それは遠慮しとく。」
美鶴「やれやれ…次からはルールに、プロテイン禁止も付け加えるべきか?
とにかく、目的は果たしたことだしいったん映画館に戻るとするか。」
(帰還)
美鶴「(P3P女主名字)。今回は世話になったな。
君がリーダーなら、そちらの世界の我々もきっと安心だろう。」
P3P女主「へへ、そうだといいんですけど。
でも、こっちの世界の先輩たちも変わらず頼もしいですよ!」
真田「俺に出来ることは、トレーニングと戦うことくらいだが…いつでも協力するぞ。
無理強いはしないが、シンジも興味があればいつでも言え。特別メニューを組んでやる。」
荒垣「あー、はいはい。そん時はよろしくな。」
P3P女主「ふふっ。これからも、みんなで頑張りましょうね!」
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「世界を越えた運命」
P3P女性主人公、アイギス、天田、コロマルの特別上映。
P3P女性主人公に対してアイギスとコロマルが「不思議なものを感じる」と主張する内容。依頼の採集クエストはほぼおまけ。
ちなみにP3主人公は終始登場しない。
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台詞書き出し |
アイギス「(P3P女主)さん、少しよろしいでしょうか?」
P3P女主「どうしたの、アイギス?」
アイギス「じぃー…」
P3P女主「えっ、なになに!?」
アイギス「この感覚…やはり、あなたには(P3主)さんと同じものを感じます。」
コロマル「ワンワンッ!」
アイギス「コロマルさんも、(P3主)さんと同じ何かを感じているようです。これは一体…?」
選択肢「撫で方が同じ」「エサの匂いがする」「フェロモンだ」
P5主「撫で方が同じ」
コロマル「ワン!」
アイギス「どちらも、モフり方のテクニックは悪くない。だが原因はそれだけじゃない、と言ってます。」
P3P女主「うーん…じゃあ、何なんだろう?」
天田「コロマルは初対面の人にも懐こいですけど、それとは違うっていうか…
(P3P女主)さんに対しては、コロマルも特別な何かを感じてるのは分かります。」
コロマル「ワンッ!」
アイギス「何なのでしょう…? 実に不思議でありますね。」
(特別上映発生)
P3P女主「壊れたロボットか…早く修理してあげたいね。」
コロマル「ワン、ワンッ!」
アイギス「コロマルさんは、(P3P女主)さんと一緒に行きたいようです。」
P3P女主「えっ、私と?」
コロマル「ワン!」
天田「コロマル、(P3P女主)さんのことが気になってる様子でしたもんね。
もしかしたら、それもあって一緒に行きたがってるのかな?」
P3P女主「ふふ、何だかそういうの嬉しいな。
それじゃ、一緒に行こ、コロマル! あっ、もちろん天田君もね?」
天田「えっ!? あ…はい!」
アイギス「わたしも行くであります。ご一緒させてください。」
(採集クエストクリア)
P3P女主「待っててね、すぐに直してあげるから…!」
アイギス「では、早速修理に取り掛かります。少々お待ちください。」
P3P女主「うん、お願い。アイギス!」
天田「やった、動きましたよ!」
ロボット「……。」
杏「あれ、どうしたんだろ…? まさか直ってない?」
ロボット「ガ、ガガ…ガ…」
アイギス「システムの修復が完全ではないようですね。
プログラムは起動しているようですので、そのうち言語システムも復旧するかと。」
P3P女主「そうなんだ…良かったぁ…」
ロボット「ガガ…ガ…ガ…」
天田「あの…この音って、エラー音ですよね?」
アイギス「いえ、これは…」
ロボット「ガガガ…ガガッ!」
アイギス「この方は、みなさんに感謝の言葉を必死に伝えているようです。
おかげで助かりました、と言っています。」
天田「そうだったんですね。ふふっ…喜んでもらえて嬉しいですね!」
コロマル「ワンワン!」
ロボット「ガ…ガガ…」
コロマル「ワンッ!」
ロボット「ガ…ガガガガ…ガガ!」
順平「ふむふむ、なるほどなぁ。これが犬とロボットの会話…
って、なに言ってんだか分かんねーよ! アイちゃん、翻訳プリーズ!!」
アイギス「コロマルさんは『ここにいるみんなの力で助けることができたんだ』…と。
このロボットさんは『ステキな仲間が沢山いて羨ましいです』…と言っています。」
選択肢「自慢の仲間だ」「お前にも仲間はいる」
P5主「自慢の仲間だ」
P3P女主「えへへ、そうだね! でも…それって私たちだけじゃないよね?」
双葉「だな! この世界も、これから変わるんだ。
これからお前にも、もっともっと仲間が出来るんだぞ! 楽しみにしてろ!」
ロボット「ガ…ガガ…アリ…ガトウ…」
P3P女主「えっ!? また動かなくなっちゃった!?」
アイギス「どうやら、充電が切れたようですね。
太陽光発電のようですので、置いておけばまた復活するでしょう。
システムもほぼ復旧していると思います。」
P3P女主「ビックリしたぁ…でも、これで元気になれるんだね!」
(帰還)
コロマル「ワンッ!」
アイギス「コロマルさんも、(P3P女主)さんと一緒でとても楽しかったそうです。」
天田「そういえば…(P3P女主)さんにコロマルとアイギスさんは、何か感じるんですよね?
