「機動戦士GUNDAM SEED―Revival―」@Wiki

『ラクス=クライン』に関する過去ログ第13版まとめ

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だれでも歓迎! 編集
29 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:28:34 ID:???
ラクスはまだ終ってないだろ。
C案を待って、それから〆の作業に入ろうよ。


36 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:30:55 ID:???
ラクスの正義思想は
平和を維持します。
故にそれを乱すモノを処罰していきます。
あしきをなすものを全て処罰していきます。

そしてこのシステムはいつまでも完璧にこなされている。
だがそこに復讐に身を焼くシンが戦いを挑む!


38 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:31:37 ID:???
29
肝心のC案ができていないからな
出来上がるのを待つ間に話を進めても問題ないと思うが
俺は前スレで、とりあえずC案入れてしまったけどw


60 過去話設定の3倍 sage 2005/10/13(木) 00:37:38 ID:???
ごめんねー。遅れた。
(1/4)
ラクス・クラインという世界に影響を与えるカリスマはどうやって生まれたのだろうか。

戦時中、評議会議長シーゲル・クラインの娘。その美声、やわらかな微笑み
戦争中でありながら、平和への道を歌声に乗せて届ける、平和の歌姫。
父シーゲルが唱える、ナチュラルへの回帰、今は亡き母親の世界を愛しなさいという
言葉(←このへんはちょっと脚色:本来は「世界はあなたの物、あなたは世界の物」)
最初のナチュラル、コーディネーターの戦争は、プラント側の独立を求め、また
コーディネーターという種を認知してもらうための戦いだった。
戦争の相手をいたずらに憎むのではなく、一緒に生きていこうという理想、
その美貌は、プラント内部で圧倒的な人気を得る。

半生をいわゆる上流階級以外の世界を知らずに過ごしていた。
彼女に敵意を向けるものは存在せず、彼女の周囲はつらい現実もない、
穏やかな世界であった。
父親の薫陶を受け、平和の歌姫として活動するラクス。箱庭の中で理想を掲げ
活動する彼女。

そしてある時、ラクスは箱庭、やさしい隣人たちの世界から
本当の、ナチュラル、コーディネーターとの摩擦を体験する。(←AAにいるときな)
そして運命的に、自分の世界の理想と出会いを果たす。

コーディネーターだから、ナチュラルだからという枠組みではなく
一人の人間として、やさしさゆえに苦悩するキラ・ヤマト。
能力的な優越がナチュラルに対する驕りへとつながりがちな
コーディネーターの中で、稀有な存在だったと言える。
ラクスを庇うだけでなく、自らを盾にして彼女をザフトに戻したキラ。
彼女にとってキラという存在は、人生観を変えるほどの相当のインパクトを与え
その姿はラクスの胸に深く刻まれたる。

自己犠牲という志を持ち、身分・境遇を超えても相手に底無しの優しさを与える少年、キラ。
ラクスにとってはキラは神々しくも思えたかもしれない。
しかし悲しくもそれは「箱庭の世界」で生きてきたゆえの、貧しい人生体験がもたらした錯覚
なのだが、本人は気づかない。


72 過去話設定の3倍 sage 2005/10/13(木) 00:42:30 ID:???
(2/4)
時は進みプラント議会は強硬派のパトリック・ザラを議長とし、よりいっそう戦争へと傾いて
ゆく。権利をかちとる独立戦争のはずが、ナチュ・コーディの種としての排斥戦争へと
変貌してゆく。父シーゲルらクライン派が望んだ世界はそんなものでは決してなかった。
自分達の志したものが無に帰してしまう、そう危惧を抱いていたクライン親子。
しかし父は議長の座を追われ、自分は無力な娘にすぎない。
父の部下にカリスマと持ち上げられても、どうしていいか分からない。

そこにかつて会った少年、キラが担ぎこまれる。
優しさゆえに、親友を討ったことに悩み苦しみ、それでもなお平和を求め、自分に出来ることを
しようとするキラ。
彼女はこう考える「そうだ。キラに大きな力を与えれば戦争を収めてくれるだろう。何故なら
キラは自己犠牲という志を持ち、底抜けに優しいのだから。世界のために力を使ってくれるに違いない」
悲しいかなラクスは、これまた「世界」が何のか考えずに、キラにフリーダムを与えてしまう。
彼女の求める世界が唯一絶対のものではないのはずなのに。

