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性欲の!熱いホモ!

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性欲の!熱いホモ! ◆nkOrxPVn9c



人は何故恋をするのだろうか。
生殖して子孫を残すため、生物学的にはそれに尽きるだろう。
だが生殖を伴わない恋だったらどうだろうか。
極めて非生産的な行為であるが、それでも友愛を超える付き合いをしてみたい。
その欲望は性別という概念を捨て去って増大していく。


         ,. -―wyz==、、
       ,.ィ"ミミヾゝソノィ三ミヽ、
     ,.イ三>ー''"¨¨`ーミ三ミ≧、
    ,イミシ'´        `丶ミミヽ
    ノミf ,. =≡≡ミ;  ミ≧z、ヾミミ!
   'ミミノ /  _ヽ ノ  r '"`ヾ!',ミミ} 『あぁん?あんかけチャーハン?』
   l三{  ,. '-'‐'` , '⌒ヽヾtェュ、 Wリ
   |彡!      | f:!.f:!.| `゙"''` }if
   jミシ     .:.:.:`,.エ.,´:.:..    l|!
   /^i{: : . .  ..:.:./,;Y';,ヽ、:..   リ、
  {{ 人: : ..    `"二二`'  :.. . :.トヘ
   ヾ二!: : : : : : . . _.:._ . . . . : : :.にl|
    V}、: : : : : , '´: : : ` :、: : : : ノ_ソ
     ゙i \: : : : : : : : : : : : : : : ,.イ
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      | |/ノ二__‐──ァ   ヽニニ二二二ヾ } ,'⌒ヽ
     /⌒!|  =彳o。ト ̄ヽ     '´ !o_シ`ヾ | i/ ヽ !    (兄貴・・・・・・)
     ! ハ!|  ー─ '  i  !    `'   '' "   ||ヽ l |
    | | /ヽ!        |            |ヽ i !
    ヽ {  |           !           |ノ  /
     ヽ  |        _   ,、            ! , ′
      \ !         '-゙ ‐ ゙        レ'
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             _,.ィミミス7Y'y,、
            _ァf人(ヘ}}ソノイィシヘ           , -‐  ''"⌒ヾ>、
            ;'ミミシ'"´~`¨´`ヾ;{             / / , , 、 ,':〈0〉
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           {irt:!  '、tテ,`; ftテ;'!                 | 『ユガミネェナ』
           ヾ゙ij 丶`"´,..: .:、"´|                /
             `゚!  , イ ` - '〉 ,ム、    _,. -――-―┬‐‐r'、
            ,イト、 :、'ヾ三ア' /  `"´ ̄、     ;' /|  :  丶、
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        /   `丶丶 丶、__ソ  ;        '; ' ' /      ,. - '
      / --、  ヽヽ  、_,. '          ;_,. -'―--一''"´
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    ,'       、Vi l| !       ___ヘヘ___/
     |    `丶、、_Wリ |  、 ,: / ,ィzっヘヘぇz、ミ>、
     |    、_  `''ヘ' ,ノ   ゙ ,:' \ヾゆガ(__>ミネえナ,> 〉
     |      `" ' ‐t    /  /´ >、ニ二__--―"/
    に二二二ニニ二l   " ,..イヽ、  ̄`―--'ニニィ7
    |         /    ,.ィく   、>--―--┬'"‐'′
    ',     _二ニ'ム‐ ''"  \\ ,イ      |
     ',    ',. '"´     _,.:  ヽ_ソ        ,'
     ',         ,.    /__,,..       ハ
      ',       ''"´,.  /          ム>、____
      ',  :、''"_,, ..  ,.イ         ,. ' ,.          ̄ ̄`
        ゝ、    _,,. <` ----‐―一f77´ ,. '
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ヾ、        〃        _. -ァく:::::〃ヘ::::::\
                  _ ‐-′, 二ヽ::!!::::::ゝ、:__}
    し 頭        /  /  丶ヽ:ゞ;、_:-く
    そ が        j  // | |リノハヽ}丶::二::::イ_
    う フ        /   { ノノ_  ,r !/― リ从ヾ`
=  だ  ッ  =    {  ノノヘ'´:::/´_..、--―┴ヘ        !!
    よ ト          ) r'〃 ̄ ̄ ̄    __.-<\} ヾ、          〃
    お │        / j/{:.|l  _....--―T ̄ .._   |
     っ       (( r' ハ:.ゞ_、´ソ:!   |     `T "j    歩 こ 繋 兄
     っ          ))  r、:.:.:.:.:.:.:.:j   |/   ノ !  /   く ん が  
〃        ヾ、   ((  {三:::::.:.:.:.イ    j     ! /=  な な  っ      =
     !!       ヾ、_.ノ´:.:.:::::::/    /     ! /      ん 街 た 貴
              r':.:..:.:.:.:.:.;r' `ニ´ /     '/_    て 中 ま と
            /ゝ、_/!{   ∠     { \ `ヽ       ま
             ! : : : /  ヾ /  \ヽ二二ン ト、 / 〃         ヾ、
             ! : r'´   /      ヾ\  \ \      !!
            r┤  _イ    _.\    |. \   ヽ \
            ヘ_ゝ∠:_ノー<´:::::::::\  |:.  \   !   ヽ
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                   l::::::::::{´  ソ::::::::|  {   l ! /
「ッ! いかんいかん、あまりにもいい男だったから思わず妙なものも連想しちまったぜ」