結局、それって何なんでしょう?」
コロマル「クーン…?」
アイギス「すみません。コロマルさんもわたしも、ハッキリとした答えは出せません。」
P3P女主「あはは、不思議だね。
でも、今は考えなくてよくない? ただでさえ、この出会いが不思議なんだし!
こうやっていられるだけで、私は満足。それじゃダメかな? やっぱり気になる?」
アイギス「(P3P女主)さん…」
コロマル「ワン、ワン!」
アイギス「大事なのは『今』だ、とコロマルさんは言っています。わたしも同意であります。」
天田「へへっ、そうですね。今はそれでいいと僕も思います!
まだ先はありますけど、力を合わせれば障害だって乗り越えられますよ。」
コロマル「アオ~ン!」
天田「コロマルも気合十分みたいですね。もちろん、僕だって活躍してみせますよ。」
P3P女主「ふふっ、みんな頼りにしてるよ! これからもよろしくね!」
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「相棒達の底力」解禁クエスト
順平、陽介、竜司の特別上映。
ひかりからの依頼をこなす道中での会話で、お調子者トリオが自分達のリーダーを素直に褒めるのだが、P3主人公が順平に認められているくだりで突然P3P女性主人公が登場する。
その登場の仕方が唐突すぎるがあまり、ホラーのようだとも。
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該当シーン台詞書き出し |
順平「どーしたひかりん、緊張してんのか?」
安心したまえ、エース伊織順平の大活躍でシャドウなんざ、ひとヒネりよ。」
ひかり「あのね、みんなどうしてそんなに強くいられるのかなって。
いつも明るくて、自信があってどんな怖い相手にも立ち向かって…」
竜司「うーん、あんま考えたことねえけど、それが俺の役目っつーかさ。
ヤベえ奴相手でも、俺がガンガン行きゃ、あとは仲間がなんとかしてくれる。
しかも、こっちにはジョーカーいるしな。
スゲえ奴だって、ひかりも知ってるだろ?」
陽介「おお、分かるわ。俺も相棒と組んでりゃ無敵な気するし。
でも、だからこそ気合入るんだよな。アイツの足だけは引っ張れねえって。」
竜司「だな。俺もアイツに居場所もらったからさ。
ダセえとこ見せるワケにはいかねーよ。」
順平「友と書いてライバルっての?
(P3主)以外に考えられないね、うん。」
ひかり「ふふ、みんなリーダーを信じてるんだね。何だかうらやましい。
そういう、ただの友達じゃなくて『大好きだから負けたくない』って感じも。」
陽介「だ、大好き!?
ま、負けたくねえのはそうだけど、ハッキリそう言われると照れくせえな。」
順平「ま、まあとにかく信頼はしてるっつーか、美しい男の友情ってことかな!」
竜司「つーか今の話、ジョーカーたちには内緒な! なんか恥ずいしよ!」
ひかり「ふふっ、分かった。秘密にしておくね。」
千枝「まー、あのお調子者トリオは声デカくて丸聞こえなんだけどねー。」
杏「ジョーカーたち、褒められまくってたね。信じてて、負けたくないんだって。
聞いてどう? 嬉しい?」
選択肢「ちょっと照れる」「別に…」「大好き」
P5主「ちょっと照れる」
P3主「はは、改めて言われるとそうかも。
嬉しいんだけどさ。」
P4主「よし、相棒の想いに応えるためにも俺たちも頑張らないとな。
目指す『家』はすぐ近くだ。気を引き締めていこう。」
(戦闘終了)
順平「んじゃここは、特別課外活動部リーダーの(P3主)に聞いてみましょ。
今回、一番活躍したのはオレっちである。
『○』または『はい』でお答え下さい!」
竜司「おいコラ! 誘導尋問だろソレ!」
P3主「はは、そんなの決められないよ。みんな頑張ってた。」
P4主「ああ、本当に。三人とも見事にやってのけたな。」
選択肢「スカルはすごい奴だ」「信頼してるぞ」
P5主「スカルはすごい奴だ」
竜司「お、おう。何だよ急に…チョーシ狂うな。」
P4主「ああ、本当にいい相棒を持った。
陽介となら無敵でいられる気がする。」
陽介「なんだよ、お前までいきなり改まって…
つか『無敵』って…まさか、さっきの聞こえてました…?」
順平「げ、マジ…? (P3P女主)や(P3主)にも?」
P3P女主「ふふ、もちろん。しっかり聞こえてましたよ~?
なんかありがと、順平。私まで嬉しくなっちゃった。」
順平「ちょ、マジのお礼とかやめて! せめてイジって!」
P3主「順平、ありがとう。
頼りにしてるし、いいライバルでいよう。」
順平「お、おう…友よ。こ、コチラコソ?
だから聞けよ、お前は!」
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最終更新:2024年06月26日 20:39