出典
2005年12月8日 声:景気回復に乗れぬ庶民も
今月3日、テレビ朝日の番組で、竹中総務大臣は、私たち庶民が「景気は回復している」と感じれる目に見える根拠を挙げていた。グリーン車が込んできた、夜間のタクシーがつかまりにくくなった、高級レストランに入る人が増えた、などある。また「大企業の中にはバブル時よりも利益を上げている所もあるので、ボーナスなどに還元されていくだろう」とも。
ちょっと待って! 私の周りにそんな人はいません。働いても働いてもお金がたまらない。契約社員のためボーナスも出ない、といった人ばかり。政府の言う景気回復の恩恵にあずかっているのは、貧富二極化の中で「富」の人たちだけではないでしょうか。
番組の中での紹介で大臣は、働いても働いてもお金持ちにならないご両親の姿を見て、経済に興味を持ったといいます。景気回復の流れに乗れない人々の暮らしは、その頃のご両親の姿なのではないでしょうか。今、六本木のカフェで食事をし、キャッシュレス社会の説明をしている大臣の姿は、既に一般人と違う暮らしの中にあるのだと感じられました。
ちょっと待って! 私の周りにそんな人はいません。働いても働いてもお金がたまらない。契約社員のためボーナスも出ない、といった人ばかり。政府の言う景気回復の恩恵にあずかっているのは、貧富二極化の中で「富」の人たちだけではないでしょうか。
番組の中での紹介で大臣は、働いても働いてもお金持ちにならないご両親の姿を見て、経済に興味を持ったといいます。景気回復の流れに乗れない人々の暮らしは、その頃のご両親の姿なのではないでしょうか。今、六本木のカフェで食事をし、キャッシュレス社会の説明をしている大臣の姿は、既に一般人と違う暮らしの中にあるのだと感じられました。
無職 佐田のぞみ (東京都葛飾区 25歳)