男、阿部高和は今非常に興奮していた。
『放送事故』とは言っていたが、一瞬映ったいい男すぎる男に夢中になっていたのだ。
俗による一目惚れというやつである。
よって彼は放送そっちのけで今まで彼とのイメージセックスに励んでいたわけである。
一緒に映ってた他の映像を見るなりかがみによく似たフィギュアをいじっていた。
そしてそのフィギュアを自分のフィギュアの股間に押し付けていたからどうやらバイらしい。
それだけは残念だ。

「まあいい男だからあんな汚い生き物も大切にするか」

明らかに女という単語を避けて吐き捨てるように言い放つ。
正直彼には女のいい思い出はない。
男同士のセックスに何の価値も覚えず、ただ邪魔をするだけ。
一回ヤらせてくれれば解放してあげるというのにやめろやめろと喧しい。
あんな身体に勃つわけないから肉便器の価値すらない。
そしてもしかしたらいいやつかも知れない、と思ったら裏切られる。

「裏切ったか・・・・・・そういえばあのときもそうだったな」

かつて自分とソウルフレンドとなり、志をともにした鬼が存在する。
強敵との激闘を終え、同じ草原で語り合いながら夜を共にした。
あの時は女とでも分かり合えるやつがいると信じていた。
決して交わらない肉体ではあるが、魂だけは共になることができると。
しかし現実は違った。 鬼は餓鬼でしかあらず、自らの息子を治す目的も理解しようとできなかった。
そして殺すしかなかった。

「さっさとどいてくれれば殺さずに済んだのに、なんで・・・・・・ッ!」

ここで阿部高和はとんでもないことに気づく。
あの餓鬼だけは見逃してやろうと思ったが、では残りのやつらはどうなのか。
同じようなつるぺた女とセクシーな悪魔男。
男。 自分は男にも手をかけようとしていたのだ。

「いやあのときは仕方ないな!」

ふと脳裏に浮かぶ考えを即座に否定する。
そうだ、あの時の自分は裏切られただけ。
目的を理解してくれないから殺しただけなのだ。
そう自分に言い聞かせて否定するが考えは冷静になった彼の頭にあふれてくる。

自分は息子を治療するためにいい男も殺そうとした。
あの餓鬼はその男(と同じようなつるぺた)を守ろうとしていた。

もしかして裏切ったのは・・・・・・いやそんなはずがない。 偽善とは違うのだ。
自分は息子を治すためにし・か・た・な・く殺し合いに乗っただけなのだ。

「仕方なかったんだよ・・・・・・」

考えを認めたくはないが、理解してから生まれた罪悪感が彼の心を突き刺す。
女を殺したこと自体はどうでもいい、いい男も殺そうとした自分から逃げようとする。
何故彼がここまで冷静になることができたのだろう。
自慰行為を終えた後の虚しさからなのか、
バイであるといういい男を見たから、自分も女について考え直そうと思ったのだろうか。
しかし考えていても仕方がない、今の自分がやることはただ一つ。

「そこの男、俺と や ら な い か」



☆ ☆ ☆ ☆



おいおいなんだなんだぁ?
放送を聴き終えた後適当にうろついていたらガタイのいい野郎が宣戦布告してきやがった。
殺らないかと言ったよな、よな!
ワーハッハッハッハ!!!
最初に俺に殺されるやつは俺を殺したいってか?
面白いじゃねえか、望みどおり殺し合おうぜぇ!
でもその前に

「武器をよこせぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
「武器? いい男は身体一つで戦うものさ」
「おいおい殴り合いなんて殺りにくいったらありゃしねえっつーの」

