BGCOLOR(yellow):CENTER:~戦乙女アルル |
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レアリティ |
☆6〜7 |
カードタイプ |
こうげきタイプ・単体 |
Lスキル効果 |
味方全体の黄属性の攻撃力がn倍、体力がm倍になる |
スキル効果 |
フィールド上のすべての色ぷよをきいろぷよにする |
とくもりスキル効果 |
味方全体の攻撃力をn倍にする(サポート・いつでも発動) |
コスト量 |
48,60 |
へんしん合成 |
☆7へんしんボード |
概要
2016年1月の初売り
ガチャにて
期間限定で登場。公式の読み方は「ヴァルキリーアルル」で、通称は「ヴァルル」。
当時、剣士アミティに次ぐ
特大 クラスのコスト (34) を持つカードであった。
ガチャ実施時の表記の問題 により、2年あまりにわたって再登場していない幻のカードとなっていたが、
2018年2月5日にぷよフェスピックアップガチャとして再登場。名実ともにぷよフェス限定カードとなった。
同時に、コストが「34」からぷよフェス限定と同じ「48」に修正された。
さらに、ステータスや
リーダースキルの修正と、フェス限キャラとして初めての☆7が実装された。
また、2020年2月7日~29日まで、ぷよの日2020記念の特別ログインボーナスとして配布された。
2023年2月8日にとくもりとっくん解放。それに伴い各スキルの上方調整が行われた。
ステータス
レアリティ |
たいりょく |
こうげき |
かいふく |
☆6 Lv99 |
4037 |
3061 |
303 |
☆7 Lv120 |
5955 |
4897 |
371 |
同じこうげきタイプで
副属性なしのフェスである
目覚めし力シリーズに似たステータス。
副属性がない分攻撃の値がずば抜けており、黄属性の☆6ではきいろいあやしいクルークをわずかに上回り当時はトップの値であった。
体力はわずかに低く、回復は少し高いが、いずれもたいした差ではない。ただ、☆7になると差が大きくなる。
上方修正前のステータスは☆6 Lv99で体力3987、攻撃2296、回復303であった。
スキル
レアリティ |
効果 |
ぷよ数 |
☆6 |
フィールド上の色ぷよをすべてきいろぷよに変える |
40 |
☆7 |
このスキル発動中、味方全体の攻撃力と回復力を2.8倍にし、フィールド上の色ぷよとハートBOXをすべてきいろぷよに変える |
30 |
「色ぷよ」にはハートBOX・プリズムボールやおじゃまぷよ・かたぷよは含まれない。
※2023年2月8日に☆7が「フィールド上のすべての色ぷよをきいろぷよにする」から上方調整。
初代シリーズの☆5~6(1色残して自色に変換する)の上位互換であり、さらに☆6においてもぷよ消し数が10個少ない。
単色スタイルに特化しているため、黄単色デッキで使用することで最大限に活用できるだろう。
☆7のぷよ消し数30個はとんでもない早さで、インフレが進んでもぷよ変換スキルとしては唯一にして最速だが、
早すぎて攻撃力アップなど他のスキルと同時にためられないため、
ダメージ要員として思うように扱うのは難しいと思われる。
おじゃまぷよ処理やフィールドリセットがわりとして使うにはある程度有効。
基本的な運用については
初代シリーズ(☆5~7)とほぼ同じなのでそちらを参照。
ダメージ計算式も初代砲と同じで、同時消し係数が2倍になっている。
このスキルによって黄ぷよを48個同時消ししてその後に何も消えなかった場合、攻撃力の14.2倍のダメージが発生する計算となる。
必然的に全消しを誘発するため、全消しによる回復効果を得られやすい事も長所。
+
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上方調整前 |
しかし☆7でも威力がまったく変わらないのはかなり痛いところ。
このスキルは今となっては(発動に必要なぷよ消し数に差はあるものの)
イベント報酬カードですら持っているカードが複数存在しており、
☆7のフェス限として「14.2倍」という威力は、ダメージ源として非常に非力である。
☆7では、威力を差し置いて、とにかく発動の早さに全振りしたものといえる。
