ベルニャン「キスしないと出られない部屋?」

ニャン「なんでこんな部屋が遺跡にあるの?」

ベル「知りませんよそんなこと…」

ニャン「うーん…出口っぽいのも見当たらないか」

ベル「はあ…ニャングオウさんがこっちからお宝の気配がするーとか言うからですよ、まったく…」

ニャン「でもさっき転んでスイッチっぽいの押したのはベルじゃん」

ベル「で、ですからそもそもあなたがこっちに向かわなければこうならなかったって言ってるんですよ、こっちは」

ベルニャン「はぁ…(ため息)」

ニャン「…」

ベル「…」

ニャン「…で、どうする?」

ベル「…なにがですか」

ニャン「その…する?」

ベル「嫌です、大人しくヨナさんたちが開けてくれるのを待ちましょう」

ニャン「開けられるかもわかんないんだしとっとと済ませない?」

ベル「いーやーでーすー、絶対嫌ですー」

ニャン「ずいぶん嫌がるね、別にいいじゃん初めてでもあるまいし」

ベル「…(赤面)」

ニャン「…え?ほんとに?」

ベル「…な、なんですか!文句あります!?いいじゃないですか別に初めてでも!!」

ニャン「ご、ごめんて、てっきりとうの昔に済ませてるものかと」

ベル「そういう一線は大切にすべきなんですー!尻軽なニャングオウさんとは違うんですー!」ぽこぽこ

ニャン「ちょっとやめてよ!第一私も初めt…あっ」

ベル「…え?」

ニャン「…なに、文句ある?」

ベル「…いえ、その…すみません」

ニャン「…いや、私も悪かったよ」

ベルニャン「…」

ニャン「…そんなに嫌?」

ベル「…なにがですか」

ニャン「…私が初めてじゃそんなに嫌かって聞いてるの」

ベル「嫌というか…第一ニャングオウさんも嫌でしょう、私となんて」

ニャン「…でもずっとこうしてるわけにもいかないでしょ」

ベル「それはまあ…そうですが」

ニャン「だから不服でもやるしかないでしょ、覚悟決めなよ」

ベル「はあ…どうしてこんなことに…」

ニャン「わかったから、今回ばかりは私のせいにしてもいいから、とっとと目を瞑りなよ」壁ドン

ベル「…はあ」目を瞑り

ニャン(こう見ると…ベルって睫毛長いなあ…唇も柔らかそう…今は力入ってるけど…)

ニャン(なんかいい匂いもするし…って何ドキドキしてるんだろ、私)

ベル「…まだですか」

ニャン「い、いくよ」ドキドキ


ヨナ「やっと開いた」ガチャー
ヨナ「…」

ベル「…」

ニャン「…」

ヨナ「…お邪魔しました」

ベル「ち、違うんですー!誤解ですヨナさんーーー!!!」

ニャン「あーーー!!!待って、閉めないで!!!」


鉄板ネタ。ニャンの口調わかんねえ
最終更新:2021年11月11日 00:02