カード能力解説 > 目覚めし力シリーズ

くろいキキーモラ あおいインキュバス みどりウィッチ BGCOLOR(yellow):CENTER:~きいろいあやしいクルーク クールなシェゾ
レア度 ☆6~7
カードタイプ こうげきタイプ・単体
Lスキル能力 自属性カードの攻撃力と体力を強化し、クエスト開始時1回のみ(☆7では開始時から1ターンの間)
ネクストぷよをすべて自色ぷよに変える
スキル能力 ランダム対象に「こうげき」×nの 3連続属性攻撃を行い、与えたダメージに応じて味方全体を回復
Bスキル能力 なし
コスト量 48,60
変身合成 ☆7へんしんボード

概要

クールなシェゾは2016年11月末の、
きいろいあやしいクルークは2017年1月末の、
みどりウィッチは2017年3月末の、
あおいインキュバスは2017年5月末の、
くろいキキーモラは2017年7月末の、それぞれぷよフェスにて期間限定で登場した。
いずれも当時のぷよフェス登場キャラとしては珍しかった、副属性を持たない単一属性カードになっている。
2017/10/5に「目覚めし力シリーズ」と公式で発表された。
2019/7/26にきいろいあやしいクルークとクールなシェゾに★7へんしんが解放された。
2019/9/19に残り3人の★7へんしんが解放された。

ステータス

☆6 Lv99
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
くろいキキーモラ 4107 3323 248
あおいインキュバス 4066 3190 253
みどりウィッチ 4189 3057 250
きいろいあやしいクルーク 4107 3057 253
クールなシェゾ 4066 3323 250

☆7 Lv120
キャラクター たいりょく こうげき かいふく
くろいキキーモラ 6058 5317 304
あおいインキュバス 5997 5104 310
みどりウィッチ 6179 4891 306
きいろいあやしいクルーク 6058 4891 310
クールなシェゾ 5997 5317 306

クールなシェゾが初登場時点では、コスト48のキャラの中で唯一副属性が無く(戦乙女アルルも上方修正前)、
さらにこうげきタイプであるため、こうげきの値がぶっちぎりで全シリーズ中トップであった。
それ以前のこうげき最高値はあかいアミティの2422であったのに対し、
このシリーズは属性によるマイナス補正が入るみどりウィッチ・きいろいあやしいクルークですら3000を超えており、いかに飛び抜けた数値かわかるだろう。

現在は後発でこうげきタイプかつ副属性を持たないシリーズに龍人の演舞シリーズや、さらにコストが高い蒸気魔導などが登場しており、
それらのシリーズはこちらと同等以上のこうげきを持つ。

また各色でこうげきの値の差がかなり大きく、
下降補正の入る緑属性のみどりウィッチ及び黄属性のきいろいあやしいクルークと、
上昇補正が入る赤属性のくろいキキーモラ及び紫属性のクールなシェゾとでは、
☆6でも300近く差があり、☆7になると400以上に広がる。
スキルが自分のこうげき依存であるため少なからず影響がある。

ちなみに単属性フェスという扱い上、攻撃実数値がほかのフェスキャラよりも高いためおうえんデッキに組み込むとその高い攻撃を最大限に生かすことが可能。
特に紫属性のクールなシェゾはこのシリーズでトップとなり、特訓を最大限に行うと攻撃力が7000を超え、さらに「初代メンバー(5枚で攻撃+30%)」を併せ持つ関係で応援デッキの恩恵を最大限に活用できる。

スキル

ランダム対象にこのカードの「こうげき」×nの3連続属性攻撃を行い、与えたダメージに応じて味方全体を回復。
回復量は与えたダメージの合計の1%である。
☆6で「こうげき」×7の3連続攻撃、☆7で「こうげき」×20の3連続攻撃。
必要ぷよ消し数は40個。

攻撃スキルとして見た場合、元々の攻撃力が非常に高いため雑魚をたやすく葬る。
回復スキルとして見る場合、スキル発動までの必要ぷよ数が多いが、攻撃力アップのリーダースキルやスキルと併用すれば効果を増幅できる。
しかし、属性盾があるとダメージが通らなくなる=回復量も非常に少なくなるため、吸収スキルの代替にはならない。

☆7でも自身の攻撃の60倍という威力は、フェス限定カードとしては非常に非力な部類で、いわゆるスキル砲とはとてもいえない水準である。
低難度クエストの雑魚を蹴散らすには向いているが、高難度やギルドイベントでは、盾がない相手戦での回復手段以外では活躍できない。
ボス!?シリーズがとくもりとっくん解放に伴ってスキルが大幅に上方調整された (とっくんスキルが「ランダム対象に「こうげき」×70の3連続攻撃&与えたダメージに応じて自属性カードの体力を回復」の効果となった)ことも大きな逆風となっている。

クールなシェゾ登場時に、当初は紫属性カードを回復と表記されていたが、
実際にはすべてのカードが回復しており、実装当日にスキル説明が「すべてのカードが回復」に修正された。
前述のように吸収スキルとして扱われている(ヒット時に赤いエフェクトが出る)ための仕様であろうか。

