レディオ・ザイア その1

ヴィスタリア「はい本日から始まりましたレディオ・ザイア、お相手は私ヴィスタリアと」

マトリマトリでお送りする」

ヴィスタリア「今回は初回ですしオープニングトーク代わりに簡単な番組紹介から入りましょうか」

マトリ「この番組は予想されたりされなかったりする質問に勝手に答えていくぞ」

ヴィスタリア「私たちは本編時空では知り得ない情報を理解している状態ですわ」

マトリ「まあ本編で説明できなかった、しにくかった話に触れていく感じだな」

ヴィスタリア「この番組ではリスナーさんからの質問・曲のリクエスト・お悩み相談を募集しておりますわ」

マトリ「採用された方にはこちら、番組特製ヴィスタリアの隠し撮りブロマイドをプレゼント・・・いらなくないか?」

ヴィスタリア「ひどい・・・サインでもつけます?」

マトリ「・・・いらなくないか?」

ヴィスタリア「なきそう」

マトリ「次回以降は変わってるかもしれないのであしからず」

ヴィスタリア「こほん、気をとりなおして始めて行きましょう、レディオ・ザイア」


(小粋なBGM)

ヴィスタリア『この番組は王都の暮らしを支えたい、ラスノール商会の提供でお送りします』

(良い感じの効果音)


ヴィスタリア「はい本日一通目のお手紙から参りますわ」
ヴィスタリア「ラジオネーム謎の少女その1さんからのお手紙」
ヴィスタリア「『ヴィスタリアさんマトリさんこんにちは』」

二人「「はいこんにちは」」

ヴィスタリア「『ヴィスタリアさんは どうして おうとの ないぶじじょうに くわしかったの?』とのこと」

マトリ「防衛の三機関の話だな」

ヴィスタリア「まあ本編で説明する必要ありませんでしょうしね」

マトリ「で、どうしてなんだ?」

ヴィスタリア「私の一番の目的は祖国復興なんですのよね」

マトリ「この時点で本編のワタシは知らん話だな」

ヴィスタリア「ですが私、国のあり方とかには詳しくなかったんですのよ」

マトリ「監禁されてたわけだからな」

ヴィスタリア「そこでとりあえず今いる国について勉強しようと思いましたの」

マトリ「できることから始めようということか」

ヴィスタリア「そこでシスターのコネを使おうと思いまして」

マトリ「ワタシたちはシスターくらいしか頼れる相手がいないしなあ」

ヴィスタリア「王国軍に関しては親シスター派のザイア神官アマリリスお姉様に」

マトリ「実際にはヴィスタリアが持ちうる王国軍のコネとして姉さんが誕生したんだけどな」

ヴィスタリア「諸侯同盟軍に関してはアルフォンスさんに」

マトリ「あの人は一応ザイア神官という設定を一期の時点で(勝手に)生やしたからな」

ヴィスタリア「本編で初めまして―、とか言ってしまいましたしメイさんに聞いた可能性もありますわ」

マトリ「頭を使うのはメイさんが担当してるイメージある」

ヴィスタリア「花の執行人は・・・どうなんでしょう」

マトリ「シスターとキールくんの関係は悪くはないだろうし、紹介か何かあったのかもしれんな」

ヴィスタリア「もしかしたら今後新キャラがでるかもしれませんわね」

マトリ「どうでもいいが中の人はシーザー、花京院、ブチャラティとかジャイロとかが好きだからその辺からくるかもな」

ヴィスタリア「つまり結論シスターのコネで情報収集していた、が答えですわ」


ヴィスタリア「さてそろそろ曲のリクエストに・・・と思いましたが募集し忘れましたわね」

マトリ「シスターのバトルソングでも流すか?」

ヴィスタリア「なんで音源あるんですの・・・?」


(♪~ロゼッタのバトルソング~♪)


