- 「誤」「EQIDEN」に共通する事項は「団体戦」と表記する。
あ行
青プレート
ペーパークイズで5~12位の参加者に与えられる、青地のネームプレート。これを持つ者は2Rで2pts.のアドバンテージを得る。
赤プレート
ペーパークイズで1~4位の参加者に与えられる、赤地のネームプレート。これを持つ者は2Rで3pts.のアドバンテージを得る。
1問目
「abc」の問題はあらかじめ冊子として準備されているが、
早押しクイズの出題順については確定していない。
どの問題番号から出題するかは2R第1組の開始時にペーパー1位の者が決定する。なお大半の者は「1問目から」としている。
インカレチーム
団体戦に於ける、教育機関所属ではないチームのこと。
EQIDEN2010から、参加のための
レギュレーションが大幅に厳しくなり、2025で廃止された。
延期
abcでは過去、東日本大震災の発生した
2011年と新型コロナウイルスの感染拡大があった2020年に開催時期が当初の3月から延期されている。
いずれも延期後の日程は8月となっており、レギュレーションは「当初と同じ」としている。
音響
abc・団体戦においては通常のクイズではあまり見られない「音楽を流した状態でのクイズ」が行われる。
そのため音には非常に拘りのあるスタッフが選曲を担当している。
15th(2017年)では、CS放送局「ファミリー劇場」の放映があったため、池田宜史氏の作曲したBGM(
クイズフリー)に全面的に刷新された。
か行
解説
団体戦および「abc」決勝では、実況とともに解説者がつく。
「天」における道蔦岳史氏同様、ベテランのプレイヤーが担当することが多い。
書き問題
「誤」の準決勝以降において、5番手のプレイヤーが早押しで正解した後に行われるクイズ。
黄プレート
ペーパークイズで13~24位の参加者に与えられる、黄地のネームプレート。これを持つ者は2Rで1pt.のアドバンテージを得る。
金竜読み
abcで1stから11thまで
問い読みを務めたりゃー氏の読み方を指す語。極力抑揚をつけずに読む団体戦の問い読み(「誤読み」「EQIDEN読み」などと称される)と対比される。
りゃー氏の問い読み理論は著作「
beyond the text」で詳しく解説されている。
組み合わせ抽選
団体戦での組み合わせ抽選で、2019までは以下のようなシステムが恒例であった。
- シード権を持たないチームは、エントリーの際に「1~1000」の中から数字を選んで「抽選ナンバー」として記入する。
- エントリー時に記入された近似値クイズによって優先順位を決定し、参加チームを確定する。
- そのチームと「優先順位が次のチーム」(優先順位が最後尾のチームは1位)の抽選ナンバーの差の絶対値がそのチームの最終的な「抽選ナンバー」となる。
- 例:あるチームAが「500」、順位が次のチームBが「777」だった場合はチームAの抽選ナンバーは「277」となる。
- 「抽選ナンバー」の順番に並べ、この結果をもとに決定する。
過去には「
一橋オープンなど別のオープン大会の合間に抽選会を開催」「スタッフによる抽選の模様を動画投稿サイトで公開」といったことも行われている。
2021以降、近似値クイズはシードチームを除いたエントリー優先順位の決定にのみ使用され、第二予選の組み分けはabcペーパークイズの結果に基づく第一予選の順位によって決定される。
グランドスラム
「ペーパー1位」「abc優勝」「団体戦優勝」を全て1回の大会で達成すること。
公式ガイドブック
受付時に配布される冊子。ルールの他、EQIDEN参加全チームの登録メンバー一覧が収録されている。
さ行
最年少記録
シード
「EQIDEN」でシード権を持つチームは、予選でそれぞれ別の組に配置される(エントリーは他チームと同様の形で行う必要がある)。
2010より決勝進出4チームに与えられるようになり、2014からは準決勝5~8位に拡大。2021からは本戦に進出した12チーム全てに与えられる。
シード権最多獲得チームは
早稲田大学の11回(2024まで)。
司会
「abc」では初代(first~sixth)、二代目(seventh~15th)、三代目(16th~)の3人が過去担当した。
流暢な英語の発音などで名を馳せた初代、
声にパワーがあり、abcでの3度の優勝経験も持つ「Mr.abc」とも言える二代目、
中学生時代からabcに出場し優勝経験もある、まさにabcの歴史とともに歩んできた三代目。
