カード能力解説 > SUNシリーズ

キキーモラ セリリ ハーピー BGCOLOR(yellow):CENTER:~ミノタウロス ラグナス
レア度 ☆3~7
カードタイプ たいりょくタイプ・単体
Lスキル能力 同色属性の仲間の体力アップ
☆7は攻撃もアップ
スキル能力 5ターンの間有利属性の相手の攻撃力低下
Bスキル能力 グループの最大体力をプラス
とくもり能力 (Lv.10) 味方全体の攻撃力1.5倍(いつでも発動)
コスト量 8,14,20,26,38
変身合成 ☆3→☆4:大ぷよ、大ぷよ、岩ぷよ、星ぷよ
☆4→☆5:小ぷよ、大ぷよ、岩ぷよ、星ぷよ、月ぷよ
☆5→☆6:ぷよキャンデー☆3、☆3、☆4、☆5、魔道書☆6
☆6→☆7:☆7へんしんボードにて
CV キキーモラ: 藤川茜
セリリ: 佳村はるか
ハーピー: 種田梨沙
ミノタウロス: 手塚ヒロミチ
ラグナス: 三木晶

概要

『ぷよぷよSUN』で登場したキャラを集めたシリーズ。このうちセリリは『ぽけっとぷよぷよSUN』のみに登場している。
「SUN」となっているが、ぷよぷよシリーズにおける初出が『SUN』なのはキキーモラとラグナスのみで、ハーピーとミノタウロスは初代『ぷよぷよ』、セリリは『通』が初出である。

このゲームの運営はシリーズ名をコロコロ変えることがあり、2014/6/16にステップアップガチャに登場した時は「SUNシリーズ」「SUNレギュラーシリーズ」というシリーズ名になっていた*1。2017年9月に☆7対応したときは「SUNシリーズ」という名称が用いられている*2。ver.9.1.0で実装されたキーワードしぼりこみでは「SUN」に該当する*3
当Wikiではシリーズ名を「SUNシリーズ」として扱っている。

2017/9/8に☆7が実装された。
2022/5/24から、とくもりとっくんが実装され、スキルとリーダースキルが上方調整された。

ステータス

☆6 Lv99で体力4875(±24)/攻撃1420(+6/-7)/回復282(±6)
原作出身キャラであることも幸いしてか、☆3からリーダースキルを持つ。
アプリ配信直後はミノタウロスとラグナスはステータスが初期から高いという特徴があったが、これはデータバグだった模様。

☆7 Lv120 たいりょく こうげき かいふく
キキーモラ 8288 1925 372
セリリ 8247 1917 388
ハーピー 8328 1907 380
ミノタウロス 8288 1907 388
ラグナス 8247 1925 380

スキル

レアリティ 効果 ぷよ数
☆3 5ターンの間、有利属性カードの攻撃力を50%減少させる 40
☆4 5ターンの間、有利属性カードの攻撃力を60%減少させる
☆5 5ターンの間、有利属性カードの攻撃力を70%減少させる
☆6 5ターンの間、有利属性カードの攻撃力を80%減少させる
☆7 きほん 5ターンの間、有利属性カードの攻撃力を90%減少させる 35
とっくん 3ターンの間、有利属性カードの攻撃力を99%減少させる
※2022/5/24から、☆7(とっくんスキルを含む)の必要ぷよ消し数が40個→35個に上方調整。

高難度において極端にボスの攻撃が強いときに役に立つスキル
単色を相手にした場合や、単体のイベントボス戦で役に立つ。封印や混乱と違い、盾で防がれることがないのも特徴。
フィーバーどうぶつシリーズが、色に関係なく使える類似スキルを持つ。減少率はこちらが上回る。
相手が混色で登場すると、スキルを発揮しきれない場合が多い。対策したい相手の色が分かっている時に使いたい。

☆7で獲得できるとっくんスキルは、ほぼ完全無効化並みの軽減率を誇るが、持続ターンが短くなっている。
使いどころが近い効果として、潮騒の騎士が「味方に有利属性のダメージをカットする属性盾」を付与するスキルを持つ。
潮騒は味方に付与されるため、ステージをまたいでも継続されるほか、とっくんスキルで全属性対応に対応するため、相手を問わない。
一方でこちらは、90%減少でよいなら持続ターン数が上回る点や、ぷよ消し数が5個少ない点が利点となる。

なお、このとっくんスキルと潮騒☆7のダメージカット両方を重ねると、
(有利属性に対して)99%軽減されたダメージをさら99%カットするため、受けるダメージが1/10000まで減少する。