マトリ「では続いて二通目のお手紙、ラジオネーム最古参幼女先輩から」
マトリ「『ヴィスタリアさんマトリさんこんにちは、なの』」

二人「「こんにちはなのー」」

マトリ「『シスターのかつどうないようや たちばについて もっとせつめいすべきなの』」

ヴィスタリア「確かに触れてない気もしますわね」

マトリ「シスター自身そういうガラじゃないからな」

ヴィスタリア「まあこの機会に説明しましょうか」

マトリ「まずはシスターのザイア神殿内での立ち位置からか」

ヴィスタリア「キールさんほどはっきりしてませんわよね」

マトリ「シスターは大司祭?最高司祭?ではないんだ」

ヴィスタリア「トップではないんですのよね」

マトリ「レベル的にはトップでもおかしくはないのかもしれんがな」

ヴィスタリア「人族のおじいさまがディルクールのザイア神殿のトップってイメージですわ、公式設定とかなければですが」

マトリ「センティアンであることと活躍から実質的なトップではあるんだろうな」

ヴィスタリア「実際エピソードの英雄ポイントかなり高いですわよね、身内贔屓かもしれませんが」

マトリ「ここからはシスターの話と言うより王都のザイア神殿全体の事情の話になるが」
マトリ「神殿内で大きくわけて2つの派閥が存在する」

ヴィスタリア「派閥というと大げさかもですわね、関係はいたって良好ですわ」

マトリ「普通のザイア神官たちと、特に防衛に力を入れているシスター派」

ヴィスタリア「後者がいわゆるステーシー会ですわね、もちろん名前の由来はネクロニカ」

マトリ「簡単に言うとステーシー会は積極的に護りにいく一派って感じだ」

ヴィスタリア「積極的に護るってよくわかりませんわね・・・」

マトリ「修道院のみんなはだいたいステーシー会に保護された感じだ」

ヴィスタリア「そういう意味では私仲間外れ・・・?」

マトリ「現在シスターはザイア様から人々を護るべし、との使命を受けているらしい」

ヴィスタリア「布教第一ではないんですのよね」

マトリ「実際に保護されたワタシたちの中からもザイア信者は出ているし、結果的には布教もできてる感じだな」

ヴィスタリア「私とマトリも祈りを捧げたりはしてますのよ、熱心なほうではありませんが」

マトリ「まあ・・・ザイア様の特殊神聖魔法と相性よくはないしなあ・・・」

ヴィスタリア「ま、とりあえずシスターは神殿のトップではないということですわ、防護点はトップでしょうけど」

マトリ「この質問はこんなところ・・・おっと追記があった」
マトリ「『シスターをシスターよびしてるりゆうも このきかいにせつめいしてはどうなの?』」

ヴィスタリア「あー、まあわざわざ本編で語る必要ありませんものね」

マトリ「実際ワタシたちの母親代わりなわけでマザーとかのほうが正しいんだろうな」

ヴィスタリア「マザーってよんでみたら『そんなに歳離れてないです・・・』って悲しそうに言われたんですのよ」

マトリ「なんなら活動期間だけで考えるとワタシたちが年上の可能性すらあるからなあ」

ヴィスタリア「あとはネクロニカ出身なわけですし、姉妹という意味もあるシスターがいいんじゃないかと」

マトリ「実はネクロニカ時空のシスターも修道院出身の孤児という設定が」

ヴィスタリア「後付け設定でできたローズフィールド修道院でしたが、落ち着くべきところに落ち着いた感ありますわね」

マトリ「思いついたときこれだ!と思ったらしいからな」

ヴィスタリア「ついでに修道院の名前の由来も説明します?」

マトリ「こういう施設はたぶん創始者の名前からとるだろうなと思い今に至る感じだ」

ヴィスタリア「セントロゼッタ修道院になりそうだったところを全力でシスターが拒否ったという裏設定付ですわ」

マトリ「シスターの裏設定でいうならけっこう大きいものをお持ちという設定もあったり」

ヴィスタリア「自キャラのひんぬー率に危機感を覚えたんですのよ、しかたありませんわね。」


ヴィスタリア「さて、そろそろ番組終了のお時間になりました」

マトリ「・・・シスターの話ばっかりじゃないか・・・?」

ヴィスタリア「・・・たしかに」

マトリ「冒頭にお伝えした通り番組ではリスナーさんからの質問・曲のリクエスト・お悩み相談を募集中」

ヴィスタリア「採用された方には私の隠し撮りブロマイドをプレゼント・・・隠し撮り?」

マトリ「気づいてしまったか」

ヴィスタリア「どういうことですの・・・説明は」

マトリ「ご静聴ありがとう、それではまた次回・・・あるかはわからんが」

ヴィスタリア「ちょっと説明しなさいな!無視してんじゃないですわよ!」


(♪~終わりのテーマ曲~♪)

マトリ『この番組は王都の暮らしを支えたい、ラスノール商会の提供でお送りしました』

(よくわかんない効果音)


収録後
ヴィスタリア「初回にしてはなかなかのコンビネーションだったのではないかしら?」どやあ

マトリ「・・・本当にこの二人でやっていくのか?」

ヴィスタリア「なんなんですの・・・さっきから私の心を破壊しにきてますの・・・?」

マトリ「いや、キミの声はきれいだろう?聞き比べられると恥ずかしい」

ヴィスタリア「かわいいこと言いますわね・・・」
最終更新:2020年09月21日 04:51