その後は自らもキラと同じような行動原理「自己犠牲という志を持ち、身分・境遇を超えても相手に
底無しの優しさを与える」の元、プラント政府を裏切る。世界に無差別の優しさを巻き、戦争に狂
う人々の目を覚まさせるために。
だが裏切りは報復を呼び、反逆者として父シーゲルが死亡。
涙をこらえ父の理想、ラクスがいた平和な世界を求め、彼女は行動する。
パトリック=ザラ及びそれに従う者たちを切り捨てたこの時、彼女の視点は既に
絶対者のものに近かったのかもしれない。
ラクスの価値観・世界観に影響を与え、修正できる唯一の人間が亡くなってしまったために
世界を導こうとする意思と幼児的な価値観という相反する属性が固まってしまった。
「世界」はそこまで単純で底が浅くないのだが、彼女には見えない。
しかし耳障りのよい理想は、人々を惹きつけるに十分であった。

高貴な理想にアスランもラクスに賛同することとなる。その理想への道がどんなに険しく
困難なものなのか、まだ若い彼には分かっていなかった。
そして、平和という理想、分かりやすく、万民が納得しそうな意思のもと三隻同盟が成立。
世界の破滅を願うクルーゼという決して相容れない相手がいたこともあり
何の因果か、戦争が終結してしまう。

ラクスはこう考えた。「キラと自分たちの行動原理は正しかった」と。 我々の平和への
理想は間違ってないと。
そして自分の気持ちが「そうだ」と思った時が正しいのだと。

「箱庭のお姫様」は世界を自分の「箱庭」と錯覚したまま、自分の手が世界の隅々まで回ると錯覚したまま、
自分の、世界を愛する理想は、皆の理想だと錯覚してしまう。


73 過去話設定の3倍 sage 2005/10/13(木) 00:43:25 ID:???
(3/4)
ラクスにとって、『平和の歌姫ラクス・クライン』は、父のシーゲルの理想への役割のひとつ。
彼女の意識の中では、プラントに対しての責任ではなく父(死亡後はその遺志)への責任で、動いていた。
世界はこれから自分の理想の世界へと向かうだろうと、戦争を終わらせたことで世界が動いていると
信じ込み、それをとりあえず果たしたということで、自身とキラの傷を癒すためもあってオーブで隠遁。
プラントはもうシーゲル(プラントと、ラクス両方にとっての『父』だった)のものでは無い以上、彼女に
とって『歌姫』の幕はもうおりていた。
彼女の理想の体現者、運命の人、キラの心を癒すことがラクスにとっては大切だったのだ。

しかし突然に命を狙われ、キラを戦わせてしまうことに。彼の傷は癒されていないまま、ただやはり
ラクスの理想の人キラは戦いを決意する。
その後オーブが戦いに巻き込まれ、アスランまでデュランダルに取り込まれラクス『個人』の世界が
侵食されていく。 そこで彼女も再び、密かに、戦うことを決意する。
シーゲルの理想を求めるターミナル、ファクトリーと連絡を繋ぎ、彼女の理想、そしてそれを体現して
くれるキラのために準備をする。
平和のために戦う。その矛盾に彼女は気がつかない。

『歌姫』ラクスの存在を欲しがる、議長の真意を知るために、またターミナルとファクトリーの情報を密に
するために宇宙へ。
(これは、ミーアラクスの言葉を『歌姫ラクスの言葉だから』と無条件で信じないで欲しい、という忠告に近い。
道を見つけていない・指導者に戻る決意をしていない以上、自分に味方しろ、では無い)
デュランダルの目指すものが少し見えてきて。
それが『プラント』の国益を考えた時に必ずしも一致しない・ヘタをすればシーゲルらが志し、
せっかく獲得してきたものすら喪われるかもしれない、という危機感がつのる。
ラクスがもしデュランダルと対決するつもりならと、『プラント』を思うゆえに、秘密裏にラクスに剣を託す
勢力もあった。