正直今は殴り合いをしたいって気持ちにはならない。
痛めつけるのにはともかく、即死させるのは難しいからだ。
そこらへんの木や瓦礫に頭を叩きつければ死ぬんだろうがどうにも気分がのらねえ。
何か適当な武器持ってねえかなー。

「そのデイバックの中身何が入ってるのかな?
いらないだったら俺に渡そうぜ、お前を殺るために使ってやるからよぉ!」
「器具プレイが好きなのか。 お前もマニアックなやつだな」

わけわからんねえこと言ってやがるが無視だ無視。
やつのデイバックを奪うために脳天に回し蹴りを打ち込む。

「お、そのままヤるのかい? だがその程度じゃまだまだだな」

男はそう言い放って軽くしゃがんで蹴りを避ける。
そしてラッドはすぐさま上げた足を地面につけるとともに、
背を向けた状態から振り替え様に左ストレートを男の顔面に向かって打つ。
だがそれは男の右手によって止められてしまう。

「この拳、かなり戦い慣れているな。
うーん実にいい拳ダコだ、今すぐにでも襲ってしまいたい・・・・・・」
「おいおいおいおいまさかお前も俺と同じ穴のムジナかぁ!?
そんなに俺と殺りあいたいのなら素手でも殺ってやるよぉ!」

目の前の男の目は飢えた野獣の如くギラギラ光ってやがる。
いいぜいいぜぇ、どうせみんな殺すんだ。
ウォーミングアップには最適じゃねえか!
というわけで予定変更だ。こいつ殺してから武器を奪う。
そして出会ったやつを徹底的に
KILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILL
KILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILLKILL

「素手でもヤるだなんてうれしいこと言ってくれるじゃないの」

そういいつつ男は空いていた左腕で腰に掴み掛かろうとする。
投げ技でもするつもりか?
そんなみえみえの技に引っかかってやる義理もないのでバックステップをしてかわす。
掴むものを失った腕は空を切るだけに終わった。

次に動いたのはラッド・ルッソである。
まずは左拳を軽く前に突き出す。
さらにそのまま何度か小刻みに拳を連打させて相手を牽制するとともに自分の間合いをとる。
所謂ボクシングのジャブというやつだ。
だが男は左、右へと首を動かして軽々とかわしていく。
そしてしゃがんだ直後、頭を前に突き出した姿勢で掴みかかってくるではないか。
どうやらこの男はレスラーらしい。
掴まれたら多少抵抗したところで耐えられて、強烈な一撃を貰ってしまうだろう。
それだけは避けなければならない。

「おらよ!」

左側にサイドステップしてかわした直後脳天にエルボーをかます。
不意に後頭部へと放たれた一撃で男は地面に激突して頭を抱える。
しかし痛みに悶える時間を許すわけもなく、そのまま頭を踏みつける。

「おいおい粋がっていたわりにはもうお終いか?
あんだけ殺りたい殺りたい言ってたのにこの程度で終わるのかてめぇ」

つまらねえ。
そう吐き捨てて男を蹴飛ばす。
さて支給品でも漁られてもらうとするか。
倒れた男を無視してやつのデイバッグが置いてあるところに進む。
二つあるじゃねえか。 既に一人殺ったみたいだな。
そう考えながらデイバッグの中身を開けようとしたときだ。

「早漏の男はあまり好かれないぜ」

声がするほうを振返ってみるとさっきぼこした男が立っているじゃねえか。
何故か股間丸出しだがこの際どうでもいい。
もう一回ダウンさせてやるよ。

「ヤるのはお前を倒してからでもよさそうだな」

動けない相手を甚振るのが趣味か。
どうやら今まで手加減していたらしい。
なら今度こそ殺してやるよ。



☆ ☆ ☆ ☆

先に動いたのはラッド・ルッソだった。
ただし攻撃は先ほどと変わらない。
ジャブで相手を牽制しつつ自分にとって有利なリーチを作り出す。
馬鹿の一つ覚えと言われるかも知れない。
しかし、『ジャブを制するものボクシングを制す』というだけジャブというものは重要視されており、
ジャブに特化したボクシングスタイルすらあるものだ。
よってジャブというものはあらゆる局面に置いて有効になる、汎用性の高い技術なのである。

「おっとその手はもう食わないぜ」

流石に二度目は見切られるだろう男は頭を下げて避ける。
そして男はそのまましゃがみこんだかと思えば足払いを放つ。
だがそんな見え透いた攻撃に当たってやるつもりはない。
組み合うこと以外もできるんだな、と考えつつも軽く上に跳躍して足払いを回避する。

「好きだらけだぜ」
「なにぃ?」

そう男は言い放つと同時に、払った足に力を入れて立ち上がると同時にラッドにアッパーカットを放つ。
ラッドは跳躍中にあるため、身動きがとれない状況だ。
よって、この一撃は受けることを前提にしなければならない。

(ちぃ!)

