九英雄

◇最も新しき英雄


※まだ半分くらい埋まってないけどいつか書くから許して

 火薬事件を発端とする一連の事件の解決と、「降臨の日」における高位邪神の討伐を成した最も新しき九名の英雄を指します。
 「降臨の日」以前から名の知れた冒険者であった彼らの偉業は、多くの民からの賞賛と尊敬を受け、吟遊詩人による詩歌すら作られています。実際に会うことができる生ける英雄であるということも、彼らの人気に拍車をかけているかもしれません。
 現在はそれぞれが別々に活動しており、行動を共にすることは少なくなっています。しかし、有事の際は協力して解決に当たっているようです。

“螺旋影傑”エウレカ・ゴールドクラウン
 「古今無双の戦士であり、勇猛果敢に敵を屠った」と謳われる、九英雄のリーダー格であるシャドウの男性です。並ぶ者無き連接棍の使い手として広く知られており、特に兵士などの力を生業とする人々からの人気が高いようです。
 普段はフェンディルで冒険者として活動しているようですが、しばしば姿を消すことがあります。ある噂によれば元々はユーレリア地方の貴族の生まれであるらしく、そちらに帰省しているのだとされています。

“猫奮迅”ミシェル・シャルトリュー
 「縦横無尽の拳闘士であり、何よりも自由に戦場を駆けた」と謳われる、気分屋なミアキスの女性です。迅速を誇る武術家として広く知られており、特に旅人などの自由を愛する人々からの人気が高いようです。
 フェンディル周辺にいるようですが、彼女の付き人と共に各地を転々としているため、実際の居場所は分かりません。これには、もう1つの異名である”蛮王の花嫁”と何か関係があるとされていますが、尋ねた者はほぼ例外なく殴られるため真実は闇の中です。

“月に吠ゆるもの”ルナ
 「天性の狩人であり、本能の赴くまま戦った」と謳われる、奔放なライカンスロープの女性です。異形の近接弓術の使い手として広く知られており、特にウィークリング等の人族社会から排斥されがちな人々からの人気が高いようです。
彼女は決まった住所を持たず、フェンディル周辺で獣のような暮らしをしています。しばしば蛮族と勘違いした冒険者と戦闘になることがあり、フェンディルの治安部隊を悩ませていますが、これまで 致命的な事件を起こしたことはないようです。

“戦勝司祭”キールニール
 「徳量寛大なる神官であり、あらゆる傷を即座に癒した」と謳われる、臆病な人間の男性です。類い稀な才能を持つ癒術士として広く知られており、特に難民などの社会的に弱い立場にある人々からの人気が高いようです。
 普段はフェンディルの戦勝神ユリスカロア/融合神リルズの複合神殿にて執務をしているようですが、時折リルズ神殿の炊き出しに参加している姿も見られます。また、”花の処刑人”の本部にも顔を出すことがあるようです。

“グンヒルド”エルクィヌス
 「」と謳われる、元気なルーンフォークの女性です。
フェンディルで冒険者 タイミングによってはユーレリアにいる エウレカと同じ場所

“砕牙閃陽”バスティオン
………白紙のページだ。
メモが挟まっている。

「俺についての書物があるようだったからひとつ助言しておく。狙撃手にとって最も大切なことは、『自身の情報を漏らさないこと』だ。武器、戦術、特有の癖……あらゆる要素が何に支障をきたすかわからない。対策ひとつ、罠ひとつで簡単に敗北するリスクは誰だって背負いたくないからな。だからこのページはもらっていく。」

「……それでも知りたいってやつはエウレカの野郎を訪ねてくれ。あいつなら話してくれるだろう。」

“鋼鉄の乙女”ロゼッタ
 「難攻不落の神官戦士であり、無尽の盾にて仲間を護った」と謳われる、誠実なセンティアンの女性です。極めて優秀な防御技術を持つ騎士として広く知られており、特に守るべき主を持つ人々からの人気が高いようです。
 彼女はフェンディルで孤児院を経営しており、一連の事件やその他の事情で帰るべき場所を失った子どもたちの親代わりをしています。何か子どもが喜ぶようなものを持って訪ねれば、彼女は快く迎えてくれるでしょう。

“大食姫”サブリナ・フランキス
「堅牢無比な射手であり、あらゆる間合で戦った」と謳われる、女性のドワーフです。
腕は確かですが、二つ名の通り空腹を満たすために冒険しているらしく、食事にありつければ冒険者でなくとも構わないようです。
 そのためか、有力貴族リンステッド家でメイ・リンステッドの家庭教師を務めており、彼女にその戦闘技術を教えていました。同じく家庭教師を務めるミナトとは口喧嘩が絶えませんが、おおむね関係は良好なようです。

“統精軍師”ミナト・キリングミー
 「機略縦横なる妖精使いであり、知略を巡らせ敵を制した」と謳われる、不遜な人間の女性です。軍略と妖精の扱いに長ける賢者として広く知られており、特に魔術師などの研究を生業とする人々からの人気が高いようです。
 現在はサブリナと同様にメイ・リンステッドの家庭教師を務めています。本人の教えたがりな気質も相まって、今の生活にはそれなりに満足しているようです。

“千知万能”モスルク
 彼に関して、表立って功績を称える向きはありません。しかし斥候を生業とする裏社会の人々からは「九英雄を影から助けた、知られざる十人目の英雄」として密かな人気があるようです。
 彼はフェンディルで家族とともに暮らしていますが、その超絶的なスカウトとしての能力故か詳細な居場所は誰も知りません。一説には、いずれ来たる脅威から身を守るためだとされています。
最終更新:2020年04月14日 11:48