デュランダルがオーブ(ラクス『個人』にとっての居場所)を抹消し、カガリ(ラクス『個人』の友人)の
声を塞ぐのにミーアラクス(『歌姫』の虚像を受け継いだ存在)を使った。これを受け、ラクスは『歌姫』
ラクス・クラインとしての自分を公の場で明らかにした。
少なくとも(自分にとっては過去のものであれ)『歌姫ラクス・クライン』を使って、自分の大事なものを
奪うことは許せなかった。
偽物疑惑で『歌姫』の看板を、 不明瞭なものとした。ミーアの理想が自分と同じものならば、
彼女にラクスを演じてもらうことは問題はなかった。ただ虚像だけを用いて
政治の道具して利用されるのは 自分の平和への理想と、反するものであった。

『反撃の声』ラストのラクスのセリフは、『歌姫』としての自分を一度は捨ててプラントを見捨てた自分が
プラント市民の前に立って責任を負い非難を受ける覚悟ができた、という意味である。
そして表舞台へ返り咲き。
『真実の歌姫~』の暗号は、反デュランダルの決起&クーデターを呼びかけるためのもので、
彼女はあくまで『プラントの』ラクス・クラインとして立った。


75 過去話設定の3倍 sage 2005/10/13(木) 00:45:23 ID:???
(4/4)
そして、ラクスのもとに数多くの支援者が集まり、彼女は自分が間違っていなかったと考える。
集まらなかった人々が何を考え、何を求め、どんな平和を求めていたかを考えないまま。
待っていただけでは世界は平和へと向かわない。ならば自分の愛する伴侶と共に
世界を変えていこうと、平和を望む。
自らの平和の理想への障害物は彼女の賛同者と共に、摘み取っていった。
ラクスの理想のもとに、彼女の小さな箱庭を求めるために、隣人を愛し、皆笑う世界へと

ラクス・クラインの目指す平和は、平和への理想は尊いものである。
しかし、それは表面的なものであることもまた事実である。
人の数だけ正義はあり、人の数だけ平和の理想は違うはずなのに。

彼女は、自分の平和と、理想と、想いが、何より大切だった。
母の言葉、世界を愛しなさいという言葉。(本来は「世界はあなたの物、あなたは世界の物」)
ラクスの理想の賛同者は多く、傍らに平和の具現者キラがいる。
最大多数の絶対幸福を重視し、そのためならば少数の不幸は見過ごす。
まさに神の思考なのだ。

平和を約束する勢力という利権のもとに、世界が歪み、それゆえ反撃の声があがる。
ラクスの平和…それに対する答えとは…


前スレ>>130 >>134 前々スレでたたき台つくってくださった皆様サンクス
一応修正Verです


76 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:46:37 ID:???
とりあえずC案の決からかな


77 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:46:59 ID:???
75
俺はこれに異論は無いよ。誰かつっこみある人いるかい?


79 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:47:36 ID:???
書き手二人が納得しているのなら特に異論はなし、で。


82 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:49:16 ID:???
前スレではA案に一票入れたが、
C案の方がより上手く通ってる感じがする。

C案賛成。つ一票


83 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:50:29 ID:???
俺もCでいい。書いてくれた方々、本当にご苦労様でした。


84 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:50:33 ID:???
C案
ごめん、WIKI版に追加した『欠点』描写も最後に挿入してくれると嬉しいな。
あとは全面的に賛成。

一方でラクスたちには、自分たちの決断がいかなる情報に基づいてなされたものなのか、を検証する気がまったく無いし、しようという観念すらまるでない。
これは、彼女たちの為政者としての最大の欠点であるといえる。
箱庭の外の声は、自然と届き難くなるのだから。


85 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 00:52:12 ID:???
夜組みはほぼC案で賛成で、後は昼組の判断待ちかな
前スレのA案から俺もC案に