リーダースキル

レアリティ 効果
☆3~4 同属性カードの体力を1.5倍にする
☆5~6 同属性カードの体力を2倍にする
☆7 きほん 同属性カードの攻撃力を2.5倍、体力を3倍にする
とっくん 同属性カードの攻撃力を3倍、体力を3.5倍にする
※2022/5/24より上方調整。☆7(きほん)の攻撃が1.5倍→2.5倍になり、とっくんリーダースキルに攻撃3倍が追加された。

☆6までは同属性の体力を増加させる。攻撃力や回復力に倍率はかからない。
当初のぷよクエは、攻撃力と体力を同時に倍率をかけるリーダースキルが最大でも「全能力を1.4倍」までしかなかったことから、
体力2倍のリーダースキルはギルイベ高階層に出現する高めの攻撃力のボスからの攻撃を耐久する目的で使われていた。

☆7(きほん)では上方調整されてはいるが、体力3倍と飛び抜けない倍率なのに、攻撃力が2.5倍ではあまり使う機会はない。
一方で、とっくんリーダースキル(☆7で獲得可能)の体力倍率は、コスト40以下の☆7カードとしては高い部類。
当初は攻撃倍率が全くつかず実用性が薄かったが、2022年5月24日の上方調整で攻撃力倍率がつくようになり、☆7(きほん)の上位互換となった。

しかし、上方調整後もリーダースキルの効果は同属性カードのみが対象で、とっくんリーダースキルでも攻撃力3倍・体力3.5倍どまりのため、
体力のみならず攻撃力にも高い倍率がかかるぷよフェスキャラクターどころか、チュートリアルやメインストーリー進行で誰でも入手できる時空探偵 (あたり・ロキアー・セオ)、報酬カードのアリィにも後塵を拝している。
しかも、その中であたりは本シリーズと同じくたいりょくタイプで、味方全体の攻撃力と体力をアップさせる(☆7で攻撃力と体力が3.5倍)他、☆6~7でさらになぞり消し数を増やす効果がついてくる*4
アリィも本シリーズと同じくたいりょくタイプで、味方全体の攻撃力と体力をアップさせる以外にも、毎ターン味方全体を回復させる効果がついてくる。

とっくんスキルととっくんリーダースキルの同時使用はできないのも悩ましいところである。

バトルスキル

グループの最大体力プラス
☆4で120(最大600)、☆5で160(最大800)、☆6で14000(最大28000)、☆7で40000(最大80000)。
必要ぷよ消し数は20個。

※2022/5/24より、☆6~7が200(最大1000)から上方修正。

とくもりサポートスキル

味方全体の攻撃力をn倍にする。
Lv.1~3で1.1倍、Lv.4~6で1.2倍、Lv.7~8で1.3倍、Lv.9で1.4倍、Lv.10で1.5倍。
発動条件は「いつでも発動」。

同一効果のとくもりサポートスキルは重複しないが、初代ぷよシリーズの全能力値1.3倍と組み合わせると、
初代ぷよの体力と回復は1.3倍を維持したまま、本シリーズの効果で攻撃を1.5倍に上げられる。

デッキ考察

初期に実装されたためか、リーダースキルは上位互換が多数登場しており、わざわざリーダーに据えることは少ないだろう。
基本的にスキルの高倍率デバフが売りのため、封印や混乱、遅延などと同様に相手の足止めとして使うことになる。
しかし、遅延盾や封印盾、混乱盾が無い場合は、素直に反射を使える龍人シリーズトラップ職人シリーズ、遅延が使える悪魔シリーズ最果ての料理人シリーズなどを使う方が賢明だろう。それらの盾が無かったり、ギルイベのエクストラボスでスライドで裏のスキルを貯める場合だったり、無属性攻撃を行う強敵の足止めとして使うことが望ましい。
ちなみに、怯えと併用できる場合は、99.5%まで相手の攻撃力を下げることができる。

なお、攻撃回復逆転のステージ効果で本スキルを使用しても、実質的に相手の「かいふく」が下がる効果に変わるだけで「こうげき」は下げられないので注意。潮騒の騎士のダメージカットや怒りまたは怯えの状態異常付与などほかのスキルを使うのが賢明だろう。

評価

かつては耐久パーティーの要として活躍していたカード。
インフレにより他のカードも体力倍率を持つようになったため、かつてよりも活躍の機会は減ったものの、攻撃力ダウン(デバフ)には盾が存在せず、無属性攻撃での攻撃力も下げられるため、イザというときの足止めとして使うことが可能。

近年のギルイベのエクストラボスは混乱・麻痺・封印盾および遅延盾を持って、なおかつ数ターン後にタフネス貫通の強烈な攻撃を放ってくることも少なくないため、スライドで控えカードのスキルをためたい場合、このシリーズを使うことになる。
(軽減盾や属性反射は控えカードにつかないが、攻撃力ダウンは相手に付与するため、スライドしても効果が維持される)