舌打ちをしながら咄嗟に腕を交差させて振り上げられた拳を防ぐ。
受けた片腕が痛むが次の瞬間、ラッドの身体があらぬ方向に吹き飛ぶ。

「がはっ!」

男の左拳がラッド・ルッソの腹にめり込んだのだ。
アッパーカットを放った直後に空いた手で二撃目を打ち込んでいた。
衝撃を受けた肉体は受けた方向とは真逆の方向、つまり男の視界の奥へと飛んでいく。
そのまま地面に叩きつけられるかと思ったが、彼は受身を取ったため、それほど大して傷はない。
そしてゆっくり立ち上がったかと思ったら狂ったように笑い始めた。

「あーはっははははははは!!!!!
中々やるじゃねえかぁ! 最初からそうしやがれ。
それとも何かぁ? さっきは俺のことを舐めていたのってのか?」
「いや別にそういうわけじゃないんだがなぁ・・・・・・もっと素直になれよ」
「わけわかんねえこと言ってんじゃねぇ!」

ラッドは叫びとともに今度は右ストレートを顔面に目掛けて放つ。

「やれやれ、こいつぁヤるのが骨が折れるぜ・・・・・・っ!」

男の動きが一瞬止まる。
自分に打たれたはずの拳が自分が受け止めようとした瞬間止まったからだ。
一見小細工なしのストレートかに見えたがそれは違う。
これは単なるフェイント、相手を倒すための一撃ではない。 倒すための一撃の繋ぎ。

「おらよぉ!」

ラッドの回し蹴りが空を切る。
男は体勢を低くして避けたのだ。
しかしラッドの攻撃はまだ止まらない。
元の体勢に戻った男は一瞬背後を向いたラッドに掴みかかろうとするが、
ラッドは回し蹴りの反動を利用して反転、蹴った足を地に着けた瞬間もう一つの足で後ろ足蹴りを決めたのだ。
流石にこれは見切れなかったようで、片足が見事に男の腹へとめり込む。

「ぐふぅ・・・・・・」

まともに食らってしまったためか放送前に食べた食料が胃の中から逆流する。
だがいい男に無様な姿を晒すまいと必死に飲み込み、倒れないように両足で踏ん張る。
そして腹にめり込んだラッドの足を両腕でしっかり掴み取っていた。

「ちぃ、離しやがれこの野郎!」

掴まれた足を懸命に動かすも、放してくれる様子は見せない。
しかし慌てる必要もない。
余った足に反動をつけて蹴り上げる。
狙いは男の側頭部。
大地を支える足が無くなったので多少パワーに心元ないが、それでも無防備の頭に対しては十分な威力だ。
頭部に強い衝撃を食らってラッドの足を拘束する腕が緩む。
そして男を後ろへ押しやり反動をつけてうつ伏せで着地する。
と同時にラッドに妙な違和感が走った。

「ようやく掴まえたぜ」
(レスラー様お得意の投げ技か?)

ラッドは男にうつ伏せの状態で背中をがっちりと掴まれてしまったのだ。
ここからどのような技をかけられるであろうか、ラッドはこれから自分の身に降りかかるであろう出来事を思案する。
押し倒して拘束した状態となると寝技にするか?
それともここから起き上がって投げ技?
いやただのレスラーでないことはさっきの出方を見ればわかることだ。
このままラフプレーに持ち込むのだろうか?
面白い。
元よりこの殺し合いはルール無用のデスゲーム。
どんな手を使っても殺したやつが勝者となり、正々堂々やっても殺されたやつが負け犬となる。
だとしたらどんな手を使ってこの状況を脱出しようか。
もがいているものの己を拘束する力は強く、今のままではどうすることもできない。
次の行動に移る瞬間を見極めてそこをつくしかない。
まあ自分は不死者だから最悪死んだフリして不意打ちすることもできるが。

「そうはしゃぐなって、今挿れてやるからよ」
(はぁ?入れるって何をだよ?もったいぶらずに早く仕掛けろってんだ・・・・・・っ!)


