ウロボロス~最期の事件~真相まとめ・解説分析
菊池真について
梶浦に洗脳され秋月律子をひきつけるために切り裂き殺人事件を起こして回る連続殺人犯であった。
- チヒャの切り裂き殺人犯に対するプロファイリングに合致
- 捕まらないのは自分自身が切り裂き事件の捜査をしていた
- 環世会とつながり犯行を成し遂げていた
- 薔薇のサインは梶浦が関与しているから
- 秋月律子監視のノートに規則的に月2回、切り裂き事件のときに秋月が現れていたのは自信が律子であり切り裂き犯であったから
- 切り裂き魔の犯行時刻が夕方から夜にきまっていたが、なぜ特別捜査本部はその時間帯にスタンバイしなかったのか、なぜずっと彼をマークできなかったのか
- 南雲や朝倉などは内部スパイなどを疑っていたのになぜ3年前の事件に密接に関わり現場で浮いている上に犯行時にアリバイのない彼をマークできなかったのか
さらに疑似秋月律子としての人格を植え付けられ、川島瑞樹に入れ代わった秋月律子を演じつつ自分で自分を監視。ウロボロス題するこの作品の最大のキーポイントであった。
- 疑似律子の人格は上位のもので彼の記憶をもつ二重人格
- 疑似律子の人格は殺人を繰り返すことで梶浦の元にたどり着こうとしている
- 真本人は自分が犯行を犯していることも、監視カメラの画像が自分自身であることも洗脳で気づけなかった
- 律子時の記憶がないので本人自身は律子逮捕に命をかける刑事でありつづけた
- 前作に梶浦に洗脳されていそうな描写があった
- 彼が柊志乃(律子本人)をノーマークだったのはなぜか
- 自分が洗脳されている可能性を示唆していたのになぜ対策できなかったのか
- なぜ仲間と協力しなかったのか、なぜチヒャとなら協力したのか
- 世田谷署特捜は内部犯を疑っていたのになぜ彼の異常な生活が問題にならなかったのか
- 5.5話でプロディPが「これは律子と梶浦の物語である」という発言を大きく翻してる要因ではないか
- ハル襲撃事件で真の秋月律子の人格は梶浦の反応があったと思ってもおかしくないはずだが、切り裂き事件を引き続き行い、律子人格としても環世会を動かして反応を起こすこともしなかった。
『私は環の外にいる、環の中に私はいない』→律子から真へのメッセージ
- 真→川島→律子(疑似人格)という環の中に私(律子)はいない
- 律子は真にそれを気づかせようとしたが、彼が気づくことはなかった
その他
- 海野とチヒャを襲ったのは彼
秋月律子について
梶浦圭吾を探し出すために環世会に潜入した柊志乃であった
- 柊志乃と律子の指紋照合が合致した(作中で提示。ただし礼子による証言
- 化粧が濃く、声もハスキーに変えていた
- 川島宅の隣にいたのは真を監視するため
- 同じプロファイラーのチヒャに興味をもちハルを襲い、メッセージを残した
- 梶浦を探す理由は、自らの手で梶浦を殺すため(涼の復讐?)
- 梶浦が作った環世会、及び陰謀を画策した公安部を潰すのも目的であった
- 足立に銃を発砲させるアンカーを仕込み、公安を潰すのに邪魔な朝倉を葬った
梶浦と関わりのある公安部に潜入する沢田麻里奈でもあった
- 沢田も化粧が濃い描写がある
- 環世会の件で梶浦と取引をした公安にそのまま乗り込んで、環世会の捜査をしていた
- 名簿自体は自分(志乃)の渡したものでありパスが即座に解けた(おそらく今のところ沢田=志乃を立証する上で一番有効な証拠。ただし公安がパスを即時解除できない理由も無い)
- チヒャと酒を飲んだ夜、足立に施したようなアンカーを彼女に仕込んでいた
- 最終的に公安から梶浦への連絡役=丸山を殺害、丸山から得た情報により梶浦の元へ辿り着いた
- 真の記憶が消えるようにしたのは律子、という梶浦の言及→律子本人は知らないと答えている
- 志乃の言う公安が公安部ではなく公安調査庁であるミスディレクションをチヒャに気づかせるリアクションをした(非常に分かりづらいが後でチヒャが拾う)
志乃、沢田、ハル襲撃犯と姿を変え、チヒャを炊きつけて環世会とそれに関わる公安を崩壊させようとした
- 結果チヒャの行動を洗脳なしに操り、事件を解決させた
- チヒャはプライドとコンプレックス、プロファイラーとしての自慢から扱いやすかった
- 最終的に、仕込んだアンカーによりチヒャを殺害。確実に殺す手段を取らなかった理由は不明(運が良ければ助かっているとの発言)
- ハル襲撃前に志乃、沢田両方の立場で会っており、足立がアンカーを仕込まれていたことを考えるとハルの住所を知っている可能性が高かった
- 公安や環世会も刑事自信に崩壊させようとしたのは律子自信の矜持
- 作中序盤から真を監視しできチヒャに自分で情報を流し公安、刑事部、環世会どちらの情報も知りえて環世会と公安を同時に崩壊させる手段がはじめからあるのに、一体環世会や公安を潰したり連絡役をあぶりだすために何を待つ必要があったのかが謎
他
- 警察内部の発覚を恐れ一人で活動。捜査資料は自分で盗んだ
- チヒャとの飲み会のあとチヒャにアンカーを仕込めた
- 最期梶浦の居場所を突き止め殺害
- 保身のため梶浦と結託して環世会を作った公安を崩壊させた
- 梶浦との会話からハルを襲う前にはチヒャのハルへの依存関係といったことまで知っていた
梶浦圭吾について
- 公安の計画に乗り、環世会を作り上げた
- 『最後の事件』ラストに真と接触、洗脳していた
- 上記の行動は律子を自らの元へ導く為
- 余命いくばくもなく体を動かすのも困難な状態、今回の事件の表舞台には立っていない
- 命が尽きる前に律子が自分を探しだし、殺しに来るのを待っていた
真を殺人鬼に仕立て上げ律子へのアピールのためだけの連続殺人を行わせていた
- 真を洗脳したのは律子と真の関係への嫉妬から
- また彼の正義感や熱意が洗脳を業敗れるかを試した
OPについて
梶浦、律子、真の背後の椅子=その人物が演じている役の数
- 梶浦…一つの椅子=梶浦本人
- 律子…3人掛けの椅子=沢田、志乃、律子本人という一つの意思
- 真…2つの椅子=真本人、疑似律子という二つの意思
チヒャの行動
- 夜の街を走る、背中に白い壁、銃を構える、床に血だまり、暗闇に沈んでいく様→梶浦や律子に翻弄され、最後に自害する様子を表している?
最後の浜辺
- 本編ラストの梶浦の潜伏先
チヒャの死について
沢田(律子)との会話にもあるように、携帯の電源を落としているか、電波の届かないところにいるという幸運があれば助かった。
(2015.3.28生放送)
(2015.3.28生放送)
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