それぞれにおいてファンは多い。
実況
団体戦および「abc」決勝では、実況担当者がつく。EQIDENシリーズでは司会進行も兼ねる。
次点
ラウンド1のペーパークイズにおいて、第49位に位置したプレイヤーのこと。abcではそれに次ぐ50位の者も発表されることもあった。
14th以降は100位まで発表されるようになった。「百傑」も参照。
支配人
「誤」における司会者のこと。「
天」で山口達也が演じた「支配人」を踏襲した呼称。
ジャンプアップランキング
「abc」ペーパークイズにおいて、前回大会からどれだけ順位を上昇させたかを示すランキング。
大会終了後に公式サイト掲示板にて、通過枠と同じ48名が発表されていた。
10○10×
3R「Number 10」で採用されていたルール(1st~19th)。ルールの詳細は
m○n×を参照。
10○10休
3R「Number 10」で採用されていたルール(8th~10th)。ルールの詳細は
m○n休を参照。
女性
abcにおいてこれまで女性のペーパークイズ通過者は21st終了時点で6名(計8回)である。
最高成績はfifthで女性初の通過者となった方のベスト9進出。
ペーパー最高順位は13th~15thの3回通過した方が14thで記録した15位。
Swedish 10
3R「Number10」で採用されているルール(11th~)。ルールの詳細は
abcより「Swedish 10」の項目を参照。
スタープレイヤー
主に団体戦において、各プレイヤーの実力を示すために過去の「abc」の実績によって表される指標。「誤3」より登場した。
具体的には以下のとおり。
☆ |
条件 |
☆×5 |
優勝またはペーパー1位経験者 |
☆×4 |
決勝進出(7th以前はベスト4)またはペーパー赤プレート(2~4位)経験者 |
☆×3 |
ベスト9(敗者復活含む)またはペーパー青プレート(5~12位)経験者 |
☆×2 |
ベスト20またはペーパー黄プレート(13~24位)経験者 |
☆×1 |
その他のペーパー緑プレート(25~48位)経験者 |
☆×0.5 |
ペーパー49~100位経験者(16thから登場) |
なし |
上記以外全ての者 |
abcと同コンセプトの大会では、大会ごとに異なる名称で同様の指標が採用されることが多い(
STUの「鳥居」など)。
正誤判定
abcでは「問題チーフ(問題統括担当)」が行うのが恒例となっている。
成績照会
ペーパークイズの得点と順位を、大会終了後に所定のweb窓口に問い合わせること。
ペーパー101位以下の者が自分の成績を知る唯一の手段である。
セコンド
「abc」決勝において、プレイヤー1名につき2名まで用意できるサポート係。
セルフプロデュース
決勝進出時に入場BGMとして流す音楽を各自で用意すること。14thまで行われていた。
た行
ターンオーバー
「abc」において、ペーパー通過順位が発表されるときの司会のコール。
このコールとともにスタッフが持つネームプレートが表に返され、スクリーンにも名前が表示され通過者が発表される運命の一瞬である。
なお、順位発表は2Rの組分け順に行われる。
実力上位のプレイヤーでも4組目に入る順位ならなかなか発表されず、また発表されると即座に舞台へ上がらなければならないため、緊張感はたまらないものであろう。
大会長
大会の総責任者。かつては「abc」の優勝者が大学4年生であった場合、基本的に翌年の大会長に任命されていた。
ダブルクラウン
「abc」と団体戦の両方で優勝すること。
問い読み
abcの問読みは11thまでりゃー氏が行っていた。
団体戦の問読みは、「誤2」までは「天」に倣い女性が担当していた。
現在は数年毎にabcでの有名プレイヤーが歴任している。
10 up-down
3R「Number 10」で採用されているルール(1st~)。ルールの詳細は
アップダウンを参照。
10 by 10
3R「Number 10」で採用されているルール(1st~)。ルールの詳細は
10by10を参照。
10 hits combo
3R「Number 10」で採用されていたルール(1st~7th)。
10hits comboを参照。
21stより、6回の誤答で失格となった。
トリプルクラウン
な行
Number 10
- 3Rで行われる4形式を纏めて表す場合に使われる。一部ではExtra Roundを含める場合もある。
Next!
