エリュスタ・ジャッジライト

彼女の探究心の限界は、彼女が知り得ないことの一つである。




「学問とは、学習と考察だけでなく実践することによって初めて価値を得るものです。常に向上心を持ち、文武問わず研鑽を怠らないことは自己のためになり、蓄積された経験はやがて他者のためになり、そして人々のための学として完成するのであります。」
───キルヒア神殿内部、公会堂にて

概要

賢神キルヒアの教えを広めるために受肉したセンティアン。
他人に説教をするのがすき。

王国にてフロウライトの神官と遭遇。異国の経験談を聞き、交流をもつ。

様々な事象を調査、理解、編纂することを自身の存在意義としている。
そのために冒険者として依頼の遂行を行うこともある。
自分の研究のために、他の冒険者達を手伝わせることに負い目を感じることはない。
謎の解明、知識の研鑽とは美徳だからである。

遂行依頼録(諸事情によりシーズン途中から)

  • 《魔動機の遺跡と伝承の巨神》
 依頼の内容としては遺跡への遺失物調査に近いものであったが、運が良かったのか悪かったのか様々な経験をすることができた。特に、魔動機文明時代と魔法文明時代の遺跡を同時に調査できたことはとても良い機会となった。また、機械化された薬品の製造技術や魔物を封じる術、それらを護る番人との戦闘などなど、資料として役に立ちそうなものを多く収集できた。総じて、素晴らしい成果だったといえる。

  • 《注文の多いお客様》
 料理に使用する材料を集めるという内容。上流の環境調査とジャーベルウォーキーの森の実地査察を並行して行った。王都復興の間長らく行えていなかったこともあり、神殿へ良い報告ができた。
 ただ、いくつかの懸念される事象・存在も確認されたため当分気は休まらなさそうである。

  • 《夢見る少女》
 小説家の少女(マーガレット)からの依頼。盗まれた原稿を取り戻すという内容。探偵のような仕事ではあったが、集った冒険者たちの力によって無事完了した。
 今回は荒っぽい作業は少なくすんだが、スラム街のリーダーと思しき人物との接触や都市郊外における特殊な存在の確認等報告すべき案件は多い。特に花畑で確認された事象は早急に対策を練る必要があるだろう……。

  • 《蠢く影》
 ユリスカロア神殿の長からの依頼。行方不明者の捜索・救出とのこと。どうやら政治的なアレコレが働いている様子。冒険者としてはあまり関わりたくない一件だったが、腕を認められていることもあるのだろう。集った者たちと共に現場へと向かった。
 犯人共のアジトの位置はわかっていたので、襲撃と探索を行う慣れたものではあった。某神の使徒との戦闘は少々手に余った。自身の運命を確定させる強力な能力を有していたように思う。
 なんとか片付けられはしたものの、謎のレプラカーンの襲撃と放火によってアジトは壊滅。我々も撤退を余儀なくされた。
 依頼にあった行方不明者は全員死亡しているとみられたが、報酬は受け取った。また、錬金生物のいくつかも確認したため、何らかの関係があるものと思われる。

  • 《怒れ狂うは大地の意思》
 エレディア大三角州での大討伐戦。エルフへの助力として、騎士団の者から受注。騎士団の方では手に余る化け物だったようだ。
 現地に到着後、情報収集を行うと共に商業地帯と開発区の観覧を行った。戦後復興も進んでいるようだ。一部、戦勝神の神殿の強引な建造がみられた……。あの神にとっては都合の良い土地になるかもしれない。
 エルフの里や岩場を越えた奥の地に目標を発見。多数の首を持つヒドラ種であったが、どうやらこれも某神の影響を受けた個体であったようだ。生物ならなんでも良いとでも言うのだろうか?
 激しい抵抗にあったが、撃破。後処理と共に宴をアルマに任せ、急ぎ帰投した。

 ……討伐道中、他所の冒険者を手に掛ける不埒な輩がいた。妙な特質をもっていたようだが詳細は不明。神殿にて、資料を照合する……

  • 《時よ、彼の祈りに邂逅を》
 とある筋から入手した情報をもとに、魔法文明デュランディル時代の遺跡へと赴いて調査を行った。現地での各種戦利品を報酬として扱う。
 現地到着後、遺跡内部で入手した装飾品から過去のものと思われる音声が発せられていた。会話が成立することを確認し、それらの情報を頼りに遺跡を攻略。(本来であれば無視するべきものであるが、こちらを騙すような意図は感じられなかった)
 様々なアンデッドが出現したが、実力の伴った冒険者集団で対応できる範囲であった。
 遺跡奥部に特殊な構造物を発見。棺のようにものを収容し、何かを行うことのできる設備が存在していた模様。これらは後日調査隊を結成し、再調査に赴くことを提案する。
 いくつかの強力な魔法アイテムを回収し、帰投。調査成果・戦利品ともに十分な収穫であった。