入手が容易であり、☆5までのへんしん素材も安いので、念のために☆7・スキルMAXにしておきたいシリーズである。

各カード詳細

キキーモラ
対応キャラの多い「ガールズ」を所有している。セリリやハーピーと違い独自のコンビは持っていない。
特に赤属性は「ガールズ」カードが揃っているのでコンビが発動しやすい。

セリリ
「ガールズ」の他に「スイマー」のコンビ能力を持っている。
ただしスキル能力を生かすのならば、やはり青単色でリーダーにさせるのが一番。

「ぷよぷよSUNシリーズ」なのに『ぷよぷよSUN』には出ていないのだが、『ぽけっとぷよぷよSUN』の方に「うろこさかなびと」の名前(というより種族名)で登場していた。
ちなみに同種族にピンク色の髪の「メロウ」がいる。

ハーピー
『初代ぷよぷよ』から『ぷよぷよ~ん』まで皆勤賞の古参。
ウィッチ同様『ぷよぷよ7』で姿のみ登場。ウィッチは『ぷよぷよ!!』で復活したが、ハーピーは残念ながら復活せず、遅れて『ぷよぷよクロニクル』で復活した。
本編では「ハーピー積み」と呼ばれる積み方をする。これはフィールドの左端と右端に交互に組ぷよを積み上げることを優先するもので、運で連鎖を狙う戦術のひとつである。
フィーバーではユウちゃん(&レイくん)がこれに類似する積み方を披露する。
「ガールズ」の他に「はばたき」のコンビを持っている。
「ガールズ」ならリデルを筆頭とした様々なカードと、「はばたき」ならドラコやサタンとで単色デッキが組める。

BGCOLOR(yellow):CENTER:~ミノタウロス
元々はアルルやルルーと同列に語られていたメインキャラ*5だったのだが、段々と扱いが悪くなり、フィーバー以降はぷよぷよ本編に登場しなくなってしまった牛さん。
更に言うと「SUNシリーズ」なのに『ぷよぷよSUN』では漫才デモのみに登場するNPCだったりする(GB版のみプレイアブルキャラ)。
フィーバーシリーズではタルタルがキャラを継承していて「R」のストーカーをしており、同じく本編に登場しなくなった。

半減できない紫属性の攻撃を食い止められる存在。先に彼が倒されないように封印などの保険を用意しておきたい。
「ヘビー級」「つの」「どうぶつ」を持つ。「初代メンバー」が乗らない事が今の立場を物語っているし、「ボーイズ」なども乗らない。
ヘビー級は防御型カードが多いので、一撃必殺に優れたカードを一緒に入れて補っていきたい。
多色つのデッキに入れた際は威力半減のない攻撃担当になる。
りすくませんぱい、ぞう大魔王、ふたごのケットシー、レモンキーで黄色どうぶつデッキが作れる。

ラグナス
『ぷよぷよSUN』から登場した典型的(?)な勇者。光属性っぽいのだが今作では紫属性。
呪いにより「子供の姿」にされており、レベルアップすると一時的に「大人の姿」になるという、見た目は子供・頭脳は大人的な勇者。
ぷよクエでは本シリーズの☆3だけ「子供の姿」で登場しており、☆3だけはボイスの声が高い (子供の声になっている)。

半減できない黄属性攻撃の対策に有効なスキルを持つが、
紫属性カードは体力が低めに設定されている上に、黄属性と紫属性は相反する色から受けるダメージが過剰になりすぎるため、
相反色クエストにおける絶対的な防御デッキにはなり難い。

「ボーイズ」と「剣士」が乗る。2013/10/16以前は「お兄さん」コンビネーションだった。
シェゾとは二つともコンビネーションが一緒なので非常に組みやすい。

派生カードのつよいラグナス*6とは方向性が大きく違う。高火力かつ軽いスキルを持つあちらの方が普段使いには便利かも。

余談だが、彼は『魔導物語』ではなく『ぷよぷよ』側で初登場した最初のキャラクターである。後にセガサターン版の魔導物語に逆輸入の形で登場した。

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最終更新:2022年12月24日 00:37

*1 ステップアップガチャ開催中!|ぷよぷよ!!クエスト

*2 【予告】9月の「★7へんしんキャラクター」紹介! | ぷよぷよ!!クエスト(ぷよクエ)公式サイト

*3 このキーワードは「つよいラグナス」も該当する。

*4 たとえ2021年10月27日のバージョンアップより前にぷよクエを始めていたとしても、2021年10月27日のバージョンアップ以降、初回プレイ時に新しいチュートリアルを強制的に受けさせられるため、[あたり]は全てのアカウントで入手&所持することになる

*5 魔導物語IIIではラスボスだった機種も。ぷよぷよでもルルーとセットで漫才デモに登場することが多かった。

*6 つよいラグナスもキーワードの「SUN」に該当する。