ベル「ニャングオウさんによるキャラクター評価?」ニャン「あっあっあっ」

ニャン「待って、返して…お願いだから…」

ベル「どれどれ…」ペラッ

ニャン「やめてください、お願いします」



ベル「リンゼさんが…65点から72点ですか、そうですか」
ベル「戦闘以外できないならもっと強くあってほしい…なるほど」

ニャン「あ…あの…」

ベル「評価も上がってますし…強くなったことは認めてるようですね」

ニャン「はい…」

ベル「確かに、戦闘以外できないなら強くあってしかるべきですよね?戦闘以外できないニャングオウさん」

ニャン「せ…セージあるもん…魔物知識できるもん…」



ベル「スカ―フィさんが…87点から80点ですか、へぇ…」

ニャン「…」

ベル「方向転換すると評価が下がるんですか?」

ニャン「それは…その」

ベル「…まあそこは個人の考え方ということにしておきましょう」



ベル「ケイさんが…50点から77点ですか、大幅アップですね」

ニャン「う…うん」

ベル「見たところ…心情の変化を評価してる、といった感じなんでしょうか」

ニャン「まあ…」

ベル「…ここまでで一つ疑念があるんですけど…まあ保留しますか」



ベル「ミラさんが…88点から90点…高評価ですね、へー…」

ニャン「あ、もしかして妬いちゃった?」

ベル「無駄吠え五月蠅いですね…元々ベタ褒めで目立った方向転換がなかったが故の評価、といったところでしょうか」

ニャン「心配しなくていいよ、私が選んだのはベルだからね!」

ベル「はあ…(クソデカため息)」



ベル「ユキさんが…73点から95点ですか、ずいぶん上がりましたね」

ニャン「まあ…マオウのこととか色々あったしね」

ベル「リンゼさんとの相性は良くはない…とは言いますけど言うほどですか?」

ニャン「え?」

ベル「(※オタク特有の早口で)結論から言うと少なくとも私とニャングオウさん程度には役割分担が出来ているわけです確かに火力型の前衛と火力型の後衛で一見相性悪いように見えるかもしれませんがユキさんの回復魔力は私と同等かそれ以上ですしなんなら操霊魔法と妖精魔法という選択肢の幅がある以上私より回復職としての安定感は高いとすら言えるでしょうまあ私の設計思想がそもそもダメージを減らす方向というのもありますが話を戻すとつまり火力型前衛とちゃんとした回復職という解釈も可能というわけです続いてサポート能力についてですが私を例に挙げるというのも変な話ですが私に使える基本的な補助魔法はユキさんもだいたい使用可能ですしマナセーブとそもそものMP的にユキさんのほうが燃費がいいと言えますよね私が持つ優位性はブレスⅡとザイア様の特殊神聖魔法それから祝福くらいでしょうか対してユキさんはフェアリーサポートと何よりバインド魔法が通り得るレベルで使えるという点が私との違いですねざっくり言うと基礎的な補助能力をお互い押さえた上でユキさんは攻撃寄り私は防御寄りのサポーターと言った感じで一長一短と言えるでしょうその点では確かにベストマッチとは言えないかもしれませんねちなみにですがユキさんはウォーリーダー取ったので先制判定も魔物知識もできるのでそこんとこの問題は特にありませんね」

ニャン「たまにでる早口正直キモいと思う」



ベル「私…のとこはいいです、どうせ罵詈雑言書いてあるんでしょう」

ニャン「目を逸らすな、そういうとこやぞ。」



ベル「ヨナさん…は80点から86点ですか、はあ」

ニャン「な…なにさ…」

ベル「いっしょにいるとお互いの強みを生かせない、ですか」

ニャン「そ…そうじゃん…」

ベル「…それってその…"お互い"じゃなくてニャングオウさんの強みが生きないだけでは?」

ニャン「」



ベル「リゼさんは…88点から84点ですか、ふむふむ」

ニャン(やっとこの拷問が終わる…)

ベル「ほとんど変わらない…というわりには減点してるんですね、攻撃魔法使いがちになったからでしょうか」
ベル「支援職は退屈なんですか?ニャングオウさん」

ニャン「わ…私に聞かれてもわかるわけないじゃん」

ベル「あれ?終盤のニャングオウさんって支援職じゃありませんでしたっけ?」

ニャン「…」



ベル「ロキリさん…?はまあいっか、まとめに入りましょう」

ニャン「ま…まだ言い足りないの…?」

ベル「総じて加点減点の理由、ひょっとしてニャングオウさんの好みに近づいたかどうかっていう主観じゃないです?」
ベル「つまりあなたは自分の思い通りになるかならないかで物事を判断してる節があるんじゃないかってわけです」
ベル「人のことお子ちゃま呼ばわりしてますけど、あなたも大概メンタルが幼稚ですよ?」
ベル「年下好きのきらいがある…というのは正直自覚してますけどそれとニャングオウさんが幼稚というのは別の話です、勘違いしないでください」
ベル「私が推しがちなのはヴィスタリア様とかユキさんとか本編で出会ってるか怪しいですけどラクスさんとか顔がいいかわいい系の年下です」
ベル「ニャングオウさんは小さいだけで可愛げが足りないです」
ベル「そ…それに私に好きって言って貰ってないとか言う前に私に言うことがあるんじゃないですか!?」

ベル「納得いってないんですからね…!私の…私なんかのどこが好きだって言うんですか!」


たぶん二次創作枠。書いててちょっとかわいそうになってきた。
最終更新:2023年02月09日 18:09