  • 《傲慢な研究》
 魔晶石の産地として知られるディルクール近郊の森林地帯、通称『ジャーベルウォーキーの森』。その奥地に居を構える少女から、近々拠点に襲撃を受けそうなので防衛してほしいという依頼を受けた。
 依頼人の素性も拠点の詳細も不明で信用に欠けるものであった。が、多くの冒険者を雇うだけの力を持っているようで、キルヒア神官として謎をはっきりさせるべく受諾。エピックシーカー所属の冒険者達にも声をかけ、同行してもらった。
 襲撃者は、先日フェトル神殿の方から情報提供のあった緑髪の錬金術師。魔法生物と錬金生物の研究を行っているようだ。 戦闘において、様々な人形実体や獣形実体を作り出す技術を持っていることを確認。技術としてはゴーレム系統の生成に近いようだが、多くの実体に同時に指令を出せるという端的に強力な要素を含んでいる。また、現存する魔法とは違う術式による奇妙な能力を有している実体も確認された。まだ試作型のようであり、人数の揃っているこちらの脅威にはなり得なかったが完成体を制圧するには英雄の力が必要になる可能性がある。
 撤退する前の緑髪の錬金術師にいくつかの問を与えてみたところ、それなりの回答があった。特に気になるのが『始まりの剣』についての回答であった。かの錬金術師には目指している到達点があり、自身は我々と敵対したいわけではないらしい。(襲撃に関しては別件の依頼で来ていただけであり、戦闘になったのは仕方のないことであったとも言っていた)
 長い期間の任務ではあったが、様々な戦地をくぐり抜けてきた冒険者にとっては良い経験となっていたことであろう。

 また、この防衛依頼に向け出発する前にモスルク氏にいくつか話を聞いたが、あまり好ましい回答は得られなかった。
 しかし、錬金術師を撃退した後に彼は現れ、依頼人の少女が使徒であり異界の神と繋がりを持っているという情報を我々に提供。いくつか体験していた奇妙な現象との辻褄があったため、信頼に足る情報と認定。冒険者の力でもって少女の『処理』を行なった。
 蠢く臓物を回収し、神殿へと帰投した。

  • 《心層の待ち人》
 ……報告書、無し。

  • 《森より出でるもの、森を脅かすもの》
 ここのところアルケミア種と魔神両方の出現報告が増加してきている。それに伴い冒険者への討伐依頼も増しているようだ。
 私達も例外ではなく魔物の出現拠点制圧の任を請け負った。チームを2つの班に分け、私は久遠の森に現れた魔神の殲滅へと向かった。
 多くの経験を積んでいる冒険者にとっては取るに足らない相手ではあったが、これまでに確認されていなかった魔神を観測。戦闘で得た情報は逐次報告するものとする。

 ……数年前、この地に異界の門と共に現れたと記録されている破壊の化身。それの再来はなんとしてでも防がねばならない。
 新たな技術での動きが見られる召異術師と魔神の討伐には最大限の協力を得られるであろう森羅導師、それぞれの力も必要となる可能性は高い。





個人情報

年齢 性別 身長 体重
若年 それなり 普通
髪の色 瞳の色 肌の色 穢れ
経歴 人間と関係を持つことを好ましいと感じている。
自分一人では使命を遂行できないと考えている。
ならば、人間たちに私を手伝わせましょう!
一般技能 学者《スカラー》Lv4
役人《オフィシャル》Lv2

エリュスタメモ

人物名 関係 一言
マキラ 友人 フェトルの神官様。温和で冷静で賢い方。
マトリ 信頼 魔動射手として国防への貢献が期待されます。
ヴィスタリア 関心 彼女には訊いておきたいことがたくさんあります。
ヒカリ 興味 劇場に今度顔を出してみることにしましょうか。
グリムデビル 憐憫 どうしたんでしょうね、彼女。
ラフルル 信頼 どうなるんでしょうね、彼女。
レティーシャ 関心 竜と仲良くなれるといいですね。
ファリス 信頼 攻守のバランスが取れていてなによりです。
アルマ 関心 そういえば彼、異界の神についてどう考えているんでしょうか。
最終更新:2020年10月28日 20:33