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上方調整により、☆7は
わだつみのレベッカなどのようなスキル中のみの攻撃力・回復力アップが追加された。
倍率は登場時点でトップだが、わだつみのレベッカや
きらぼしのレムレス・サタン&カーバンクルのようなスキル砲の後のチャンスぷよ生成効果はない。
単体では14.2×2.8=39.76だが、プリズムボールなどを巻き込めば更に大きなダメージを出せる。
プリズムボール生成スキルとプリズムボールの効果を上げるとくもりサポートスキルを持つ
賢者シリーズ、特に同属性のセヴィリオと組むのがいいだろう。
なお、スキルレベルを上げるには戦乙女アルル同士で合成をおこなうか、紫の秘伝書を合成する必要がある。
これはフェス限定カードとしての扱いになる前、登場当初からの仕様。
また余談だが、スキルに対応した
ボイスが初めから実装されている。
リーダースキル
レアリティ |
効果 |
☆6 |
味方全体の攻撃力を3.5倍、体力を2.5倍にする |
☆7 |
味方全体の攻撃力を5.2倍、体力を3.5倍、回復力を1.5倍にする |
※2018年2月に☆6が「攻撃力が2.5倍・体力が1.5倍」から上方調整。
※2023年2月8日に☆6が黄属性から味方全体へ、☆7が「黄属性の攻撃力が4.5倍、体力が3.2倍になる」から上方調整。
シンプルで強力なリーダースキル。
+
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上方調整前 |
☆6では黄色単色で編成するだけで強力な火力が得られる。
枚数にかかわらず倍率が一定である点がメリット。バトルやマルチにも使用できる。
☆7での「攻撃力4.5倍」という倍率は2020年現在でも全カードの中でも上位の部類であり、
当初はフェス限の☆7を作るために必要な高いハードルに見合う性能であった。
だが現在では、 サタン&カーバンクルや つきよのウィッチなど同じ黄属性のフェス限キャラでも、
同じ攻撃倍率ながら、効果範囲、体力倍率やその他の効果で上位互換と言えるリーダースキルも存在している。
「攻撃力4.5倍」はフェス限の☆7としては、今の基準で見ても高い倍率(全体的に見ると「4.2倍」のカードが多い)であるのだが、
体力はフェス限の☆7では「3.5倍」が標準で、「3.2倍」という倍率は少しだけ心許ない。
また、フェスカードのリーダースキルはなんらかの特別な効果(クエスト開始時にネクストぷよを変換するなど)があるものだが、
本カードはそれが何もなく、非常にシンプルであることもやや物足りない。
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2023年2月8日の上方調整により、味方全体が対象になり、より扱いやすくなった。
また☆7の倍率はフルパワーやクロスアビリティのキャラクターと比較しても高いものとなった。
ただし相変わらずステータスアップ以外の効果は持たないため、シンプル故に物足りない点は据え置き。
とくもりサポートスキル
味方全体の攻撃力をn倍にする
レベル |
とくもりサポートスキル |
Lv.1~2 |
味方全体の攻撃力を1.1倍にする |
Lv.3~4 |
味方全体の攻撃力を1.2倍にする |
Lv.5 |
味方全体の攻撃力を1.3倍にする |
Lv.6 |
味方全体の攻撃力を1.4倍にする |
Lv.7 |
味方全体の攻撃力を1.5倍にする |
Lv.8 |
味方全体の攻撃力を1.6倍にする |
Lv.9 |
味方全体の攻撃力を1.7倍にする |
Lv.10 |
味方全体の攻撃力を1.8倍にする |
発動条件は「いつでも発動」。
実装時点では全カードトップの倍率で、Lv.10にしてスタメンに入れるだけで攻撃力を大きく上げることができる。
コンビネーション
「ヒロイン」「初代メンバー」「はばたき」「ガールズ」
本家アルルと別キャラ扱いになっている(本家アルルと組んで両方にコンビネーションが乗る)。
とっくんボード
まんざいデモ追加:なし
段階 |
内容 |
必要野菜 |
7 |
麻痺耐性 |
イチゴ(60) ナスビ(6) アスパラ(6) トウガラシ(12) ピタヤ(4) |
8 選択式 |
たいりょくアップ +500 |
イチゴ(2) ナスビ(2) アスパラ(10) ブロッコリー(3) |