90 (4/4)再編集版 sage 2005/10/13(木) 01:01:32 ID:???
(4/4)
そして、ラクスのもとに数多くの支援者が集まり、彼女は自分が間違っていなかったと考える。
集まらなかった人々が何を考え、何を求め、どんな平和を求めていたかを考えないまま。
待っていただけでは世界は平和へと向かわない。ならば自分の愛する伴侶と共に
世界を変えていこうと、平和を望む。
自らの平和の理想への障害物は彼女の賛同者と共に、摘み取っていった。
ラクスの理想のもとに、彼女の小さな箱庭を求めるために、隣人を愛し、皆笑う世界へと

ラクス・クラインの目指す平和は、平和への理想は尊いものである。
しかし、それは表面的なものであることもまた事実である。
人の数だけ正義はあり、人の数だけ平和の理想は違うはずなのに。

彼女は、自分の平和と、理想と、想いが、何より大切だった。
母の言葉、世界を愛しなさいという言葉。(本来は「世界はあなたの物、あなたは世界の物」)
ラクスの理想の賛同者は多く、傍らに平和の具現者キラがいる。
最大多数の絶対幸福を重視し、そのためならば少数の不幸は見過ごす。
まさに神の思考なのだ。

平和を約束する勢力という利権のもとに、世界が歪み、それゆえ反撃の声があがる。
一方でラクスたちには、自分たちの決断がいかなる情報に基づいてなされたものなのかを、
検証する気がまったく無いし、しようという観念すらまるでない。
これは、彼女たちの為政者としての最大の欠点であるといえる。
箱庭の外の声は、自然と届き難くなるのだから。

ラクスの平和…それに対する答えとは…


92 90 sage 2005/10/13(木) 01:02:29 ID:???
C案(4/4)に>>84を挿入しました。


160 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 01:55:32 ID:???
まあどっちにせよ、レジ側には有利だな
何せ、自分達で戦力を宇宙に割いてくれるおかげで
各地で反乱勃発、だがまわせる戦力が存在しないって展開なのだから



343 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 14:32:12 ID:???
ちょっと失礼。
夜組からの宿題。
Wiki版の、ラクスの思想とその軌跡のページを、
60、>>72、>>73、>>90に差し替えてもいいか?ということだ。

ちなみに元々のものを書いた人間が、他に示された対案と融合させる形で書いてくれた。
その対案を示した人間も賛意を表している。


347 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 14:50:32 ID:???
343
OK。
問題なしだ。

やってくれ。


348 343 sage 2005/10/13(木) 14:52:53 ID:???
ちなみに俺は既に、夜の時点で賛成している。
反対意見・指摘は無いか?


349 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 14:57:01 ID:???
348
OK、特に反論無いよ。


351 343 sage 2005/10/13(木) 15:00:39 ID:???
まあ反対意見・指摘は夜までに、だな。
夕方から参加っていう御仁も時々いるようだし。

流れを切って悪かった>ALL
さあ議論を続けてくれ。


352 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 15:00:58 ID:???
反対。
必要がない。
もう少し納得できる理由を。


354 343 sage 2005/10/13(木) 15:07:59 ID:???
352
昨日の流れで、対案よりWiki版のほうが支持を受けたんだ。
けど、Wiki版の文章を書いた本人が、対案(前版130)を読んで「この要素をいれて作りなおしたい」って言い出した。
その結果できたのがこれ。
現在Wiki版に乗っているものや、対案に比べて、これが一番良いという評価を夜組では受けた。
そういう経緯だったんだが、納得はしてもらえないか?


681 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 23:38:46 ID:???
種シリーズプロデューサー、竹田氏のお言葉です。

—————デスティニーで特に大事だったのは、「戦争を終わらせるにはどうすればいいか」だったんですよ。
現実でも何でも戦争というのは、究極的には「相手が憎い、殺したい」で始まってるんですよね。それを体現しているのが、シン・アスカなんです。彼は実は「現実における戦争」を具現化したキャラクターだったんですね。
シンは、首尾一貫して「あいつらが憎い、殺したい」で戦ってるんです。というか、周りの全てが憎かった。レイと議長以外はね。
ルナマリアを攻撃するときにマユやステラのイメージが出たのは、マユやステラに対して「どうして自分を置いていったのか?」という憎しみを抱いていたらなんです。
最後にステラが会いに来て、自分はとても愛されていたことに気がつくんですけどね。
それはキラやアスランも同じだった。AAの人たちでさえ、自分を愛してくれていたんだとステラに教えてもらったんです。
シンが現実における戦争の具現化なら、キラはそれに対する回答ですね。
僕はAAは現実にこそ必要だと思ってます。戦争を無くすには、無理矢理にでも兵器や戦争を起こしそうな人を倒していくしかないんですね。
その為には、国や理念にとらわれない正しい力が必要なんですよ。オーブがAAを支援しているのは隠されたメッセージで、日本がこういった役割をになっていけばいいんじゃないかと僕は思ってます。