「abc」では勝ち抜け発生時や
タイムレースを除き、
正誤判定後すぐ司会者がこのコールをし、次の問題が読まれる。
は行
敗者復活
準決勝(7th以前は4th Round)の前に行われ、最後の1枠を争う。
敗者復活者が決勝に進出したケースは何度かあり、22ndでは史上初めて敗者復活者が優勝した。
また、当該回でペーパー未通過者が敗者復活したケースは6回ある(うち2名はペーパー49位だった)。このうち、他の回でもペーパー通過経験がなかったのは3名。
22ndまでは展開によっては「復活者なし」の可能性もあったが、過去そのようなケースは発生していない。
びっくりの赤(青)
ペーパークイズ初通過で赤・青プレートとなる順位に入ること。
非常に狭き門である近年のabcにおいてはかなり困難な偉業である。
23rdでは史上初の「初通過でのペーパー1位」が誕生した。
百傑
abcのペーパークイズで100位以内に入った者。16thからは「☆0.5」として扱われる。
14thでは、49位から100位までの名前がスクリーンにて発表されるという試みがなされた(49~60位には黒プレートが贈呈された)。
その後は大会終了後に100位までの順位がスクリーンで公開されている(YouTubeチャンネルでも他の大会映像と同様、大会翌日から10日間程度無料公開)。
二つ名
Semi Finalに進出したベスト9のプレイヤー(敗者復活者を除く)それぞれにつけられるキャッチフレーズ。
Semi Final開始時に、一人ずつ二つ名とともに司会者から名前を呼ばれて壇上に上がるのが名物となっている。
基本的に、その人に一度ついた二つ名は、参加資格を失うまで同じものが使われる。
Freeze 10
3R「Number 10」で採用されているルール(20th~)。ルールの詳細は
abcより「Freeze 10」の項目を参照。
ペーパークイズ
参加者の増加に伴い以下のように変遷している。
回 |
形式 |
制限時間 |
1st~9th |
100問筆記 |
20分 |
10th~15th |
150問4択マークシート |
25分 |
16th~ |
100問4択マークシート+100問筆記 二段階選抜 |
各20分 |
20thでは4択で1位が100点満点となった。
16thからは、4択クイズ上位のみが筆記クイズの採点に進める。
21stまでは上位150位タイ、22ndからは上位200人タイ。
ポールトゥウィン
ペーパークイズで1位となった者が優勝すること。もともとはF1用語で、abc以外のクイズ大会でも用いられる。
ま行
緑プレート
ペーパークイズで25~48位の参加者に与えられる、緑地のネームプレート。これを持つ者は2Rでのアドバンテージは無い。
問題集
「abc」においては、大会当日の終盤以降に全参加者に配布(参加費で購入)されるのが恒例となっている。
firstのみ
スラッシュや勝ち抜け者の記録などが入った記録集の形で後日出版されたが、2nd以降は書籍の形で印刷された問題・解答のみの
問題集が配布され、記録集の販売は映像ソフト(DVDやBlu-ray)のみとなっている。
購入する場合は1部1000円(19th以降、初期は600円だった)。
やらわ行
ライブ配信
abcでは2020以降、本格的にネットによるライブ配信を開始した。
ステージ上で行われるEQIDEN本戦からabcの2R~決勝が対象となる。
2024年のabc the 22nd・EQIDEN2024ではシネマシティお台場でパブリックビューイングが開催された。
ラストイヤー
その大会限りで参加資格を失うプレイヤー(主に大学4年生)のこと。
大会が延期されると参加が難しくなるケースもある(高校3年になると受験準備が必要になる高校2年生も)。
abcで大学4年生が決勝に進出しなかったのは決勝が3名による「トリプルセブン」となった8th以降では2回のみ。
決勝が2名だった7th以前にも2回あったが、準決勝には必ず大学4年生が進出していた。
リセット
団体戦で導入されていた、「不正解でそれまでの所持
ポイントが0になる」ルール。
「誤」シリーズの場合は勝ち抜け人数が、「EQIDEN」シリーズの場合は準決勝以降における所持ポイントがそれぞれ不正解で0となった。
2010以降は導入されていない。
連合チーム
EQIDENにおける、複数の教育機関による連合チーム。
「○○高校&××高校」といったチーム名義でエントリーでき、教育機関のチームとして扱われる。
当初は「2校による連合、かつ両校ともにメンバー4名以下」の場合のみ認められていたが、
2018より「最大3校まで、5名以上のメンバーがいるチームも可」と緩和された。2025で初めて3校連合チームがエントリーした。
最終更新:2025年04月18日 14:28