こうげきアップ +250 |
イチゴ(10) ナスビ(2) アスパラ(2) トウガラシ(3) |
かいふくアップ +100 |
イチゴ(2) ナスビ(10) アスパラ(2) キャベツ(3) |
15 |
属性ダメージ耐性(紫属性) +5.0% |
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16 選択式 |
たいりょくアップ +500 |
イチゴ(2) ナスビ(2) アスパラ(10) ブロッコリー(3) |
こうげきアップ +250 |
イチゴ(10) ナスビ(2) アスパラ(2) トウガラシ(3) |
かいふくアップ +100 |
イチゴ(2) ナスビ(10) アスパラ(2) キャベツ(3) |
23 |
怯え耐性 |
イチゴ(60) ナスビ(6) アスパラ(6) トウガラシ(12) ピタヤ(4) |
24 選択式 |
たいりょくアップ +500 |
イチゴ(2) ナスビ(2) アスパラ(10) ブロッコリー(3) |
こうげきアップ +250 |
イチゴ(10) ナスビ(2) アスパラ(2) トウガラシ(3) |
かいふくアップ +100 |
イチゴ(2) ナスビ(10) アスパラ(2) キャベツ(3) |
2つ目の
状態異常耐性が「怯え」なのが特徴。
(黄属性で副属性なしのカードのほとんどは「毒」耐性になっている)
デッキ考察
リーダーは無条件だが、スキルは黄属性なので基本的には黄単色デッキがいい。
プリズムボール生成と組み合わせれば多色でもそれなりの火力になるので、多色で使えないこともない。
また、とくもりサポートスキルがこうげき1.8倍と高倍率なので、
魔人シリーズのような全体追加攻撃リーダースキルのデッキにサブとして入れると高速周回の助けになる。
マルチでもリーダーが全体追加攻撃なら、色を無視して使ってもいいくらい。
評価
インフレが進み、上位互換スキルが多数登場した現在となっては、優先して手に入れるべきカードではなくなったが、
素直で強力な攻撃倍率のリーダースキルと優秀なステータスは、今でも悪くない使い勝手である。
高い攻撃力は発揮できるものの、今となってはフェス限として見るとスキルの威力がかなり低いのが悩みどころ。
高難度クエストでは貴重なスキル枠が実質的に1つつぶれてしまうと言っても良いぐらいの非力さである。
上位互換となるカードも多数存在し、★7にしてもスキルの威力が上がらないのもつらいところで、
ワイルドさん(50)の使用は正直おすすめできない。あと1枚とかでなければ、ワイルドさんは今後手に入れるほかのカードのために温存しておこう。
とくもりとっくん解放に伴う上方調整により、スキル・リーダースキル共に現行のフェスに比べて見劣りしない物となった。
もっとも他のカードで代用できないほどではないので、ワイルドさん(50)の使用はよく考えよう。
余談
現在主流となっている、攻撃と体力の両方に倍率がかかるカードは本カードが先駆けである。
これまでのぷよクエはインフレを極力控えており、魔導学校シリーズ☆5~6の「同属性の攻撃力2倍」を基準に、
特定条件(体力MAX、2連鎖する、同属性カードを6枚デッキに含めるなど…)で攻撃力のみ2.5倍~3倍になるのが相場だった。
(例外として
賢者シリーズの3.4倍があるが、当時は多色に使えるスキルがほとんどないという弱点により均衡が取れていた)
「同属性の攻撃力が常時2.5倍」「さらに体力も1.5倍にアップ」というのは初登場当時強烈なインパクトを残した。
不幸にも1ヶ月もしないうちに「(条件付きだが)攻撃、体力ともに3倍」の
くろいシグが登場したり、
上方修正前のこのカードのステータスは、当時の黄属性ではダントツのトップであったが、
初登場した後、半年で出た
副属性持ちの
にゃんこのラフィーナに抜かれてしまったり。
この時期のぷよクエのインフレが如何に激しいものであったかよく分かる話である。
そして2年後、コスト48のカードとしては初めて☆7が実装されたことで、再びインフレの先陣を切ることとなったが、
やはり先行した分後続のカードに追い抜かれてしまい、また同じ道を辿っている。
その5年後、コスト48のカードとしては初めてとくもりとっくんが追加され、それに伴う上方調整でようやくインフレに追いつくことができた。
最終更新:2023年02月08日 19:42