4馬鹿の考えってこのLvだと思う。大丈夫なのかなこの人


690 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/13(木) 23:44:41 ID:???
『国や理念にとらわれない正しい力』とやらの、価値判断基準がわかんねーのが最大の問題なんだよな。
681にある主張にしてもAAにしても。


816 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/14(金) 02:17:22 ID:???
ある意味ラクシズの一番の被害者はメイリンかもしれない。


823 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/14(金) 02:30:03 ID:???
816
「ラクシズ」というより、
「ラクス・クライン」という人物に付随してしまった謎のカリスマ、とでも言うべきか。
ラクス本人がそんな異様なカリスマを求めたわけでもないだろうが、
なぜか世界を巻き込んでどんどん変な方向に捻じ曲げてしまう不気味なまでの影響力。
それはまさに「特異点」であり……

「特異点」は種死の尺の中だけで消滅すればまだ良かったのだろうが、
種死終了後の世界でもそれが存続し続けて世界はどんどん暴走していく。
そして個々のキャラの人生をも捻じ曲げていく。
ラクスは内心持っていたであろう、社会的責任を放棄した個人の暮らしに耽溺する権利を失った。
キラはラクスへの愛を証明するために自分を破壊者の位置に貶めた。
カガリは器を越えた役職から逃げられなくなった。
アスランは……こいつはあんまりかわんないかもしんないなぁw
シンは本来政治的主張とは無関係に得られるはずだった社会的認知を失った。
バルトフェルドが意欲を捨てたのは、「特異点」からの影響を避けるための自己防衛を無意識にとっていたのかも、しれない。
そして世界の人々は自分たちが人類史上最悪の軍事独裁体制の下で生きていることに気づく可能性を奪われた。

メイリンは姉殺しという自分の罪を指摘してくれる人、そしてその傷をふくめて彼女を肯定してくれる人が現れる可能性を失った。
彼女の行為は「特異点」の影響下においては「世界に弓引く者を討った正義」であり、
彼女が感じる「自分は姉を殺した人間だ」という罪の存在は、その中では問われないのだ。
姉を殺しながら、セレブとしてヒロインとして輝かしい世界に身をおく。
その内心と外面との乖離が彼女を蝕んでいく……

ごめん、チラシの裏です。忘れてw


890 通常の名無しさんの3倍 sage 2005/10/14(金) 10:46:44 ID:???
っていうかさ。
列挙されてるものを見ると、固まっている地盤のほうが少なくないか?
確かにここらでキャラの掘り下げをガンガンやっていったほうがいいのかもしれん。
キャラ単体だけじゃなく、キャラ同士の関係性についても。

ラクシズもだけど、特にレジスタンス側は大事だな。
ソラの成長云々もだけど、シンの五年間の経過にも関わってくるわけだし。
第一回のシンになるまでこのスレVer.の種D最終回からの成長を促したもの、与えられた要素、そういったものを内包していないとおかしい。
それらは勿論ソラにも影響を及ぼすだろうし、そこでソラが導き出す答えがシンとは違うものになってもいい。

物語が進む中で主役が成長し、それと共に主役を支える面子もまた成長していく、これが王道だと思う。
その為にはやっぱり掘り下げが重要だろう。
物語の中に描写を盛り込むかどうかは別として、人生年表が作れる程度には最低限作りこんでおいて損はないと思う。
キャラ萌えするとかもそうだけど、キャラの一貫性や深みを出すためには重要だと思うんだ。
逆に『このシーンで○○と言わせたい』『ここでは××という行動をとって欲しい』というイメージが先にありきで、そこに繋げるために作っていくという手法もある。

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