  ========冂======================冂===/
  ノ ̄ ̄ ̄.ノ ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄|  ̄ ̄ ̄|  ̄/ /
 ノ ラッ  ノ ド  .ノ.  の  | お尻 ノ/ /  
 `'─-─-''-─-─'└─-─└-─-/ /
二二二二二ニ、 二二二二二二 / /  /丶    摩 羅
ヽヾヾ、| l |   | | ;:<彡 L> / /    l  |
\l\_ll ;:l /  | l ヾ:j >/ / _  /  /
 >、ヾヾ、 ;/l | ;L ./ /_ / l  l  /  , - ―   
ミミヽ、 /V l>| };:;;l / / / //  | / /   
ヾ、ー ;> /l | |./ /__ _/ //  / 'ー'          , ´`ヽ、_  
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 ゝ k `|;l|llll|:::::::::::::::/ /⌒ヾヾ-―‐┬――――┴-:::::::_______
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    !::ヽ=f///ノ}ソ_/ ヾ \
※画像はイメージです。


「――――――――――――っ!!!!!!!!!!」

声にもならないとはこういうものであろうか。
バックドロップ、スープレックス、パワーボム、ここから技が繰り出され、
それに対する受身をとるために覚悟はしたつもりであった。
しかし感じた痛みはそのどれらでもない。
予想だにしなかった下半身への衝撃。
あろうことか己の肛門に入った『何か』は上下運動をはじめ、
気づけば背中を抱えていたはずの男は、己の腰を掴んでいた。
これではまるで・・・・・・

おいおいおいおいありえねぇだろ!
技かけられるかと思ったら(ピー)されるなんてありえねぇねえよって
痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え
痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え
痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え痛え
んだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
その汚ねえモツを原型留めないほど(ピー)してやるよ!
だから早くその汚いモツをって痛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇええええええ!!!!!!!!!

通常の人間であればあまりの衝撃に肛門裂傷などの様々な理由で天に召されるだろうが
生憎ラッド・ルッソは不死者、この程度で死ぬことを許されるはずもなく、
彼はただひたすら痛みに悶えているしかなかった。


「ん? なんだ全然感じてないじゃないか」

阿部はラッドの萎えてる(ピー)を見るなり思う。
どうして自分が挿入しているというのにこいつは気持ちよくはならないのだろうか。
彼と身体を重ねていて、心臓の音は聞こえ続けるので、命に別状はないようだ。
ヤりたいと言ってきたのにどうして・・・・・・


「・・・・・・そうか! これじゃあ満足できないんだな! 結構欲張りだな」
(何を言ってやがる・・・・・・)

ラッドは言葉に出したかったが出せるはずもない。
下半身から襲いかかる生まれて生涯かかったことのない激痛に耐えるので精一杯なのだ。
無論、彼を自分と同じだと思い込んでいる阿部がそんなこと考えているはずもなく、
ツナギのポケットの中からビンのようなものを取り出している。

「これを飲め」
(何だ何だ? 何を飲ませるつもりなんだ)

何やら怪しげなラベルのビンを自分に飲ませている。
不味くはないが飲んだことのない妙な味だ。
更には飲んだ直後に身体中に力が溢れてきたのだ。
何故自分にこんなものを飲ますのだろうか。
この変態は本当にわけがわからない。

「飲んで精気が沸いてきたみたいだな。
じゃあ俺も飲むぞ」

その言葉を聞いた瞬間背筋が凍った。
理由はわからないがとにかくやばいという感覚。
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、
液体が男の喉を通る音が聞こえる。
そして自らと男を繋げるモノが段々増大していくのがわかる。
それだけじゃ飽き足らず、モノから『何か』が溢れ出してくる鼓動を伝わってくる。
そして・・・・・・

           ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-       ズ
          て   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {              ド
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☆ ☆ ☆ ☆


「ふう・・・・・・最高だ・・・・・・これほど素晴らしい(ピー)をしたのは久しぶりだ」

下半身に身を纏うものがない男を見るなり感慨深そうな声で男、阿部高和は言い放つ。
何か一つ大挙を成し遂げたかのような顔だ。
この荒んだ殺し合いの中でも、誰が見てもとても幸福な状況にあると納得できるであろう。