リーダースキル

☆6:自属性カードの攻撃力と体力を3倍にし、クエスト開始時1回のみ、ネクストぷよをすべて自色ぷよにする。
☆7:自属性カードの攻撃力4.2倍、体力を3.5倍にし、クエスト開始時1ターンの間、ネクストぷよをすべて自色ぷよにする。

初登場時は環境トップがくろいシグ・あかいアミティであった頃で、単色デッキの第一線で活躍していたが、インフレの進んだ現在では、
どちらのレアリティもフェス限定キャラとしては、攻撃力の倍率は平均からやや低い程度で体力の倍率は平均的。

開幕のネクストぷよ変換効果は、表記が分かりづらいが☆6と☆7で効果が異なる。
☆6では文字通りクエスト開始直後の「1回」だけの変換になる。
☆7の「1ターン」は漁師の☆3のスキルと同じ。クエスト開始直後から最初のターンの終了時まで、ネクストぷよを指定の1色に変換する。
いずれにしてもスキルの初動を早めることが期待できる。
また、最初の盤面に自色を消せる箇所がまったくない「盤面事故」を軽減することも可能。
特に時間制限のある緊急チャンスボスや、1ステージのみとなっている各種イベントのマルチクエストで盤面事故を回避できるのは見逃せない。
これはクエストデッキ(ギルドイベント含む)とマルチプレイでのみで発動する。つまりバトルデッキでは発動しないということである。
リーダー、サポーターが両方ともネクストぷよ変換効果を持っている場合、
同レアリティの場合リーダーのものが、異なるレアリティの場合は高い方のものが優先される。

コンビネーション

本家と同じだがぷよフェスキャラの例に漏れず本家とは別キャラ扱いのため、本家と合わせてもコンビネーションが乗る。

デッキ考察

リーダースキルは、単色デッキのリーダーとして申し分ない性能を持っている。

スキルは、フェス限定カードとしては珍しい回復効果ではあるのだが、
攻撃としては非力で、回復性能においては他にも最適なカードが存在する。
優秀なリーダースキルではあるが、過信をせずにそれぞれの状況に合ったデッキを組もう。

評価

かつては単色デッキ最強クラスのリーダーとして活躍した時代もあったが、
その後多数のフェス限定カードが登場した現在では、リーダースキルの倍率やスキルの攻撃・回復性能において、他に最適なカードも存在する。
さらに、スキル攻撃の威力が、回復効果と引き換えに非常に弱いことも弱点となっている。
かわりに、リーダースキルのネクストぷよ変換効果はこのシリーズの取り柄なのだが、
ひめりんごもののふのリュードダンシングスターすけとうだらたゆたうルファスのように、
ほとんど同じ (ひめりんご、もののふのリュードは完全に同じ) リーダスキルに加え優れたスキルも併せ持つ
ぷよフェス限定カードも登場しており、これらが存在する属性(特に赤と緑)では本シリーズを☆7にする意義を大きく失っている。
それでも単色デッキの悩みである開幕時の自色ぷよ不足を大きく解消できるという点において、リーダーとしてはまだ優秀な部類のカードではある。
だが何も考えずに使うと宝の持ち腐れになってしまうので過信はしないこと。

各カード考察

くろいキキーモラ
本家と同様「ガールズ」が乗るほかに、「ナゾ多き」も持つ。
登場時は連鎖ボイスすらなかったが専用ボイスが後日実装予定と告知されており、2017年11月21日の更新をもって専用連鎖ボイス、スキル・セリフボイスが実装された。
元々はディスクステーション第07号収録の外伝「キキーモラのおそうじ大作戦」に「ブラックキキーモラ」の名前で登場していたキャラクター。
ナンバリングタイトルには未登場だが、外伝作の『ぷよぷよBOX』では対戦相手として登場している。

あおいインキュバス
「ボーイズ」と「まもの」が乗る。
当シリーズ中、唯一同色の召喚士とコンビネーションを組めない。
登場時スキル・セリフボイスは未実装だったが、2017年11月21日の更新時にスキル・セリフボイスが実装された。
登場期間と同時に、青単色が推奨されるテクニカルクエスト「マーベットの挑戦状」が開催されていた。

みどりウィッチ
本家同様、「初代メンバー」「ガールズ」が乗る。
「ぷよぷよ~ん」のデザイン。
通常のウィッチと異なる連鎖ボイスを持ち、「ひとつ」「ふたつ」「みっつ」と連鎖をカウントする。
ただし4連鎖目は「うふふふ」と笑うのみ。これは差別用語を回避するためと思われる。

きいろいあやしいクルーク
本家同様、「ボス!?」「ナゾ多き」「まもの」「めがね」「ボーイズ」が乗る。
青のシグの対となる紅いタマシイであるはずが、何故か黄色一色のカードとして登場。
登場期間と同時に、黄色単色パーティが推奨されるテクニカルクエスト「ベストールの挑戦状」が開催されていた。

クールなシェゾ
本家同様、「初代メンバー」「ボーイズ」「剣士」が乗る。
デザインのモチーフは魔導物語シリーズ・ぷよ初代~ぷよSUNまでのコンパイル時代の白服のシェゾだろう。
持っている闇の剣もそれに合わせたデザインとなっており、「原点回帰」と言えるかもしれない。

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最終更新:2022年09月27日 02:16