「ここまでやって生きていたのはお前が始めてだ」

しかし金髪の男、ラッド・ルッソからの返事はない。
何も答えずにただ地に伏せているだけのラッドに対して阿部は次の行動に出る。

「なんだいもうばててしまったのか? 気合を入れてやるか」


                     __
              ___/_ \
             /   ヽ 、'-'ヽi.|
           _/   l'  レー-ソ
        _/     |  |
      /  \\  _,> ヽ    ☆
      { l ィ,==へト-‐'^-、,-\\  /
       Y    \/ , ィ,-‐-丶ヽァ、
   ヘ---‐'\    \ノ ~`ヽ ,>-、」~\
/~´,--‐――‐ヽ,-‐'~~´    }l   〈 ヽ-'
` ̄ ノ´ `ーフ´      / l   \'
  (_,,/´ ̄ 7 ̄ ヽ,--‐‐'´  `‐'ヽ   丶
        \  ノ        \  l´ ̄\
         /‐ `)         ` ̄ヽ、  \-、
       / /~´             `~\/  l
       `~~´                  |   |
       

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  (_,,/´ ̄ 7 ̄ ヽ,--‐‐'´  `‐'ヽ   丶
        \  ノ        \  l´ ̄\
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       / /~´             `~\/  l
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彼の出た行動はスパンキング、所謂尻叩きというものだ。
放送時にいいすぎるいい男がやっていたパンツレスリングの見よう見まねである。
何度か続けてラッド・ルッソの反応を見るが、
それでも彼は起きようとしない。
阿部は真っ赤になった尻を見るなりため息をついて立ち上がる。

「ふぅ、なんだ完全にバテてしまっているな。
まあここまでヤって生きていたのはお前が始めてだ。
とは言ってもそろそろ他の男とヤりたくなったのでここで失礼させてもらうぜ。じゃあな」


こうして一人の男は己の欲望を一つ消化して次なる獲物を探す。
彼の辿る道の後に残されたのは欲望の残骸。
そしてそれはこれからも増え続けていくのだろう。
自由とは全ての責任を負うということ。
故に己の過去から目を背けてはならない。
それを彼は知っているのだろうか。 知らないふりをしているだけなのか。
されど今はただ、快楽のみを求めて歩き続ける。


 【C-5/雀荘近辺/1日目-朝】

 【阿部高和@ニコロワ】
 [状態]:側頭部に打撲、ヘブン状態、右手から出血(止血済み)、マカビンビン服用中(残り1時間弱)
 [装備]:
 [持物]:デイパックx2、基本支給品一式×2、マカビンビンx7本@ニコロワ、ムラサャーミャ&コチーテ@アニロワ2
     五寸釘、藁人形、金槌の呪いセット@オールロワ、きゅうり@やる夫ロワ、不明支給品x0-2
 [方針/行動]
  基本方針:いい男を掘る。
  0:気持ちよかった・・・・・・
  1:圭一や雀荘にいた男(ウッカリデス、十代)を探して掘る。
  2:キョンをもう一度掘りたい。
  3:6/氏(カオス)とラッド・ルッソ(名前は知らない)はいずれまた掘りたい。
  4:邪魔する女は容赦なく殺・・・・・・スパンキングで済ませてやるか。済まなかったら殺すけど。

 [備考]
  ※死亡後から参戦。
  ※マカビンビンの効力は一本につき約2時間です。
  ※女に対する考えが少し変わりつつあるみたいですが、今はそれから目を逸らしています。
  ※妄想にふけっていたため第一放送をろくに聴いていません。


 【ラッド・ルッソ@アニ2】
 [状態]:気絶、不死者(不完全)、尻にダメージ(小)、肛門拡張(大)、マカビンビン服用中(残り1時間弱)
 [装備]:タークスの制服@カオスロワ
 [持物]:デイパック、支給品一式、テッカマンエビルのクリスタル@アニ2
 [方針/行動]
  基本方針:参加者を皆殺しにして優勝。そして主催者達も皆殺しにする。
  0:気絶中
  1:あの変態野郎は絶対殺す・・・・・・
  2:最後に感じた妙な感覚はなんだ・・・・・・?
  3:武器をなんとしても手に入れる。
  4:死にたがっているやつは殺してやる。死にたがってないやつも漏れなく殺す。

 [備考]
  ※238話「ディナータイムの時間だよ(食前)」の、死亡前から参加。
  ※自分が不死者化していると気づきました。
  ※下半身の服に穴が開いた状態で尻丸出しになっています。


079:バトルロワイヤルは鬼ばかり 投下順 081:君は僕に似ている
079:バトルロワイヤルは鬼ばかり 時系列順 081:君は僕に似ている
063:プレデター 阿部高和 085:大都会交響楽
060:誰かが死ぬのが怖いのか? ラッド・ルッソ



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